JPS59107163A

JPS59107163A - 冷暖房装置

Info

Publication number: JPS59107163A
Application number: JP21622482A
Authority: JP
Inventors: 浅野　忠; 成瀬　敏博
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1982-12-09
Filing date: 1982-12-09
Publication date: 1984-06-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は冷媒加熱Ｂを有する冷暖房装置に係り、特に
冷媒回路の改良に関するものである。

従来この種のものは第１図で示され、図において（１）
は圧縮機、（２）は冷房用凝縮器である室外熱交換器、
（３）は凝縮用ファンとしての室外ファン、（４）は冷
房時の圧力高低差を形成するための絞多抵抗部、（５）
は室内へ熱を取り出すための室内熱交換器、（６）はこ
の室内熱交換器に送風し室内へ熱を送り出す室内ファン
、（７）は暖房運転時冷媒を加熱する熱交換器としての
冷媒加熱器、（８）はこの冷媒加熱器を通る冷媒を加熱
するためのバーナ、（９）は絞り抵抗部（４）に並列に
設けられたバイパス回路（９ａ）に設けられた電磁弁で
、暖房運転時冷媒が絞υ抵抗部をバイパスするよう形成
されている。

なお、図中実線矢印は冷房サイクルを示し、破線矢印は
暖房サイクルを示すものである。

従来のものは上記のように構成され、暖房時においては
電磁弁（９）が開放され、かつバーナ（８）が燃焼され
、冷媒は破線で示すように、圧縮機（１）、室外熱交換
器（２）、バイパス回路（９ａ）、室内熱交換器（５）
、冷媒加熱器（７）から圧縮機（１）に戻る。このとき
冷媒は冷媒加熱器（７）で加熱され室内熱交換器（５）
で室内ファン（６）によ勺熱交換して室内を暖房する。

また、冷房時に２いては、電磁弁（９）は閉塞され、か
つバーナ（８）の燃焼は止まり、冷媒は実線で示すよう
に圧縮機（１）、室外熱交換器（２）、絞シ抵抗部（４
）、室内熱交換器（５）、冷媒加熱器（７）から圧縮機
（１）に戻る。このとき、冷媒は室内熱交換器（５）を
冷却し室内ファン（６）によ９熱交換して室内を冷房す
る。しかしながら、圧縮機（１）の吸入側に冷媒加熱器
（７）が設けられているため冷房運転では低温の冷媒ガ
スが冷媒加熱器（７）内を通過することになり、その表
面に結露を生じ、燃焼回勺および安全装置への絶縁低下
を招く、また暖房運転では、大きな伝熱面積を有する室
外熱交換器（２）を高温冷媒ガスが通過するため、放熱
が多くな勺熱搬送効率の低下を招く。さらに、暖房と冷
房の負荷に対するバランヌが取シ難く、暖房時には余分
な冷媒まで加熱しなければならないなどの欠点があった
。

この発明は上記欠点に鑑みなされたもので、冷房運転時
の冷媒加熱器への結露全防止し、また暖房運転時の室外
熱交換器での放熱ロスを低減した冷暖房装置を提供する
ことを目的とするものである。

以下、この発明の一実施例を第２図に従って説明すると
、図において（１）〜（９）は上記従来例と同一または
相当部分を示し、ＱＱは逆止弁、（ロ）は冷媒流量調整
可能な抵抗部、（２）は液溜シであシ、冷媒加熱器（７
）と電磁弁（９）は直列に接続され、その一端は圧縮機
（１）と室外熱交換器（２）との間に接続され、他端は
上記逆止弁ＧＯ’に介して室内熱交換器（５）と絞り抵
抗部（４）との間に接続されるとともに、上記抵抗部α
ηを介して室内熱交換器（５）と上記液溜り（２）の間
に接続されている。液溜り（２）は室内熱交換器（５）
と圧ａ機（１１０問および抵抗部（ロ）と圧縮機（１１
との間に介在されている。

