JPS59118806A - 竪型炉用送風羽口 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶鉱炉、キュポラ等の竪型の精錬炉もしくは溶
解炉に使用される送Ｊ虱羽口に関するものである。

一般に〕苦風羽口ば、炉内に熱厘！、もしくは冷風を吹
き込むために羽口冷却面に嵌合保持され、この嵌合部と
なる羽口の接合部はテーパー状となっており、この接合
面は炉内ガスの洩れを防市すイ）ために密着１−るよう
機枦力［工を施し１′ヂ用さねている。

ところが操業中における耐火レンガの熱膨張により羽口
先端部が時として上下に移動した状態となり、これが羽
口の接合部に変形によるＮ−鈑まを生じさせ炉内ガス洩
れの原因となる。そし２て、万一ガス洩れが生じた場合
は炉内ガスが人体に対して非常に有毒であることから、
休風によ２）羽口交換や洩れた・炉内ガスに着火して処
理する等の手段がとられている。このために生産性の悪
化や周辺設備の保守が容易でなくなるなどの間１題を生
じている。よって羽口接合部の変形による炉内ガスの洩
れは確実に防止することが必要である。

そこで従来の送ノ虱羽口の取り付は及び変形状態の一列
を第１図により説明すれば、羽口本体０１と一体的に形
成された僧合剖０２は羽口冷却函徐せ部０ろにより嵌合
掟−続され、これにより羽口本体０１は保持されており
、羽口先端部０４は炉外０５より１０１１火レンガ０６
を貫通し炉内Ｄ７に突出している。図中の想像線は変形
時の状態を示したもいであり、羽口本体０１の材質は一
般に純銅であ２）。

十言１の問題に対し実施された従来の対策の一例Ｃ実開
昭５５−１２ｄ４ｉ１６）を第２図で示せば羽口本体０
１のすｉ紹ｒＢｏａに円錐状リング０９をはめ込み、こ
の両側の端面０１０を溶接により羽口本体Ｄ１に固着し
たものである。しかしこの方法によれば接合部０２の変
形ばほぼ防止で知ろイ・のの、図中の想像線により示す
ように接合部下ｏｉｉに変形が集中してしまい、冷却水
の流れを阻害する欠点がある。

本発明θ）目的は、竪型炉用送風羽口の接合部の変形に
よる炉内ガスの洩れを完全ｒＬｌ防止し、長期使用に岨
え、かつ保守性に優れた送風羽口を提供することである
。

本発明の竪型炉用送風羽口は以」二の如き点より、変形
発生の部位及び程度によっては、炉内カスの洩れに対す
る根本的な原因とならないことに着目し検討を重ねた結
果より、変形を分散する構造とすれば接合部に発生する
炉内ガスの洩牙１は容易に防止で六ることを見いだし、
提案されろものであ、る。

その構成は嵌合保持さり、る送風羽口の接合部を羽口本
体と一体的に形成１．、かつ炉内側に位置するよう設け
た第１接合部と、これより炉外側に位置し前記第１接合
部に隣り合うよう羽口の環体接合部に截頭円錐状の環体
をはめ込み形成した第２接合部とより成り、前記第２接
合部の炉外（１１１１端部を羽口本体に溶接固着したこ
とを特徴とするものである。

上記の第１及び第２按合稀の互に隣り合う部分には干渉
による不都合な輔紛方「川の力の発生を避けるためにす
きま又はすきまにパツキンを装入することか望ましく、
これは接合部端面の幅によりそり、ぞれ決定される。但
し、第１接合部と第２接合部が肉薄の場合には、接して
いても構わない。

よって前記端面の幅が増大ずれば、実質的には接合幅が
減少し、さらにす艦まを設けたことによる曲げに対する
極端な強度低下を極力おさえる心悸から第１接合部の幅
は大となり、最終的なガスシール部及び接合部となる第
２接合部の幅は、よりいっそう減少才ろ。このため全体
の接合部幅が侠い送風羽口′ＶｒＣは不向きである。し
たがって前記の不都合な干渉を有利な状況として利用才
ろことが出来れば、この問題は解決されろ。

上記の問題に対する本発明の竪型炉用送局２羽口におけ
る他の構成は、前記送風羽口における第１接合部と第２
接合部の互に隣り合う端面を羽口軸線に対し鋭角となる
よう形成したことを特徴とするものであり、これにより
第１及び第２接合部の互の隣り合う部分に発生する力は
円周、方向に作用分散させることが出来る。

