JPS59118585A - 油タンカ−をロ−ルオン・オフ大型重量物運搬船に改造する方法 - Google Patents
油タンカ−をロ−ルオン・オフ大型重量物運搬船に改造する方法Info
- Publication number
- JPS59118585A JPS59118585A JP57225970A JP22597082A JPS59118585A JP S59118585 A JPS59118585 A JP S59118585A JP 57225970 A JP57225970 A JP 57225970A JP 22597082 A JP22597082 A JP 22597082A JP S59118585 A JPS59118585 A JP S59118585A
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- Japan
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- hull
- tanker
- ship
- oil tanker
- section
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、既存の油タンカーの荷油タンク部分と船首部
分、および船尾上部構造の一部等を利用して、大型かつ
重量の大なる各種プラントモジュール等の貨物を船尾ま
たは船側から車輛に載せて船積み船卸しするロールオン
・オフ方式の幅広、浅吃水船型を有する船舶（以下単に
運搬船と称す）に改造する方法に関するものである。
分、および船尾上部構造の一部等を利用して、大型かつ
重量の大なる各種プラントモジュール等の貨物を船尾ま
たは船側から車輛に載せて船積み船卸しするロールオン
・オフ方式の幅広、浅吃水船型を有する船舶（以下単に
運搬船と称す）に改造する方法に関するものである。
従来、この方法による運搬船への改造の実施例はない。
すなわち、現存するこの種の船舶は新造によるものか、
あるいは油タンカー以外の船舶の改造によるものである
。
あるいは油タンカー以外の船舶の改造によるものである
。
新造船においては、通常、建造計画、設計から竣工まで
改造船に比し長期間を要し、かつ建造費−は比較的高価
となる。
改造船に比し長期間を要し、かつ建造費−は比較的高価
となる。
油タンカー以外の通常型貨物船等は、要求される寸法の
大型モジュールを積載するに充分な船幅を持たず、船側
に船体張勺出し部を装着するにしても限度がある。また
、要求される船尾からのロールオン・ロールオフ荷役が
可能トなるように船体改変するには不適当である。
大型モジュールを積載するに充分な船幅を持たず、船側
に船体張勺出し部を装着するにしても限度がある。また
、要求される船尾からのロールオン・ロールオフ荷役が
可能トなるように船体改変するには不適当である。
通常、中型、大型の油タンカーは、第１図（ト）中斜線
で示す通り、荷油タンク部分の大部分に亘って平行船体
部分が長く（船体全長の約２分の１）、かつ構造的にも
強固である。要求される船幅（およそ３０米乃至４０米
）を有する油タンカーは、通常、船体全長はおよそ２３
０米乃至２４０米でアリ、その船首側のおよそ３分の２
が運搬船への改造に適する。
で示す通り、荷油タンク部分の大部分に亘って平行船体
部分が長く（船体全長の約２分の１）、かつ構造的にも
強固である。要求される船幅（およそ３０米乃至４０米
）を有する油タンカーは、通常、船体全長はおよそ２３
０米乃至２４０米でアリ、その船首側のおよそ３分の２
が運搬船への改造に適する。
幅広、強力構造かつ長大なる船体部分を有する油タンカ
ーの船体形状及びその構造は、船尾及び船側からロール
オン・ロールオフによる荷役と、幅広、浅吃水を要求さ
れる大型重量物運搬船への改造に適切である。すなわち
、油タンカーの船首部分（全長のほぼ３分の２の長さ部
分）を、運搬船に改造することは従来技術における改造
の方法より、比較的技術上容易である。
ーの船体形状及びその構造は、船尾及び船側からロール
オン・ロールオフによる荷役と、幅広、浅吃水を要求さ
れる大型重量物運搬船への改造に適切である。すなわち
、油タンカーの船首部分（全長のほぼ３分の２の長さ部
分）を、運搬船に改造することは従来技術における改造
の方法より、比較的技術上容易である。
また、既存船から、要求される他の船種に改造すること
は、これを新造するより、大幅に短期間かつ安価に供給
することが可能である。
は、これを新造するより、大幅に短期間かつ安価に供給
することが可能である。
なお、今日の油タンカーの船腹過剰による解機あるいは
