JPS5911640Y2 - 書架における書藉落下防止装置 - Google Patents
書架における書藉落下防止装置Info
- Publication number
- JPS5911640Y2 JPS5911640Y2 JP6371381U JP6371381U JPS5911640Y2 JP S5911640 Y2 JPS5911640 Y2 JP S5911640Y2 JP 6371381 U JP6371381 U JP 6371381U JP 6371381 U JP6371381 U JP 6371381U JP S5911640 Y2 JPS5911640 Y2 JP S5911640Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bookshelf
- book
- falling
- bookshelves
- locking groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は書架における書籍落下防止装置に関するもので
ある。
ある。
従来書架、特に移動式書架においては、移動の際の衝撃
により書籍が棚から落下することがしばしばあった。
により書籍が棚から落下することがしばしばあった。
又、通常の書架においても地震等の際に書籍が落下する
という危険があった。
という危険があった。
本考案は簡単な機構により書籍の落下を防止するように
した書籍落下防止装置を提供することを目白勺とする。
した書籍落下防止装置を提供することを目白勺とする。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
１は書架本体、２は棚である。
前記書籍本体１の側板３，３には棚２，２間に位置する
係止溝４が形或されている。
係止溝４が形或されている。
この係止溝４はほぼ水平方向に延びる水平溝部４ａと、
この水平溝部４ａの前端部から斜め下方、すなわち前下
がりに伸びる傾斜溝部４ｂとからなる略への字形の形状
をなしている。
この水平溝部４ａの前端部から斜め下方、すなわち前下
がりに伸びる傾斜溝部４ｂとからなる略への字形の形状
をなしている。
前記横溝部４ａの後端面５は略垂直であり、傾斜溝部４
ｂの下端面６は該傾斜溝部４ｂの両側壁面７，７に対し
て直角をなしている。
ｂの下端面６は該傾斜溝部４ｂの両側壁面７，７に対し
て直角をなしている。
前記係止溝４に可動体８が摺動自在に嵌め込まれている
。
。
該可動体８は前縁部９の両端に折曲脚部１０．１０が形
或されてなるコの字状部分（書籍規制部）を有し、この
折曲客部１０．１０の両端に外側方に折曲された断面四
角形状の摺動部１１．１１が形或されたものである。
或されてなるコの字状部分（書籍規制部）を有し、この
折曲客部１０．１０の両端に外側方に折曲された断面四
角形状の摺動部１１．１１が形或されたものである。
該摺動部１１．１１の高さＨは前記係止溝４の幅とほぼ
等しくなっており、該係止溝４に摺動自在に密接嵌合し
ている。
等しくなっており、該係止溝４に摺動自在に密接嵌合し
ている。
該支持部１１の上下面１２．１２は互いに平行をなす平
坦面となっている。
坦面となっている。
１５は抜け止め用のピンである。書架１を移動させる場
合、あるいは通常の書架においては書籍を使用しない場
合は、係止部材８を傾斜溝部４ｂの下端まで移動させて
おく。
合、あるいは通常の書架においては書籍を使用しない場
合は、係止部材８を傾斜溝部４ｂの下端まで移動させて
おく。
これにより係止溝の下端面６と支持部１１の前端面１３
が係止し、かつ支持部１１の上下面１２．１２と傾斜溝
部４ｂの両側面７，７が係止し係止部材８の前縁部９は
書籍１４の前方に位置される。
が係止し、かつ支持部１１の上下面１２．１２と傾斜溝
部４ｂの両側面７，７が係止し係止部材８の前縁部９は
書籍１４の前方に位置される。
したがって書籍１４は係止部材８の前縁部９で移動が阻
止されて落下することがない。
止されて落下することがない。
書籍をとり出す場合は第２図のように水平溝部４ａの後
端部５まで摺動部１１を移動させておく。
端部５まで摺動部１１を移動させておく。
これにより支持部１１の上下面１２．１２が水平溝部４
ａ上下面で係止され、係止部材８はほぼ水平に保持され
る。
ａ上下面で係止され、係止部材８はほぼ水平に保持され
る。
この位置では書籍１４の上端は可動体８より下方に位置
しており、したがって書籍の取り出しには支障がない。
しており、したがって書籍の取り出しには支障がない。
上記実施例においては書架本体１の側板３，３に直接係
止溝４を形威しているが、係止溝４を別の板状体に形威
しておき、この板状体を書架本体に取付けるようにして
もよい。
止溝４を形威しているが、係止溝４を別の板状体に形威
しておき、この板状体を書架本体に取付けるようにして
もよい。
以上のように本考案によれば書籍の落下が係止部材によ
って確実に防止できると共に、係止部材を前後に移動さ
せるだけで書籍の落下防止位置および取り出し位置に変
更出来る為、操作もきわめて容易であり、しかも係止部
材と係止溝だけの簡単な構或であるので安価に製造でき
るという効果がある。
って確実に防止できると共に、係止部材を前後に移動さ
せるだけで書籍の落下防止位置および取り出し位置に変
更出来る為、操作もきわめて容易であり、しかも係止部
材と係止溝だけの簡単な構或であるので安価に製造でき
るという効果がある。
また、可動体の書籍規制部は前方ヘコの字状に突出形威
されているため、この突出距離を適宜設定すれば、書架
