JPS59114173A - 自動車車体の組立装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車車体の両側のサイｆノＲネルを該車体
のフロアとルーフとに溶接結合して自動車車体を組立る
自動車車体の組立装置に関する。

従来この種装置として１本願出願人の出願に係る特開昭
５６−１６８９７９号公報により１例えば第１図及び第
２図に示す如く、セット位置Ａとその前方の溶接位置Ｂ
との間にワークセット台車（ａ）を往復動自在に設ける
と共に、該溶接位置Ｂの両側に溶接治具（ｂ）を設け、
該セット台車（ａ）上のフロア用とルーフ用の各保持部
材（Ｃ）　（ｄ）に該セット位置Ａにおいてフロア（Ｗ
ｌ）　（！：ルーフ（％）とをセットして該溶接位置Ｂ
に搬送すると共に％該溶接治具（ｂ）を例えば内向姿勢
と外向姿勢とに反転自在として、その外向姿勢でこれに
セットされるサイｈ％、ｊネル（Ｗｓ）を該溶接治具（
ｂ）の内向姿勢への反転でフロア（Ｗｌ）とルーフ（Ｗ
２）とに組付けて溶接結合するようにしたものは知られ
るが、このものでは溶接作業が完了しないと該溶接治具
（ｂ）に新たなサイｒノぞネル（Ｗｓ）をセット出来ず
、該溶接治具（ｂ）上の溶接ガン（ｅ）によりフロア（
Ｗｌ）とルーフ（Ｗ２）とを把持せしめた状態で該セッ
ト台車（ａ）を該セット位置Ａに復帰させ、溶接作業中
に新たなフロア（Ｗｒ）とルーフ（Ｗ２）とを該セット
台車（ａ）にセットして次の溶接作業に備えるようにし
ても、溶接完了後に行われるサイｒノぞネル（Ｗｓ）の
セット作業に比較的時間力上刃瓢力１す、これが生産効
率の向上を図る上で障害となる不都合を伴う。

かかる不都合を解消すべく、溶接治具の複数台をループ
状に循環させて、溶接作業とサイド、ｅネルのセット作
業とを併行して行い得られるようにすることも考えられ
るが、これによればラインスペースが増し、又設備費力
玉嵩む不４ｔＳ合を伴う。

本発明は、かかる不都合を解消すべく、サイＰノぐネル
とフロアとルーフとをセット台車上にセットした状態で
溶接位置に搬送し、これらを溶接治具に受渡して溶接結
合し、その間にセット台車とワークセット位置に戻して
新たなワークセット作業を行い得られるようにし、溶接
完了後の溶接治具へのサイドパネルのセット作業を行う
ことなく能率良く自動車車体を組立られるようにした装
置を提供することをその目的とするもので、セット位置
とその前方の溶接位置との間にセット台車を往復動自在
に設けると共に、該溶接位置の両側ｔこ自動車車体の両
側のサイトノミネルを該車体のフロアとルーフとに溶接
結合する溶接治具を備える自動車車体の組立装置におい
て、該セット台車に、該フロアを位置決めして支承する
フロア用保持部材、と、更に該両すイ１％、ξネルをそ
の上側の受縁間に該ルーフを挾持せしめた状態で該フロ
アに挟圧固定するサイＰパネル用保持部材を設けて、該
両サイドパネルと該ルーフと該フロアとを該セット台車
上にセットした状態で該溶接位置に搬送自在とすると共
に、この状態で該溶接治具に受渡し自在としたことを特
徴とする。

次いで本発明を、第３図に示す如き自動車車体のフロア
（Ｗｌ）とルーフ（Ｗ２）とにその左右両側のサイドパ
ネル（Ｗｓ）を溶接結合して自動車車体を組立るように
した第４図以下に示す実施例に付説明する。

