JPS59118057A - 動物性旨味を併有する味噌 - Google Patents
動物性旨味を併有する味噌Info
- Publication number
- JPS59118057A JPS59118057A JP57225837A JP22583782A JPS59118057A JP S59118057 A JPS59118057 A JP S59118057A JP 57225837 A JP57225837 A JP 57225837A JP 22583782 A JP22583782 A JP 22583782A JP S59118057 A JPS59118057 A JP S59118057A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- miso
- product
- salt
- dried
- paste
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
味噌は日本全国に於いて用いられる調味料で種類も壕だ
極めて多い。蒸した大豆成分を米、大麦まだは大豆に繁
殖させた麹菌の酵素をもって、食塩の存在の下で分解し
たものである。味噌は日本料理に調和し、味噌汁のほか
にも各種の嘗味噌の材料となり、副食物として魚鳥肉や
野菜の調味料となる。味噌は原材料により、食塩量によ
り、色相によって分類され産地の名を冠して呼ばれてい
る。現在最も多量に使用されているのは米味噌であり、
そのなかでもせ味噌が多い。日本標準食品分析表に示さ
れた成分表をみると次の様になっている。
極めて多い。蒸した大豆成分を米、大麦まだは大豆に繁
殖させた麹菌の酵素をもって、食塩の存在の下で分解し
たものである。味噌は日本料理に調和し、味噌汁のほか
にも各種の嘗味噌の材料となり、副食物として魚鳥肉や
野菜の調味料となる。味噌は原材料により、食塩量によ
り、色相によって分類され産地の名を冠して呼ばれてい
る。現在最も多量に使用されているのは米味噌であり、
そのなかでもせ味噌が多い。日本標準食品分析表に示さ
れた成分表をみると次の様になっている。
成 分 せ味噌 淡色辛味噌水分 4
26グ/100グ 45.4 f/1oor蛋白質
9.7 // 12.5
//脂質 3.Q tt 6.Q 〃糖分
36.7 1/ 19.4 //織繊維 1
,2 tt 2,5 u灰分 6.8 /
/ 14.2 11食塩 6.] 12
.4 〃カル/ラム 80 h+q / 10
0グ 100 〃!g/1ooyリ ン
130 II 1
70 //鉄 3,4
u 4.0 ”ナトリウム1
00 4,900 //ビタミ
ン13+ Q、05 // (
lQ3 //ビタミンB2 0.10 〃0
.10 〃ナイアシン 1.5 II
1.5 //上記分析表に示される
様にせ味噌は糖分多く蛋白質及び食塩含量が少く、辛味
噌は蛋白質及び食塩が多く糖分が少い。しかとする呈味
成分によることが多い。グルタミン酸を主体とする旨味
は比較的淡白であり実際の調理に際しては鰹節や煮干な
どの動物性の旨味成分を添えて使用するのが通例である
。鰹節、煮干などにはイノシン酸、グアニル酸、アデニ
ル酸などの所謂核酸関連物質を中心とした呈味成分が主
体全なし濃厚な旨味効果を与え、植物性基原のグルタミ
ン酸を中心としだ呈味成分と異った風味を示すものであ
る。又このような核酸関連物質は燐酸を取込んで様々な
生理活性作用を営む。更に魚介類には塑富なミネラル成
分を含み且つ動物の生長に関与する必須アミノ酸成分に
も勝れたものがある。
26グ/100グ 45.4 f/1oor蛋白質
9.7 // 12.5
//脂質 3.Q tt 6.Q 〃糖分
36.7 1/ 19.4 //織繊維 1
,2 tt 2,5 u灰分 6.8 /
/ 14.2 11食塩 6.] 12
.4 〃カル/ラム 80 h+q / 10
0グ 100 〃!g/1ooyリ ン
130 II 1
70 //鉄 3,4
u 4.0 ”ナトリウム1
00 4,900 //ビタミ
ン13+ Q、05 // (
lQ3 //ビタミンB2 0.10 〃0
.10 〃ナイアシン 1.5 II
1.5 //上記分析表に示される
様にせ味噌は糖分多く蛋白質及び食塩含量が少く、辛味
噌は蛋白質及び食塩が多く糖分が少い。しかとする呈味
成分によることが多い。グルタミン酸を主体とする旨味
は比較的淡白であり実際の調理に際しては鰹節や煮干な
どの動物性の旨味成分を添えて使用するのが通例である
。鰹節、煮干などにはイノシン酸、グアニル酸、アデニ
ル酸などの所謂核酸関連物質を中心とした呈味成分が主
体全なし濃厚な旨味効果を与え、植物性基原のグルタミ
ン酸を中心としだ呈味成分と異った風味を示すものであ
る。又このような核酸関連物質は燐酸を取込んで様々な
生理活性作用を営む。更に魚介類には塑富なミネラル成
分を含み且つ動物の生長に関与する必須アミノ酸成分に
も勝れたものがある。
本発明は魚介類を酵素分解し−ごイノシン酸、グアニル
酸、アデニル酸などの核酸関連物質を豊富に含有する濃
厚な旨味成分と且つミネラル、アミノ酸など勝れた栄養
成分を保有する調味ペーストを主体とし、これに醸造味
噌を添加混合して植物性の香味と糖分を附与することに
より調理時特に鰹節、煮干などの動物性調味料を添加す
る必要のない、且つミネラル、ビタミン、アミノ酸など
の栄養成分を併有する味噌を得ようとするものである。