長期間の遊休係船の現状を見るに、これらの油タンカー
を、最近とみに需要の増加しつつあるこの種の運搬船に
改造し市場に供給することは、世界経済に貢献するとこ
ろが犬である。
長期間の遊休係船の現状を見るに、これらの油タンカー
を、最近とみに需要の増加しつつあるこの種の運搬船に
改造し市場に供給することは、世界経済に貢献するとこ
ろが犬である。
本発明方法は以上の見地に立って開発されたもので、既
存の油タンカーを船体平行部のできるだけ後方端で垂直
方向に切断して前部船体と後部船体とに分離する工程と
、前部船体を水平方向に切断して上方の甲板部分と下方
の船底部分とに分離する工程と、該甲板部分の上甲板構
造の大部分を使用して前記船底部分の上甲板構造を形成
する工程と、さらに機関室を含む船尾部分はあらかじめ
新造して置いて前記前部船体の船底部分に接合して一体
となす工程とを組合わせることを特徴とするものである
。
存の油タンカーを船体平行部のできるだけ後方端で垂直
方向に切断して前部船体と後部船体とに分離する工程と
、前部船体を水平方向に切断して上方の甲板部分と下方
の船底部分とに分離する工程と、該甲板部分の上甲板構
造の大部分を使用して前記船底部分の上甲板構造を形成
する工程と、さらに機関室を含む船尾部分はあらかじめ
新造して置いて前記前部船体の船底部分に接合して一体
となす工程とを組合わせることを特徴とするものである
。
以下図面について本考案実施の１例を説明する。
既存の油タンカー１を船体平行部のできるだけ後方端２
で切断し、前部船体ＩＦ及び後部船体ＩＡに分離する。
で切断し、前部船体ＩＦ及び後部船体ＩＡに分離する。
前部船体ＩＦは３に示す線で横方向に切断し、上方の甲
板部分４及び下方の船底部分５に分離する。
板部分４及び下方の船底部分５に分離する。
甲板部分４の上甲板構造の大部分を使用して船底部分５
の上甲板構造を形成し、不足の部分は新らたなる材料に
て補充する。
の上甲板構造を形成し、不足の部分は新らたなる材料に
て補充する。
この方法によって、運搬船の船体主要部を形成する。
船体内部の隔壁６，７，８．９等は、甲板部分４の残存
隔壁１０．１１．１２．１３等を取シ外して使用する。
隔壁１０．１１．１２．１３等を取シ外して使用する。
運搬船の機関室を含む船尾部分１４はあらかじめ新造し
ておき、２の位置で前部船体５と接合し一体となす。船
尾部分１４の上甲板構造の一部は、油タンカーの後部船
体ＩＡの残存甲板構造のうち適当な部分を取り外して使
用することも可能である。
ておき、２の位置で前部船体５と接合し一体となす。船
尾部分１４の上甲板構造の一部は、油タンカーの後部船
体ＩＡの残存甲板構造のうち適当な部分を取り外して使
用することも可能である。
油タンカーの後部船体ＩＡに残存す−る操舵室及び乗組
員居住室を含む上部構造のうち、前方の部分１５を適切
な位置１６にて切り取シ、部分的に改造を加えて運搬船
の前方に移動せしめ運搬船の上部構造となす。
員居住室を含む上部構造のうち、前方の部分１５を適切
な位置１６にて切り取シ、部分的に改造を加えて運搬船
の前方に移動せしめ運搬船の上部構造となす。
以上の他、残存の船体部分ＩＦ及び４から、運搬船の改
造に適する既存の船体構造、機器、装置類、蟻装品等は
できうる限り取外して使用することにより、改造費の低
減を計る。
造に適する既存の船体構造、機器、装置類、蟻装品等は
できうる限り取外して使用することにより、改造費の低
減を計る。
以上の如く、本発明方法は、既存の油タンヵ−の船体形
状及び構造等を有効に再利用して運搬船に改造すること
により、新造の場合に比して早期にかつ安価に提供でき
、その上、時節柄遊休係船の傾向にある油タンカーを需
要の増加しつつあるこの種運搬船に改造して世界経済に
貢献し得ることを特長とするものである。
状及び構造等を有効に再利用して運搬船に改造すること
により、新造の場合に比して早期にかつ安価に提供でき
、その上、時節柄遊休係船の傾向にある油タンカーを需
要の増加しつつあるこの種運搬船に改造して世界経済に
貢献し得ることを特長とするものである。
図面は本発明実施の１例を示すもので、第１図（Ａ）、
（Ｂ）は既存の油タンカーの側面図および平面図、第
２図（Ａ）、 （Ｂ）、 （Ｃ）は油タンカーの切断さ
れた前部船体の側面図、平面図および後方から見た背面
図、第３図（、Ａ）、 （Ｂ）は改造された大型重量物
運搬船の側面図および平面図である。。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 １：油タンカー ＩＦ：前部船体 ＩＡ： 後部船体 ２：後方端 ３：切断線 ４：上方の甲板部分５：下方の船
底部分 ６，７，８．９：隔壁１ｏ、 １１．１２．１
