JPS59113858A

JPS59113858A - おにぎりの成形方法

Info

Publication number: JPS59113858A
Application number: JP57221281A
Authority: JP
Inventors: Kisaku Suzuki; 喜作鈴木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-12-17
Filing date: 1982-12-17
Publication date: 1984-06-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はおにぎりの成形方法に関するものである。

従来よりおにぎりの成形方法としては人手により御飯を
三角形状に握る方法と機械的に大量生産する方法とが行
われている。人手に頼るときは形、大きさが不均一にな
り易く、また学校や飲食店のように一日に大量に消費す
るところでは側底製造が間に合わない。そこで、最近で
は御飯からおにぎりまでの過程を機械化して常に一定量
の御飯を用いて迅速におにぎりを作ることが多い。しか
しながら、従来の機械によるおにぎりの成形方法はいず
れも三角形の成形器内に御飯を入れ、上がら強力に御飯
を圧縮するだけであるから楯ルて固く握り過ぎる傾同が
強く、手作りのおにぎりと同様の程よい固さとおいしさ
を備えたおにぎりは中々成形できない難点があった。　
また、従来の成形器による場合三角形状に成形されたお
にぎりの縁部に角部が残っているため手作りのおにぎり
と同様の丸みを有する見栄えの良いおにぎりを得にくい
難点があった。

本発明は以上の事情に鑑みなされたもので、人手で作っ
たおにぎりと同様の固さ、おいしさ、見栄えの良さを有
するおにぎりを大量成形できるおにぎりの成形方法を提
供せんとするものである。

すなわち、本発明は、固定板上に載置された回転板に穿
設した三角形状の成形穴内に所定量の御飯を充填してか
ら回転板を間欠回転し、まず御飯中央に孔をあけ、次い
でその中に中具を詰め込み、その後成形穴が固定板の通
し穴に合致したとき、その上下部に配置された一対の御
飯圧縮器のゴム等の伸縮材でなる中空加圧体にて前記御
飯を上下から圧縮成形し、最後に成形穴内の成形が完了
した。御飯を突き落し器にて突き落すことを特徴とする
ものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明を実施する成形装置全体の概略平面図で
あり、第２図はその回転円板の平面図であり、第３図は
固定円板の平面図であり、第４図は回転円板と固定円板
の概略の架設説明図であり、第５図は三角形状に成形さ
れた御飯を最終的におにぎりに成形する圧縮器の一部断
面の説明図であり、第６図ないし第１１図は成形工程の
概略説明図であり、第１２因は本工程を経て成形された
おにぎりの斜視図である。

まず、成形装置の構成について概略説明すると、（１）
は成形装置の本体を示し、その上平担面には一定の間隔
を置いて固定円板（２）が支架してあり、該固定円板（
２）の上面には回転円板（３）が載置しである。

この回転円板（３）は本体（１）内において垂直に軸支
された回転軸（４）の上端にナツト（５）、（５）にて
挟着保持されており、間欠駆動モータ（６）にて歯車装
置（７）を介して図中矢印方向に間欠回転するようにな
って円板（２）の左側には回転円板（３）の矢印方向の
回転に伴いその成形穴（６α）に順次合致するよう同形
、同大の二個の通し穴（２α）、（２Ａ）がそれぞれ穿
設しである。

器（＋（１１、一対の御飯圧縮器（ｉｌｌ、ａｌｌなら
ひに突き落し器０りがそれぞれ一定の間隔を置いて配置
しである。

御飯供給器（８）は第６図に示すように前後部に所定の
間隔を置いて配置された板材（１３、（１：３１と、そ
の間の左右両側に軸支された一対のローラ群Ｑ、１１、
（１（イ）と、各ローラ群（１４１，０４１−にそれぞ
れ巻回された一対の無端ベル）（１５１，（＋５１と、
その下部両側に開閉自在に配置されたカッターＱ６ｉと
からなっている。

孔あけ器（９）は図示しない昇降手段にて作動される昇
降アーム（＋７１の先端に垂直に支持された棒材（１８
１にて構成されている。

中具詰め器ａ０は固定のアームα９の先端に垂直に支持
されたホッパー醸と、その内部中央に垂直に軸支された
中具押出し用のスクリュー（２１１とからなっている。

御飯圧縮器α１）、αｌ）は第５図に示すように、昇降
アーム（２）の先端に垂直に支持された円筒状の支持ロ
ッド（ハ）と、その下端に水平に固着されかつその中央
に前記支持ロッドのが挿通するよう孔＠を有する支持板
（２５１と、該支持板（２５）の下面に固着されたプレ
ー）　（２６ａ）とゴム等の伸縮材からなる三角形状の
中空加圧体Ｃ２６）とからなっている。この中空加圧体
（２ωは上部中央に支持ロッド吸１が挿通するよう孔（
５）を有し、かつ下面には外側面を垂直となす一方内側
面を弧状に切欠いた鋭角な外縮部（ハ）とその内側に形
成された四面部（沼α）とを有する。四は支持ロッド（
２３）の上端に連結されたエアパイプであって、図示し
ないエアシリンダに接続される。

ところで、前記一対の御飯圧縮器α１）、α９は第９図
および第１０図に示すように、一方は固定円板（２）の
通し穴（２α）の真下に、他方は通し穴（２α）真上（
ハ）の凹面部（（８））、（２８α）が対向するよう配
置され、両者は同時に通し穴（２α）と成形穴（６α）
内に中空加圧体部）、翰が若干挿入される位置まで接近
あるし１は離間するようになっている。

