JPS59121141A - セメント混和材の製造法 - Google Patents

セメント混和材の製造法

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JPS59121141A
JPS59121141A JP22737182A JP22737182A JPS59121141A JP S59121141 A JPS59121141 A JP S59121141A JP 22737182 A JP22737182 A JP 22737182A JP 22737182 A JP22737182 A JP 22737182A JP S59121141 A JPS59121141 A JP S59121141A
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cement
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insoluble anhydrite
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種田 寛司
中山 紀男
南部 惇
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Nihon Cement Co Ltd
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Nihon Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不溶性無水石膏を混合した早期高強性セメント
混和材の新規な製造法に関し、さらに詳しくは不溶性無
水石膏を特定粒度範囲に単独粉砕した後、セメントと混
合するセメント混和材の製造法に関する。
従来からポルトランドセメントに微粉砕した不溶性無水
石膏を1〜15係添加し蒸気養生すると強度が増進する
ことが知られているが、不溶性無水石膏をボールミル等
で微粉砕するとき、粉砕された微粉同士が付着して粉砕
が阻害され、不溶性無水石膏が付着水分で濡れていると
きは、微粉の付着が促進され粉砕が困難となる。従って
この対策としてポルトランドセメントまたはボルトラン
ドセメントタリンカを不溶性無水石膏に混合して粉砕す
る方法があるが、この方法では不溶性無水石膏、セメン
トのそれぞれの粒度が管理できない。
粉砕物はプレーン値として表示されてもそれは平均的細
かさの値であって粒度分布を示すものではない。すなわ
ち強度に影響する細かΔとして、粗すぎると強度の増進
は少なく、また細がすぎるとコンクリートの作業性が悪
くなシ、特に遠心成形時は内面近くに石膏の微粉が偏り
有効に働がないという欠点があった。
本発明者らはかかる実情に鑑み、不溶性無水石膏の粉砕
て関し、粒度と強度との関係、微粉同士の付着の問題、
さらに有効な粉砕機の選定等につき種々研死した結果、
不溶性無水石膏の粒組成とコンクリート強度との関係に
ついては 44μ以上   35重量係以下 44〜2.8μ  55〜75重量係 28μ以下   20重重量板下“ の粒組成のものがコンクリート強度の発現、コンクリー
トの作業性に最適であることを見出した。
すなわち44μ以上の不溶性無水石膏はポルトランドセ
メントとの反応が十分でなく、強度の発現には少ない方
が好ましい。また2、8μ以下の不溶性無水石膏が多い
とコンクリート成形時の単位水量が増えてコンクリート
強度の発現に好ましくない上、遠心成形時に不溶性無水
石膏が内面に浮き出て締め固めが不良となる更に粉砕に
多くのエネルギーを必要とするので好ましくない。
不溶性無水石膏の粉砕には衝撃粉砕機(例えば奈良式自
由粉砕機等)を用いることによシ微粉同士の付着が少な
く、かつ上記の好ましい粒度範囲の微粉に粉砕するのが
容易であることをも見出し撃力を受けて微粉砕され、さ
らに外周ビンとスクリーンによシ衝撃粉砕された後に排
出されるが、不溶性無水石膏の粒度は回転盤の回転数、
衝撃ビンの本数並びにスクリーンの孔径により調整でき
る利点が6.H、セパレーター分級によシ有効な粒 4
゜組成とすることができる。セパレーターで分級し、粗
粒分は再び粉砕機に戻し閉回路粉砕すると粗粒分、微細
粒分の生成が少なく、有′効な粒分を多ぐすることが可
能である。その上セパレーター分級には多量の空気が使
用されるため、不溶性無水石膏中の付着水分は粉砕機外
に持ち去られるので1係程度の付着水分でも微粉同士の
付着なしに粉砕できる。さらには粉砕機に熱風を入れる
ことによシ付着水分が約10係程度含まれていても粉砕
は容易である。
また、ポル1ランドセメントクリンカの粉砕助剤として
ジエチレングリコール、トリエタノールアミン、リグニ
ンスルホン酸塩などが広く用いられているが、不溶性無
水石膏の粉砕にはこれらのものは未だ使用された例はな
い。不溶性無水石膏の粉砕時にこれらジエチレングリコ
ール、トリエタノールアミン、リグニンスルホン酸塩等
の界面活性剤を不溶性無水石膏に添加すると微粉の再結
合が減少し、粉砕が促進されることも見出した。
さらにコンクリート成形時に添加する高性能減水剤(例
えばマイティ、メルメント等)も研死の結果、上記界面
活性剤と同様に析砕助剤として有効であることも判明(
また。高性能減水剤を粉砕助剤として使用した場合は粉
