JPS59115505A - 可変抵抗器用抵抗体の製造方法 - Google Patents
可変抵抗器用抵抗体の製造方法Info
- Publication number
- JPS59115505A JPS59115505A JP57224989A JP22498982A JPS59115505A JP S59115505 A JPS59115505 A JP S59115505A JP 57224989 A JP57224989 A JP 57224989A JP 22498982 A JP22498982 A JP 22498982A JP S59115505 A JPS59115505 A JP S59115505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- variable resistor
- paste
- manufacturing
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adjustable Resistors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は各種電気機器に利用される可変抵抗器用抵抗体
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
（従来例の構成とその問題点）
従来、可変抵抗器用抵抗体は吹付法、浸漬法、印刷法な
どにより抵抗皮膜を形成すオか、または型抜成形法、い
わゆるソリッドボリュームのような成形によるものがあ
った。しかし、前者の製造方法では、抵抗ペーストを絶
縁基板上に塗布した直後に発生する泡やピンホールなど
によって、抵抗体の表面の粗さが数ミクロン以上となり
、摺動寿命、摺動雑音などの特性に悪影響を及ぼす原因
となっている。
どにより抵抗皮膜を形成すオか、または型抜成形法、い
わゆるソリッドボリュームのような成形によるものがあ
った。しかし、前者の製造方法では、抵抗ペーストを絶
縁基板上に塗布した直後に発生する泡やピンホールなど
によって、抵抗体の表面の粗さが数ミクロン以上となり
、摺動寿命、摺動雑音などの特性に悪影響を及ぼす原因
となっている。
また後者の製造方法では、抵抗体表面は多少平滑になる
ものの、製造工程が複雑である為、生産性が悪い上、金
型による成形である為、品種を変更する場合などは金型
を作りかえなければならず、製品のコストアップの要因
になっていた。
ものの、製造工程が複雑である為、生産性が悪い上、金
型による成形である為、品種を変更する場合などは金型
を作りかえなければならず、製品のコストアップの要因
になっていた。
（発明の目的）
本発明は上記のような欠点を除去したもので、特に抵抗
体表面を平滑にし、刷子による摺動特性の良いものが要
求される可変抵抗器において、その摺動寿命、摺動雑音
などの性能を向上させることを目的とした全く新しい可
変抵抗器用抵抗体の製造方法を提供せんとするものであ
る。
体表面を平滑にし、刷子による摺動特性の良いものが要
求される可変抵抗器において、その摺動寿命、摺動雑音
などの性能を向上させることを目的とした全く新しい可
変抵抗器用抵抗体の製造方法を提供せんとするものであ
る。
（発明の構成）
本発明は、紙、布、又はガラス繊維などのシート状物に
熱硬化性樹脂を含浸させ、未硬化状態に保持した絶縁性
薄板上に、抵抗体端子部を形成する為の導電ペーストと
、抵抗体を形成する為の抵抗ペーストを印刷した後、熱
プレスて加圧加熱して成形を行なうという製造方法をと
った抵抗体であり、抵抗体の表面が平滑になると共に、
製造工程が簡単であり、しかも品種によって金型を作シ
かえる必要がなく、コスト的にも安価にすることができ
るものである。
熱硬化性樹脂を含浸させ、未硬化状態に保持した絶縁性
薄板上に、抵抗体端子部を形成する為の導電ペーストと
、抵抗体を形成する為の抵抗ペーストを印刷した後、熱
プレスて加圧加熱して成形を行なうという製造方法をと
った抵抗体であり、抵抗体の表面が平滑になると共に、
製造工程が簡単であり、しかも品種によって金型を作シ
かえる必要がなく、コスト的にも安価にすることができ
るものである。
（実施例の説明）
第１図乃至第４図は本発明の可変抵抗器用抵抗体の製造
方法の一実施例を説明するだめの工程図である。
方法の一実施例を説明するだめの工程図である。
第１図に示すように、紙、布あるいはガラス繊維などの
シート状物に熱硬化性樹脂を含浸させて、それを未硬化
状態にした絶縁性薄板、いわゆるプリプレグ基板上に、
所望のパターンで、抵抗体の抵抗部となるように抵抗ペ
ースト２を塗布形成し、次に第２図に示すように、抵抗
体の端子部となるように銀ペースト等の導電ペースト３
をスクリーン印刷法等で塗布形成した後、焼付けて、プ
リプレグ基板１、抵抗ペースト２、導電ペースト３を半
硬化状態にしておく。ここで、プリプレグ基板１は０．
１〜０．５雛の厚さであり、一般的に０．２〜０．３調
のものが使い易い。
シート状物に熱硬化性樹脂を含浸させて、それを未硬化
状態にした絶縁性薄板、いわゆるプリプレグ基板上に、
所望のパターンで、抵抗体の抵抗部となるように抵抗ペ
ースト２を塗布形成し、次に第２図に示すように、抵抗
体の端子部となるように銀ペースト等の導電ペースト３
をスクリーン印刷法等で塗布形成した後、焼付けて、プ
リプレグ基板１、抵抗ペースト２、導電ペースト３を半
硬化状態にしておく。ここで、プリプレグ基板１は０．
１〜０．５雛の厚さであり、一般的に０．２〜０．３調
のものが使い易い。
次に成形基板の厚さに応じて第３図に示すようにプリプ
レグ基板４の使用枚数を決める。このプリプレグ基板４
は前記プロノブレグ基板１と基本的に同月質のものであ
シ、厚さ調整の目的に使用するものである。
レグ基板４の使用枚数を決める。このプリプレグ基板４
