JPS59118631A - 紙葉類の取出し装置 - Google Patents

紙葉類の取出し装置

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Publication number
JPS59118631A
JPS59118631A JP22671082A JP22671082A JPS59118631A JP S59118631 A JPS59118631 A JP S59118631A JP 22671082 A JP22671082 A JP 22671082A JP 22671082 A JP22671082 A JP 22671082A JP S59118631 A JPS59118631 A JP S59118631A
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JP
Japan
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link
take
roller
rollers
taking
Prior art date
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Pending
Application number
JP22671082A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ariga
有賀 淑郎
Hisayuki Hiroki
広木 久由基
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP22671082A priority Critical patent/JPS59118631A/ja
Publication of JPS59118631A publication Critical patent/JPS59118631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
    • B65H3/5246Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、積層された紙幣、小切手、伝票等の紙葉類を
順次1枚ずつ取出す紙葉類の取出し装置の改良に関する
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、紙幣、小切手等の紙葉類を1枚ずつ取出°して
供給する取出し装置は集積室内に立位状態で収容された
紙葉類群を紙葉類群の積層方向に沿って移動可能彦バッ
クアップ体によって所定方向に抑圧し、この抑圧方向に
設けた左右一対の取出しローラにより最端部のものから
順次1枚ずつ辺方向に取出す構成となっている。
しかしながら、この種取出し装置にあってはバックアツ
プ体によって押圧され隣接する紙葉類との間Kかなりの
面圧を受けた紙葉類を辺方向に取出すために取出される
紙葉類の取出しに伴って2枚目以降の紙葉類も取出され
ようとする。
したがって、この種取出し装置にあっては取出される最
前端の紙葉類の取出しに伴って取出されようとする2枚
目以降の紙葉類の取出しを阻止する手段が必要となる。
そこで、従来その1つとして取出しローラの周面との間
に紙葉類1枚分の隙間を存して摩擦材を備えたゲート部
材をスライド可能にねじ止めするものが実用化されてい
る。
しかしながら、紙葉類1枚分の隙間を存してダート部材
を固定することは非常に面倒かつ時間がかかるとともに
取付ねじを緩めないとゲート部材を摩擦取出し体から大
きく離すことができず、紙葉類が何らかの原因でジャム
っだ場合にはその取り除き作業が極めて困難であるとい
った問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事情にもとづきなされたもので、そρ目
的とするところは、塩中しローラ等の取出し体とケ゛−
ト部材との隙間の微調整が容易かつ確実に行なえ、しか
もケ゛−ト部材を必要に応じて大きく取出し体から離す
ことができ、ジャムった紙葉類の取除き等が極めて容易
