JPS5912188A - スクロ−ル形流体機械 - Google Patents

スクロ−ル形流体機械

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JPS5912188A
JPS5912188A JP12111282A JP12111282A JPS5912188A JP S5912188 A JPS5912188 A JP S5912188A JP 12111282 A JP12111282 A JP 12111282A JP 12111282 A JP12111282 A JP 12111282A JP S5912188 A JPS5912188 A JP S5912188A
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JP
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scroll
rotating
fixed
blades
plate
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JP12111282A
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English (en)
Inventor
Isao Tsuji
辻 功
Tetsuzo Kobashi
小橋 徹三
Yasuo Takahashi
康夫 高橋
Kotaro Naya
納谷 孝太郎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5912188A publication Critical patent/JPS5912188A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/001Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of similar working principle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数組のスクロール形圧縮部を有すスクロー
ル形流体機械に関する。
第1図に、従来のスクロール形流体機械としてのスクロ
ール圧縮機を示し、第2図(5)〜0に該スクロール圧
縮機の作用を示す。
その第1図に示されるスクロール圧縮機は、ケーシング
1、駆動軸2、偏心軸7、旋回スクロール9、固定スク
ロール10、スクロール形圧縮部としての圧縮室13、
ガスの吸入口14と吐出口15、旋回スクロール用のオ
ルダムキー16とオルダムリング17とバランスウェイ
ト18とを備えている。前記駆動軸2は、ケーシング1
内に設けられた軸受3,4に支持され、かつ継手6を介
して駆動源(図示省略)に連結されている。また、ケー
シング1と駆動軸2間にはシール部材5が介装されてい
る。前記偏心軸7は、駆動軸2の端部に偏心量ε′を有
して連結されている。前記旋回スクロール9は、ボス部
9′を介して偏心軸7に連結されており、該偏心軸7と
ボス部9′間には軸受8が設けられている。また、旋回
スクロール9は旋回うず巻き羽根11を有している。前
記固定スクロール10は、ケーシング1のカバーを兼ね
ている。また、固定スクロール10は固定うず巻き羽根
12を有している。前記圧縮室13は、旋回うず巻き羽
根11と固定うず巻き羽根12とが組み合わされて構成
されている。ガスの吸入口14と吐出口15とは、前記
固定スクロール12に形成され、前記圧縮室13に連通
している。
そして、このスクロール圧縮機では駆動軸2が回転する
と、旋回スクロール9はオルダムキー16とオルダムリ
ング17どの作用で自転が拘束(3) され、姿勢が変わらないように保持され、かつ駆動軸2
に偏心量ε′を有して連結された偏心軸7の作用で偏心
量ε′を回転半径とするみそ拙り運動を行う。旋回スク
ロール9が前述のととくみそ揺り運動するに伴い、第2
図囚〜(ハ)に示されるように、旋回うず巻き羽根11
の中心19が固定うず巻き羽根12の中心20の回如に
、0° (第1図囚)から90° (第1図■)、18
0° (第1図(C’l)、270’(第1図■)と移
動して行くと、旋回うず巻き羽根11と固定うず巻き羽