図面で（１）はセット位置Ａとその前方の溶接位置Ｂと
の間に往復動自在に設けたセット台車、（２）は該溶接
位置Ｂの左右各側に設けた溶接治具を示し、該各溶接治
具（２）は、第６図に明示する如く内方と外方とに進退
自在の架台（３）に載架され、その進出位置でこれに設
けた溶接ガン（４）により各サイトノミネル（Ｗｓ）を
フロア（Ｗｓ）トルーフ（Ｗ２）とにクランプしてこれ
らを溶接結合すべく作動する。

該セット台車（１）は、セット位置Ａと溶接位置Ｂとの
間のラインに設けられた左右１対のレール（５）　（５
）上に移動自在に支持されるものとし更に該ライン間に
、左右１対のガイＰレール（６）　（６）に摺動自在に
支持させた第１ラツクパー（７）と、基台に固定した下
側の第２ラツクパー（８）とを設けて、該両ラックパー
（７）　（８）間に作動シリンダ（９）により前後方向
に進退されるピニオン０１を咬合し、該セット台車（１
）をその下面において該第１ラックノ々−（７）に着脱
自在に係合させ、かくて該シリンダ（９）の作動忙よれ
ば該ピニオン０１と該第１ラツクノー　（７）とを介し
て該セット台車（１）にセット位置Ａと溶接位置Ｂとの
間での往復動が与えられるようにし、又該セット台車（
１）の該溶接位置Ｂへの移動によれば、該溶接位置Ｂに
備える昇降ビンαｐにより該セット台車（１）が第６図
に点線で示す如く所定高さまで上昇されるようにした。

図面で＠は溶接位置Ｂとその前方の払出位置０との間に
往復動自在に設けた払出台車を示し、該払出台車（２）
は、第５図に示す如くセット台車（１）に連杆ａ３を介
して連結されて、該セット台車（１）に同期して該溶接
位置Ｂと該払出位置０との間に往復動されるようにした
。該セット位置にハ、フロア（Ｗｌ）（！：ルーフ（Ｗ
２　）（！ｌ：サイＰツクネル（Ｗｓ）とを搬入する各
搬入装置Ｑ１０均（至）が設けられ、ここで本発明によ
ればセット台車（１）上に、フロア（Ｗｌ）の水抜穴等
に嵌合してこれを位置決め支承する位置決めビン等のフ
ロア用保持部材ａηに加えて各サイｒノぞネル（Ｗｓ）
をフロア（Ｗｔ）に挾圧固定するサイトノぐネル用保持
部材（至）を備える。