に行なえるようにしだ紙葉類の取出し装置を提供しヨ′
ウドするものである。
〔発明の概要〕
本発明は、かかる目的を達成するために、ゲート部材を
取出し体に対して接離する方向に移動可能に保持するリ
ンク機構と、このリンク機構によって保持されたグ′−
ト部材と取出し体との間の隙間が任意の値になるように
リンクを固定するリンク固定手段とを設けたものである
〔発明の実施例〕
以下、本発明を第1図ないし第10図に示す一実施例を
参興して説明する。第1図および第2図は取出し装置全
体を示す側面図および一部切欠して示す正面図であり、
また、第3図および第4図は同じく一部切欠して示す背
面図および側面図である。図中1は集積室2の底部を形
成する集積台であシ、この集積台1上、すなわち上記集
積室2内には積層した多数枚(1000枚程度程度紙葉
類群(P・・・)を一括がっ立位状態で収容し得るよう
になっている。
また、集積室2内に収容された紙葉類群(P・・・)は
後述するバックアップ機構3により第1図において図中
左方向に押圧され、最前端(第1図において左端)の紙
葉類(P)が前面ガイド板4に形成された切欠部5を介
して周縁部の一部を集積室2内に突出させた送シ込みロ
ーラ6h、6bと取出し体としての取出しローラ7 a
 r 7 b r 7 cに当接するようになっている
上記取出しローラ7 a + 7 b + 7 cおよ
び送シ込み口〜う6a、6bは第3図に示すようにサイ
ドベース8m、8bに取着された軸受9・・・を介して
回転自在に横架された取出しローラ用駆動軸10および
送シ込みローラ用駆動軸11に取着されている。また、
上記送り込みローラ6a、6bは中央の取出しローラ7
bの両側にその外周部がオーバーラツプする状態に取付
けられている。
また、取出しローラ用駆動軸10の一端はクラッチ機構
12の出方部に連結されており、クラッチ機構12のO
N −OFF動作により図示しない駆動系を介して駆動
される歯車13の回転が「継」、「断」され、取出しロ
ーラ用駆動軸1゜が回転したり停止したシするようにな
っている。
この取出しロー2用駆動軸10の他端には送シ込みロー
ラ用駆動軸1ノに取着された歯車14と中間歯車15を
介して連動する歯車16が取着されており、取出しロー
27a + 7b +7Cと送り込みローラ6a + 
6bが同時に同方向(第1図において時計方向)に回転
するようになっている。
一方、外側に位置する取出しローラ7a。
7cに対向して所定枚数以上の紙葉類(P)の取出しを
阻止するゲート部材としてのケ゛−トローラ(ギャップ
ローラ)17a、17bが設けられている。これらグー
トローラ17a、17bはサイドベース8a、、!lb
を介して横架されたアームシャフト18に部層されたア
ーム19の自由端側によって中間部を保持されたグート
ローラ用支持軸20に対して通常は回転しない状態に取
着されている。
また、これらゲートロー217a、17bは後述するゲ
ート部材位置調整機構21によって取出しローラ7a、
7cとの隙間が任意の値すなわち、紙葉類1枚分の値に
なるようにその位置調整が行なえるようになっている。
また、ダートローラ用支持軸200両端部には取出しロ
ーラ7a、7b、7cによって取出されろ紙葉M(P)
の両端部下面を支承する下ガイド板22.22が取着さ
れ、前面ガイド板4の下端部に一体成形された舌片から
なる上ガイド板23.23に所定の間隔を存して対向し
ている。
さらに、第3図に示すように中央部の取出しローラ7b
の下部近傍には、上端が円弧状ガイド端面となる4枚の
カイト板24a、24b。
24c、24dが配設されている。
これらガイド板24a、24b+24c+24dの内、
外側に位置するガイド板24a。
24dは第4図に示すようにアーム19の自由端部で保
持されたグートローラ用支持軸20に回動自在に一端を
枢支されるとともにスプリング25.25により常時第
4図において時計方向に付勢され、その自由端側に取着
されたピンチローラ26a、26aが外側の取出しロー
27a、7cの下端側に転接するようになっている。ま
た、内側に位置するガイド板24b。
、24cは第3図および第4図に示すようにアーム19
