JPS59109570A - 湿熱時の粘着化を防止した再湿接着紙 - Google Patents

湿熱時の粘着化を防止した再湿接着紙

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JPS59109570A
JPS59109570A JP21883182A JP21883182A JPS59109570A JP S59109570 A JPS59109570 A JP S59109570A JP 21883182 A JP21883182 A JP 21883182A JP 21883182 A JP21883182 A JP 21883182A JP S59109570 A JPS59109570 A JP S59109570A
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JP
Japan
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adhesive
methylcellulose
remoistening
starch
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP21883182A
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English (en)
Inventor
Kiyonobu Oomura
皖伸 大村
Nobuyuki Yamaguchi
信行 山口
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TOKUSHU SEISHI KK
Original Assignee
TOKUSHU SEISHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、湿熱時の粘着化を完全に防止した再湿接着紙
に関する。
詳しくは、電子写真方式の複写機またはプリンターに通
しても、熱ロールもの刊着等のトラブルを起さない再湿
接着紙に関する。
再湿接着紙は基紙に水溶性糊剤を塗布したものであって
、たとえば澱粉系、PVA系、ポリアクリルアマイド系
、天燃ガム類、セルロース誘導体、ポリ酢酸ビニル系、
ポリアクリ・ル酸樹脂系等の糊剤が従来から用いられて
いる。
これら糊剤を塗布した再湿接着紙に電子写真方式で複写
またはプリントを行い、ラベル、荷、札、電気料金等の
通知用葉書等に使用することか試みられているが、電子
写真方式のプリンターでは、トナーの定着に高温処理さ
れるので、この際用紙に含まれる水分が気化し、再湿接
着剤を活性化して粘着性を与え、加熱ロールや熱板等に
付着するというトラブルを起す。
本発明はこの点を解決しようというものであるが、同時
に当然のことながら、この再湿接着紙には充分な再湿接
着性(初期接着力、平衡接着力共に優れていること)を
有すること、用紙保存中にブロッキングを起さないこと
、トナ一定着時の熱によシ劣化しないこと等の性能が要
求される。
本発明者らは、先ず一般的に使用されている再湿接着剤
即ち澱粉系、ポリアクリルアマイド系、PVA系、天然
ガム類、セルロース誘導体、ポリ酢酸ビニル系、ポリア
クリル酸樹脂系等の中から熱軟化性を示さないと思われ
る接着剤を選び、<70>上質紙に8 ”’7n”(固
型分換算)塗布し、各種性能を比較検討した。
その結果を表−1に示す。
なお、本発明において澱粉系再湿接着剤とは、リン酸化
澱粉、酸化澱粉、酸処理澱粉、酵素変性澱粉、α化澱粉
、澱粉エステル、澱粉エーテルをいう。
また、デキストリンは後に示すように、これら澱粉系再
湿接着剤と(は=、J!、る、挙動を示すのて、澱粉系
再湿接着剤の範喫には含めない。
表−1再湿接着剤の種類と評価結果 (PVA:ボリビニルアルコールOMO:カルボキシメ
チルセルロース)酸化澱粉、酸処理澱粉、酵素変性澱粉
、α化澱粉、澱粉エステル、澱粉エーテルは、表−1の
リン酸化澱粉と同じ結果が得られた。
(注)測定方法及び評価方法 ・再湿接着性 水7 j9./muを再湿接着剤塗布面に塗布し、直ち
に接着剤塗布面どうしが密着するように2つ折9にして
、IK9/ゴの荷重で圧着する。60 後金(初期接着
性)及び3分後(平衡接着性)手で接着面を剥し、紙屑
の破壊状態で評価する。
(実用的には◎〜○が要求される) 040℃耐ブロツキング性 40 ℃、85%RHの雰囲気中に用紙を桜重ね、04
5Kかへの圧力を24時間かけたのちに、1インチ巾の
剥離抵抗を万能引張試験機て測定し評価する。
(実用的には◎〜○が要求される)以上・熱時耐粘着性 120℃の圧板を2 K?、/、1(の圧力て1秒間接
着剤塗布面どうしを合わせた用紙に処理し、1インチ巾
当シの剥離力を万能引張り試験機で測定し評価する。
(実用的には◎〜○が要求される) この評価結果と実際の乾式電子写真式高速プリンターの
通紙適性とは一致することは確認できた。この評価結果
によると予想に反してPVA、澱粉等は熱粘着性を示す
ことが判明した。
この原因を考えると、おそらくこれらの接着剤が熱粘1
着性てないとしても、用紙中に含まれる通常6〜10%
の平衡水分が熱によシ接着剤を含水膨潤させ、粘着化さ
せるためてあろうと考えられる。
この実験結果から、本発明の目的に適した再湿接着紙は
表−1に挙げた接着剤を単独て塗布しても得られないこ
とは明らかとなった。
従来無機顔料、ワックス類、金属石鹸、脂肪酸、澱粉の
粉末などをブロッキング防止剤として添加すること力3
知られているが、いずれも予め予想される相加的な効果
しか得られない0 即ち、耐ブロッキング性は改良されるが、角湿接着力は
低下するのである。特に湿熱時の粘着を防止するために
は多量の添加を必要とし、再湿接着力を著しく低下させ
る。添加割合を種々変化させても、湿熱時の耐熱粘着性
と再湿接着力は拮抗関係よなシ、本発明の目的とするレ
ベルには達しない。
そこで本発明者らは、表−1で明らかとなった再湿接着
性には劣るが熱時耐粘着性に優れたCMC1メf ルセ
ルロース、アルギン酸ソーダを、再湿接着性には優れる
が熱時粘着性を示すPVA系、澱粉系、アクリルアマイ
ド系樹脂などに混合することtこよυ本発明の目的を達
成できるのではないかとの発想のもとしこ、種々の割合
で混合し、その性能を検討した。
これらの一連の実験の中で、本発明者らはメチルセルロ
ースを再湿接着剤にある特定の割合で混合することによ