フロア用の搬入装置（１４１は、該セット台車（１）上
の該保持部材α力にフロア（Ｗｌ）を上方から載置すべ
く構成されるもので１例えば第４図、第５図及び第７図
に示す如く、セット位置Ａの上方にその後方からフロア
（Ｗｔ）を搬入するハンガ（１４ａ）と、該フロア（Ｗ
ｌ）を該ハンガ（１４ａ）から受取ってこれを該セット
台車（１）上の該保持部材０７）に載置するドロップリ
フタ（１４ｂ）とから成り、該リフタ（１４ｂ）はセッ
ト位置Ａの後方の支柱０１０傷に昇降自在に支持させた
。サイドパネル用の搬入装置Ｑ０は、各サイトノぐネル
（Ｗａ）を位置決めしてこれをフロア（Ｗｌ）の載置位
置の両側方から該フロア（Ｗｌ）に組付けるべく構成さ
れるもので、セット位置Ａの上方にその一側方から１対
のサイｒノξネル（Ｗａ）を搬入するノ・ンガ（１５ａ
）と、該ノ・ンガ（１５ａ）から各サイトノぞネル（Ｗ
ａ）を受取ってこれを位置決めした状態でフロア（Ｗり
の載置位置の両性側に降下させる前記支柱ａ呻の外側の
各支柱−に支持させた１対のドロップリフタ（１５ｂ）
と、該各リフタ（ｘｓｂ）から該各すイｒノ々ネル（Ｗ
ａ）を受取ってこれをフロア（ＷりＩｃその側方がら組
付ける１対のセット治具（１５ｃ）とから成り、これを
更に詳述するに該リフタ（１５ｂ）は、第８図乃至第１
０図に示す如く該支柱−に昇降自在の昇降枠ＱＩＯにシ
リンダに）姉より内方と外方とに進退される可動、枠（
２）を設けて、該可動枠−に各サイドパネル（Ｗａ）の
適所例えば上側のルーフサイトレール（Ｗｓａ）とセン
タピラ（Ｗｓｂ）とリヤフェンダ（Ｗｓ　ｃ　）とを着
脱自在に保持、する図中ｘ１１　ｘ、　ＩＸ３で示す３
組の保持部材（ハ）を備えるもので、ルーフサイトレー
ル（Ｗａ　ａ　）を保持するＸｌの保持部材（ハ）はシ
リンダ（ハ）で回動される該可動枠（ホ）上の回動軸（
ホ）に前後１対に取付けられてサイドパネル（Ｗａ）を
該ハンガ（１５ａ）から掬い取るべく作動し、該センタ
ピラ（Ｗｓｂ　）を保持するＸ２の保持部材（ハ）は、
該可動枠−にシリンダ（ロ）により内方と外方とに傾斜
姿勢で進退されるように設けたアーム部材（ホ）の先端
にシリンダ翰で開閉されるように設けたクランプ部材で
構成されて、サイトノ’ｅネル（Ｗａ）を前後方向に位
置決めすべく作動し、又リヤフェンダ（Ｗｓｃ）を保持
するＸ３の保持部材Ｑ４は、該可動枠−の後端部下側に
シリンダ（１）で揺動されるように設けたアーム部材６
ｐにシリンダに）により進退自在に設けられ、リヤフェ
ンダ（Ｗｓｃ）に振り込まれてサイドパネル（Ｗａ）を
所定の内傾姿勢に保持すべく作動する。

而して、該可動枠υを内方に進出させた状態で該各保持
部材（ハ）により該ノーンガ（１５ａ）から各サイトノ
ぐネル（Ｗａ）を受取ってこれを位置決めし、次いで該
可動枠（イ）を外方に退去させた状態で該昇降枠Ｑυを
下降させ、その下降位置で各サイドツクネル（Ｗａ）の
下縁を第７図に示す如く基台に設けた起伏自在の受具（
ト）に受けさせ、この状態で各サイｒノξネル（Ｗａ）
を前記各セット治具（１５ｃ）に受渡すようにし、受渡
後肢昇降枠ｅυを上昇させて次のサイｒノξネルの搬送
に備えるようにした。該各セット治具（１５ｃ）は、第
４図、第５図及び第７図に示す如くシリンダーにより内
方と外方とに進退自在の架台（至）に載置されるもので
、その内方への進出で該セット治具（１５ｃ）に備える
各保持部材（至）により各サイドパネル（Ｗａ）を該各
リフタ（１５ｂ）から受取り、該リフタ（１５ｂ）の上
昇後更に内方如進出して各サイｒノξネル（Ｗａ）を上
記の如くセット台車（１）上の保持部材Ｑ７１４Ｃ載置
されるフロア（Ｗｌ）にその側方から組付けるべく作動
する。尚、該セット治具（１５ｃ）を省略してドロップ
リフタ（１５ｂ）によりサイドパネル（Ｗａ）のフロア
（Ｗｌ）への組付けを行うようにしても良い。

前記したルーフ用の搬入装置（ト）は、第７図に示す如
くフロア（Ｗｌ）に組付けられる両すイトノξネル（Ｗ
ａ）のルーフサイトレール（Ｗｓ　ａ　）内側の受縁（
Ｗｓ　ｄ　）間にその上方からルーフ（Ｗ２）を載置す
べく構成されるもので、ルーフ（Ｗ２）を着脱自在忙吊
持するセット治具（１６ａ）と、該セット治具（１６ａ
）を昇降自在に吊持する可動枠（１６ｂ）とから成り、
該可動枠（ｘ６ｂ）はセット位置Ａの一側方のガイｒフ
レーム＠に該セット位置ｋＫ向って進退自在に支持させ
た。