根12間に形成されているほぼ三日月形の圧縮室13が
固定うず巻き羽根12の中心20の回りに移動しながら
徐々に容積を縮小して行く。その結果、吸入口14から
吸入されたガスが圧縮され、圧縮されたガスは吐出口1
5が開かれたときに、該吐出口15から取り出される。
しかしながら、前記従来技術では、旋回スクロール9と
固定スクロール10間に、旋回うず巻き羽根11と固定
うず巻き羽根12とにより圧縮室13が1個しか構成さ
れておらず、また1個しか(4) 構成できないものと考えられていた。したがって、大形
、大容量機の場合には、圧縮室13を構成する旋回、固
定うす巻き羽根11.12を大きくし、偏心量C′を大
きくしている。その結果、旋回スクロール9の遠心力が
増大し、このため振動が大きくなる欠点があり、旋回ス
クロール9のボス部9′の軸受荷重が大きくなるため、
軸受寿命が短く、信頼性に乏しい欠点がある。さらに、
旋回スクロール9の重心のバランスをとるため、バラン
スウェイト18を大きくしたり、あるいは旋回スクロー
ル9の板材を厚くして削シ加工を施したりする必要があ
るので、高速化、小形化を図シ得々い欠点がある。また
、各種機能をもった流体機械のシリーズ化を図る場合に
は、それぞれの加工工具および加工機械を必要とする欠
点もあった。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消すべく、旋
回スクロールの遠心力を減少でき、しかも色々な機種を
容易にシリーズ化し得るスクロール形流体機械を提供す
るにある。
本発明の特徴は、旋回スクロールの旋回板に複数個の旋
回うす巻き羽根を設け、固定スクロールの固定板に旋回
うす巻き羽根と同数の固定うす巻き羽根を設け、前記旋
回うす巻き羽根と固定うす巻き羽根とを組み合わせて複
数組のスクロール形圧縮部を構成するとともに、前記旋
回板を駆動軸に、設定された偏心量を回転半径としてみ
そ描り運動を行い得るように連結したところにあり、こ
の構成により前記目的を確実に達成することができたも
のである。
次に、本発明を図面に基づいて説明する。
第3図および第4図は、本発明スクロール形流体機械と
してのスクロール圧縮機の第1の実施例を示し、第5図
ないし第8図は、この第1の実施例の作用状態を示す。
これらの図に示される第1の実施例のものは、ケーシン
グ21、駆動軸22、偏心軸27、旋回スクロール29
、固定スクロール30、前記旋回、固定スクロール29
.30間に構成されたスクロール形圧縮部としての4個
の圧縮室35a〜35d1ガスの吸入口36a〜36d
と吐出口37a〜37d1オルダムキー38とオルダム
リング39、バランスウェイト40とを備えている。
前記駆動軸22は、ケーシング21内に設けられた軸受
23.24に支持され、か・つ継手26を介して駆動源
(図示せず)に連結されている。なお、ケーシング21
と駆動軸22間には、シール部材25が介装されている
前記偏心軸27は、駆動軸22の端部に偏心量εを有し
て連結されている。
前記旋回スクロール29は、旋回板31と、これの一方
の面に円周方向に等間隔をおいて設けられた4個の旋回
うず巻き羽根33a〜33dとを有している。また、旋
回スクロール29は旋回板31に設けられたボス部31
′を介して前記偏心軸27に連結されておシ、この偏心
軸27とボス部31′間には軸受28が設けられている
前記固定スクロール30は、固定板32と、これの一方
の面に設けられた4個の固定うず巻き羽根34a〜34
dとを有している。前記固定板32は、ケーシング21
にボルト(図示せず)等により結合され、ケーシング2
10カバーを兼ねている。前記固定うず巻き羽根34a
〜34dは、旋回うず巻き羽根33a〜33dに対応し
て配置されている。
そして、この第1の実施例では、第4図に示されるよう
に、固定板32の中心41を通るY −X線上の、前記
中心41から等距離の位置に、旋回うず巻き羽根33a
と固定うず巻き羽根34aの組と、旋回うず巻き羽根3
3Cと固定うず巻き羽根34Cの組とが配置され、Y−
Y線と直交するX−X線上の、前記中心41から等距離
の位置に、旋回うず巻き羽根33bと固定うず巻き羽根
34bの組と、旋回うず巻き羽根33dと固定うず巻き
羽根34dの組とが配置されておシ、さらにこれら旋回
、固定うず巻き羽根33a、34a〜33d34dの組
は固定板32からみて同じ向きに配置されている。