は前記プロノブレグ基板１と基本的に同月質のものであ
シ、厚さ調整の目的に使用するものである。
次いで、半硬化状態に焼付けたプリプレグ基板１に厚み
調整プリプレグ基板４を重ねたものを、予め加熱しであ
る熱プレス５に入れて加圧加熱し、プリプレグ基板１と
厚み調整用プリプレグ基板４が充分硬化り、たら熱プレ
ス５よシ取出す。
調整プリプレグ基板４を重ねたものを、予め加熱しであ
る熱プレス５に入れて加圧加熱し、プリプレグ基板１と
厚み調整用プリプレグ基板４が充分硬化り、たら熱プレ
ス５よシ取出す。
第４図は上記の加圧加熱によシ得られた成形基板６の構
造を示すものである。取出された成形基板６は必要に応
じ所望の形状に打抜き加工する。
造を示すものである。取出された成形基板６は必要に応
じ所望の形状に打抜き加工する。
プリプレグ基板１上に形成された抵抗体２′、導電体３
′は、プリプレグ基板１が半硬化状態である為に、加圧
加熱時に、プリプレグ基板】に含まれている樹脂がある
程度流動する為、その流動によシ成形基板６の中に入シ
込むと共に、抵抗体２′、導電体３′と成形基板６との
間に反応による結合を生じ強固な接着が得られる。
′は、プリプレグ基板１が半硬化状態である為に、加圧
加熱時に、プリプレグ基板】に含まれている樹脂がある
程度流動する為、その流動によシ成形基板６の中に入シ
込むと共に、抵抗体２′、導電体３′と成形基板６との
間に反応による結合を生じ強固な接着が得られる。
次に本発明の方法の一例を挙げる。
紙に７６エノール樹脂を含浸させた厚さＱ、２ｍｍのプ
リプレグ基板に、抵抗ペースト及び導電ペーストをスク
リーン印刷によυ塗布し、１５０℃で１５分程度焼付を
行ない、半硬化状態にさせる。
リプレグ基板に、抵抗ペースト及び導電ペーストをスク
リーン印刷によυ塗布し、１５０℃で１５分程度焼付を
行ない、半硬化状態にさせる。
厚み調整用のプリプレグ基板を数枚準備し、上記の焼イ
」けたプリプレグ基板と重ね合わせる。このとき、厚み
調整用プリプレグ基板も１５０℃で１５分程度焼イ」を
行なうと後に述べる加圧加熱時間を短縮化できる。
」けたプリプレグ基板と重ね合わせる。このとき、厚み
調整用プリプレグ基板も１５０℃で１５分程度焼イ」を
行なうと後に述べる加圧加熱時間を短縮化できる。
この重ね合わせたプリプレグ基板を、２２０℃に加熱し
た熱プ１／ヌの金型に入れ、圧力１００ ’ｙｏｒ？
で２分間加圧加熱成形する。成形終了後、耐熱性、耐湿
性などの緒特性を向上させる為に１２０℃で１５時間程
度エージングを行ない、最後に、所望の形状に打抜加工
をする。
た熱プ１／ヌの金型に入れ、圧力１００ ’ｙｏｒ？
で２分間加圧加熱成形する。成形終了後、耐熱性、耐湿
性などの緒特性を向上させる為に１２０℃で１５時間程
度エージングを行ない、最後に、所望の形状に打抜加工
をする。
（発明の効果）
以上説明１．たよりに、本発明の製造方法によれば、成
形基板の表面上に形成された抵抗体の表面は、加圧加熱
時の熱プレスの金型の表面と同じ表面あらさとなる為、
あらかじめ金型の表面を研摩しておけば、抵抗体の表面
あらさを著しく平滑化することができる。したがって、
この抵抗体を可変抵抗器の抵抗体として用いる場合、刷
子との接触において接触状態が良好となり、その結果、
接触圧力を減少させることができる。それにより可変抵
抗器の抵抗体の摺動寿命特性を長くすることができる。
形基板の表面上に形成された抵抗体の表面は、加圧加熱
時の熱プレスの金型の表面と同じ表面あらさとなる為、
あらかじめ金型の表面を研摩しておけば、抵抗体の表面
あらさを著しく平滑化することができる。したがって、
この抵抗体を可変抵抗器の抵抗体として用いる場合、刷
子との接触において接触状態が良好となり、その結果、
接触圧力を減少させることができる。それにより可変抵
抗器の抵抗体の摺動寿命特性を長くすることができる。
また、摺動雑音についても従来と比較すれば大幅に良く
なる。
なる。
さらに、本発明の方法によれば、紙や布、ガラス布など
に樹脂を含浸させた絶縁性薄板の厚さ、枚数によって、
希望する成形基板の厚さを容易に得ることができる。そ
して、成形基板の暴利が紙または布、あるいはガラス布
である為、プレスによる打抜き加工で容易に量産するこ
とができ、生産性の高いものである。また、加圧加熱時
の熱プレス金型についても、多品種にわたって共用化が
できるため、生産性向上につながり、コスト的メリット
がアップする。
に樹脂を含浸させた絶縁性薄板の厚さ、枚数によって、
希望する成形基板の厚さを容易に得ることができる。そ
して、成形基板の暴利が紙または布、あるいはガラス布
である為、プレスによる打抜き加工で容易に量産するこ
とができ、生産性の高いものである。また、加圧加熱時
の熱プレス金型についても、多品種にわたって共用化が
できるため、生産性向上につながり、コスト的メリット
がアップする。
このように本発明の製造方法は、可変抵抗器として本来
具備すべき基本的な特性を飛躍的に向上させることがで
きる利点を有するものである。
具備すべき基本的な特性を飛躍的に向上させることがで
きる利点を有するものである。
第１図乃至第４図は本発明の可変抵抗器用抵抗体の製造
方法の一実施例を説明するための工程図である。 １ ・・・・・・・・・絶縁性薄板（プリプレグ基板）
、２・・・・・・・・抵抗ペースト、 ２′・・・・・
・・ 抵抗体、３・・・・・・・・・導電ペースト、３
′・・・・・・・・導電体、４・・・・・・・・・厚み
調整用絶縁性薄板（プリプレグ基板）、５・・・・・・
熱プレス、 ６・・・・・・・・・成形基板。 第１図 第２図 第３図 第４図
方法の一実施例を説明するための工程図である。 １ ・・・・・・・・・絶縁性薄板（プリプレグ基板）
、２・・・・・・・・抵抗ペースト、 ２′・・・・・
・・ 抵抗体、３・・・・・・・・・導電ペースト、３
′・・・・・・・・導電体、４・・・・・・・・・厚み
