JPS59108593A

JPS59108593A - 洗濯機

Info

Publication number: JPS59108593A
Application number: JP57218641A
Authority: JP
Inventors: 中道　ゆき子
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-12-13
Filing date: 1982-12-13
Publication date: 1984-06-23
Also published as: JPH0246233B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は一般家庭において使用する自動タイプの洗濯機
に関するものである。

従来例の構成とその問題点従来、洗濯前の予浸作業は、別の容器で行なわれたり、
この種の洗濯機を利用する場合には、第１図に示すよう
に、まず、水洗水位１まで給水し、回転翼３を回転させ
て洗剤を溶かし、その中に衣類２を浸しておくやり方が
一般的であった。しかし、この方法では、衣類がかさ高
のため、多量の水を必要とし、予浸濃度は、一般に水量
に合わせて指示された洗剤量をいれるため、約０．１３
３％の規定濃度前後となシ、がんこな汚れには、長時間
の浸漬が必要で、その間に、繊維が脆化したり、色落ち
したりという問題があった。

発明の目的本発明は、このような従来の予浸方法に改良を加え、予
浸効果の効率的な向上をはかった洗濯機を提供するもの
である。

発明の構成本発明の洗濯機は、内底部に回転自在な回転翼を収容し
た楢と、予め設定されたプロゲラｌ、に従って行程を進
行させるとともにスタート時に予浸行程を組込んだ自動
タイムスインチと、槽内の水位を予浸水位に設定する圧
力スイッチと、水洗水位に設定する圧カスインチと、水
洗水位に設定する圧カスインチと、予浸工程時に＋＝へ
空気を送り込み、洗剤を溶かし泡立て、その洗剤液の泡
を衣類に浸み込１せるポンプとを備えたものである。

実施例の説明以下、添布図面に基づいて本発明の一実施例について説
明する。第２図は全自動洗濯機を示したもので、４は本
体外板、６は水受槽、６は脱水孔８を有する洗濯兼脱水
槽（以下洗濯槽という）で、水受槽５内に収容されてい
る。７は回転翼で、洗濯槽６の底部に回転自在に位置し
、モータ９の回転が回転機構部１ｏを経て回転伝達され
る。１１は本体蓋、１２は投入口蓋、１３は自動タイム
スイッチ１４などを設けた操作パネルで、自動タイムス
イッチ１３は予め設定されたプログラムに従って行程を
進行させるとともにスタート時に予浸工程を組込んでい
る。１５は電磁排水弁、１６は水受槽５の下部に設けた
エアトラップである。さらに操作パネル１３内には、予
浸水位に設定する圧カスイノチ１７、及び本読水位に設
定する圧力スイツチ１８を設け、それぞれエアーホース
１９゜２０で前記エアートラップ１６に接続すると共に
、それぞれの圧力スイッチ１７，１８の水位調節用つま
み２１．２２を設け、操作パネル１３部分から使用者が
水位調節できるようにしている。また、２３は水洗時の
水位で、高水位に決定した場合を示し、２４は予浸行程
における給水水位を示したものである。この予浸水位は
、この位置より若干の高低の調節ができるようになって
いる。これらの調節は、前記調節つまみ２１．２２の操
作によって行なわれる。更に２５はポンプ、２６は空気
を水受槽５内底部に送シ込むだめのホース、２７は水受
＠５の底部に開口したホース２６の吐出口である。壕だ
ポンプ２５は、自動タイムスイッチ１４に接続しており
、自動タイムスイッチ１４を操作することにより予め設
定された時間たけ自動的にポンプ２５が作動するように
なっている。なお、ポンプ２５は洗剤泡の発生を適当に
調節するような時間設定で運転、休止をくり返すように
してもよい。

上記構成において動作を説明すると、まず、洗濯にあた
って自動タイムスイッチ１４を予浸行程から始まる位置
に設定し、ＯＮすると給水が始まる。この時、水洗の水
量に対し、適正な洗剤濃度（約０．１３３％）に相当す
る量の洗剤を同時に投入する。

一方、給水は、予浸水位設定用の圧力スイッチ１７によ
り制御され、予浸水位２４付近で停止する。

続いて自動タイムスイッチ１４の予浸行程に従ってポン
プ２５が運転を始め、ホース２６を通して空気を吐出口
２７から水受槽５にだ丑っている洗剤液２９の中に勢い
よく送シ込む。この撒しい空気による攪拌作用で、溶け
ずにたまっていた洗剤も、またたく間に溶解し、膨大な
量の泡を発生させる。この場合、洗剤液濃度は、少量の
水に対して、水洗時の水量に相当する洗剤量を投入しで
あるため、極めて高濃度となっている。この高濃度の洗
剤液の泡は、回転翼７と洗濯槽６の間や、脱水孔８など
から洗濯槽６内に入り込んで中にはいっている衣類を包
み込むような形で衣類に浸透して行く。第３図において
、洗剤液の泡の構造を示しているが３ｏ部分は空気、３
１部分が洗剤液である。３２は洗剤分子のモデルで、洗
剤分子は、疎水基３４を空気側に、親水基３３を洗剤側
に向けたかっこうで図のように配列しているものと考え
られる。

本発明の実施例における予浸では、この洗剤液濃度がき
わめて高いため、当然泡の洗剤液膜も高濃度である。こ
の泡が衣類に接触しこわれて、衣類へ浸透していく際、
この洗剤分子の疎水基３４がよごれの周りに行きわたり
、極めて、よごれのとれやすくなる状態をつくり出す。

このように適当時間、予浸を行なった後、水洗に入る。

この場合、本洗水位設定用の圧力スイッチ１８に回路接
続されて、本来の本読水位２３まで給水されモータ９が
回転して洗だくが始まる。この時、洗剤濃度は、規定濃
度０．１３３％になっている。この後排水、脱水、すす
ぎ、脱水を経て洗濯作業は終了する。なお、実施例では
全自動洗濯機について説明したが、自動二槽式の洗濯機
であってもよいものである。

発明の効果上記実施例から明らかなように、本発明の洗濯機は、特
に、予浸において、極めて少量かつ高濃度の洗剤液に空
気を送シ込み、泡状にして、かなシかさ高な衣類にも、
くまなく洗剤液を浸透させることによシ、よシ少量の水
で、しかも衣類をいためることなく、予浸の効果を高め
、洗浄性能の向」二をはかることができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の全自動洗濯機を示す断面図、第２図は、
本発明の一実施例を示す洗濯機の断面図、第３図は洗剤
液の泡の拡大断面図である。５・・・・・・水受槽、６・・・・・・洗濯兼脱水槽、
７・・・・・・回転翼、９・・・・・・モータ、１４・
・・・・・自動タイムスイッチ、１７．１８・・・・・
・圧力スイッチ、２３・・・・・・本洗い時の水位、２
４・・・・・・予浸行程における給水水位、２５・・・
・・・ポンプ。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏男　ほか１名第１図第２図／Ｊ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内底部に回転自在な回転翼を収容した槽と、予め
設定されたプログラムに従って行程を進行させるととも
にスタート時に予浸行程を組込んだ自動タイムスイッチ
と、前記槽内の水位を予浸水位に設定する圧力スイッチ
と、水洗水位に設定する圧力スイッチと、予浸行程時に
槽内へ空気を送り込み、洗剤を溶かし、泡立て、その洗
剤液の泡を衣類に浸み込ませるポンプとを備えた洗濯機
。