砕後において減水剤としての効力を損うことなく不溶性
無水石膏中に残存するので高強度コンクリート1の減水
剤として有効に働くことも確認された。
以上の各知見を総合して不溶性無水石膏を単独あるいは
界面活性剤または高性能減水剤を添加(〜で粉砕し44
μ以上35重量係以下、44〜2.8μ55〜75重量
係、2.8μ以下20重量係以下としたもの100重量
部にポルトランドセメント系セメント15〜100重量
部を混合することを特徴とするセメント混和材の製造法
を発明するに至ったものである。
不溶性無水石膏の粉砕時に添加する界面活性剤、高性能
減水剤は粉状又は液状のものが使用可能であり、液状の
ものは不溶性無水石膏の粉砕時に熱風を吹込む方法で採
用することが出来る。またその添加量は不溶性無水石膏
100重量部当り固形分として10重量部以下である。
10重量部以下に限定したのは不溶性無水石膏を主成分
とするこの種也和材はセメントに対し通常10係程度以
下で使用されるためにコンクリート混線時に用いられる
高性能減水剤の全量をプレミックスした場合の値を基準
としたためである。
不溶性無水石膏を単独粉砕し規定する粒組成になったも
のをポルトランドセメント系セメントに混合するが、ポ
ルトランドセメント系セメントとしては普通、早強、超
早強、中庸熱ポルトランドセメント並びにシリカセメン
ト、フライアッシュセメント、高炉セメントが用いられ
、早期強度の目的には早強セメント、超早強セメントの
混合が特に有効である。
混合量は不溶性無水石膏100重景部に対し上記セメン
ト15〜100重量部である。ポルトランド系セメント
15重量部以下では、不溶性無水せつこうの分散に効果
は少ない。又100重量部以上ではコンクリートに多量
に添加するため、経済上、取扱上から混和材としての利
点が少なくなるからである。
不溶性無水石膏の粒組成は試料2.52をエチルアルコ
ール2tに分散させLEBDS & NOR,THI■
P製マイクロトランク粒度分析計(モデル7991−0
1)で、176.125,88,62,44.31’。
22.16,7.8,5.5.3.9.および2.8μ
の通過分の測定結果から、44μ以上、44〜2.8μ
、2.8μ以下の粒組成を計算によって求める。
本発明のセメント混和材の製造法は不溶性無水石膏を粉
砕機で特定校組成に単独粉砕し、セメントと混合するこ
とにより不溶性無水石膏微粉同士の何着もなく、またあ
る程度の付着水分を有する場合も容易に粉砕でき、かつ
コンクリート強度が大きいセメント混和材を与える。さ
らに粉砕時に界面活性剤、高性能減水剤の添加は上記好
適な粉砕を促進させ、特に高性能減水剤の添加はセメン
ト混和材中に均一に分散しているので減水の効果をよシ
高めることができる上、現場での混線作業の合理化をは
かることができる。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1 不溶性無水石膏を奈良式自由粉砕機M−4型で粉砕して
、粒組成の異なる粉砕物を5種類得た。
この微粉の不溶性無水石膏100重量部に普通ポルトラ
ンドセメント50重量部を混会し、セメント混和材を製
造した。
このセメント混和材を表1に示す配合でコンク表2に示
す通シ、不溶性無水石膏の粉砕物100重量部に対して
、混和するセメントの量が10重景部を越えると、圧縮
強度が高いことが認められた。また混和するセメントは
普通ポルトランドセメントよりも早強ポルトランドセメ
ントの方が、圧縮強度が高くなることも認められた。
実施例3 つぎに不溶性無水石膏の粉砕時に高性能減水剤又は界面
活性剤を添加した場合の粉砕助剤効果およびコンクリー
トの減水効果を調べた。その結果を表3に示す。なおコ
ンクリート1m当りに配合する高性能減水剤の量は、既
に不溶性無水石膏の粉砕時に添加した分だけ減じ、総量
を一定に1−た。
表3に示す通り、高性能減水剤又は界面活性剤を添加す
れば粉砕高化があがることから、その粉砕助剤効果が認
められた。又コンク’J−) 1 m’当シに配合する
高性能減水剤の量を減らしてもスランプ値が一定となる
ことから粉砕時に添加した高性能減水剤がその一2″!
残シコンクリートの減水効果に寄与することが認められ
た。
【図面の簡単な説明】
図はコンクリート成形後の常圧蒸気養生のフローシート
でおる。 特許出願人   日本セ゛メント株式会社代理人 弁理
士伊東 彰 第 1 図 24h「

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不溶性無水石膏を粉砕機で単独粉砕して粒度 4
    4μ以上  35重重量風下 44〜2.8μ 55〜75重量係
  2. 2.8μ以下  20重量係以下 としたもの100重量部に、ポルトランドセメント系セ
    メント15〜100重量部を混合することを特徴とする
    セメント混和材の製造法(2)  不溶性無水石膏を粉
    砕機で単独粉砕する際、不溶性無水石膏に界面活性剤ま
    たは高性能減水剤を添加して粉砕して 粒度 44μ以上  35重量係以下 44μ〜2.8μ55〜75重量係 28μ以下  20重量係以下 としたもの100重量部にポルトランドセメント系セメ
    ント15〜100重量部を混合することを特徴とするセ
    メント混和材の製造法
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