JPS591172Y2 - 電気温水器の電源装置 - Google Patents

電気温水器の電源装置

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JPS591172Y2
JPS591172Y2 JP1976109899U JP10989976U JPS591172Y2 JP S591172 Y2 JPS591172 Y2 JP S591172Y2 JP 1976109899 U JP1976109899 U JP 1976109899U JP 10989976 U JP10989976 U JP 10989976U JP S591172 Y2 JPS591172 Y2 JP S591172Y2
Authority
JP
Japan
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power supply
corrosion
supply circuit
water heater
circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976109899U
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JPS5327271U (ja
Inventor
勝己 平田
理照 三好
博史 平田
千「たけ」 高松
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防食電源が確保されている時にのみ深夜電源が
与えられるようにした電気温水器の電源装置に関し、安
定した動作を行なわせようとするものである。
一般に温水器のタンクを防食する手段として第1図に示
すようにタンク1にマグネシュウム棒2を装置して、上
記マグネシュウム棒2の化学的作用によって行なってい
た。
その為、防食電源の電気工事は不必要であった。
しかし、これらのものは、タンク1内にマグネシュウム
棒2の溶解物がたまるため、同図3をもって示す防食電
源を装置し、防食電源(A、C100V)によりタンク
1を防食する手段がとられるようになってきた。
この電気防食手段のものは終日、防食電源(A、C10
0V)を確保する必要がある。
すなわち、万一防食電源(A、C100V)がOFFさ
れた状態が長期間続くと、目的であるタンク1の防食機
能は全くないため腐食するためである。
ところで、従来のこの種電気防食を用いた電気温水器は
第2図に示すように構成されている。
すなわち、深夜電源(A、C200V)回路Aは漏電し
ゃ断器4とサーモスタット5、保安器6等の制御部品と
、タンク1内の水を加熱する加熱ヒータ7から構成され
ており、漏電しゃ断器4の異極、人、出力間には、防食
電源(A、C100V)回路B側のリレーコイル8と連
動したリレー接点8′と抵抗9とが接続されており、一
方防食電源回路Bの構成は、電源トランス10の1次側
にはパイロットランプと、上記説明したリレーコイル8
とがあり、2次側はダイオード11.コンテ゛ンサー1
2を接続し平滑な直流電源を電極13からタンク1に微
少電流を流し続けて防食を行なうようにしである。
そしてこの回路構成に於て防食電源回路BがOFFした
場合当然、防食電源回路B側にあるリレーコイル8にも
電圧は加わらずOFF状態であるため、連動しているリ
レー接点8′の位置は第2図で示したN、C接点回路が
成立している。
そこへ深夜電源回路AがONすると、その回路が成立し
ているため、漏電を起したのと同じ現象となり、瞬間的
に漏電しゃ断器4がOFFし、湯がわかない現象で使用
者に知らせる構成である。
この装置の欠点は深夜電源回路Aと防食電源回路Bが同
時にONjている深夜電力通電時間帯に、瞬間的でも停
電が起った場合、再通電時、漏電しゃ断器4がOFF動
作することがある。
その理由は、停電した瞬間は、深夜電源回路Aと防食電
源回路Bは同時にOFFするため問題はないが、再通電
時、深夜電源回路Aと、防食電源回路Bを連動するjレ
ークイル8、リレー接点8′の動きに注目すると、まず
、再通電と同時に防食電源回路B側にあるリレー接点8
′がN−C側からN、O側に動作するに要する時間があ
るのに対し、深夜電源回路Aは再通電と同時にONする
その時はまだリレー接点8′がN、C側にある。
そのため回路が成立し、漏電を起したのと同じ現象を示
し漏電しゃ断器4かOFFする欠点がある。
本考案は上記従来例の欠点である停電後の再通電時、漏
電しゃ断器がOFFする事を解決するものであり、以下
その構成を説明する。
本考案の装置は第3図に示すように、深夜電源回路Aに
ある漏電しゃ断器14の異極、人・出力間に防食電源回
路B側のリレーコイル15と連動したリレー接点15′
と負特性サーミスター17と、抵抗16とで回路を構成
したことに特徴を有するもので、防食電源回路Bが確保
されていない時には、深夜電源回路AがONすると漏電
しゃ断器14をOFFする構成はそのままで、従来例の
欠点をも補なえる効果がある。
なお、他の構成は第2図従来例と同じである。
つぎに本考案装置の動作を第3図および第4図とともに
説明する5 ■ 防食電源が確保されていない時、 従来例の項で説明した通りであり、違いは、負特性サー
ミスタ−17がリレー接点側15′に接続されている
ため、深夜電源回路AがONすると同時に直列抵抗16
と負特性サーミスター17にA、C200vが分圧して
加わり、負特性サーミスター17は、自己発熱を起し温
度上昇とともに、抵抗値がさがり、漏電しゃ断器14の
感度電流以上の電流が流れると(直列抵抗16と負特性
サーミスター17の合成抵抗が感度電流が流れる抵抗値
以下になった時)漏電しゃ断器14はOFFし、湯がわ
かないと現象で使用者に知らす。
II 停電後の再通電時に関しては、 上記説明通り、直列抵抗16(抵抗値一定)と負特性サ
ーミスター17が自己発熱により抵抗値が変化し、その
合成抵抗が漏電しゃ断器14の感度電流を流す抵抗値以
下となった瞬間、漏電しゃ断器14がOFFする。
すると、当然負特性サーミスター17の自己発熱により
、所定の抵抗変化をさす時間、すなわち第3図のJtが
あり、リレー接点15′の回路を遅延させた効果があり
、その作用を利用して再通電時、深夜電源回路Aは漏電
しゃ断器14を働かけることなく、以後通電を維持する
以上のように本考案装置によれば、防食電源回路と深夜
電源回路を関係づけて深夜電源を制御するものにおいて
、停電後深夜電源の投入に支障がなく、その構成も負特
性サーミスタを利用して簡単に構成でき、その実用的効
果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気温水器の断面図、第2図は従来の電気温水
器の電源装置の回路図、第3図は本考案の電気温水器の
電源装置の一実施例回路図、第4図は同動作特性図であ
る。 1・・・・・・タンク、3・・・・1・・防食電極、7
・・・・・・加熱ヒータ、15・・・・・・リレーコイ
ル、15′・・・・・・リレー接点、16・・・・・・
抵抗、17・・・・・・負特性サーミスタ、A・・・・
・・深夜電源回路、B・・・・・・防食電源回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 漏電しゃ断器及び加熱用ヒータ等を接続した深夜電源回
    路と、上記深夜電源回路とは別個で、かつタンクの防食
    を目的とした防食電源回路を備え、漏電しゃ断器の異極
    、人、出力間に防食電源回路側のリレーコイルと連動し
    たリレー接点と、負特性サーミスター及び抵抗より直列
    回路を接続したことを特長とする電気温水器の電源装置
JP1976109899U 1976-08-16 1976-08-16 電気温水器の電源装置 Expired JPS591172Y2 (ja)

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JPS5327271U JPS5327271U (ja) 1978-03-08
JPS591172Y2 true JPS591172Y2 (ja) 1984-01-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109898A (ja) * 1975-03-20 1976-09-29 Toshihiko Satake Kokuruisuibunkeisokusochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109898A (ja) * 1975-03-20 1976-09-29 Toshihiko Satake Kokuruisuibunkeisokusochi

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JPS5327271U (ja) 1978-03-08

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