り、本発明の目的を完全に達成することを見出し、本発
明を完成したものでるる。
前述したメチルセルロースを除いた熱粘着性を示さない
物質を再湿接着剤に添加しても、予め予想される相加的
な効果、即ち耐ブロッキング性は向上するが、再湿接着
力は低下する効果しか得られない。
特に湿熱時の耐粘着性については、添加割合な多くして
いっても実用できるレベルには達しない0ただメチルセ
ルロースのみが、単なる相加的な効果ではなく、添加量
を増しても再湿接着力の低下が極めてわずかで、耐ブロ
ッキング性が大巾(こ向上するという相乗的な効果を見
出したものである。特(こ湿熱時の粘着性についても、
実用に十分耐えるレベルを示した。
メチルセルロースがなぜこのような性能を有するかは明
らかではないが、おそらくその分子構造のために高温中
ではゲル化し、熱水不溶性になるため熱時耐粘着性が向
上するものと思われる。
次に、本発明に到った経緯についてより詳しく実験例を
挙げて説明する。
〈70〉上質紙に表2に示した組合わせて7 g、A’
塗布して性能を試験した。
この実験結果により、メチルセルロースの効果が優れて
いることが明らかとなった。
次いで、(7o>JJI紙に表−乙に示した組合わせで
7 f/m’塗布してメチルセルロースの添加量につい
て試験した。
表−3メチルセルロースの添加量とその効果メチルセル
ロースの湿熱時の粘着防止効果は、再湿接着剤が澱粉系
のときは、驚くべきことに極めて少量の0.04%で充
分な効果のあることが明らかとなった。下限は0.01
%であった。再湿接着剤がPVA系のときはメチルセル
ロースは2〜40%、好ましくは5〜40 %が適量添
加量であることが明らかとなった。
また、澱粉系以外の各種の再湿接着剤、すなわちポリア
クリルアマイド系樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、ポリビ
ニルピロリドン、アラビアゴム、心の場合、メチルセル
ロースの添加量はPV、A系の場合のそれと略同様であ
ることか明らかとなった。
なお、デキストリンに対するメチルセルロースの添加量
は、PVA系の場合のそれと同様であり、澱粉系のそれ
とは異ることが明らかとなった。
本発明の目的か達成てきれば、再湿接着剤は2種以上を
混合してもかまわない。また、メチルセルロースだけで
なく、他の添加剤を加えてもかまわない。
このようにして、メチルセルロースを添加した可湿接着
剤の基紙への塗布量は、再湿接着力を損わない、限 り
熱時の耐粘着性を考慮するとてきるたけ少いことが経済
的な意味からも望ましい。再湿接着剤のM類にもよるか
、通常は4〜109irn″の塗布量である。
接着剤の紙への塗布はエアナイフコーター、ロールコー
タ−、バーコーター、ブレードコーク−等のコーターや
スプレー塗布、またはグラビア印刷機等によって行なわ
れる。
また、本目的を達成できれば、再湿接着剤が紙面を完全
におおう必贋はなく、その付着状態は網状、点状、市松
模様状等であってもさしつかえない。
実施例−1 〈70〉上質紙に下記組成の水溶液を79./m’ (
固型分換算)となるようにエアナイフコータで塗布した
配合 得られた再湿辣着性:升私用紙は、用紙保存中にもブロ
ッキングを起さず、乾式電子写真式プリンターに通して
も、機械への付着などのトラブルをまったく起さず、ま
た再湿接着力にも優れていた。
実施例−2 〈70〉上質紙に下記組成の水溶液を79/m” (固
型分換算)となるようエアナイフコータて塗布した。
配合 得られた再湿接着性7オーム用紙は用紙保存r4科こも
ブロッキングを起さず、乾式電子写真式プリンターに通
しても、機械への付着などのトラブルをまったく起さず
、また再湿接着力にも優れていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶性再湿接着剤の単独あるいは混合物に対して、
    メチルセルロースを添加した塗布層を設けたことを特徴
    とする再湿接着紙。 2、水溶性再湿接着剤が澱粉系、PVA系、デキストリ
    ン、ポリアクリルアマイド系樹脂、ポリアクリル酸系位
    j脂、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、月琴であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の再湿接
    着紙。 )、メチルセルロースの添加量がPVA系、デキストリ
    ン、ポリアクリルアマイド系樹脂、ポリアクリル酸系樹
    脂、ポリビニルピロリドン、アラビアゴム、月琴の単独
    あるいは混合物tこ対して2〜40 %であることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の再湿接着紙。 4、メチルセルロースの添加量が澱粉系再湿接着剤に対
    して0.01〜25%であることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の再湿接着紙。
JP21883182A 1982-12-14 1982-12-14 湿熱時の粘着化を防止した再湿接着紙 Pending JPS59109570A (ja)

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JP21883182A JPS59109570A (ja) 1982-12-14 1982-12-14 湿熱時の粘着化を防止した再湿接着紙

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ID=16726022

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4855222A (ja) * 1971-11-13 1973-08-03
JPS5170235A (ja) * 1974-12-16 1976-06-17 Toyo Aluminium Kk

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4855222A (ja) * 1971-11-13 1973-08-03
JPS5170235A (ja) * 1974-12-16 1976-06-17 Toyo Aluminium Kk

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