JP3017458B2 - 廃ガラスびんのサイズ選別装置 - Google Patents

廃ガラスびんのサイズ選別装置

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JP3017458B2
JP3017458B2 JP9190575A JP19057597A JP3017458B2 JP 3017458 B2 JP3017458 B2 JP 3017458B2 JP 9190575 A JP9190575 A JP 9190575A JP 19057597 A JP19057597 A JP 19057597A JP 3017458 B2 JP3017458 B2 JP 3017458B2
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政昭 三鴨
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃ガラスびんを再
生資源として利用するため、色別に選別する前処理と
し、外径寸法の大きさによって選別する廃ガラスびんの
サイズ選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】廃ガラスびんは丸い形状が多く、一般的
な水平方向のスリットによる選別では、スリット部にび
んの詰まりを生ずる。この詰まりは強固で振動によって
外れないことが多い。従来、かかる不具合を解消するた
め、スリットを強制的に回転するテーパ付回転ロッドで
形成し、ロッド軸方向に振動運搬させる方式(特開平7
−124522号公報参照)が知られている。又、水平
方向のスリットからの落下による選別とは異なり、振動
コンベヤに狭いトラックを設け、その上をびんを長手方
向に向けて通らせ、びんの外径とトラック幅の相対的な
大小により落下させて選別するもの(特開平8−318
224号公報参照)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のロッド
によるものでは、びん形状が丸に限定されるので、角び
ん用の選別機構を別途必要とする不具合がある。又、ロ
ッドを強制回転するための駆動機構を必要とすると共
に、びんの移動のために振動若しくは他の移動機構を必
要とする不具合がある。一方、後者の狭いトラックによ
るものでは、トラックを通過可能なびんが振動により落
下し、サイズの異なるびんに混入する、すなわちサイズ
選別精度が低下する不具合がある。そこで、本発明は、
強制駆動機構を要することなく、びんの詰まりを防止し
得ると共に、選別精度を向上し得、かつびんの形状にか
かわらず選別し得る廃ガラスびんのサイズ選別装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の廃ガラスびんのサイズ選別装置は、
振動トラフ内に廃ガラスびんの流れ方向に延在し、かつ
流れ方向と直角な方向に5〜15°の角度で傾斜した運
搬板を配設し、この運搬板の傾斜下端部の上方にそれと
所要間隙を保持して同方向に延在する間隙形成板をほぼ
直角に配設したことを特徴とする。第2の廃ガラスびん
のサイズ選別装置は、第1のものにおいて、前記運搬板
と間隙形成板との間隙を流れ方向の下流に向って漸増さ
せたことを特徴とする。又、第3の廃ガラスびんのサイ
ズ選別装置は、第1又は第2のものにおいて、前記運搬
板と間隙形成板の廃ガラスびんと接する表面を摩擦係数
の小さな合成樹脂によって形成したことを特徴とする。
【0005】流れ方向と直角な方向の運搬板の傾斜角度
が、5°未満であると、廃ガラスびんの間隙形成板側へ
の移動が遅くなり、15°を超えると移動が速くなって
間隙形成板との間に形成される間隙に対する廃ガラスび
んの詰まりを生ずる。好ましい傾斜角度は、10°であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2及び図3は本発
明に係る廃ガラスびんのサイズ選別装置の実施の形態の
一例を示す平面図、側面図及び正面図である。図中1は
廃ガラスびんを流動させる振動トラフで、この振動トラ
フ1は、架台2上に防振ばね3を介在して斜設し、かつ
振動モータ5をブラケット6を介し取り付けてなる。振
動トラフ1の一端(図1、図2においては左端)は、廃
ガラスびんを供給するホッパと振動フィーダ(共に図示
せず)を介して連結可能に設けられており、このトラフ
1内には、図1、図4及び図5に示すように、廃ガラス
びんの流れ方向(図1における矢印A方向)に延在し、
かつ流れ方向と直角な方向に5〜15°の角度で傾斜し
た3枚の運搬板7が、流れ方向と直角な方向に所要の間
隔を保持すると共に、ほぼ鋸刃状の複数の支持板8に支
持され、振動トラフ1を3分割したほぼ中間部に配設さ
れている。各運搬板7の傾斜下端部の上方には、それら
と所要間隙Sを保持して同方向へ延在する間隙形成板9
が、廃ガラスびんのV字状の流路を形成すべく前記支持
板8に支持されてほぼ直角に配設されており、各運搬板
7と間隙形成板9との間に形成した間隙Sは、流れ方向
の下流に向って漸増されている。そして、運搬板7と間
隙形成板9の廃ガラスびんと接する表面は、廃ガラスび
んの流動を円滑にするため、摩擦係数の小さな合成樹脂
(図示せず)によって形成されている。
【0007】一方、振動トラフ1内の上流部(図1にお
いては左部)には、各運搬板7と間隙形成板9とによっ
て形成される廃ガラスびんのV字状の流路へ廃ガラスび
ん案内する平面視櫛歯状のガイド部材10が取り付けら