３ ：残存隔壁１４：船尾部分 １５：上部構造前
方部分矛１図 矛２ 図 （Ｓ） 矛 ３図 （Ｂ）
（Ｂ）は既存の油タンカーの側面図および平面図、第
２図（Ａ）、 （Ｂ）、 （Ｃ）は油タンカーの切断さ
れた前部船体の側面図、平面図および後方から見た背面
図、第３図（、Ａ）、 （Ｂ）は改造された大型重量物
運搬船の側面図および平面図である。。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 １：油タンカー ＩＦ：前部船体 ＩＡ： 後部船体 ２：後方端 ３：切断線 ４：上方の甲板部分５：下方の船
底部分 ６，７，８．９：隔壁１ｏ、 １１．１２．１
３ ：残存隔壁１４：船尾部分 １５：上部構造前
方部分矛１図 矛２ 図 （Ｓ） 矛 ３図 （Ｂ）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、既存の油タンカーを船体平行部のできるだけ後方端
で垂直方向に切断して前部船体と後部船体とに分離し、
次で前部船体を水平方向に切断して上方の甲板部分と下
方の船底部分とに分離し、また該甲板部分の上甲板構造
の大部分を使用して前記船底部分の上甲板構造を形成し
、さらに機関室を含む船尾部分はあらかじめ新造して置
いて前記前部船体の船底部分と接合して一体となすこと
を特許とする油タンカーをロールオン・オフ大型重量物
運搬船に改造する方法。 ２、前記分離された後部船体に残存する操舵室および乗
組員居住室を含む上部構造のうち前方の部分を適切な位
置にて切り取り部分的に改造を加えて運搬船の前方に移
動せしめ運搬船の上部構造となすことを特徴とする特許
請求の範囲第１項に記載のψタンカーをロールオン・オ
フ大型重量物運搬船に改造する方法。 ３、前記前部船体の分離された船底部分に附加される隔
壁等に前記分離された甲板部分の残存隔壁等を取外して
使用することを特徴とする特許請求の範囲第１項または
第２項に記載の油タンカーをロールオン・オフ大型重量
物運搬船に改造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57225970A JPS59118585A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 油タンカ−をロ−ルオン・オフ大型重量物運搬船に改造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57225970A JPS59118585A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 油タンカ−をロ−ルオン・オフ大型重量物運搬船に改造する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59118585A true JPS59118585A (ja) | 1984-07-09 |
Family
ID=16837731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57225970A Pending JPS59118585A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 油タンカ−をロ−ルオン・オフ大型重量物運搬船に改造する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59118585A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5360098A (en) * | 1976-11-10 | 1978-05-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of revising tanker to plant carrier |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP57225970A patent/JPS59118585A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5360098A (en) * | 1976-11-10 | 1978-05-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of revising tanker to plant carrier |
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