JPS59109646A - 石綿セメント系建築用板 - Google Patents

石綿セメント系建築用板

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JPS59109646A
JPS59109646A JP22047382A JP22047382A JPS59109646A JP S59109646 A JPS59109646 A JP S59109646A JP 22047382 A JP22047382 A JP 22047382A JP 22047382 A JP22047382 A JP 22047382A JP S59109646 A JPS59109646 A JP S59109646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asbestos
net
board
strength
construction
Prior art date
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Pending
Application number
JP22047382A
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English (en)
Inventor
一夫 立見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は家屋の屋根材や外壁材などきして用いられる石
綿セメシト系建築用板に関するものである。
〔背景技術〕
この種の石綿セメシト系建築用板は、石綿、バルブや必
要忙応じて用いられる抄造助剤に水を加えてミ十す−で
解綿することによりスラリー化し、これに普通ポルドラ
シトセメシト、高炉セメシト、フライアッシュセメシト
などのセメントやシリカ等の充填用微粉物質を配合する
ことにより石綿セメシトスラリーを調製し、この石綿セ
メシトスラリー(5)を第1図に示すように丸網シリ、
、/ター(6)で抄造して抄造シート(7)をメー十ン
タロール(8)に所定厚みになるまで数重に巻き付け、
これをメー+シタロール(8)から切り出して、プレス
、養生、仕上げ加工することにより製造される。
そしてかかる石綿セメシト系建築用板の強度を向上させ
るために従来より種々の検討がなされており、例えば石
綿の配合量を増加させることが行なわれるが、この場合
は石綿の量を増加するにつれてプレスの圧力が大きなも
のが必要となると共にプレス時間が長く必要とカリ、設
備を犬がかりにする必要がありまた生産能率が低下する
という問題がある。またカラス繊維や有機繊維、無機繊
維など補強用繊維を導入することも行なわれるが、これ
らの繊維は石綿に比してセメシトマトリックスとのなじ
みが悪くしかも一般に繊維径が太いために多量に導入す
ることができず、衝撃強度を向上させることはできるが
曲げ強度を大きく向上させることは望めないものである
。そして上記したいずれの方法にあっても、第1図のよ
うな湿式抄造法で抄造する場合、繊維は抄造の方向(丸
網シリ、7ター(6)の回転方向)に配向することにな
るため、建築用板は抄造の方向で強度が強く、抄造方向
と直角な方向で強度が弱くなるというように強度に方向
性が生じることになり、建築用板を家屋に取付ける場合
の取付方法など施工法に工夫が必要となるという問題が
ある。
〔発明の目的〕
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、曲げ
強度を大きく向上させることができ、しかも製造にあた
って大きなプレス圧や長いプレス時間が必要でなく、加
えて湿式抄造法で製造する場合にも強度に方向性が生じ
ることのない石綿セメシト系建築用板を提供することを
目的さするものである。
〔発グJの開示〕
しかして本発明は、石綿とセメシトとを主成分とする建
築用板であって、板厚の中心より裏面側寄り位置内に合
成繊維のネ・シトが積層されて成ることを特徴とする石
綿tメシト系建築用板に係るものであって、以下本発明
の詳細な説明する。
先ず、本発明に係る石綿セメント系建築用板の製造につ
いてd’Jする。第1図のような湿式抄造法によって8
!!造を行なう場合は、丸網シリジター(5)で抄造し
た抄造シート(7)をメー士シタD−ル(8)に巻付け
る際に、カッター(9)でメー士シタO−ル(8)の局
長分の長さにl;rl[iL、たネット(+lを抄造シ
ート(7)間にサシドイッチするよう導入することによ
り、第1図の場合と同様にしてネット(11が導入積層
された建築用板Aを得ることができる。ここでネットf
1)はナイロシ、ピニロシなど合成繊維をネット状に織
成して形成されるもので、目開きは任意に設定される。
そして導入するネ・シト(1)の枚数は1枚〜数枚であ
り、複数枚の導入を行なう場合は第2図のものKあって
ネット+1+を複数枚重ねて導入するようにすれはよい
。そしてネ・シト(+)は第3図に示すように建築用板
Aの厚みの中心よりも裏側寄りに積層されるようにする
。すなわち、建築用板Aには表側より押える力が主とし
て働き、そして第4図(a)に示すように建築用板Aは
裏側へ凸曲するように曲げられるが、このとき、建築用
板Aには第4図ω)に示すように厚みの中心よりも衣側
寄りで圧縮の力が働くと共に裏側寄りで引張りの力が働
く。ここで石綿セメシト系建築用板Aは圧縮強度には強
いが引張強度は弱いため、このように曲げが働くと割れ
が生じ易い。そこで本発明にあっては、ネットi+1を
建築用板Aの裏側寄り内に積層するようにして引張りの
力に対して補強させ、曲げ強度を向上させるのである。
ネットt1)は建築用板Aの裏側から1/38度の位置
に積層するようにするのがよい。このようにネット+1
+を建築用板Aの裏側寄シ内に積層するようにするには
、第2図の装置にあって、メー+シタO−ル(8)で抄
造シート(7)を例えば3重に巻き付ける場合には抄造
シート(7)を2重に巻I/またあとネット(1)を導
入するようにして2重目と3重目の間にネ・ソl−(1
)がサシドイッチされるよう忙すればよい。尚、工業的
には第2図の如き装置で建築用板Aの製造が行なわれる
が、小規模に製造を行なったり実験室的に製造を行なっ
たりする場合には第5図のような装置を用いてもよい。
すなわち第5図のものは多孔板(10)上にろ紙(i+
)をセットし、多孔板Qo)の下側から吸引を行ないな
がら先ず裏側層きなる石綿セメシトスラリー共を流し込
み、この上にネット(1)をセ・シトし、さらにこの上
に表1JtlI層となる石綿ヒメシトスラリ−(I3)
を流し込むようにしたものである。このようにして得た
抄造シートはあとはプレス、養生等を行なって製品化す
ることができる。
