JPS59111709A - 化粧品用容器 - Google Patents

化粧品用容器

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Publication number
JPS59111709A
JPS59111709A JP22136782A JP22136782A JPS59111709A JP S59111709 A JPS59111709 A JP S59111709A JP 22136782 A JP22136782 A JP 22136782A JP 22136782 A JP22136782 A JP 22136782A JP S59111709 A JPS59111709 A JP S59111709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
coating film
container
cured coating
decorative layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP22136782A
Other languages
English (en)
Inventor
串田 秀男
小杉 昭和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP22136782A priority Critical patent/JPS59111709A/ja
Publication of JPS59111709A publication Critical patent/JPS59111709A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンパクト容器、クリーム用瓶体およびその
キャップ、チューブ容器等の合成樹脂製の化粧品用容器
に関するもので、さらに静菌すれば、外表面に施される
金属装飾に柔かい外観を得ることを目的としたものであ
る。
コンパクト容器、クリーム用瓶体およびキャップさらに
はチューブ容器等の合成樹脂製の化粧品用容器の装飾と
して、真空蒸着等による金属装飾が実施されているが、
器体の外表面にこの金属装飾が直接的に施されている場
合には、金M感が露骨過ぎて、豪華な感じはするものの
上品さに欠けるきらいがあった。
従来より、この器体に施された装飾層の色感を柔らげる
手段として、サンドプレストとかつや消塗料を用いたつ
や消し装飾が特有の装飾効果を得るものとして注目され
てきてし)るが、サンドプレストはその加工が面倒であ
るばかりでなく、薄い金属装飾層を傷つけてしまうこと
になるので採用できることではない。
またつや消塗料を利用したものは、つや消表面を成形す
るのが容易であるものの、表面の肌触りのザラツキが強
すぎて使用時に不快を感じる場合があり、またつや消に
より得られる梨地状表面が現出する白色が強く、これが
ため容器の器体に施された金属装飾効果がほとんど得ら
れないか、あるいは白濁して金属感が減殺され、さらに
は強し1ザラツキのために滑りの悪いものとなる欠点を
もっていた。
本発明は、上記した従来例における欠点および不満をM
消するべく創案されたもので、容器の外表面に、外表面
に凹凸を有する硬化塗膜を杉成し、この硬化塗膜の外表
面に金属装飾層を形成した構成とし、装飾層の現出する
装飾効果を、金属感を生かしながらも柔らかなトーンと
して見ることができるようにしたものである。
以下、本発明の一実施例を示すN而に従って説明する。
本発明は、コンパクト容’IWsクリーム用瓶体および
そのキャップ、チューブ容器等の合成樹脂製容器の器体
lの外表面に紫外線硬化型塗料とが熱硬化型塗料の?+
’Ji化型塗料3中に、この塗料に溶けない合成樹脂製
の直径が10〜50(μ〕程度の粒状となった粒体4を
10〜50重量パーセントで混入際拌した混合塗料によ
り成形された硬化塗膜2を被IQ形成し、この硬化塗膜
2の外表面に真空蒸着等により金属製ら11層5を形成
し、さらにこの装飾層5の外表面に透明樹脂によるトッ
プコート6を施した構成の化粧品用容器である。
図示実施例の場合、器体1はコンパクト容器であるが、
前記した如く、この器体1はコンパクト容器に限定され
ることなく、クリーム用瓶体さらにはチューブ容器であ
っても良く、また容体ではなくキャップであっても良い
上記コンパクト容器等の器体1の材質としては硬質合成
樹脂が望ましく、例えばスチロール樹脂、AS樹脂、A
BS樹脂、P]IOT樹脂、MMA樹脂、ポリカーボネ
イト樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、N
vo樹脂、ヤリア樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる
また硬化塗膜2を形成する硬化型塗料3の紫外線硬化型
塗料としては、ポリエステルアクリル系、ウレタンアク
リル系、エポキシアクリル系、ポリエステルアクリル系
等のアクリル変性やエポキシ   “樹脂系が適用され
、また熱硬化型塗料としては、アクリル変性樹脂、エポ
キシ樹脂、ウレタン系樹脂、ビニール系樹脂、エステル
系樹脂等からなる通常の一液型または二液型が適用され
る。
この上記した硬化塗料3内に混入される粒体4の成形合
成樹脂材料は、上記した硬化塗料3に溶けない物性をも
つものであって、例えばウレタン系樹脂、ポリエチレン
テレフタレート樹脂、シリコン樹脂、フッソ樹脂、ポリ
プロピレン樹脂等がある。
次いで、上記硬化塗膜3の外表σ11に形成される金属
装飾層5は、アルミニウム等が用いられ、真空蒸着、ス
パッタリング、イオンプレイティング、電気メッキ空の
手法(Cより施される。
またトップコート6は、金ヤ4装飾層5の剥落等を防ぐ
機械的保護膜であって、透明な合成樹脂により形成され
るが、所望の顔料を含ませることによって装飾層5の金
属−色と合成させるようにしてもよい。
上記の如き構成となった本発明による化粧品用容器の成
形は、硬化型塗料3内に粒体4を混入攪拌した混合塗料
を、従来からある適当な塗装方法により器体1表面に塗
布し、しかる後、硬化型塗料3が紫外線硬化型のある場
合には紫外線を照射し、硬化型塗料3が熱硬化型である
場合には輻射加熱して塗布された硬化型塗料3を硬化さ
せ、もって器体1外表面上に硬化塗膜2を被覆形成し、
さらにこの硬化塗膜2の外表面上に前述したような手段
によって金属装飾層5を形成し、トップコート6を施し