れている。他方、運搬板7の上流端からその中央部の間
と対応する振動トラフ1の底壁は切り欠かれており、こ
の切欠き部の上流端と対応する振動トラフ1の下部に
は、運搬板7と間隙形成板9との間隙S1 を通過した破
片C(図4参照)を排出するカレット排出シュート11
が垂設され、又、切欠き部に続く下流側と対応する振動
トラフ1の下部には、間隙S2 を通過した小径びんBS
を受ける補助トラフ12(図2参照)が、カレット排出
シュート11に続き振動トラフ1の下流端に及んで付設
されており、その下流端には、小径びん排出シュート1
3が付設されている。そして、振動トラフ1の下流端に
は、間隙S2 を通過しなかった大径びんBL を排出する
大径びん排出シュート14が付設されている。
【0008】上記構成の廃ガラスびんのサイズ選別装置
において、ホッパから振動トラフ1内の一端部に供給さ
れた廃ガラスびんは、振動モータ5による振動トラフ1
の振動により、ガイド部材10に案内されて各運搬板7
と間隙形成板9とによって形成されるV字状の流路に流
入して矢印A方向に流動する。この廃ガラスびんの流動
に伴って、先ず、廃ガラスびん中に混入した破片Cが、
図4に示すように、運搬板7と間隙形成板9との間隙S
1 を通過して落下し、カレット排出シュート11を経て
外部に排出され、次に、廃ガラスびん中の小径びんBS
が、図1において矢印Bで示すように、間隙S2 を通過
して補助トラフ12に落下すると共に流動し、小径びん
排出シュート13を経て外部に排出され、最後に、廃ガ
ラスびん中の大径びんBL が、図1において矢印Cで示
すように、間隙S2 を通過することなく振動トラフ1の
底壁上に落下し、大径びん排出シュート14を経て外部
に排出され、廃ガラスびんが破片C、小径びんBS 及び
大径びんBL にサイズ選別される。上記サイズ選別に際
し、廃ガラスびん等は、緩斜面上を滑落し、その下側方
に設けたほぼ垂直な間隙Sの通過の可否によって選別さ
れるため、角びんが安定した姿勢で滑動し、かつ間隙S
に対する詰まり力が廃ガラスびん等の自重の分力とな
る。又、間隙Sを用いたスリット式であるため、狭いト
ラック式のもののように大径びんBL 側に小径びんBS
が混入することがない。
【0009】なお、上述した実施の形態においては、振
動トラフを下流側を低くして斜設する場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、水平若しくは
下流側を高くして斜設してもよい。又、間隙は、下流に
向って漸増する場合に限らず、段階的に増大させてもよ
く、あるいは一定としてもよい。一定の場合は、2種に
サイズ選別されることとなる。更に、運搬板及び間隙形
成板の表面が平滑な場合、表面を合成樹脂によって形成
しなくてもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の廃
ガラスびんのサイズ選別装置によれば、間隙に対する詰
まり力が廃ガラスびんの自重の分力となるので、従来の
ロッドによるものに比べて詰まり力を格段に小さくする
ことができ、強制的駆動機構を要することなく、びんの
詰まりを防止することができる。又、角びんが運搬板上
を安定した姿勢で滑落するので、丸びんに限らず角びん
についてもサイズ選別することができる。更に、狭いト
ラック式のもののように大径びん側に小径びんが混入す
ることがないので、選別精度を向上することができる。
第2の廃ガラスびんのサイズ選別装置によれば、第1の
ものの作用効果の他、間隙の大きさがリニアとなってい
るので、種々の大きさにサイズ選別することができる。
又、第3の廃ガラスびんのサイズ選別装置によれば、第
1又は第2のものの作用効果の他、廃ガラスびんの滑動
が円滑となるので、処理能力の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃ガラスびんのサイズ選別装置の
実施の形態の一例を示す平面図である。
【図2】図1の廃ガラスびんのサイズ選別装置の側面図
である。
【図3】図1の廃ガラスびんのサイズ選別装置の正面図
である。
【図4】図1におけるIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1におけるV−V線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 振動トラフ 7 運搬板 9 間隙形成板 S 間隙

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動トラフ内に廃ガラスびんの流れ方向
    に延在し、かつ流れ方向と直角な方向に5〜15°の角
    度で傾斜した運搬板を配設し、この運搬板の傾斜下端部
    の上方にそれと所要間隙を保持して同方向に延在する間
    隙形成板をほぼ直角に配設したことを特徴とする廃ガラ
    スびんのサイズ選別装置。
  2. 【請求項2】 前記運搬板と間隙形成板との間隙を流れ
    方向の下流に向って漸増させたことを特徴とする請求項
    1記載の廃ガラスびんのサイズ選別装置。
  3. 【請求項3】 前記運搬板と間隙形成板の廃ガラスびん
    と接する表面を摩擦係数の小さな合成樹脂によって形成
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の廃ガラスび
    んのサイズ選別装置。
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