に取着されたホルダ27に支軸28゜28を介して枢支
されるとともにスプリング29.29により常時第4図
において反時計方向に付勢され、その自由端側に取着さ
れたピンチローラ26b 、26bが中央部の取出しロ
ー27bの下端面に転接するようになっている。
そして、集積室2から取出しローラ7a。
7b、7cの摩擦力によって下方に取出された紙葉類(
P)はグートローラ17a、17bとの間に形成された
紙葉類1枚分の隙間を通シ、その両端部を下ガイド板2
2.22と上ガ゛イド板23.23によって、また、中
途部を4枚のガイド板24a〜24dによって案内され
る。
このとき、紙葉類(P)はピンチローラ26a。
26hおよび26 b 、 26’bによって取出しロ
ーラ7 a + 7 b + 7 cの周面に密着する
よう押圧され確実な取出しが行なえるようになっている
。このようにして取出された紙葉類(P)は第1図およ
び第4図に示すように搬送ベルト30.31の相互対向
面部で形成された搬送路32に送り込まれ、被供給部(
図示しない)へと搬送されるようになっている。
一方、第3図および第4図に示すようにサイドベース8
a、8bを支持するとともに前面ガイド板4が固定され
る上部支持杆32にはホルダ33を介してマイクロスイ
ッチからなる紙葉類有無検知スイッチ34が取付けられ
ているとともに上記ホルダ33の支持片部に取着された
支軸35を介して検知レバー36が回動自在かつ図示し
ないスf IJングにより第4図において常時反時計方
向に付勢された状態に設けられている。この検知レバー
36の自由端部(下端部)は前面ガイド板4に形成され
た切欠部5を介して集積室2内に突出している。そして
、集積室2内に紙葉類(P)が有る場合には最前端の紙
葉M(p)によって検知レバー36の先端が押されて第
4図において図中時計方向に回動偏位して紙葉類有無検
知スイッチ34の作動子34aが押されるようになって
いる。一方、バックアップ機構30パックア、プ体37
の検知レバー36の先端部と対応する部分には切欠部が
形成されていて集積室2内に紙葉類(P)が無い場合に
は、検知レバー36の先端部が上記切欠部に入り込みバ
ックアツプ体37が前進ポジション(第4図で示す位置
)に到達しても検知スイッチ34の作動子34aが押さ
れないような構成となっている。
また、前記バ、クアソプ機構3は、集積室2内に配置さ
れたバックアツプ体37と、このバックアツプ体37を
往復動自在に支持する支持機構38と、パックア、7″
体37を常時前進ポジション側に付勢する付勢機構39
とに大別されミ講成となっている。
上記支持機構38はバックアツプ体37が取付けられる
可動部材40を有し、この可動部材40は一端に取着さ
れたスライド軸受41を介して力゛イドシャフト42に
取付けられ、他端下面に取着されたガイドローラ43を
集積室2の底面に転接することによシ、集積室2内の紙
葉類群(P・・・〕の積層方向に沿って往復動自在とす
る構成となっている。上記力゛イドシャフト42はサイ
ドペース8aに取着されたシャフトホルダ44.44(
一方のみ図示)によってその両端部を保持された状態と
なっている。
まだ、付勢機構39はつぎのような構成となっている。
すなわち、上記可動部材40の一端上面にはスプリング
掛止具45が突設されてキャリヤスプリング(引張りは
ね)46の一端が掛止されている。キャリヤスプリング
46は第1図、第2図および第4図に示すようにバック
アツプ体37の前進ボッジョン側に設けられたガイドロ
ーラ47に掛渡して折り曲した後、その他端部を後退ボ
ッジョン側に設けられたスプリング掛止具48に掛止さ
れた状態になっている。なお、ガイドローラ47を支承
する支軸49とスプリング掛止具48はサイドペース8
bに取付けられている。しかして、可動部材40に取付
けられたバックアツプ体37はキャリヤスプリング46
の復元力により常時前進ポジション側に付勢され、集積
室2内の紙葉類群(P・・・)を取出しに適した押圧力
で押圧するようになっている。
また、集積室2の底面には低摩擦材料から々る帯状ガイ
ド板50.50が貼着されており、紙葉類群(P・・・