前記圧縮室35a〜35dは、当該旋回うず巻き羽根3
3a〜33dと固定うず巻き羽根34a〜34dとを組
み合わせて形成されており、したかって旋回スクロール
29と固定スクロール30間には4組の圧縮室が構成さ
れている。
ガスの吸入口36a〜36dと吐出口37a〜37dと
は、固定板32に前記各圧縮室35a〜35dに1個宛
設けられている。
なお、第4図〜第8図中、42a〜42dは固定板上に
設定された回転中心を示す。
前記第1の実施例のスクロール圧縮機は、次のように作
用する。
すなわち、駆動軸22が回転すると、旋回スクロール2
9の旋回板31はオルダムキー38とオルダムリング3
9の作用によシ自転が拘束され、かつ駆動軸22に偏心
量εを有して連結された偏心軸27によシ回転駆動烙れ
るので、姿勢を変えないように保持されつつ偏心量6を
回転半径としてみそ揺シ運動を行う。かかるみそ捕シ運
動は、旋回板31のいかなる位置を採ってみても同一で
ある。
前記旋回板31がみそ捕り運動すると、該旋回板31に
設けられた4個の旋回うず巻き羽根33a(9) 〜33dは固定板32上に設定された回転中心42a〜
42dの回りに同一条件で旋回する。そして、第5図〜
第8図に示されるごとく、各旋回うず巻き羽根33a〜
33dが同時に、固定板3z上に設定された回転中心4
2a〜42dの回りを00から90° 、180°、2
70°へと旋回して行くに伴い、当該旋回うず巻き羽根
33a〜33dと固定うず巻き羽根34a〜34dとで
構成された圧縮室35a〜35dが移動しながら徐々に
容積を縮小して行き、吸入口36a〜36dから吸入さ
れたガスが一斉に圧縮される。ついで、その圧縮された
ガスは、各圧縮室35a〜35dの吐出口378〜37
dが開かれるに伴い、当該吐出口37a〜37dから吐
出される。
次に、第9図、第10図は、本発明の第2.第3の実施
例を示す。
その第9図に示される第2の実施例では、平面からみて
Y−X線上に位置する旋回うず巻き羽根43aと固定う
ず巻き羽根44aの組と、旋回うず巻き羽根43Cと固
定うず巻き羽根44Cの組(10) は固定板32の中心410回りに、互いに180゜対称
の向きに配置され、X−X線上に位置する旋回うず巻き
羽根43bと固定うず巻き羽根44bの組と、旋回うず
巻き羽根43dと固定うす巻き羽根44dの組とは固定
板32の中心410回りに、互いに180°対称の向き
に配置されている。
また、第10図に示される第3の実施例のものは、平面
からみて、Y−Y線上に位置している旋回うず巻き羽根
45aと固定うず巻き羽根46aの組と、旋回うす巻き
羽lN45cと固定うず巻き羽根46Cめ組とは同じ向
きに配置され、X−X線上に位置する旋回うず巻き羽根
45bと固定うず巻き羽根46bの組と、旋回うず巻き
羽根45bと固定うず巻羽根46dの組とは同じ向きに
配置されている。
これら第2.第3の実施例からも分かるように、本発明
ではうすの巻き方向さえ同じであれば、各旋回、固定う
す巻き羽根の組の向きは任意である。
なお、これら第2.第3の実施例とも他の構成は前記第
1の実施例と同様であり、作用も同様で(11) ある。
次に、第11図および第12図は、本発明の第4、第5
図の実施例を示す。
すなわち、第11図に示される第4の実施例のものは、
旋回板47の空いている中央部を利用して、筒状のボス
部48の一半部を旋回板47における旋回うず巻き羽I
J51a、51bが設けられている面側に突出させ、ボ
スs4Bの他生部を旋回板47の他の面側に突出させて
いる。つまり、ボス部48の軸方向の略中間部に旋回板
47が取シ付けられている。
さらに、第12図に示される第5の実施例のものは、ボ
ス部49を旋回板47の空いている中央部における旋回
うず巻き羽根51a、51bが設けられている面側に突
出されている。すなわち、偏心軸(図示せず)に嵌合す
る側のボス部49の端部に旋回板47が取り付けられて
いる。
その結果、これら第4.第5の実施例では、従来技術に
比べて次のごとき利点がある。
(イ)旋回スクロール全体の軸方向の寸法を短くす(1
2) ることかできる。
(イ)前記のごとく、旋回スクロール全体の軸方向の寸
法を短くできるので、モーメントの腕を小すくテキ、旋
回スクロールの遠心力と平衡させるバランサを小さくで
キ、シたがってコンパクトにまとめ得る。
(つ)遠心力、ガス力による転覆モーメントを小さくで