の前後幅以上の幅を有する書籍を収納した場合に対して
も適用できるほが、書籍規制部の前縁部は摺動部を支点
として旋回しつつ前方へ下りてくるため、前縁部の移動
軌跡の全長に比べて、係止溝部の全長を短くでき、係止
溝部の強度低下をできるだけ避けることができる。
されているため、この突出距離を適宜設定すれば、書架
の前後幅以上の幅を有する書籍を収納した場合に対して
も適用できるほが、書籍規制部の前縁部は摺動部を支点
として旋回しつつ前方へ下りてくるため、前縁部の移動
軌跡の全長に比べて、係止溝部の全長を短くでき、係止
溝部の強度低下をできるだけ避けることができる。
また、前縁部の移動に際してその初期位置と最終位置と
に着目すれば、最終位置は初期位置に対して水平方向前
方で、かつ垂直方向下方に位置するが、この間の移動軌
跡に着目すると、前縁部は下方へ旋回しつつ前方へ突出
するため、その移動軌跡は連続的な曲線を描くこととな
り、例えば水平方向前方へ直線的に引き出した後、垂直
方向下方へ引き下げるような動作に比べて、動作が人間
工学に合致しスムーズとなる等の効果がある。
に着目すれば、最終位置は初期位置に対して水平方向前
方で、かつ垂直方向下方に位置するが、この間の移動軌
跡に着目すると、前縁部は下方へ旋回しつつ前方へ突出
するため、その移動軌跡は連続的な曲線を描くこととな
り、例えば水平方向前方へ直線的に引き出した後、垂直
方向下方へ引き下げるような動作に比べて、動作が人間
工学に合致しスムーズとなる等の効果がある。
第１図は本考案の装置を備えた移動式書架の実施例を示
す斜視図、第２図及び第３図は各々書籍取出位置及び落
下防止位置に設定した状態を示す要部斜視図、第４図は
第２図のＩＶ−ＩＶ線断面図である。 １・・・・・・書架本体、４・・・・・・係止溝、４ａ
・・・・・・水平溝部、４ｂ・・・・・・傾斜溝部、８
・・・・・・係止部材、９・・・・・・前縁部、１０・
・・・・・折曲脚部、１１・・・・・・摺動部、１２・
・・・・・上下面。
す斜視図、第２図及び第３図は各々書籍取出位置及び落
下防止位置に設定した状態を示す要部斜視図、第４図は
第２図のＩＶ−ＩＶ線断面図である。 １・・・・・・書架本体、４・・・・・・係止溝、４ａ
・・・・・・水平溝部、４ｂ・・・・・・傾斜溝部、８
・・・・・・係止部材、９・・・・・・前縁部、１０・
・・・・・折曲脚部、１１・・・・・・摺動部、１２・
・・・・・上下面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 書架本体の両側板の相対向する位置に対称的に形威され
、略水平を向く水平溝部とこの水平溝部の前端部から前
下がりに傾斜した傾斜溝部とからなる係止溝と； 前方ヘコの字状に突出する書籍規制部の両端から、上下
面が互いに平行な平坦面となるような断面四角形状の摺
動部を左右に突設してなる可動体とからなり； 前記可動体は、前記係止溝の両内側面と摺動部の平坦面
とを当接させつつ摺動自在に書架本体に取り付けられて
いることを特徴とする書架における書籍落下防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6371381U JPS5911640Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | 書架における書藉落下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6371381U JPS5911640Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | 書架における書藉落下防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57175645U JPS57175645U (ja) | 1982-11-06 |
| JPS5911640Y2 true JPS5911640Y2 (ja) | 1984-04-10 |
Family
ID=29859800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6371381U Expired JPS5911640Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | 書架における書藉落下防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911640Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0349546Y2 (ja) * | 1985-05-01 | 1991-10-23 | ||
| JPH0748107Y2 (ja) * | 1991-02-19 | 1995-11-08 | 株式会社イトーキ | カートリッジ等の専用トレーを有する物品載置棚におけるカートリッジ等の落下防止機構 |
| JP3606337B2 (ja) * | 1995-03-31 | 2005-01-05 | 茂夫 小坂 | 落下防止機構 |
-
1981
- 1981-05-01 JP JP6371381U patent/JPS5911640Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57175645U (ja) | 1982-11-06 |
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