)が円滑に移動するようにその下端面を支承するように
なっている。
また、第3図および第4図に示すように前記送り込みロ
ーラ6a、6bはそれぞれ金属製のローラ本体5ノの局
面全周に亘ってゴム等の摩擦材52を焼付けた構成とな
っており、摩擦材520周面には回転方向に沿って複数
本の溝が形成された状態となっている。
また、取出しローラ7a、7b、7cは第3図および第
4図に示すようにそれぞれ金属製のローラ本体53の周
面一部(100°程度)に切欠部を設けてゴム等の摩擦
材54を埋込んだ一部摩擦ローラであり、上記摩擦材5
4の周面には回転方向と直交する方向に溝が形成され、
さらに、その周面はローラ本体53の周面からなる低摩
擦部53aよυ若干突出した状態になりている。
さらに、ケゞ−トローラ17a、17bは第3図および
第4図に示すようにそれぞれ金属製のローラ本体55の
周面全周に亘ってゴム等の摩擦材56を焼付けた構成と
なっている。これらゲートロー217a 、 17bの
摩擦材56は上記取出しローラ7a、7b、7cの摩擦
材54に比べ摩擦係数の小さいものが使用されていて、
取出しローラ7 a + 7 b + 7 cによる紙
葉類(P)の取出し動作が損われないようになっている
また、上記ケ゛−トローラ17a、17bには第2図、
第3図および第5図に示すようにそれぞれその局面全周
に亘って2条の突条部57゜57を有した状態となって
いるとともにこれらグートローラ17a、17bに対向
する取出しローラ7h、7eの外周面には上記突条部5
7゜57に対向して溝58.58が形成された状態とな
っている。そして、第5図(イ)で示すように取出しロ
ーラ7 a + 7 b + 7 cの摩擦力にょうそ
取出されろ紙葉類(P、)の一部に波形を発生させるこ
とにより、第5図(ロ)で示すように取出されろ紙葉類
Pと2枚目の紙葉類(P)との間に隙間を作って面圧を
減少させ、重ね取りが生じ難いようになっている。
また、上記グートローラl 7a 、 17bは第6図
に示すようにそれぞれトルクリミッタ59を介してグー
トローラ用支持軸20に取付けられ、通常は停止してい
て非常に無理々力が加わった時に回転するようになって
いて紙葉類(P ’)を傷めないようになっている。ト
ルクリミッタ59は支持軸20に嵌着された第1のハブ
60と、この第1のハブ60に外嵌された第2のハブ6
1と、これら各ハブ60.61の鍔部の相互対向面から
なる摺動面50 a r 61 aを圧接させるスプリ
ング62を有した構成となっている。そして、゛第2の
ハブ61に外嵌されたケゞ−トローラ17a、17bに
無理な力が加わるとスプリング62の圧力による摺動面
60a。
61a間の摩擦圧力よシも犬きくなって摺動面60th
、61a間に滑シが生じ、グートローラ17a、17b
が回転するようになっている。
また、前記ゲート部材位置調整機構21は第2図および
第4図で示すようにゲートロー217a、17bを取出
しローラ7a、7cに対して接離する方向に移動可能に
保持するリンク機構63と、このリンク機構63によっ
て保持されたケゝ−トローラ17a 、 17bと取出
しローラ7B、7cとの間の隙間が任意の値になるよう
にリンクを固定するリンク固定手段64を有した構成と
なっている。すなわち、サイドベース8a、8bを支持
する下部支持杆65の中途部にはホルダ66が取着され
ていてグートローラ用支持軸20と平行状態に支軸67
が横架されている。そして、この支軸67によって下リ
ンク68の下端部がホルダ66に結合されており、下リ
ンク68の上端部は連結ビン69を介して上リック70
の下端部に連結された状態となっている。また、上リン
ク70の上端部はグートローラ用支持軸20に結合され
た状態となりている。そして、アーム19、上リンク7
0、下リンク68からなるリンク機構63によジグ−ト
ローラ17a、17bを取出しローラ7a、7cに対し
て接離可能な状態で保持するようにな・うている。
また、下リンク68には一端を下部支持杆65に取着さ
れたスプリング掛止具71に一端を掛止したスプリング
72の他端がスプリング掛止具73を介して連結されて
いて、下リンク68は支軸67を支点として第4図の状