酸、アデニル酸などの核酸関連物質を豊富に含有する濃
厚な旨味成分と且つミネラル、アミノ酸など勝れた栄養
成分を保有する調味ペーストを主体とし、これに醸造味
噌を添加混合して植物性の香味と糖分を附与することに
より調理時特に鰹節、煮干などの動物性調味料を添加す
る必要のない、且つミネラル、ビタミン、アミノ酸など
の栄養成分を併有する味噌を得ようとするものである。
以下実施例をもって説明する。
実施例
イワシ100Kfを破砕し、蛋白質分解酵素100グ、
水100 Aを加えて40〜60℃で、8時間酵素分解
反応させたのち、30分間煮沸後濾過して不溶解物及び
油脂分を分離し、ろ液をとりこれに食塩0.5Kgを加
えて1時間加熱処理したのち析出してくる蛋白質及び脂
質を除去したのち、更にろ液を濃縮してペースト状の濃
厚エキスt 2 K9を得だ。
水100 Aを加えて40〜60℃で、8時間酵素分解
反応させたのち、30分間煮沸後濾過して不溶解物及び
油脂分を分離し、ろ液をとりこれに食塩0.5Kgを加
えて1時間加熱処理したのち析出してくる蛋白質及び脂
質を除去したのち、更にろ液を濃縮してペースト状の濃
厚エキスt 2 K9を得だ。
上述のようにしで得られたペースト状濃厚エキス2に7
と米味噌8に9とをよくねり混ぜて製品としだ。得られ
た製品は極めて濃厚な旨味成分を保有しており、何等鰹
節などのだしを使用する必要のない製品を得ることが出
来だ。
と米味噌8に9とをよくねり混ぜて製品としだ。得られ
た製品は極めて濃厚な旨味成分を保有しており、何等鰹
節などのだしを使用する必要のない製品を得ることが出
来だ。
実施例で得られたペースト状濃厚エキスの成分分析を示
すと次の通りである。
すと次の通りである。
(1) −膜成分
水分 428チ
全窒素 68 〃(蛋白質として423%
)アミノ態窒素 1,8〃 灰分 113〃 食塩 7.06// (2) ミネラル カルシウム557 my/10(yマグネシウム
915 〃 リ ン 741 〃
鉄 3.49 u銅
0.89ppm′マンガン 0,
22目〃月[セレン 089 〃 亜鉛 17.4 tt コバルト 0.07 tt(3)核酸関
連物質 5′−イノシン酸 120 mp/xoo95′
−グアニル酸 2o〃 5′−アデニル酸 4Q uイノシン
670 〃 アデニン lO〃 グアニン 130 nヒボキサンチン
140〃 (4)アミノ酸 IJ シン3,57 f/100f スレオニン 1.48 F/100 rトリプ
トファン 0.26tt メチオニン 0.92 /10イシン
257 〃 イノロイシン 1.31 ttバリン
172 〃 アルギニン 221 〃 ヒスチジン 229 〃 グルタミン酸 4.95 //(5)
ビタミン類 ビタミ”)32 0.94 vq/100 y
ビタミンB6 0.80 //ビタミ7
Bl+ 76 77P/1005’葉酸
19■/1ooy ナイアシン 36.5 〃パントテン酸
3.17 〃 コリン 300 tt イノシトール 2o〃 今実施例に於ける製品の成分を推定(せ味噌の成分を日
本標準食品分析表の値を援用して計算)すると次の様に
なる。
)アミノ態窒素 1,8〃 灰分 113〃 食塩 7.06// (2) ミネラル カルシウム557 my/10(yマグネシウム
915 〃 リ ン 741 〃
鉄 3.49 u銅
0.89ppm′マンガン 0,
22目〃月[セレン 089 〃 亜鉛 17.4 tt コバルト 0.07 tt(3)核酸関
連物質 5′−イノシン酸 120 mp/xoo95′
−グアニル酸 2o〃 5′−アデニル酸 4Q uイノシン
670 〃 アデニン lO〃 グアニン 130 nヒボキサンチン
140〃 (4)アミノ酸 IJ シン3,57 f/100f スレオニン 1.48 F/100 rトリプ
トファン 0.26tt メチオニン 0.92 /10イシン
257 〃 イノロイシン 1.31 ttバリン
172 〃 アルギニン 221 〃 ヒスチジン 229 〃 グルタミン酸 4.95 //(5)
ビタミン類 ビタミ”)32 0.94 vq/100 y
ビタミンB6 0.80 //ビタミ7
Bl+ 76 77P/1005’葉酸
19■/1ooy ナイアシン 36.5 〃パントテン酸
3.17 〃 コリン 300 tt イノシトール 2o〃 今実施例に於ける製品の成分を推定(せ味噌の成分を日
本標準食品分析表の値を援用して計算)すると次の様に
なる。
成 分 せ味噌 イワ/濃厚エキス 製品味
噌(100グ中の成分量を示す) 水分 426グ 42.8 f42.6 f蛋白質
9.7 1/ 42.3 //
16.2 //脂質 3.Q //
2,4. //糖分 36.7 II
29.3 //織繊維 1,2 //
Q、9 //灰分 6.8 /l 1
1.3 If 7.711食塩 6.17/
7.06/l 6.3 //カルシウム
80m7 557 mg175.4 mVマグネ
シウム 91.5 /l
18..3 //リン130II741//252
.2//鉄 3.4 1/
3.49// 3.4 /1ビタミンB+
0.05 //
0.04 nビタミンBr O,10//
0.94 // 0.26 //ビ
タミンB6 0.80 /
/ 0.16 //ビタミンBu
76 μ9 152 μ2葉酸
1.9 mV 0.38’/lftナイ
アンン 1.5 // 36.5
