JPS59116470A - 制電性重合体成形物の製造法 - Google Patents

制電性重合体成形物の製造法

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JPS59116470A
JPS59116470A JP57225277A JP22527782A JPS59116470A JP S59116470 A JPS59116470 A JP S59116470A JP 57225277 A JP57225277 A JP 57225277A JP 22527782 A JP22527782 A JP 22527782A JP S59116470 A JPS59116470 A JP S59116470A
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polymer
acid
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武夫 三枝
佐野 嘉行
良晴 木村
裕三 角田
山崎 晴正
東雲 修身
徳沢 太郎
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Kao Corp
Unitika Ltd
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Kao Corp
Unitika Ltd
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ものであり,詳しくは,三級アミン構造を有する重合体
またはこれを含む重合体組成物からなる成形物を反応性
を有するポリアルキレンオキシド系化合物でアンモニウ
ムイオン構造化処理することを特徴とする制電性重合体
成形物の製造法を要旨とするものである。
従来,静電気を帯びやすい繊維,フィルムなどの重合体
成形物の欠点を改良すべく多くの提案がなされており.
一部はすでに企業化されているものもある。これらは■
重合体の成形時に制電剤を添加混合せしめる方法,■成
形後の成形物の表面な制電剤で処理する方法,に大別さ
れるが,■では制電剤が重合体内部にも分散しているた
め添加量に比して制電効果が小さいこと,■は制電剤が
染色,洗濯,摩擦などで脱落しやすいこと,の欠点があ
る。
特公昭35 − 17698号及び特公昭56−81.
29号公報等には,三級アミン構造を有する重合体又は
これを含む重合体組成物からなる成形物を第四級化剤で
処理する方法が提案されている。これらのいずれも第四
級化剤として塩酸,硫酸,燐酸,炭酸,臭化水素,沃化
水素等の無機酸,蟻酸,酢酸。
モノクロール酢酸等の有機酸,メチルクロライド。
メチルプロマイド,エチルクロライド等の7・ロゲン化
物,ベンゼンスルフォン酸,トルエンスルフォン酸,ド
デシルベンゼンスルフォン酸等の有機スルフォン酸など
が使用されている。しかしながら、ポリアルキレンオキ
サイド系の化合物は使用されていない。前者には第四級
化剤としてエチ・しンオキサイドが記載されているが、
これは単量体として使用されている。これらの第四級化
剤で成形物を処理し、制電効果を追試(後記比較例3参
照)した本発明者らの試験結果では、その効果は摩擦制
電圧及びその半減期の値(後記第1表参照)は第四級化
処理反応を行わなかった成形物のそれと同程度か、若干
向上するにすぎない程度のもので、到底満足すべき結果
ではなかった。
本発明者らは重合体成形物の帯電防止化におけるこのよ
うな欠点を改良すべく種々検討した結果。
三級アミン構造を有する重合体またはこれと他の重合体
とのブレンド成形物を反応性のポリアルキレンオキシド
化合物でアンモニウムイオン構造化処理することにより
、ポリアルキレンオキシドセグメントとアンモニウムイ
オン構造とが重合体成形物の外層部に安定して共存し、
顕著な制電効果と優れた耐久性が発現することを見い出
し、冒頭に記載したような要旨の本発明に到達したもの
である。
本発明において使用される三級アミン構造を有ド、脂肪
族−芳香族ポリアミドの合成時に、下記一般式 %式%(11 (2) (ここでX、Yは同一でも異なっていてもよく。
アミン基、カルボキシル基、カルボアルコキシル基の群
より選ばれた基をR1,R2、R4、R5は炭素原、子
数1〜20の2価の有機基を、  R3は炭素原子数1
〜20の1価の有機基を示す。)で表わされる化合物の
一種または二種以上を添加共重合して得られるポリアミ
ド、■スチレンのベンゼン核上の水素原子をジアルキル
アミン基で16:換した化合物からの重合体または該化
合物と他の不飽和モノマーとの共重合体、■−級または
二級アミンにアルキレンオキシド(エチレンオキシド。
プロピレンオキシドまたはこれらの混合物)を付加せし
めて得られた重合体、があるが、これらに限定されるも
のでないことは言うまでもない。ま° た、制電効果を
さらに向上させるために、■、■ニオイテモ重合性の官
能基を有するポリアルキレンオキシド顛を添加共重合せ
しめたものでもよい。
本発明においては、上記の三級アミン構造を有する重合
体は単独で成形される他、他の合成重合体との組成物の
形で使用され、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレート、ポリ−p−エチレンオキシベンゾ
エートナトおよヒコれらを主成分とするポリエステル、
ナイロン6゜ナイロンj2.ナイロン46.ナイロン6
6、ナイロン610.ポリ−m−フェニレンイソフタラ
ミド。
ポリ−p−7エニレンテレフタラミドなどおよびこれら
を主成分とするポリアミド、ポリエチレン。
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチ
ル、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデンなどおよびこれらを主成分とするビニル共重
合体の他、熱硬化性重合体を含めた通常静電気を帯びや
すい合成重合体が挙げラレロ。この際1合成重合体とし
てポリアルキレンオキシドセグメントをブロック成分と