態において反時計方向に常時付勢された状態となってい
る。そして、下リンク68と上リンク70とが直線に近
くなるよう常時付勢され、グートローラ17m、17b
が取出しロー27 a + 7 cに接近する方向にア
ーム19の自由端部を押上げるようになっている。
さらに、上記下リンク68にはリンク支持体としての調
整ねじ74が螺挿されており、その先端がホルダ66に
圧接するようになっていて下リンク68をスフ0リング
72の付勢力に抗して所定位置に支持し得る構成となっ
ている。しかして、この調整ねじ74を締込むと下リン
ク68がスプリング72の付勢力に抗して支軸67を中
心に時計方向に回動偏位して上下リンク70.68の屈
曲度合が大きくなって支軸67とグートローラ用支持軸
20との直線距離が短くなる。そして、その分、アーム
19がアームシャフト18を中心に第4図において時計
方向に回動偏位してグートローラ17 a、17bが取
出しローラ7a、7cから離れることになる。また、逆
に調整ねじ74を抜く方向に回すと上下リンク70.6
8の連結ビン69を中心とする屈曲度合が小さくなって
支軸67とグートローラ用支持軸20との直線距離が長
くなplその分アーム19がアームシャフト18を中心
に第4図において反時計方向に回動偏位してグートロー
ラ17a、I7bが取出しローラ7a。
7cに近づくことになる。
したがって、調整ねじ74を所定方向に回すだけで、グ
ートローラ17a、17bと取出しローラ7h、7cと
の間の隙間を任意の値に設定できることになる。
なお、調整ねじ74の摘み74aはグートローラ17a
、17bを取出しローラ7a、7cから大きく離すため
のIJ リース用摘みを兼用しておシ、摘み74aをス
プリング72の付勢力に抗して引張ることにより上下リ
ンク70゜68の屈曲度合を大きくできるようになって
いる。
なお、アーム19と下リンク72とは第2図および第4
図に示すようにスプリング75゜75によって連結され
ており、リンク機構63にがた付きが生じな−いように
なっている。
しかして、集積室2内に一括かつ立位状態に収容された
紙葉類群(P・・・)はキャリヤスプリング46の復元
力によって前進ポジション側に付勢されたバックアツプ
体37によって面方向に押圧され、最前端の紙葉類(P
)が前面ガイド板4に形成された切欠部5を介して集積
室2内に周縁一部を突出させた送・シ込みローラ6a。
6bおよび取出しローラ7a、7b、7cの周面に、取
出しに適した接触圧力となる状態で押付けら゛れる。こ
のとき、検知レバー36の先端が紙葉類(P)によって
押されて図示しないスプリングの付勢力に抗して回動し
、紙葉類有無検知スイッチ34の作動子34aを押圧し
、「有」を検出する。
一方、との紙葉類有無検知器34の「有」信号もしくは
図示しない始動スイッチからの始動信号によって図示し
ない駆動源が始動して歯車13が回転するとともに取出
された紙葉類(P)を搬送する搬送路32を構成する搬
送ベルト30.31が走行を開始する。
つぎに、取出し信号が入力されるとクラッチ機構12が
「入」の状態になり、歯車13の駆動力が取出しローラ
用支持軸10に伝達されると1ともにこの取出しローラ
用支持軸10と歯車群16.15.14を介して連動す
る状態にある送シ込みローラ用支持軸11が同時に回転
する。したがって、これら支持軸10.11に取着され
た送り込みローラ6a、6bおよび取出しローラ7 a
 + 7 b + 7 cが同時に回転を開始する。そ
して、最前端の紙葉類(P)が送り込みローラ6a、6
bの摩擦力によってその下端前面が取出しローラ7a+
7b、7cに確実に対向するよう送シ込まれる。ついで
、取出しローラ7a、7b、7aの局面の一部に設けら
れた摩擦材54・・・が最前端の紙葉類(P)の下端前
面に対向して摺接することによシ、その摩擦力によって
最前端の紙葉類(P)の取出しが行なわれる。
このようにして取出しローラ7 a + 7 b +7
cの摩擦力によって繰出された最前端の紙葉類(P)は
さらにピンチローラ26b、26bおよび26a、26
mによって取出しローラ7 a + 7 b r 7 