たものである。
上記硬化塗膜2は、粒体4を混入した硬化型塗料3が硬
化することにより成形されるものであるが、液状となっ
ている硬化型塗料3内に位置する各粒体4の位置および
配列は全くランダムなものとなっており、これがため液
状の硬化型塗料3が固化してその体積が減少すると、第
2図に示す如く、器体1の外表面上にランダムに位置し
ている粒体4のために、硬化塗膜2の外表面は粒体4の
大きさに従った細かい多数の凹凸のある表面となり、さ
らに硬化塗膜2のこの外表面に装飾層5を形成すること
によって、容器の外表面に梨地状粗面が現出される。
硬化塗膜2は上記の如き形態で成形されるものであるか
ら、個々の粒体4自体も固化した硬化那塗料3により被
覆された状態となっているものとなる。
このため、この硬化塗N2の成形により装飾層5に現出
される梨地状粗面の細かい凹凸は、各粒体4により成形
されるものとなり、それゆえ鏡角度の角部を有さない丸
味のある極めて柔がいものとなると共に、滑りの良いも
のとなる。
ところで金属装飾層5に現出される梨地状粗面の細かい
凹凸を形成する各粒体4の個々の直径は10〜50(μ
〕であるが、実際に成形された容器の外観および肌触り
がらすると30(μ〕程度が最適であった。
そして、硬化型塗料3中に混合される粒体4の重刑パー
セントは平均して10〜50重量パーセントであるが最
適承としては約30重量パーセントである。
これは混入量の割合が30重艮パ〜セント以下であると
、得られる粗面の程度が徐々に低下していき、toil
垣パーセシト以下となると装飾層5外表面に現出される
っや消的な装飾効果を得るKは不充分な粗面しが得られ
なくなるからであり、反対に30重量刑−セント以上で
あると、得られる粗面の程度にあまり変化がなくかえっ
て50重量パーセント以北となると、形成される硬化塗
膜2の機械的な強度が劣化するという不都合を生じるか
らである。
このように本発明は自由な金属装飾を得ることができる
のであるが、その表面は梨地状粗面となっているので、
従来例における梨地状面と同様に光の乱反射が生じるこ
とになり、これによって表面には柔かなトーンが現出さ
れることになる。
ただし、従来のこの種の梨地状粗面と異なって本発明に
よる容器外表面に現出される梨地状粗面は、円滑な表面
を保持し、かつトップコート6を介して装飾層5が透視
でき、しかも装飾層5は粒体4を有する硬化塗膜2によ
って細かい凹凸を現出している。
従って装飾Ji55の有する金属色感は乱反射によって
柔らかなトーンとして見ることができ、例えば金夙が銀
色であればいぶし銀の如く比較的輝度の低い上品な色感
となり、キラキラした刺激的な色彩とならず、それでい
て白濁等の原色を損う状態となることはない。
そして金属装飾層5の外表面に線模様の印刷を施せば、
装飾効果はさらによいものとなろう。
また、硬化塗膜2は紫外線硬化型塗料または熱硬化型塗
料等の硬化型塗料である硬化型塗料3を主材料として成
形されるものであるので、充分な硬度を得ることができ
、これによって例え器体1を成形している合成樹脂材料
の硬度が低く、器体l自体の表面硬度が不足して傷つき
易いものであっても、高い硬度を有する硬化塗膜2によ
りこの器体lの表面が保詭されることになり、容器とし
て表面の傷つき難いものとなる。
それゆえ、ハンドバック等に他の物品と一緒に入れられ
て携帯使−用されることの多い化粧品用容器として極め
て有利であり、また前記した滑り易さは、このような携
帯時における化粧品用容器の使用を円滑なものとする。
以上の説明から明らかな如く、本発明による化粧品用容
器は、肌触りの極めて柔かい梨地状表面となっていると
共に自由な金属装飾を得ることができ、かつ現出される
金属装飾は白濁程度が極めて低い淡いものとなり、また
その成形は容易であり、さらに充分な表面硬度を得るこ
とができると共に滑り易い表面ともすることができるの
で、表面に傷がつき難いと共に出し入れの使用が円滑に
達成できて、携帯に極めて有利である等多くの擾れた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明をコンパクト容器に実施した例を示す
一部破断した全体斜視図である。 第2図は、第1図中丸印した部分の拡大断面図である。 符号の説明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コンパクト容器、クリーム用瓶体およびキャップ、チュ
    ーブ容器等の合成樹脂製容器の器体外表面に、紫外線硬
    化型塗料とか熱硬化型塗料等の硬化型塗料中に、該塗料
    に溶けない合成樹脂製の直径が10〜50〔μ〕程度の
    粒状となった粒体を10〜50爪伍パーセントで混入攪
    拌した混合塗料により成形される硬化塗膜を被覆形成し
    、さらに該硬化塗膜の外表面に真空蒸着等による金属装
    飾層を設けて成る化粧品用容器。
JP22136782A 1982-12-17 1982-12-17 化粧品用容器 Pending JPS59111709A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334122A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Key Tranding Co Ltd 模様付容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107035A (en) * 1976-03-05 1977-09-08 Toyoda Gosei Co Ltd Coating composition
JPS5325654A (en) * 1976-08-23 1978-03-09 Kansai Paint Co Ltd Coating for the prevention of traces of sticker
JPS54111531A (en) * 1978-02-21 1979-08-31 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The Coating compound of flame-retardant ultraviolet-curing resin
JPS5645531U (ja) * 1979-09-14 1981-04-23

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