き、旋回スクロールの取り付は方によっては転覆モーメ
ントをなくすることも可能である。
に)軸受50を擁するボス部48.49を大きく取れる
ため、軸受寿命、信頼性を向上させ得る。
(3) 軸受50に斜状ころを用いた時は、エツジロー
ドによるフレーキング損傷をかくすることができる。
前記第4.第5の実施例を示す第11図、第12図では
、2個の旋回うず巻き羽根51a。
51bを代表して示しているが2個に限らない。
なお、第11図および第12図において、50はボス部
と偏心軸間に介装される軸受を示す。
ついで、第13図、第14図および第15図は、(13
) 本発明の第6.第7および第8図の実施例を示す。
その第13図に示される第6の実施例では、菱形の旋回
板52に4個の旋回うず巻き羽根53a〜53dが配置
され、当該旋回うず巻き羽根53a〜53dに固定うず
巻き羽根54a〜54dが組み合わされている。
また、第14図に示される第7の実施例では、長方形の
旋回板55の長手方向に2個の旋回うず巻き羽根56a
、56bが配置され、当該旋回うず巻き羽根56a、5
6bに固定うず巻き羽根57a、57bが組み合わされ
ている。
さらに、第15図に示される第8の実施例では第7の実
施例における旋回板55の略2倍の長さの長方形の旋回
板58の長手方向に4個の旋回うず巻き羽根59a〜5
9dが配置され、当該旋回うず巻き羽根59a〜59d
に固定うず巻き羽根60a〜60dが組み合わされてい
る。
これら第6〜第8の実施例から分かるように、本発明で
は旋回板はいかなる形状であってもよく、また旋回、固
定うす巻き羽根の組の配列位置も自(14) 由に選択することができる。
次に、第16図、第17図は、本発明の第9゜第10の
実施例を示す。
その第16図に示される第9の実施例では、旋回板61
の中心62を通るY−Y線とX−X線上に、それぞれ2
個ずつ旋回うす巻き羽根が設けられており、Y−X線上
の2個の旋回うず巻き羽根63a、63Cは互いに向き
が同じに配置され、その中心64a、64Cは旋回板6
1の中心62から等距離の位置に配置されておらず、重
心65a。
65Cが旋回板61の中心62から等距離1.の位置に
配置されており、X−X線上の2個の旋回うず巻き羽根
63b、63dは互いに向きが同じに配置され、その中
心64b、64dは旋回板61の中心62から等距離の
位置に配置されておらず、重心65b、65dが旋回板
61の中心62から等距離t2の位置に配置されている
。これによυ、旋回板61と4個の旋回うず巻き羽根6
3a〜63dとを含む旋回スクロールの重心を旋回板6
1の中心62に一致させてバランスをと(15) つている。
また、第17図に示される第10の実施例では、旋回板
66の中心67を通るY−Y線とX−X線上に、それぞ
れ2個ずつ旋回うす巻き羽根が設けられており、Y−X
線上の2個の旋回うず巻き羽根68 a、68Cは向き
が旋回板66の中心67の回りに、互いに1800対称
となるように配置され、旋回うず巻き羽根68a、68
Cの中心69 a、69Cおよび重心70a、’yoc
は旋回板66の中心67から等距離の位置に配置されて
おり、x−X方向の2個の旋回うず巻き羽根68b。
68dは向きが旋回板66の中心67の回如に、互いに
1800対称となるように配置され、旋回うず巻き羽根
68b、68dの中心69b、69dおよび重心70b
、70dは旋回板66の中心67から等距離の位置に配
置されている。その結果、この第10の実施例において
も、旋回板66と4個の旋回うず巻き羽根68a〜68
dとを含む旋回スクロールの重心を旋回板66の中心6
7に一致させてバランスをとっている。
(16) なお、これら第9.第10の実施例では旋回うず巻き羽
根が4個の場合についてのみ示されているが、これに限
らず、旋回うす巻き羽根を複数個備えるもの全般に適用
できる。
そして、これら第9.第10の実施例は、次のごとき利
点がある。
に)旋回うず巻き羽根を1個とする従来技術では、旋回
スクロールの旋回板の中心と重心とが一致せず、そのア
ンバランスを解消すべく、旋回板の一部分を削9取る加
工を施したシ、バランスウェイトを調整する等の手数が
講じられていた。
これに対して、前記本発明の第9.第10の実施例によ
れば、複数個の旋回うす巻き羽根の配置位置、または向
きを任意に設定することによって、前述従来技術では不