c側に密着され搬出されるとともに両端部を上下ガイド
板23.22によって、また、中央部分をガイド板24
a〜24dの円弧状ガイド端面によってガイドされ搬送
ベルト30.31間に送り込まれることになる。
一方、取出される最前端の紙葉類(P)はグートローラ
17a、17bの周面にそれぞれ形成された突条部57
.57と、取出しローラ7a 、7cの周面にそれぞれ
形成された溝58゜58とによって一部が波形となシ、
第5図(ロ)を参照して前述した通り2枚目の紙葉類(
P)との間の面圧が減少された状態となっているととも
に2枚目以後の紙葉類(P)は取出しローラ7a、7c
との間に紙葉類1枚分の隙間を確保して対向配置された
ケ゛−トローラ17 a、17bによってその通過を阻
止される。したがって、集積室2内の紙葉類(P)は取
出しローラ7a。
7b、7cの1回転毎に最前端のものが順次1枚ずつ取
出され、毎秒10枚程度の取出しが行なわれることにな
る。
そして、集積室2内の紙葉類(P)が全て取出されると
紙葉類有無検知器34が「無」を検出して取出しローラ
7 a + 7 b + 7 cおよび送υ込みローラ
6a + 6bの回転が停止し、取出し動作が終了する
つぎに、第7図〜第10図を参照して前記ケ゛−ト部材
位置調整機構210基本構成および作用を詳しく説明す
る。まず、第7図に示すように、取出しロー27 a 
+ 7 eとグートローラ17a、17bとの間の隙間
(E)は前述したように、調整ねじ74を右または左に
回転させることで上下両リンク70.68のリンク支点
Aとしての連結ピン69を屈曲中心とする屈曲度合を変
化させることによシ・リンク支点Bとしての支軸67と
、リンク支点Cとしてのグートローラ用支持軸20との
直線距離が変化して、アーム17がアームシャフト18
を中心に回動変位することによシ行なわれる。この−よ
うに、アーム17、上下両リンク70.68等からなる
リンク機構63ケ利用する利点は、上リンク70と下リ
ンク68との結合点であるリンク支点A(連結ビン69
)がリンク支点C(グートローラ用支持軸20)とリン
ク支点B(支軸62)との−直線上もしくはそれに近い
状態にある場合、リンク支点Bの回動角に比べ軸方向の
距離が変化しないため、調整ねじ74により大ざっばな
調整にもかかわらず隙間(E)の微調整が可能である。
すなわち、第8図に示すように、回動角(α)に対する
隙間(E)と横変位量(L2)との関係は α=5°の時E=0.04L2  α=10°の時E=
0.09L2と横変位量(L2)に対して隙間(E)の
変化が非常に少ないからである。
なお、取出しローラ7a、7cとグートローラ17a、
17cとの隙間(E)の調整完了後は、調整ねじ74を
ロックナツト76によって下リンク68に固定し、調整
ねじ74の先端が浮上がらないように常時付勢するスプ
リング72とによって下リンク68を所定位置に固定し
、隙間(E)を一定に保つことになる。
また、調整ねじ74はスプリング72によりホルダ66
側に一押圧されているが、第9図に示すように調整ねじ
74の摘み74gをスプリング72の付勢力に抗して強
く引張れば、グートローラ17a、17bを取出しロー
ラ7a。
7cから大きく離すことができ、ジャムった紙葉類(P
)を容易に取シ除くことができるとともに調整ねじ74
の摘み74aを離すだけで再度隙間調整を行なうことな
く元の状態にセットできるものである。゛ また、前述したようにリンク支点A、B、Cの取υ方は
ほぼ同一直線に来ることが微調整の最も良い位置である
が、第10図に示すように非直線状、すなわち上下リン
ク70.68が〉の字状に若干屈曲した状態になるよう
にしておけは、紙葉類(P)の取出し時に無理な力が加
わった場合にリンク支点Aが外方に逃げ、紙葉類(P)
を傷めることを防げることになる。
なお、本発明は上記実施例に限るものでない。
すなわち、取出しローラ7a、7cは左右にあり、これ
に対向してゲートロー217 a、17bが設置してい
るが、隙間(E)が紙葉類1枚分の厚みに合せる必要が
あるが、紙幣等は非常に−薄いだめ左右のバランスが取
り難い。このため、第11図に示すように独立した2つ
