JPS5910731Y2 - リアクトルの鉄心 - Google Patents
リアクトルの鉄心Info
- Publication number
- JPS5910731Y2 JPS5910731Y2 JP870078U JP870078U JPS5910731Y2 JP S5910731 Y2 JPS5910731 Y2 JP S5910731Y2 JP 870078 U JP870078 U JP 870078U JP 870078 U JP870078 U JP 870078U JP S5910731 Y2 JPS5910731 Y2 JP S5910731Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon steel
- involute
- core
- steel plates
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はりアクトルの鉄心に関し、特にギャップを介し
て上下に重わられている分路リアクトル用の鉄心として
有用なものである。
て上下に重わられている分路リアクトル用の鉄心として
有用なものである。
近年の送電線路の長大化及び地中送電方式の採用に伴な
い静電容量が増大し、送電電圧の高圧化と相俟って進相
無効電力の増加の傾向が予想される。
い静電容量が増大し、送電電圧の高圧化と相俟って進相
無効電力の増加の傾向が予想される。
このため進相無効電力を補償する分路リアクトルの需要
の増大も予想されこれに伴ない分路リアクトルの種々の
改良も提案されている。
の増大も予想されこれに伴ない分路リアクトルの種々の
改良も提案されている。
ところで斯かる分路リアクトル用として従来より多用さ
れている鉄心は、第1図に示すように、幅が異なる複数
枚の珪素鋼板1を積層して扇状のブロック1aを形成し
、このブロック1aの複数個(図では12個)を放射状
に配設して環状に形或した所謂放射状鉄心■である。
れている鉄心は、第1図に示すように、幅が異なる複数
枚の珪素鋼板1を積層して扇状のブロック1aを形成し
、このブロック1aの複数個(図では12個)を放射状
に配設して環状に形或した所謂放射状鉄心■である。
これは斯かる放射状鉄心■では積層端が外周に位置する
結果、フリンジング効果に基づく渦電流損を極めて小さ
くできるという理由によるものであるが、反面幅の異な
る複数種類の硅素鋼板1を用意する必要があり、その切
断をはじめとする加工作業に多大な時間及び労力を要す
るという欠点があった。
結果、フリンジング効果に基づく渦電流損を極めて小さ
くできるという理由によるものであるが、反面幅の異な
る複数種類の硅素鋼板1を用意する必要があり、その切
断をはじめとする加工作業に多大な時間及び労力を要す
るという欠点があった。
この欠点を補なうものとしてインボリュート曲線状に戊
形した同形の多数の珪素鋼板2を積層して環状に形或し
た所謂インボリュート鉄心IIが現在する。
形した同形の多数の珪素鋼板2を積層して環状に形或し
た所謂インボリュート鉄心IIが現在する。
このインボリュート鉄心IIを第2図に示す。
ところがこのインボリュート鉄心IIではその外周に平
面が表われるのでフリンジング効果に基づく渦電流損が
大きいという逆の欠点があった。
面が表われるのでフリンジング効果に基づく渦電流損が
大きいという逆の欠点があった。
つまり従来技術においては硅素鋼板の種類が少なく同時
にフリンジング効果に基づく渦電流損も小さくすること
ができるという分路リアクトル用の鉄心は存在しなかっ
た。
にフリンジング効果に基づく渦電流損も小さくすること
ができるという分路リアクトル用の鉄心は存在しなかっ
た。
本考案は上記従来技術に鑑み硅素鋼板の種類を少なくす
ることができるとともにフリンジング効果に基づく渦電
流損も小さくすることができるリアクトルの鉄心を提供
することを目的とし、その構或は、インボリュート曲線
状に或形した硅素鋼板を多数積層して形威したインボリ
ュート鉄心部の外周に沿い放射状鉄心部を形或したこと
を特徴とする。
ることができるとともにフリンジング効果に基づく渦電
流損も小さくすることができるリアクトルの鉄心を提供
することを目的とし、その構或は、インボリュート曲線
状に或形した硅素鋼板を多数積層して形威したインボリ
ュート鉄心部の外周に沿い放射状鉄心部を形或したこと
を特徴とする。
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第3図及び第4図に示すように、本実施例における硅素
鋼板3は大部分がインボリュート曲線状に或形した曲線
部3aからなり、同時にこの曲線部3aの終端に一体的
に連なりこの終端と略90゜の角度をなす短かい折曲部
3bを有するものである。
鋼板3は大部分がインボリュート曲線状に或形した曲線
部3aからなり、同時にこの曲線部3aの終端に一体的
に連なりこの終端と略90゜の角度をなす短かい折曲部
3bを有するものである。
本実施例の鉄心IIIは先ず前記硅素鋼板3を多数積層
し、その後このとき形成される隣り合う新曲部3b間の
空間にこの空間を埋めるよう短冊状の硅素鋼板4を挿入
して環状に形或したものである。
し、その後このとき形成される隣り合う新曲部3b間の
空間にこの空間を埋めるよう短冊状の硅素鋼板4を挿入
して環状に形或したものである。
この部分を拡大して第4図に示す。このとき硅素鋼板3
と硅素鋼板4とは接着剤で固着すれば良い。
と硅素鋼板4とは接着剤で固着すれば良い。
また前記硅素鋼板4の幅は狭いのでそれを一種類用意す