前記したサイトノミネル用保持部材（至）は、第１１図
及び第１２図に示す如くセット台車（１）上に前後３段
の左右各１対忙設けられるもので、図中Ｙ１で示す前段
の保持部材（ト）は、第１１図乃至第１３図に示す如く
シリンダ（ハ）により前後方向に起伏自在の揺動アーム
に）にシリンダーで内方と外方とに開閉動作されるよう
取付けられ、該アーム翰を起立させた状態で該保持部材
Ｑ８）を閉じることにより各サイドパネル（Ｗｓ）のフ
ロントピラ（Ｗｓ　ｅ　）下端を押えるように構成され
、又図中Ｙ２で示す中間の保持部材０→は、第１４図に
示す如くシリンダθυにより内方と外方とに起伏される
ワーク受は兼用の揺動アームリ→にシリンダ（ハ）で内
方と外方とに開閉動作されるように取付けられ、該アー
ム（９）を起立させた状態で該保持部材（至）を閉じる
ことにより各サイドパネル（Ｗｓ）のサイドシル（Ｗｓ
ｆ）後端部を押えるように構成され、又図中Ｙ３で示す
後段の保持部材（ハ）は、第１５図に示す如くシリンダ
■によりリンク機構（ハ）を介して内方と外方とに起伏
されて、各サイドパネル（Ｗｓ）のリアフェンダ（Ｗ３
Ｃ）を押えるように構成され、かくてこれら保持部材（
ハ）により両サイドパネル（Ｗｓ）を前記した受縁（Ｗ
ａｄ）間忙ルーフ（Ｗ２）を挾持せしめた状態でフロア
（Ｗｔ）に挟圧固定し得るようにした。

次いで本発明装置の全体作動について説明するに、セッ
ト台車（１）をセット位置Ａに戻した状態で先ずフロア
用搬入装置α→のｒロツプリフタ（１４ｂ）により該セ
ット台車（１）上のフロア用保持部材αηにフロア（Ｗ
ｌ）を載置し、次いでサイトノぞネル用搬入装置α均の
各ｒロツプリフタ（１５ｂ）と各セット治具（１５ｃ）
とで上記の如く該フロア（Ｗｌ）にその両側方から両側
のサイトノぞネル（Ｗｓ）を位置決めして組付け１次い
で該両サイドパネル（Ｗｓ）の受縁（Ｗｓ　ｄ　）間に
ルーフ用搬入装置（至）のセット治具（１６ａ）により
ルーフ（Ｗ２）を上方から載置し、この状態で該セット
治具（１）に備えるサイドパネル用保持部材（２）を作
動させて両すイｒノぞネル（Ｗｓ）をフロア（Ｗｌ）に
挟圧固定する。この場合、ルーフ（Ｗ２）は該保持部材
（至）の挟圧力による両サイドパネル（Ｗｓ）の内方へ
の傾倒力を受けて受縁（Ｗｓｄ）間に挾持され、かくて
上記各セット治具（１５ｃ　）（１６ａ　）を外方及び
上方に退去させてもフロア（Ｗｓ）−ルーフ（Ｗ２）、
両サイドパネル（Ｗｓ）は該セット台車（１）上に所定
のセット状態のまま固定される。

