JPS59115774A - 揺動選別機の排出穀粒調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は揺動選別機の排出穀量ｍｍ装置の改良に関する
。

粗雑面に形成した選別盤を斜め上下方向に揺動し、該選
別盤に籾玄米混合粒を供給し゛Ｃ盤面の揺上げ側に玄米
粒末を、またその揺上方向の反対側に籾粒束をそれぞれ
偏流させ、その中間部に籾玄米混合粒束を流動して前記
選別盤の盤端に設けた穀粒排出樋に流下し、該排出樋内
に前記各粒末をそれぞれ分離導入する案内壁板を設けた
選別装置では、選別盤面上の穀粒量の多少等によって前
記各種粒末の偏流状態が微妙に変化するので、前記穀粒
排出樋の案内壁を適時に移動調節して各種粒末をそれぞ
れの流出路に確実に分離して導入する必要がある。従来
の前記案内壁の移動ｖ４節には、案内壁に光電検出装置
を一体的に装着して該壁部を流下する穀粒から異種粒の
混入状態を光学的に検出し、その検出信号によって案内
壁板に連結した調節用螺軸を正逆回転する自動調節装置
が大型施設の籾摺選別装置の選別盤には装備されＣいる
が、小型の揺動選別機では、通常、選別盤上の各粒末の
偏流状態の変化を目視しＣ検出すると共に、選別盤の運
転中に前記案内壁板を手動的に直接操作しＣ移動調節す
るので、そのＦＪｉ節作業は極めて危険であり、また調
節誤差をしばしば誘起する等の欠点を有しでいた。

本発明の上記の諸点に鑑み、前記案内壁板の手動操作に
よる移動調節においＣ１前述した調節作業の危険を完全
に排除して安全化すると共に、調節誤差を誘起すること
なく、＾精度の移動調節を壁板移動用調節装置によって
簡単に実施するようにし、以って穀粒の揺動選別作用に
おい【高率的な排出穀量を簡単、かつ安全に確保する便
益な装置を開発して提供せんとプるものである。

本発明を実施例図について説明する。第２図において、
符号１は米粒を誘導できる摩擦抵抗となる粗雑面を形成
した選別盤で、斜め上下方向に揺動する選別盤１上を揺
動方向Ａ、Ｂに対して、側方の流出方向Ｃに異種穀粒、
例えば籾と玄米の混合粒を供給コンベア２から供給して
流動しながら、揺上側Ｈに小摩擦係数の玄米検束Ｐを、
また反対側りに大摩擦係数の籾粒束Ｒをそれぞれ偏集し
、その間に混合粒束Ｑの３種の粒末をＣ方向に流動して
選別盤１から盤端に設けた穀粒排出１３に流下し、前記
盤端に沿って移動調節する案内壁４．５によって玄米、
籾玄米混合粒、籾の各流出路６，７．８に前記各粒末を
それぞれ分離導入するように形成しである。次に第２図
において、前記選別盤１はその排出側盤端に穀粒排出樋
３を設けると共に、その下部に振動機構９を設け−（一
体的に形成した揺動選別機である。選別盤１の下面には
、その前後位置に１対の上部支点軸１０．１１を平行状
に横架してそれぞれ軸設し、その下部に横架した変角杆
１２．１２の前後部に１対の下部支点軸１３．１４をそ
れぞれ軸設し、その下部の各支点軸１３．１４と上部の
各支点軸１ｏ、１１を複数個の連杆１５・・・によって
連結し、下部支点軸１３を基台１６の上端部に回動自在
に軸着すると共に、各変角杆１２，１２の中央付近を調
節用回動杆１７を備えた角度調節装置１８によって支承
する。１９は前記変角杆１２の一端側に設けた壁板移動
用調節装置で、該１１１ｉ１装置１９は、その杆部に調
節用長１％２０を設ける共に、該長溝２０に移動自在に
嵌挿したＩ！１１節用固定ネジ２１を設け、２２は選別
盤１の受動部と連杆２３によって連結した偏心回転装置
、２４はその電動機である。そして前記振動機構９の上
部支点軸１０の延長部にワイヤー用第１係合部２５を設
けると共に、下部の変角杆１２゜１２に設けた下部支点
軸１３の延長部にワイヤー用第２係含部２６を設け、ま
た前記壁板移動用調節装置１９の調節用固定ネジ２１と
、前記排出ｇ！Ａ３内に移動自在に立設した案内壁板４
とを前記両係合部２５．２６に懸回したワイヤー２７に
よって連結し、２８は案内壁板４のワイヤーと反対側に
設けた弾性バネ、２９は案内壁板面に固着したワイヤー
用係止軸である。