可欠とされていたアンバランスを解消するだめの手段を
省略することができる。
(イ)旋回板と複数個の旋回うす巻き羽根とを含む旋回
スクロール全体の重量を軽減できるため、遠心力を減少
でき、旋回板のボス部の軸受寿命(17) 一ζ および信頼性の向上を図ることができ、高速化および小
形化が可能である。
ついで、第18図および第19図は本発明の第11の実
施例を示し、第20図および第21図は本発明の第12
の実施例を示す。
その第18図および第19図に示される第11の実施例
のものは、旋回板71の中心72を通るY−Y線および
X−X線上に、2個ずつの旋回うす巻き羽根が設けられ
、Y−X線上の旋回うず巻き羽根73a、73Cは巻き
数が多く、向きが旋回板71の中心720回りに、互い
に1800対称となるように配置されており、X−X方
向の2個の旋回うず巻き羽根73b、73dは巻き数が
少なく、向きが旋回板71の中心72の回如に、互いに
180°対称となるように配置されており、かつ4個の
旋回うず巻き羽根73a〜73dは高さが同一に形成さ
れている。したがって、巻き数の多い旋回うず巻き羽根
73a、73Cに対して、巻き数の少ない旋回うず巻き
羽根73b、73dは吸込容量が小さく、しかも旋回板
71と4個の(18) 7− 旋回うず巻き羽根73a〜73dとを含む旋回スクロー
ル全体の重心のバランスが保たれている。
そして、第20図および第21図に示される第12の実
施例のものは、旋回板74の中心75を通るY−Y線上
の2個の旋回うず巻き羽根76a。
76Cは高さが高くかつ向きが旋回板74の中心75の
回りに、互いに180°対称となるように配置され、X
−X方向の2個の旋回うず巻き羽根76b、76dは高
さが低くかつ向きが旋回板74の中心75の回如に、互
いに180°対称となるように配置されておシ、4個の
旋回うず巻き羽根76a〜76dの巻き数は同一とされ
ている。
その結果、高さが高い旋回うす巻き羽根76a。
76Cに対して、高さが低い旋回うず巻き羽根76b、
76dは吸込容量が小さく、シかも旋回板74と4個の
旋回うず巻き羽根76a〜76dとを含む旋回スクロー
ル全体の重心のバランスが保たれている。
したがって、これら第11.第12の実施例では、単一
の機械で吸込容量が大きい圧縮室と、吸(19) 迷容量が小さい圧縮室とをもった多段圧縮機を構成する
ことができる。
進んで、第22図ないし第26図は、本発明の第13の
実施例を示し、第27図および第28図に本発明の第1
4の実施例を示す。
その第22図ないし第26図に示される第13の実施例
では、単一の旋回板77に複数個の旋回スクロールユニ
ット79が、固着手段を介して取り付けられている。
前記各旋回スクロールユニット79は、第22図、第2
3図に明示されるように、パネル80と、これに1個設
けられた旋回うず巻き羽根81とを有して構成されてい
る。
前記旋回板77の一方の面には、前記旋回スクロールユ
ニット79が第24図に示される例では4個、適正配置
されており、各旋回スクロールzニット79は旋回板7
7にボルト等の固着手段を介して、必要によシ交換可能
に取り付けられている。
そして、第25図に示される例では、旋回板(20) 77の厚さ方向の一半部に旋回スクロールユニット79
のパネル80を嵌合し得る大きさの第1の孔78aが形
成され、他半部には同旋回スクロールユニット79の旋
回うず巻き羽根81を挿通し得る大きさの第2の孔78
bが形成され、この第2の孔78bから前記旋回うず巻
き羽根81を挿通し、第1の孔78aに前記パネル80
を嵌め込んだうえで、パネル80を旋回板77にボルト
82で固着している。
まだ、第26図に示される例では、旋回板77の厚さ方
向の一半部に、旋回スクロールユニット79のパネル8
0を嵌合し得る大きさの取り付は孔78Cが形成されて
おり、該取り付は孔78Cに前記パネル80を嵌め込み
、ボルト82で固着している。
さらに、第27図および第28図に示される第14の実
施例では、単一の固定板83に複数個の固定スクロール
ユニット85を、固着手段を介して取シ付けているが、
図面では1個のみが示されている。
(21) 前記固定スクロールユニット85は、パネル86と、こ
れに1個設けられた固定うず巻き羽根87とを有して構
成されている。
そして、第27図に示される例では、固定板83の一方
の面から他方の面に向かって、前記固定スクロールユニ