上記のように構成された冷暖房装置において、暖房運転
は電磁弁（９）が開放され、バーナ（８）が燃焼され、
冷媒は破線で示すように流れる。すなわち、圧縮機（１
）のポンプ作用により送ジ出された冷媒は初期時には室
外熱交換器（２）に流れ溜るが絞９抵抗部（４）の抵抗
によル所定量で流れなにＭｌ、従って冷媒は電磁弁（９
）から冷媒加熱器に流れ込む。ここで冷媒はバーナ（８
）によって加熱され蒸発、ガス化し高温となり、その一
部は抵抗部（ロ）を介して液溜り（２）に流れ、大部分
の冷媒は逆止弁αＱから室内熱交換器（５）に至シ室内
ファン（６）によって室内に放熱され慶縮液化され、上
記抵抗部（ロ）を通って来た冷媒と混合し液溜シ（２）
に入ル圧縮機（１）に戻るサイクルが形成され継続する
。このように暖房時においては、余分な冷媒が腋の状態
で室外熱交換器（２）と液溜υ（６）に溜められ、効率
よく冷媒が加熱され暖房される。しかも、室外熱交換器
（２）内の冷媒は低温液相状態であることから室外熱交
換器（２３による放熱はほとんどない。また、室内熱交
換器（５）で液化された冷媒は抵抗部（ロ）を通ってき
た高温ガス化された冷媒と混合し適度な湿り度で圧縮機
（１）に吸入されるため圧縮機（１）の吐出弁への衝撃
は押えられる。

一方、冷房運転は電磁弁（９）が閉塞され、バーナ（８
）の燃焼が止められ、冷媒Ｆｉ実線で示すよ、うに流れ
る。すなわち、圧縮機（１）で高温、高圧に圧縮された
冷媒は室外熱交換器（２）に流入し、室外ファン（３）
の送風により放熱し凝縮液化する。液化された冷媒は絞
シ抵抗部（４）で減圧され室内熱交換器（５）に流入し
、室内ファン（６）の送風により吸熱しガス化蒸発して
液溜力（イ）を通シ圧ｉ機（１）に戻るサイクルが形成
され継続される。ここで、絞り抵抗部（４）ヲ出た冷媒
は逆止弁Ｑ［）によって抵抗部ａυを通υ圧縮機（１）
に戻ることはない。このように冷房時においては、冷媒
加熱器（７）に冷媒が通らないため結露することがない
。

なお、上記実施例では液溜す■を設けているが、冷房時
と暖房時の負荷により決まる冷媒量が、暖房時に室外熱
交換器（２）の容積で充分である場合には、液溜シ（２
）は不要であることは言うまでもない。

また、抵抗部αυは必ず必要なものでもない、この発明
は以上説明したと２勺、圧縮機と室外熱交換器の間に一
端が接続され、絞り抵抗部と室内熱交換器の間に他端が
接続される冷媒加熱器と電磁弁から成る直列回路を設け
たことによシ、暖房時には室外熱交換器に不要な冷媒を
溜め、しかもこの冷媒が低温液相であることから、室外
熱交換器による放熱が少なく、冷媒加熱による熱搬送効
率が高くなシ、冷房時には冷媒加熱器に冷媒が通らない
ため、冷媒加熱器に結露することがなく絶縁低下および
熱交換面の腐食の問題も無くなる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す回路図、第２図はこの発明の一実
施例を示す回路図である。なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示し、（
１）は圧縮機、（２）は室外熱交換器、（４）は絞シ抵
抗部、（５）は室内熱交換器、（７）は冷媒加熱器、（
９）は電磁弁、Ｑｏは逆止弁、（２）は液溜υである。代理人　　葛　野　信　−

Claims

【特許請求の範囲】（１ン　　圧縮機、室外熱交換器、絞多抵抗部、室内熱
交換器を順次接続した冷暖房装置において、上記圧縮機
と上記室外熱交換器の間に一端が接続され、上記絞り抵
抗部と上記室内熱交換器の間に他端が接続される冷媒加
熱器と電磁弁から成る直列回路を設けたことを特徴とす
る冷暖房装置。（２ン　　圧縮機の吸入側に液溜シが設けられている仁
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の冷暖房装置
。（３）直列回路の絞シ抵抗部と室内熱交換器との接続側
に逆止弁が設けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項または第２項記載の冷暖房装置。