のアーム19a、19bにケゝ−トローラ17h、17
bを取付ける。一方アーム17a、17bとをグートロ
ーラ用支持軸20a、20bに対して直角方向に螺挿さ
れた調整ねじ77によって連結するとともに調整ねじ7
7に外嵌された圧縮コイルはね78によってアーム19
a、19bの両連結片部79a、79bの相互対向面間
の間隔が変化しないように圧力を加えておく。そして、
調整ねじ77を所定方向に回転させることによジアーム
19m、19bに取着されたグートローラ用支持軸20
a、20bの相対位置を変え、取出しローラ7 a +
 7 cに対するケ゛−トローラ17a、17bの左右
のバランスを調整し得る構成とする。そして、調廠後は
調整ねじ77をロックナツト80で固定したのち左右の
アーム19a、19bをそれぞれ前述のリンク機構63
を有したゲート部材位置調整機構21によって全体の隙
間(E)を調整可能とする構成としてもよい。
また、グートローラ17a、17bはグートローラ用支
持軸20にトルクリミッタ59を介して取付け、通常は
停止して、非常に無理な力が加わったとき回転し得る構
成としたが、第12図に示すようにダートロー217 
a、17bをそれぞれ一方向クラッチ81を介して取付
けて破線矢印方向(時計方向)にのみ回転できるように
してもよい。この場合、紙葉類(P)の取出しローラ7
 a + 7 b + 7 cによる取出し時に抵抗と
なり、手操作等で取込み方向とは反対の方向に引き抜く
時など抵抗にならず容易にジャム処理が出来るとともに
グートローラ17a。
17bの一部分だけの摩耗をいくぶんの回転によりなく
すことができる。
さらに、第13図に示すようにグートローラ17a(1
2b)をベアリング82を介してグートローラ用支持軸
20に取付けるとともに電磁ブレーキユニット83を設
け、紙葉類の取出し時は電磁ブレーキユニット°83を
働かせてグートローラ17a(17b)を停止させてお
き、取出しが終了した時に電磁ブレーキユニット83を
「切」状態にして抵抗を有効に働かせるようにする。電
磁ブレーキユニット83を利用した場合には取込中に取
込み不良が発生し、紙葉類(P)が有効に取り出されな
い場合には電磁ブレーキユニット83を「切」にして取
込み易いようにグートローラ77a(77b)を容易に
取出し出来る方向に回転させて不具合の発生を防止させ
ることができる。
また、第14図に示すように取出しローラ7 a (7
e )と転接して連動する中間ローラ84にケゞ−トロ
ーラ17a(17b)を転接させて取出しローラ7a(
7c)の回転力をグートローラ17a(17b)に伝達
してグートローラ17th(17b)を矢印方向(時計
方向)に回転させるようにしてもよい。このとき、取出
しローラ7a(7c)の回転数が直接グートローラ17
a(17b)に伝達されるため回転速度が早くなり取出
しが不安定になり易い場合もあるので、中間ローラ84
を通常のギヤ構成による減速機構を設けて減速し、グー
トローラ17a(17b)に伝達することもでき、る。
また、グートローラ17a(17b)を常時微速回転す
るモータにて駆動するようにしてもよい。
また、ゲート部材としてグートローラ17a。
17bを用いたものについて説明したが、本発明はこれ
に限らず、ベルトあるいは単なる摩擦ブロックであって
も同様の目的を達成できる。
また、紙葉類有無検知スイッチ34をマイクロスイッチ
とし、検知レバー36の動きKよって動作させるように
したが、非接触型の検知手段、たとえば光学式検知手段
を用いて集積室2内の紙葉M(P)の有無を検知するよ
うにしてもよい。
その他、本発明は本発明の要旨を変えない範囲で種々変
形実施可能なことは勿論である。
〔発明の効果〕 本発明は、以上説明したように、取出し体との間に所定
の隙間を存する状態に対向して設けられ、所定枚数以上
の紙葉類の取出しを阻止するダート部材を取出し体に対
して接離する方向に移動可能に保持するリンク機構、お
よびこのリンク機構によって保持されたり゛−ト部材と
取出し体との間の隙間が任意の値になるようにリンクを
固定するリンク固定手段とを設けたものである。したが
って、取出しロー2等の取出し体とケ゛−ト部材との隙