ット86のパネル87を嵌合し得る大きさの第1の孔8
4aと、同固定スクロールユニット85の固定うず巻き
羽根87を挿通し得る大きさの第2の孔84bと、旋回
うす巻き羽根(図示せず)を受は入れる第3の孔84C
とが形成されており、前記第2の孔84bから第3の孔
84C内へ前記固定うず巻き羽根87を挿通し、第1の
孔84aに前記パネル86を嵌合した後、パネル86を
固定板83にボルト88で固着している。
また、第28図に示される例では、固定板83に前記固
定スクロールユニット85のノくネル86を嵌合し得る
大きさの第1の孔84dと、旋回うす巻き羽根(図示せ
ず)を受は入れる第2の孔84eとが形成されており、
第1の孔84Cに前(22)            
’ 記パネル86を朕め込み、該パイ・ル86を固定板B3
にボルト8Bにより固着している。
なお、固定板83には吸入孔と吐出孔とが設けられでい
るが、第27図および第28図中では省略されている。
前記第22図ないし第28図に示される本発明の第13
.第14の実施例では次の利点がある。
(ト) 旋回、固定スクロールユニットの巻き数、高さ
2個数等を変えることにより吸込容量が異なる機種を容
易に製作できる。
(イ) 旋回、固定スクロールユニットを、同一の設備
により大量生産できるので、コストダウンを図り得る。
(つ)旋回、固定スクロールユニットのみを圧縮時の圧
力に応じて軽量な材料で構成することもできるので、全
体の軽量化を図り得る外、旋回スクロールユニットの軽
量化により旋回板と複数間の旋回スクロールユニットと
を含む旋回スクロール全体の重量を軽減できるので、遠
心力を減少でき、したがって旋回板のボス部の軸受前(
23) 命、信頼性を向上でき、高速化、小形化をも図υ得る。
に)旋回、固定スクロールユニットが故障したときは、
その故障したスクロールユニットのみを交換するだけで
足りるので、メンテナンス上も有利である。
本発明は、以上説明した構成9作用のもので、本発明に
よれば旋回板に設けられた複数個の旋回うす巻き羽根と
、固定板に前記旋回うず巻き羽根と同数設けられた固定
うす巻き羽根とで、複数組のスクロール形圧縮部を構成
し、旋回板を駆動軸に設定された偏心量を回転半径とし
てみそ播如運動し得るように連結した構成としているの
で、次のごとき効果がある。
(a)  大形、大容量機であっても、複数個のスクロ
ール形圧縮部に機能を分担させ得るので、各組の旋回、
固定うす巻き羽根の大きさを小さくし、かつ駆動軸と偏
心軸間の偏心量を小さくできるので、旋回板と旋回うす
巻き羽根とを含む旋回スクロール全体の遠心力を減少さ
せ得る効果を(24) 有し、ひいては振動を小さくでき、旋回板のボス部の軸
受寿命、信頼性を向上できる効果がある。
(b)  複数個の旋回うす巻き羽根を有しているので
、かかる複数個の旋回うず巻き羽根の向きあるいは配置
位置を選定することにより旋回スクロールの重心を旋回
板の中心に容易に一致させることができ、したがって従
来行っていた旋回板を厚くして削り加工を施したシ、煩
雑なバランスウェイトの調整操作を必要とせずに、旋回
スクロールのバランスを保ち得る効果を有し、ひいては
高速化、小形化をも図シ得る効果がある。
(C)  旋回、固定うす巻き羽根の個数2巻き数、高
さ等を変えることによ如、旋回スクロールのバランスを
保ちつつ吸込容量を簡単に変えられるので、色々な機種
を容易にシリーズ化し得る効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスクロール形流体機械としてのスクロー
ル圧縮機の縦断正面図、第2図囚〜0は(25) 従来のスクロール圧縮機の平面からみた作用説明図、第
3図は本発明スクロール形流体機械としてのスクロール
圧縮機の第1の実施例の縦断正面図、第4図は第3図中
W−IV線横断平面図、第5図〜第8図はそれぞれ第1
の実施例の平面からみた作用説明図、第9図および第1
0図は本発明の第2および第3の実施例を示す横断平面
図、第11図および第12図は本発明の第4および第5
の実施例を示す縦断側面図、第13図、第14図および
第15図は第6.第7および第8の実施例の横断平面図
、第16図および第17図は本発明の第9および第10
の実施例の横断平面図、第18図および第19図は本発
明の第11の実施例を示すもので、旋回板と複数個の旋