次いで該セット台車（１）をセット位置Ａから溶接位置
Ｂに移動し、該溶接位置Ｂにおいて昇降ビンαυにより
該セット台車（１）を所定高さに上昇し、溶接治具（２
）を内方に進出させてこれに備える各溶接ガン（４）に
よりフロア（Ｗｌ）とサイトノＲネＡ／（Ｗｓ）及びル
ーフ（Ｗ２）とサイトノぐネル（Ｗｓ）をクランプさせ
ると共に、該セット台車（１）上のサイドパネル用保持
部材（ハ）の作動を解いてワークを該溶接治具（２）に
受渡し、次いで該セット台車（１）を下降させてセット
位置ＡＫ復帰させ、溶接位置Ｂでの溶接作動に併行して
該セット台車（１）　Ｋ上記と同様の工程で新たなフロ
ア（Ｗｌ）、サイドパネル（Ｗｓ）、ルーフ（Ｗ２）を
搬入セットする。

尚、該セット台車（１）のセット位置Ａへの復帰によれ
ば溶接位置ＢＫは払出台車（２）が搬送されるもので、
溶接作動の完了で該払出台車＠を昇降ビンαυにより昇
降させて該払出台車（２）に溶接済みの車体を受取らせ
、該セット台車（１）の溶接位置Ｂへの移動で該車体を
払出位置０に払出す。

この様に本発明によるときは、セット台車に、両側のサ
イトノＥ？ネルをフロアに挟圧固定するサイトノミネル
用保持部材を設けて、該両すイｈ％、ｊネルの上側の受
縁間にルーフを挾持せしめるようにし、フロアとルーフ
とサイトノぐネルとを該セット台車上にセットした状態
でセット位置から溶接位置に搬送して、該溶接位置に備
える溶接治具に受渡し自在とするもので、溶接位置での
溶接作業中にセット台車をセット位置に戻し、新たなフ
ロア、ルーフ、サイドパネルを該セット台車上に搬入セ
ットして次の溶接に備えることが出来、溶接完了後の溶
接治具へのサイｈ％、Ｑネルのセットを必要とする上記
従来例のものに比し、ワークセットのためのタイムロス
ヲ短縮して生産効率を向上することが出来、且つ溶接治
具の複数台をループ状に循環させるものの如くラインス
ペースを増加することも無く、又設備費も安くなる効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の側面図、第２図はその溶接位置の裁断
正面図、第３図は本発明装置を用いて組立る自動車車体
の１例の分解斜視図、第４図は本発明装置の１例の平面
図、第５図は第４図の■−ｖ線截線側断側面図６図及び
第７図は夫々第４図の■−Ｖｔ線及び■−■線截断正面
図、第８図は第７図の■−■線截断平面図、Ｗ、９図及
び第１０図は夫々第８図のＩＸ−ＩＸ線及びＸ−Ｘ線か
ら見た側面図と正面図、第１１図はセット台車の平面図
、第１２図はその側面図、第１３図乃至第１５図はセッ
ト台車に備える各種サイトノミネル用保持部材の正面図
である。 Ａ・・・セット位置、Ｂ・・・溶接位置、（Ｗ＋）・・
・フロア、（’％）・・・ルーフ−（Ｗｓ）・・・サイ
）’　／Ｒネル、　　（Ｗ３ｄ　）・・・受縁、（１）
・・・セット台車、（２）・・・溶接治具、θη・・・
フロア用保持部材、（至）・・・サイｆｉＲネル用保持
部材朗３図 Ｗ１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. セット位置とその前方の溶接位置との間にセット台車を
   往復動自在に設けると共に、該溶接位置の両側に自動車
   車体の両側のサイｒパネルを該車体のフロアとルーフと
   に溶接結合する溶接治具を備える自動車車体の組立装置
   にお−て、該セット台車に、該フロアを位置決めして支
   承するフロア用保持部材と、更に該両サイドツクネルを
   その上側の受縁間に該ルーフを挾持せしめた状態で該フ
   ロアに挟圧固定するサイドパネル用保持部材を設けて、
   該両すイｒノぞネルと該ルーフと該フロアとを該セット
   台車上にセットした状態で該溶接位置に搬送自在とする
   と共に、この状態で該溶接治具に受渡し自在としたこと
   を特徴とする自動車車体の組立装置。