るだけで放射状に配設でき全体を十分所望の環状とする
ことができる。
るだけで放射状に配設でき全体を十分所望の環状とする
ことができる。
この結果、本実施例の鉄心IIIは硅素鋼板3の曲線部
3aが集合したインボリュート鉄心部IV及び硅素鋼板
3の折曲部3bと硅素鋼板4とが集合しインボリュート
鉄心部IVの外周に沿う放射状鉄心部■を有する。
3aが集合したインボリュート鉄心部IV及び硅素鋼板
3の折曲部3bと硅素鋼板4とが集合しインボリュート
鉄心部IVの外周に沿う放射状鉄心部■を有する。
したがって最外周面は前記折曲部3bの端面と硅素鋼板
4の端面とで形威される結果、この最外周面に生起され
る渦電流は小さい。
4の端面とで形威される結果、この最外周面に生起され
る渦電流は小さい。
以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によ
れば、最外周面は使用する硅素鋼板の厚みの集合とする
ことができるのでフリンジング効果に基づく渦電流を小
さくすることができるとともに、大部分はインボリュー
ト曲線状の硅素鋼板としたので作製時の作業性も良好に
なる。
れば、最外周面は使用する硅素鋼板の厚みの集合とする
ことができるのでフリンジング効果に基づく渦電流を小
さくすることができるとともに、大部分はインボリュー
ト曲線状の硅素鋼板としたので作製時の作業性も良好に
なる。
第1図は従来の放射状鉄心を示す平面図、第2図は従来
のインボリュート鉄心を示す平面図、第3図は本考案の
一実施例を示す平面図、第4図はその最外周部を抽出し
て拡大して示す横断面図である。 図面中、I■はインボリュート鉄心部、■は放射状鉄心
部、3,4は硅素鋼板である。
のインボリュート鉄心を示す平面図、第3図は本考案の
一実施例を示す平面図、第4図はその最外周部を抽出し
て拡大して示す横断面図である。 図面中、I■はインボリュート鉄心部、■は放射状鉄心
部、3,4は硅素鋼板である。
Claims (1)
- インボリュート曲線状に或形した硅素鋼板を多数積層し
て或形したインボリュート鉄心部の端部を折曲げ、この
折曲げにより形威される隣り合う折曲げ部間の空間に短
冊状の珪素鋼板を挿入して前記インボリュート鉄心部の
外周に沿い放射状鉄心部を形或したことを特徴とするり
アクトルの鉄心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP870078U JPS5910731Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | リアクトルの鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP870078U JPS5910731Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | リアクトルの鉄心 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54113017U JPS54113017U (ja) | 1979-08-08 |
JPS5910731Y2 true JPS5910731Y2 (ja) | 1984-04-04 |
Family
ID=28818176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP870078U Expired JPS5910731Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | リアクトルの鉄心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910731Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5213574B2 (ja) * | 2008-07-29 | 2013-06-19 | トクデン株式会社 | 静止誘導機器用鉄心 |
JP5213571B2 (ja) * | 2008-07-28 | 2013-06-19 | トクデン株式会社 | 円筒状鉄心、誘導発熱ローラ装置及び静止誘導機器 |
WO2010013501A1 (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-04 | トクデン株式会社 | 円筒状鉄心、静止誘導機器及び誘導発熱ローラ装置 |
JP5237011B2 (ja) * | 2008-07-29 | 2013-07-17 | トクデン株式会社 | 静止誘導機器用鉄心 |
JP5603602B2 (ja) * | 2010-01-18 | 2014-10-08 | トクデン株式会社 | 誘導発熱ローラ装置用環状鉄心及び鉄心鋼板 |
JP5391096B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2014-01-15 | トクデン株式会社 | 環状鉄心及び静止誘導機器用鉄心 |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP870078U patent/JPS5910731Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54113017U (ja) | 1979-08-08 |
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