調整用絶縁性薄板（プリプレグ基板）、５・・・・・・
熱プレス、 ６・・・・・・・・・成形基板。 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (2)
- （１） 紙、布、又はガラス繊維布に熱硬化性樹脂を
含浸させて未硬化状態に保持した絶縁性薄板上に、抵抗
体を形成するための抵抗ペーストと、抵抗体端子部を形
成するだめの導電ペーストを塗布形成した後、加圧成形
することを特徴とする可変抵抗器用抵抗体の製造方法。 - （２） 抵抗ペースト及び導電ペーストを塗布形成し
た絶縁性薄板に厚み調整用絶縁性薄板を重ねて加圧成形
するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項記載の可変抵抗器用抵抗体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57224989A JPS59115505A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 可変抵抗器用抵抗体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57224989A JPS59115505A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 可変抵抗器用抵抗体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59115505A true JPS59115505A (ja) | 1984-07-04 |
Family
ID=16822346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57224989A Pending JPS59115505A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 可変抵抗器用抵抗体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59115505A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05182805A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-23 | Aichi Electric Co Ltd | 平滑配線回路基板及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-12-23 JP JP57224989A patent/JPS59115505A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05182805A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-23 | Aichi Electric Co Ltd | 平滑配線回路基板及びその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2747096B2 (ja) | ３次元回路基板の製造方法 | |
| US2734150A (en) | Circuit component and method of making same | |
| US4929804A (en) | Push button switch | |
| US1985166A (en) | Method of making electric resistance | |
| JPS59115505A (ja) | 可変抵抗器用抵抗体の製造方法 | |
| US2744986A (en) | Potentiometer and method of making | |
| JPH08130170A (ja) | 電子部品の端子電極形成方法 | |
| JPH077242A (ja) | 平滑基板及びその製造方法 | |
| US2981981A (en) | Method of making circuit panels | |
| JPH01225302A (ja) | 印刷抵抗体成形品の製造方法 | |
| JPH0355019B2 (ja) | ||
| JP2847980B2 (ja) | チップ型電子部品の製造方法 | |
| JPS63299303A (ja) | 回路素子の製造方法 | |
| JPH0154830B2 (ja) | ||
| US2860222A (en) | Miniature high power | |
| JP2546307B2 (ja) | 多層回路基板の製造方法 | |
| JPH11162718A (ja) | 電子部品の抵抗体基板製造方法 | |
| JPS5937879B2 (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
| GB957801A (en) | Improvements in or relating to the manufacture of decorative or electrical conducting patterns | |
| JPS63183840A (ja) | 多層セラミツク構造体の製造方法 | |
| CN115464726A (zh) | 一种粉末喷涂弧形产品的制备方法及专用模具 | |
| JPS58207878A (ja) | 記録計用紙保持板の製造法 | |
| JPS62116230A (ja) | 打鍵力センサ−の製造法 | |
| JPS6390809A (ja) | 可変抵抗器用抵抗素子の製造方法 | |
| JPS6345951B2 (ja) |