間の微調整が容易かつ確実に行なえ、しかもゲート部材
を必要に応じて大きく取出し体から離すことができ、ジ
ャムった紙葉類の取除き等が極めて容易に行なえるとい
った効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の一実施例を示すもので
、第1図は側面図、第2図は一部切欠して示す正面図、
第3図は一部切欠して示す背面図、第4図は一部切欠し
て示す側面図、第5図(イ)は取出されろ紙葉類のグー
トローラ部通過状態を示す説明図、第5図(ロ)は取出
される紙葉類と2枚目の紙葉類の状態を示す説明図、第
6図はグートローラのグートローラ支持軸への取付状態
を示す断面図、第7図は要部であるゲート部材位置調整
機構の側面図、第8図はリンクの回動変位量とローラ間
の隙間の変位量の関係を示す説明図、第9図はケ゛−ト
ローラを取出しローラから大きく離した状態を示す側面
図、第10図はグートローラに無理な力が加わった時の
リンクの逃げ状態を示す説明図、第11図は本発明の他
の実施例を示すもので、グートローラの左右のバランス
調整機構を組込んだ状態の概略的構成図、第12図ない
し第14図はグートローラのケ゛−トローラ支持軸に対
する取付構造のそれぞれ異なる他の実施例を示す図であ
る。 P・・・紙葉類、7a 、7b 、7c・・取出し体(
取出しローラ)、17a、17b・・・ゲート部材(グ
ートローラ)、2ノ・・・ケ゛−ト部材位置調整機構、
63・・・リンク機構、64・・・リンク固定手段、7
2−・・付勢体(スプリング)、74・・・リンク支持
体(調整ねじ)、74a・・・リリース摘み兼用摘み、
E・・・隙間。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第3図 第4図 第5図 (イ) 第6図 第7図 第11図 第12図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙葉類を取出す取出し体と、この取出し体との間
    に所定の隙間を存する状態に対向して設けられ、所定枚
    数以上の紙葉類の取出しを阻止するダート部材と、この
    ゲート部材を取出し体に対して接離する方向に移動可能
    に保持するリンク機構と、このリンク機構によって保持
    されたゲート部材と取出し体との間の隙間が任意の値に
    なるようにリンクを固定するリンク固定手段とを具備し
    てなることを特徴とする紙葉類の取出し装置。
  2. (2)  リンク固定手段を、ダート部材が取出し体に
    常時接近する方向にリンクを付勢する付勢体と、この付
    勢体の付勢力に抗してリンクを所定位置に支持するリン
    ク支持体とから構成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の紙葉類の取出し装置。
  3. (3)リンク支持体はその回転によってリンクを変位し
    得る調整ねじからなることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の紙葉類の取出し装置。
  4. (4)リンク支持体はゲート部材を取出し体から大きく
    離すためのリリース用摘みを兼用していることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の紙葉類の取出し装置。
  5. (5)ゲート部材を複数有し、各ゲート部材毎にリンク
    機構およびリンク固定手段を設けたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の取出し装置。
JP22671082A 1982-12-27 1982-12-27 紙葉類の取出し装置 Pending JPS59118631A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0194330U (ja) * 1987-12-15 1989-06-21

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