まだ、上記ネットfx) Kよる補強効果を最大限に発
揮させるには第7図に示すようなネット+1+の繊維(
2)の結節点(3)が丁れることを防止する必要がある
。このためにはネ・シトf1+を導入する際にセメシト
を主成分さする接着剤をネ・シト(1) K散布するよ
うにすればよい。すなわち、接着剤としては、セメシト
を70〜90重量部、シリカ(7〜8Jy3・)を5〜
lO暇量部、石Mi(5〜6クラス)を5〜13重量部
、さらに必要に応じて用いる粉末タイプやエマルジョシ
タイプの酢酸ビニル系、アクリル酸エステル系、スチレ
、7づタジエシjム系等の樹脂成分をθ〜10重量部配
合したものを用いることができ、これを第2図の場合は
散布機(15)よりネ・シト(1)上に散布しなからネ
ット(1)をメー士シクロール(8)に導入させるよう
にし、また第5図の場合はネット(1)をセットした上
に散布するようにするものである。このようにして第6
図に示すように接着剤層(14)内にネット(1)が埋
入されてネット(1)の結節点(3)にずれがない建築
用板Aを得るこきができるものであり、この場合は接着
剤層(+4)Kよって、ネット(1)の導入に伴う層間
接着強度の低下を防止して層間剥離が発生するときを防
止できるものである。
次に本発明を実施例によって説明する。
〈実施例1′〉 次表の配合の石綿セメシトスラリー(スラリー濃度13
チ)を第5図の装置において先ず全量の1/3量を流し
込んでこの上にピニロシ製で目開きが2木/イシチのネ
ットを敷き、さらにこの土量 に2 / 3.、の石綿セメシトスラリーを流し込むこ
とにより、抄造を行なった。これをプレス圧が60にり
/lri、、プレス時間が5秒の条件でプレスを行ない
、恒温恒湿機中にて温度60℃、湿度90%R,H18
時間の条件で一次養生を行なうと共に次で室内で7日間
二次養生を行なうこさにより、30c1nX 30t:
mで厚み5.7 ttvnの建築用板を得た。
〈実施例2〉 次表の配合の石綿セメシトスラリー(スラリー濃度13
係)を第5図の装置において先ず全量の1/3量を流し
込んでこの上に実施例1と同様なネットを敷き、この上
に次表の配合の接着剤を流し込んだのちきらばこの上に
2/3量の石綿セメシトスラリーを流し込むことにより
、抄造を行なった。以下は実施例1と同様にして30 
cm X 30mで厚みが5.7 mmの建築用板を得
た。
〈従来例1〉 次表の配合の石綿セメシトスラリー(スラリー濃度13
チ)を第5図の装置において全量流し込んでネットを用
いることなく抄造を行なった。以下は実施例1と同様に
して30 cm X 30 cmで厚みが5.3mmの
建築用板゛と得た。
〈従来例2〉 次表の配合の石綿セメシトスラリー(スラリー濃度13
%、補強繊維含翁)を用いた他は従来例1と同様にして
30 cmX 30 crnで厚み5.7調の建築用板
を得た。
上記で得た実施例1.2(従来例1.2の建築用板につ
いて物性測定を行ない、結果を次表に示す。次表の結果
によれは、実施例1,2のものは曲げ強度に大巾な向上
がみられるものであった。
1丁−” (以下余白) (重量部) 〔発明の効果〕 上述のように本発明は、板厚の中心より妥面測寄り位置
内に合成繊維のネットを積層するようにしたので、ネッ
トによる引張り強度の増大によって曲げ強度を大巾に向
上させるこさができるものであり、しかも石綿を多量に
配合する場合のような高圧でのプレスや長時間のプレス
を行なうことが不要であると恭に、ネットは湿式抄造法
で建築用板を行なう隙に配向するようなことかなく強度
に方向性を与えるようなことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における抄造を示す概略図、第2図は本発
明における抄造を示す概略図、第3図は本発明における
建築用板の正面図、第4図&)(b)ハ 示す概略図である。 [1)けネ・シト、Aは建築用板である。 代理人 弁理士  石 1)長 七 fP、 1図       第2図 第3図 第4図 (0) (b) 第6図 ■ 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  石綿とセメシトとを主成分とする建染用板で
    あって、板厚の中心より裏面側寄り位置内に合成繊維の
    ネットが積I−されて成ることを特徴とする石綿セメシ
    ト系建築用版。
JP22047382A 1982-12-15 1982-12-15 石綿セメント系建築用板 Pending JPS59109646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22047382A JPS59109646A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 石綿セメント系建築用板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22047382A JPS59109646A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 石綿セメント系建築用板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59109646A true JPS59109646A (ja) 1984-06-25

Family

ID=16751650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22047382A Pending JPS59109646A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 石綿セメント系建築用板

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JP (1) JPS59109646A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54107922A (en) * 1978-02-14 1979-08-24 Sumise Sureeto Kenzai Kk Apparatus for making reinforced slate board

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54107922A (en) * 1978-02-14 1979-08-24 Sumise Sureeto Kenzai Kk Apparatus for making reinforced slate board

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