II 8.5 ttパントテン酸
3.17// 0.63//コリン
300 mV 60
■イン7トール 204上記
に示した成分分析表を考察すると本発明による味噌は従
来の味噌に比べて蛋白質(アミノ酸を含む)の外、ミネ
ラル成分やビタミン類まで増強されて旨味成分のみなら
ず栄養成分まで豊富となり、従来の味噌にはみられない
新規な味噌を提供することが出来る。
噌(100グ中の成分量を示す) 水分 426グ 42.8 f42.6 f蛋白質
9.7 1/ 42.3 //
16.2 //脂質 3.Q //
2,4. //糖分 36.7 II
29.3 //織繊維 1,2 //
Q、9 //灰分 6.8 /l 1
1.3 If 7.711食塩 6.17/
7.06/l 6.3 //カルシウム
80m7 557 mg175.4 mVマグネ
シウム 91.5 /l
18..3 //リン130II741//252
.2//鉄 3.4 1/
3.49// 3.4 /1ビタミンB+
0.05 //
0.04 nビタミンBr O,10//
0.94 // 0.26 //ビ
タミンB6 0.80 /
/ 0.16 //ビタミンBu
76 μ9 152 μ2葉酸
1.9 mV 0.38’/lftナイ
アンン 1.5 // 36.5
II 8.5 ttパントテン酸
3.17// 0.63//コリン
300 mV 60
■イン7トール 204上記
に示した成分分析表を考察すると本発明による味噌は従
来の味噌に比べて蛋白質(アミノ酸を含む)の外、ミネ
ラル成分やビタミン類まで増強されて旨味成分のみなら
ず栄養成分まで豊富となり、従来の味噌にはみられない
新規な味噌を提供することが出来る。
Claims (1)
- イワシ、サバ、サンマ、ホタテ貝などの魚介類を破砕し
、水及び蛋白質分解酵素を加え40〜60℃で4〜18
時間酵素分解したのち、未分解残渣及び油分を分離し、
得られた酵素分解エキスに食塩を添加熱処理して不溶解
物を除去し、これを濃縮してペースト状或いは噴霧乾燥
して粉末状となしだものに従来の醸造味噌と混合捏和す
ることを特徴とする動物性旨味を併有する味噌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57225837A JPS59118057A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 動物性旨味を併有する味噌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57225837A JPS59118057A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 動物性旨味を併有する味噌 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118057A true JPS59118057A (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=16835591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57225837A Pending JPS59118057A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 動物性旨味を併有する味噌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118057A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Hitachi Ltd | プラント監視・制御装置 |
KR100344945B1 (ko) * | 1999-10-14 | 2002-07-19 | 김헌지 | 쌈장의 제조방법 |
US7820224B2 (en) | 2005-04-28 | 2010-10-26 | Watanabe Oyster Laboratory Co., Ltd. | Preparation of oyster flesh extracts |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP57225837A patent/JPS59118057A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Hitachi Ltd | プラント監視・制御装置 |
KR100344945B1 (ko) * | 1999-10-14 | 2002-07-19 | 김헌지 | 쌈장의 제조방법 |
US7820224B2 (en) | 2005-04-28 | 2010-10-26 | Watanabe Oyster Laboratory Co., Ltd. | Preparation of oyster flesh extracts |
US8337933B2 (en) | 2005-04-28 | 2012-12-25 | Watanabe Oyster Laboratory Co., Ltd. | Preparation of oyster flesh extracts |
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