突き落し器α２は図示しない昇降手段にて作動される昇
降アーム（至）の先端に支持された′三角形状の押板０
１）にて構成されている。この押板Ｃ３１１Ｇま固定円
している。

なお、図中（３湯は前記固定円板（２）の通し穴（２ｂ
）の真下に設置された取出しコンベアを示す。

次に、以上の成形装置を用いた本発明のおにぎりの成形
方法について説明する。

るとその御飯（α）は無端ベルト０９、αりの図中矢印
方向への回動に葎い徐々に圧縮され開状態にあるカッタ
ー（ＩＥ＋の下方へ押し出され、次いでカッターαｅが
閉じることにより所定量に切断された御飯（α）は回転
円板（３）の三角形状の成形穴（６α）内へ充填される
。

次に、前記回転円板（３）を図中矢印方向に所定量回転
しその成形穴（６α）が孔あけ器（９）の真下に位置し
たとき回転を停止すると昇降アームα７）が降下し棒材
（１８１が成形穴（３α）内の御飯（α）の中央部に突
き刺さり、次いで昇降アーム（１７１の上昇に伴い棒材
側が御飯（α）から抜去されると御飯（α）の中央部に
所定の深さの孔があけられる。

さらに、回転円板（３）が回転しその成形穴（６α）が
中具詰め器（１０１の真下に位置したとき回転を停止す
るとホッパーの内の梅肉、おかか等の中具が回動するス
クリューＣＤによってその下端開口部から挿出され御飯
（α）の中央部の孔内に充填される。

さらに、回転円板（３）を回転しその成形穴（６ｃＬ）
が固定円板（２）の通し穴（２α）に合致すると同時に
上下の御飯圧縮器（１］）、α１）の間に位置したとき
回転を停止すると上下の昇降アーム（２ｚが接近し支持
ロッド（２３１先端の各中空加圧体（至）の先端が回転
円板（３）の成形穴（６α）の上部と固定円板（２）の
通し穴（２α）の下部より挿入され御飯（α）を上下か
ら圧縮する。ところで、中空加圧体（ハ）の対向面には
それぞれ外側面が垂直に形成されると共に内側面を刺状
に切欠いた鋭角な突縁部困と凹面部（２８ｇ）が形成さ
れているので中空加圧体２６）の成形穴（６α）等への
進入が容易であると共に、中空加圧体（支））の凹面部
（２Ｂ−）に挿入された御飯（α）はその角部が完全に
補正され手作りのおにきりと同様の丸みを付与される。

同時に図示しないエアシリンダに接続されたエアパイプ
（２）より支持ロッドのを経て中空加圧体（２６）内に
エアを導入あるいは吸引すると中空加圧体（ハ）が膨張
、収縮し手作りのおにぎりと同様の固さが付与される。

　　−さらに、回転円板＋３）’＆回転しその成形穴（
３α）が固定円板（２）の通し穴（２ｂ）に合致すると
同時に突き落し器ａｚの真下に位置したとき回転を停止
すると昇降アーム（至）が降下し押板０］）が成形穴（
３ａ）に挿入され上述のようにして中具が詰め込まれて
成形を完了した御飯（α）を突き落す。こうして成形穴
（３α）から排出された御飯（α）は固定円板（２）の
通し穴（２ｈ）を経てその下方に位置する取出しコンベ
アｃ３２上に落下し最終的な製品として取出される。

そしてさらに、回転円板（３）が回転しその成形穴（３
α）が御飯供給器（８）の真下で停止したとき前記に述
べた動作が再び繰り返えされるものである。

本発明は以上の通り構成されるものであるから、形、大
きさの均一のおにぎりの大量生産が可能で、しかも手作
りのおにぎりと同様の程よい固さとおいしさを有し、か
つ縁部が丸みを有する見栄えの良い製品を得ることがで
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する成形装置全体の概略平面図で
あり、第２図はその回転円板の平面図であり、第３図は
固定円板の平面図であり、第４図は回転円板と固定円板
の概略の架設説明図であり、第５図は三角形状に成形さ
れた御飯を最終的におにぎりに成形する圧縮器の一部断
面の説明図であり、第６図ないし第１１図は成形工程の
概略説明図であり、第１２図は本工程を経て成形された
おにぎりの斜視図である。（２）・・・固定円板　（２ｔｚ）、（２ｂ）・・・通
し穴（３）・・・回転円板　（６ａ）・・・成形穴（８
）・・・御飯供給器　（９）・・・孔あけ器（１０）・
・・中具詰め器　ａＢΦ・拳御飯圧縮器αｚ＠拳・突き
落し器　（２６）・・・中空加圧体特許出願人鈴　　　　　木　　　　　喜　　　　　作代理人　弁理
士平　　　　　１）　　　　　　　　　　　功第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

固定板上に載置された回転板に穿設した三角形状の成形
器内に所定量の御飯を充填してから回転板を間欠回転し
、まず御飯中央に孔をあけ、次いでその中に中具を詰め
込み、その後成形穴が固定板の通し穴に合致したとき、
その上下部に配置された一対の御飯圧縮器のゴム等の伸
縮材でなる中空加圧体にて前記御飯を上下から圧縮成形
し、最後に成形器内の成形が完了した御飯を突き落し器
にて突き落すことを特徴とするおにぎりの成形方法。