次に本発明に基ずく央７厘りを騙６図乃主第６図に示し
、これを詳説する。

第３図は特許請求の範囲軍１項の１載内容を示すもので
あり、羽口冷却面１２との接合部２を羽口本体１と一体
的に形成し、かつ炉内側に位置するよう設けた第１接合
部１３と、これより炉外（Ｉ’ｌｌに位置し第１接合部
１３に隣り合うよう羽口の環体接合部１４に截頭円φＩ
Ｌ状の・４体１５をはめ込み形成した第２接合部１６と
より構υｙ（２、第２接合部１６の炉外側端部１７を羽
口本体１に溶接固着したもので・ある。図中の記号Ｓは
第１接合部と第２接合部の不都合な干渉を避けろ場合に
設けろすきまを示したものであり、また７体１５の拐質
は羽口本体１に比べ機械的性質に優れたものを用いるこ
とが有利であり、本提案に先立って製作した試験品では
羽口本体１を純銅（らｉ物より、環体１５は一般の鋼材
を使用した。

第４図は特許請求の範１２ｉｌ第４項の記載内容を示し
たものであり、第３図により詳説した竪型炉用送風羽口
において、第１接合部１３と第２接合部１６の互に隣り
合う端面１０を羽口軸線１８に対（、鋭角θ１となるよ
う形成したもので゛あり、θ（ま接合部＃Ｉか［角θ２
　を考１点し決定することが必要であＺ・。

第５図は第４図により示した竪型炉用送風羽口の変形１
１；’Ｍの状態を現わしたものである。

第６図にその他の実施例として羽口接合部の形状が昇っ
たものを示す。この場合に環体１５は円周方向で分割さ
れ環体接合部１４にはめ込まれた後、前Ｍｅ分割部は環
体接合部１４と溶接固着されブ、ｃいよう溶接さ牙１、
さらに矛体１５の炉外（ｉｌｌ端部１７は羽口本体１に
溶接固着される。

上記においては、環体１５を羽口本体１の炉外側端部ま
で延長することによって、第２接合部を形υｙしてもよ
い。

なお、本発明は上記実施例において、第１接合部１３と
；ｙ、　２接合部１６内に形成したすきまＳｖＣパツキ
ンを装入し、干渉の吸収と共にガスシール性の向上を図
るようにしてもよい。又、第１接合部１ろと第２接合部
１６の肉厚が薄い場合には、必ずしもすきまＳを必要と
しない。

本発明は以上のように、羽口冷却−１２との接合部２を
羽口本体１と一体的に形′、Ｉｖ［、かつ炉内側に位置
するように設けた第１接合部１ろと、これより炉外側に
位置１，７、第１接合部１６に（耐り合うよう羽口の環
体接合部１４に截頭円錐状の環体１５を嵌め込み、第２
接合部１６の炉外？ｔ’ｉ’ｌ　ｙｉｒｌｉ部１７を羽
口本体１に溶接したり）で、操業中に発止する羽口先端
部に於ける各種の応力は、接合部２を第１接合部１３と
第２接合部１６（環体１５）に分離したので、羽口接合
部２に変形を生じさせることはない。

又、第２接合部１６の炉外側端部・１７を羽口本体１に
溶接したので、ガスシールは完全である。

次に、本発明は第１接合部１３と算２接合部１６間に隙
間又は羽口軸線に対して鋭角となる端面を形成したので
、第１勿合部１３と第２接合剖１１６間に不都合な干渉
は発生しない。

よって、本発明の竪型炉用送側、羽口によれは、嵌合保
持される接合部からの変形による炉内ガスの洩れを完全
に防上し、さらに操栗の安蓋化ならびに周辺設備の保守
を容易とすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来の竪型炉用送風羽口を示ず部分
断面図である。第３図及び第４図は本発明による竪型炉
用送風羽目の実施例を示す部分断面図。第５図は第４図
における竪型炉用送風羽口の変形状態を示した部分断面
図。第６図は本発明にＪ：る他の実施例を示す竪型炉用
送風羽口の部分断面図である。 １・・・羽口本体、２・・・接合部、１０・・端面、１
２・・　羽口冷却−，１３・・・第１接合部、１４・・
・環体接合部、１５・・−環体、１６・・−第２接合部
、１７・・・炉外側端部、１８・・−羽口軸線。 第１図 Ｌ）Ｚ　　　　　０１１ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （］）底合保持される送風羽口の接合部を羽口本体と一
   体的に形成し、かつ炉内側に位置するよう設けた第１接
   合部と、これより炉外側に位置し前記第１接合部に隣り
   合うよう羽目の環体接合部に栽頭円錐状の環体をはめ込
   み形成した第２接合部とより構成し、前記環体の炉外測
   端部を羽口本体に溶接固着したことを特徴とする竪型炉
   用送風羽口。 （２）第１接合部と第２接合部間に間隙を形成して成る
   特許５１り求の範囲第１項記載の竪型炉用送風羽目。 （３）第１接合部と第２接合部間に形成した間隙内にパ
   ンギンを装入して成る・特許請求の範囲第１項記載の竪
   型炉用送風羽口。 （４）第１接合部と第２接合部の互に隣り合う端面を羽
   目軸線に対し鋭角となるよう形成したことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の竪型炉用送風羽目。