回うす巻き羽根とを組み合わせた部分の平面図および正
面図、第20図および第21図は本発明の第12の実施
例を示すもので、旋回板と複数個の旋回うす巻き羽根と
を組み合わせた部分の平面図および側面図、第22図〜
第26図は本発明の第13の実施例を示すもので、第2
2図は旋回スクロールユニットの平面(26) 図、第23図は同側面図、第24図は旋回板と複数個の
旋回スクロールユニットとの配置状態を示す斜視図、第
25図および第26図は旋回板と旋回スクロールユニッ
トとの固着状態の縦断面図、第27図および第28図は
本発明の第14の実施例を示すもので、固定板と固定ス
クロールユニットとの固着状態の縦断面図である。 21・・・ケーシング、22・・・駆動軸、27・・・
偏心軸、ε・・・駆動軸と偏心軸間の偏心量、29・・
・旋回スクロール、30・・・固定スクロール、31・
・・旋回板、32・・・固定板、33a〜33d・・・
旋回うず巻き羽根、34a〜34d・・・固定うず巻き
羽根、35a〜35d・・・スクロール形圧縮部として
の圧縮室、36 a 〜36 d・・・ガスの吸入口、
37a〜37d・・・同吐出口、38・・・オルダムキ
ー、39・・・オルダムリング、41・・・固定板の中
心、42a〜42d・・・固定板に設定された回転中心
、47,52゜55.58,61,66.71,74.
77・・・旋回板、41,62,67.72・・・旋回
板の中心、43 a 〜43d ;45 a 〜45d
 ;51 a、51b(27) ;53a〜53d;56a、  56di59a 〜5
9d  ;63  a 〜63d  168a 〜68
d  ;73a〜73d ;76a〜76d・・・旋回
うず巻き羽根、44 a 〜44d  ;46 a−4
6d  ; 54 a 〜54di57a、57b ;
60a 〜60d−固定うず巻き羽根、62,67.7
2・・・旋回板の中心、64a〜64d;69a〜69
d・・・旋回うず巻き羽根の中心、65 a 〜65d
 170a 〜70d・−旋回うず巻き羽根の重心、7
7・・・旋回板、79・・・旋回スクロールユニット、
80・・・旋回スクロールユニットのパネル、81・・
・同旋回うす巻き羽根、82・・・固着手段であるボル
ト、83・・・固定板、85・・・固定スクロールユニ
ット、86・・・固定スクロールユニットのパネル、8
7・・・同固定うす巻き羽根、(28) カ゛ス 0 CD) 図 (1113) (C) 第 3 図 第 LI−図 第 5 図 第 2 図 第7図 イ立X  /80゜ 柘 8図 イ立’X Z70’ 1 ′7 図 第 70 図 γ桐 第四図 茅 15図 第1g図 第21 図 74゜ 拓ZZ凶     第23図 第Zl/−図 ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、旋回スクロールの旋回板に複数個の旋回うず巻き羽
    根を設け、固定スクロールの固定板に旋回うす巻き羽根
    と同数の固定うす巻き羽根を設け、前記旋回うず巻き羽
    根と固定うす巻き羽根とを組み合わせて複数組のスクロ
    ール形圧縮部を構成するとともに、前記旋回板を駆動軸
    に、設定された偏心量を回転半径としてみそ播り運動を
    行い得るように連結したことを特徴とするスクロール形
    流体機械。 2、前記複数個の旋回うす巻き羽根は、旋回板と旋回う
    ず巻き羽根とを含む旋回スクロールの重心が旋回板の中
    心と一致するように配置されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のスクロール形流体機械。 3、前記複数組のスクロール形圧縮部中、少なくとも1
    組のスクロール形圧縮部は他のスクロール形圧縮部と吸
    込密量が異なっていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のスクロール形流体機械。 4、前記複数個の旋回うす巻き羽根と、これと同数の固
    定うす巻き羽根中、少なくともいずれか一方のりす巻き
    羽根は、固着手段を介して交換可能に取り付けられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスクロ
    ール形流体機械。
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