して有するポリエステルやポリアミドを使用したり1通
常帯電防止剤として使用されるポリアルキレンオキシド
系化合物を存在せしめたりすることは制′IIL効果を
さらに良好なものとする場合がある。
次に2本発明において反応性を有するポリアルキレンオ
キシド系化合物とは、前述の三級アミン構造と反応して
アンモニウムイオン構造化する化合物のうち、ポリエチ
レン、オキシド、ポリプロピレンオキシド、エチレンオ
キシド−プロピレンオキシドコポリマーなどのポリアル
キレンオキシド成分を有する化合物を意味する。すなわ
ち、直鎖状または分岐状のポリアルキレンオキシド系化
合物の末端もしくは鎖中にハロゲン(CI、Br、I)
エポキシ基、スルホン酸基、カルボン酸基、不飽和結合
(この場合はアルコール成分がポリアルキレンオキシド
であるアクリル酸もしくはメタクリル酸エステルが好適
である)などを111■f、ニーは複数個有する化合物
を意味する。特に好ましい化合物としては末端に1個以
上のヒドロキシル基を有するポリアルキレンオキノドを
エピクロルヒドリン、アクリル酸クロリド、メタクリル
酸クロリドと反応させて得られろ化合物である。
これらの反応薬剤は公知の条件でアンモニウムイオン構
造化反応に供される。なお1反応処理前の成形物中の三
級アミン構造の量は10当量/トン以」−1好寸しくは
20当量/トン以上であることがよ(、アンモニウムイ
オン構造化の程度は要求される性能、成形物の用途によ
って適宜調節される。
捷だ、繊維やフィルムの場合、その形成が完結した段階
(延伸状態)で反応処理を行う方法だけでなく、不完全
な段階(未延伸状態)で薬剤を付着せしめ延伸と反応処
理を同時または別々に行う方法も適用され得る。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
。実施例中の制電性の測定は1京犬化研弐ロータリース
タチックテスターを用い、綿布を摩擦体として20℃、
  401RHの雰囲気中で、摩擦帯電圧と電荷半減期
を求める方法で行った。なお。
1部とは電量部を意味する。
実施例1 ε−カブロラクタ今965部、N、N’−ビス(アミノ
−n−プロピル)ピペラジン2部およびアジピン酸15
部を常法(加水分解法)により重縮合L7て。
三級アミン構造を有するポリアミドを得た。
このポリアミドを脱モノマー後、乾燥して265℃で溶
融紡糸し延伸して70d/24fの糸条とした。
−糸条を50g/靜の密度で筒編後1両末端にエポキシ
基を有するポリエチレンオキシド(分子量1000)の
10%水溶液中に布を浸漬し引き上げ(ピックアツプ量
5%)、1.00℃、10分間の反応処理を行った。
この布を青色酸性染料を含む浴中で98℃、30分の条
件で染色したところ、染色布の摩擦帯電圧およびその半
減期はそれぞれ600v 、 4秒を示し。
良好な制電性が認められた。ホームランドリー50洗後
もこの性能はほとんど変らなかつ、た。
実施例2〜3 カプロラクタム50部、N−メチルN、 N−ビス(ア
ミノ−n−プロピ)L/)アミン5部およびアジピン酸
3部の組成で重縮合して、三級アミン構造を有するポリ
アミドを得た。
このポリアミド8部と通常のポリエチレン−y−vツク
レート92部とを280℃で混合溶融紡糸し、延伸して
75d/36fの糸条を得た。糸条を509/lr?の
密度で筒編後9次のように反応処理を11つだ。
実施例2:実施例1と同様。
実施例31分子量2000のポリエチレンオキシドのモ
ノメタクリル酸エステルの10%水溶液中に布を浸漬し
た後、引き上げ (ピックアツプ量10チ)、70℃、30分。
上記反応によって得られた布を青色分散染料を含む浴中
で130℃、30分の条件で染色した。染色布の摩擦帯
電圧およびその半減期の測定結果を第1表に示すように
、良好な制電性力;認められた。
ホームランドリー30洗後もこれらの性能&! ?丘と
んど変らなかった。
実施例 カプロラクタム58部2両末端にカルボキシル基を有す
る分子量4000のポリエチレンオキシド35部.N.
N’−ビス(アミノ−n−プロピル)ピペラジン5部お
よびアジピン酸2部を公知の方法で重縮合して三級アミ
ン構造を有するポリアミドを得た。
このポリアミド8部と3モル係の5−ナトリウムスルホ
インフタル酸成分を共重合しまたポリエチレンテレフタ
レート92部とを実施例2と同様(で混合紡糸し,延伸
,筒編して次のように反応処理した。
実施例4:実施例1と同様。
実施例5:実施例3と同様。
上記反応によって得られた布をカチオン染料を含む浴中
で120℃,30分の条件で染色した。染色布は第1表
の如(良好な制電性な示した。
比較例1.2 実施例1の布を反応処理を行わなかった場合(比較例1
)、同様に実施例4の布を反応処理しなかった場合(比
較例2)の試験結果は第1表に示すように不満足な結果
しか得られなかった。
比較例3 実施例2にお℃・て、エポキシ基含有ポリエチレノオギ
シド水溶液の代りに酢酸の5ヂ水溶液を月見・、90℃
、20分間反応処理を行ったが、 染色布の1¥樫帯電
圧およびその半減期はそれぞれ2000v、60秒であ
った。
実施例6 実施例4において、延伸前の糸条に反応液を付着させ(
付着量10%)、次いで温度90℃9倍率3.2倍9時
間1秒の条件で延伸し、温度200℃。
時間2秒の条件で乾熱処理する方法を採用した。
延伸糸(75d/36f)を筒編し染色したところ。
摩擦帯電圧500 v + 半減期3秒を示した。
これらの試験結果を次の第1表に示す。
第1表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)三級アミン構造を有する重合体またはこれを含む
    重合体組成物からなる成形物を反応性を有するポリアル
    キレンオキシド系化合物でアンモニウムイオン構造化処
    理することを特徴とする制電性重合体成形物の製造法。
JP57225277A 1982-12-21 1982-12-21 制電性重合体成形物の製造法 Granted JPS59116470A (ja)

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