上述の構成Ｃあるから、選別盤１に供給された籾玄米混
合粒は、傾斜状に装架した選別盤１の揺動作用によって
前述したように選別盤１の前寄りに玄米を、また後寄り
に籾をそれぞれ偏流し、またその中間部に籾玄米混合粒
が流動して各粒末Ｐ、Ｑ、Ｒは横方向の盤端から穀粒排
出樋３の内部の各流出路６．７．８に案内壁板４．５．
によって分離してそれぞれ流下する。

その際、選別盤１面の穀粒が基準穀量より少ない場合は
、前記玄米の粒末Ｐ幅が縮減して一部の混合粒が玄米流
出路６に流下して混入する。

そこで本装置では、選別盤１の玄米検束の移動状態を目
視して検出すると共に、振動しない壁板移動用調節装置
１９の前記固定ネジ２１を緩め【前記玄米検束の移動し
た分だけ前方に固定ネジ２１を移動すると、ワイヤー２
７が前方に移！ｌｌｉると共に、案内壁板４の弾性バネ
２８の弾性力により該壁板４が低位側に所定長さ移動す
るので、案内壁板４の移動位置を微１１節して確認した
うえ、直ちに前記固定ネジ２１を螺着して固定して案内
壁板４を調節づる。したがって、従来装置のように選別
盤１の揺動する案内壁板を直接に移動調節することによ
って生ずる調節作業の危険および調節誤差等を完全に防
止し”Ｃ高精度の移動調節を確実に実施でき、高率的な
排出穀量を簡単、かつ安全に確保できる等の効果を奏す
るものひある。

また、特許請求の範囲第（２）項のものは、前記第１係
合部と第２係合部がそれぞれの軸端部に軸着しだ調車３
０．３１’ｒ、しかも両調車３０゜３１の直径が同一ぐ
あるので、前記案内壁板４と前記調節用固定ネジ２１と
の移動伊が常に完全に一致すると共に、ワイＶ−が円滑
に移動し、微調節することなく、高精度の調節作業を正
確に、かつ円滑に実施できる効果がある。

特許請求の範囲第（３）項のものは、前記変角杆が、角
度調！ｆｆ＋装置を装備したものであるので、変角杆の
角度調節により壁板移動調節装置と選別盤との傾斜角が
共に同時にｍ節されＣその調節作業を単純化でき、その
作業能率を向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例図ｒある。第１図は本装置の一部
を断面で表わした側面図、第２図は選別盤の平面図、第
３図はその要部の側面図である。 １・・・選別盤　　　　　　２・・・供給コンベア３・
・・穀粒排出樋　　　　４・・・案内壁板５・・・案内
壁板　　　　６，７．８・・・流出路９・・・撮動機構
　　　　１０．１１・・・上部支点軸１２・・・変角杆
　　　　　１３．１４・・・下部支点軸１５・・・支杆
　　　　　　１６・・・基台１７・・・調節用回動杆　
　１８・・・角度調節装置１９・・・壁板移動用調節装
置　　２ｏ・・・調節用長溝２１・・・調節用固定ネジ
　２２・・・偏心回転Ｂｔｕ２３・・・連杆　　　　　
　２４・・・電動機２５・・・ワイヤー用第１係合部 ２６・・・ワイヤー用第２係合部 ２７・・・ワイヤー　　　　２８・・・弾性バネ２９・
・・ワイヤー用係止軸　　３０．３１・・・調車特許出
願人 第１図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、その排出側盤端に穀粒排出樋を設けた選別盤の
   下部に振動機構を配設して一体的に形成した選別装置に
   おいて、前記振動機構の上部支点軸の延長部にワイヤー
   用第１係含部を設けると共に、その下部に設けた変角杆
   の下部支点軸の延長部にワイヤー用第２係合部を設け、
   前記変角杆の一端側に設けた壁板移動用調節装置と前記
   穀粒排出樋内に移動自在に立設した案内壁板とを前記両
   係合部に懸回したワイヤーによつ（連結したことを特徴
   とする揺動選別機の排出穀粒Ｗ４節装置。
2. （２）、前記第１係合部と第２係合部が、それぞれの軸
   端部に軸着した調車Ｃ１しかも両調車の直径が同一であ
   る特許請求の範囲第（１）項記載の揺動選別機の排出穀
   粒調節装置。
3. （３）、前記変角杆が、角度調節装置を装備したもので
   ある特許請求の範囲第（１）項または第（２）項記載の
   揺動選別機の排出穀粒調節装置