JPS59107158A - 吸収式ヒ−トポンプ - Google Patents
吸収式ヒ−トポンプInfo
- Publication number
- JPS59107158A JPS59107158A JP21387782A JP21387782A JPS59107158A JP S59107158 A JPS59107158 A JP S59107158A JP 21387782 A JP21387782 A JP 21387782A JP 21387782 A JP21387782 A JP 21387782A JP S59107158 A JPS59107158 A JP S59107158A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- refrigerant
- hot water
- absorber
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は一型動用吸収式ヒートポンプ、または二重効用
吸収式ヒートポンプとじて利用される吸収式ヒートポン
プに関する。
吸収式ヒートポンプとじて利用される吸収式ヒートポン
プに関する。
従来の吸収式ヒートポンプでは、一般的用途として再利
用可能な温度まで温水を加熱する必要があるため、凝縮
温度は吸収式冷凍サイクルの場合よシかなシ高くなる。
用可能な温度まで温水を加熱する必要があるため、凝縮
温度は吸収式冷凍サイクルの場合よシかなシ高くなる。
これに対し蒸発温度は凝縮温度はど高くならないため、
両者の温度差は非常に大きくなる。このため、凝縮器か
ら蒸発器へ流入する冷媒液は温度の高い凝縮温度から、
低い蒸発温度まで冷やすための自己冷却分に消費される
割合が多くなシ、吸収式冷凍機より、成績係数が悪くな
る。
両者の温度差は非常に大きくなる。このため、凝縮器か
ら蒸発器へ流入する冷媒液は温度の高い凝縮温度から、
低い蒸発温度まで冷やすための自己冷却分に消費される
割合が多くなシ、吸収式冷凍機より、成績係数が悪くな
る。
本発明の目的は、−型動用吸収式ヒートポンプまたは二
重効用吸収式ヒートポンプにおいて、吸収器に通水する
前の温水を、凝縮器を出て蒸発器へ入る凝縮冷媒液によ
って予熱させることによる熱回収の効率改善、および凝
縮冷媒の凝縮器を出て蒸発器へ入る間の自己冷却による
熱損失を少なくした、ヒートポンプの温水加熱能力の向
上に有効な、−型動用または二重効用吸収式ヒートポン
プを提供することにある。
重効用吸収式ヒートポンプにおいて、吸収器に通水する
前の温水を、凝縮器を出て蒸発器へ入る凝縮冷媒液によ
って予熱させることによる熱回収の効率改善、および凝
縮冷媒の凝縮器を出て蒸発器へ入る間の自己冷却による
熱損失を少なくした、ヒートポンプの温水加熱能力の向
上に有効な、−型動用または二重効用吸収式ヒートポン
プを提供することにある。
吸収式ヒートポンプの一般的な用途としては、冷却水な
どの排熱を回収し、温水側に熱を与えて再利用可能な温
度レベルの温水をつくることにあり、この時凝縮温度は
90C程度となる。また蒸発温度は20〜25C程度で
あるが、この温度差式 は通常の吸収P凍すイクルよりかなり大きくなる。
どの排熱を回収し、温水側に熱を与えて再利用可能な温
度レベルの温水をつくることにあり、この時凝縮温度は
90C程度となる。また蒸発温度は20〜25C程度で
あるが、この温度差式 は通常の吸収P凍すイクルよりかなり大きくなる。
ここで冷媒サイクルに着目すると、凝縮器にて凝縮した
冷媒液は、冷媒液配管を通って蒸発器へ入るわけである
が、この間冷媒液は減圧冷却されねばならない。凝縮器
と蒸発器の温度差が大きいほど凝縮冷媒液の自己冷却に
消費される冷媒量が増加し、吸収式ヒートポンプサイク
ルにおいては通常の吸収式冷凍サイクルより自己冷却に
消費される量が多いため、蒸発器の伝熱管内を流れる熱
源水から熱を奪って蒸発する冷媒量が減り回収熱量の低
下が大きくなる。ここで、高温度の凝縮冷媒液によって
凝縮冷媒の蒸発潜熱が少なくなシ、熱源水からの回収熱
量が少なくなることを防ぐため、吸収器にはいる前の温
水と、それよシ高温の凝縮冷媒を熱交換させるための温
水−冷媒熱交換器を設けることとした。こうすることに
よシ、熱源水からの回収熱量が増加すると同時に高温の
凝縮冷媒液の自己冷却のために失なっていた熱量で、温
水を吸収器に通水する前の予熱に利用でき、熱効率を向
上させることが可能となる。
冷媒液は、冷媒液配管を通って蒸発器へ入るわけである
が、この間冷媒液は減圧冷却されねばならない。凝縮器
と蒸発器の温度差が大きいほど凝縮冷媒液の自己冷却に
消費される冷媒量が増加し、吸収式ヒートポンプサイク
ルにおいては通常の吸収式冷凍サイクルより自己冷却に
消費される量が多いため、蒸発器の伝熱管内を流れる熱
源水から熱を奪って蒸発する冷媒量が減り回収熱量の低
下が大きくなる。ここで、高温度の凝縮冷媒液によって
凝縮冷媒の蒸発潜熱が少なくなシ、熱源水からの回収熱
量が少なくなることを防ぐため、吸収器にはいる前の温
水と、それよシ高温の凝縮冷媒を熱交換させるための温
水−冷媒熱交換器を設けることとした。こうすることに
よシ、熱源水からの回収熱量が増加すると同時に高温の
凝縮冷媒液の自己冷却のために失なっていた熱量で、温
水を吸収器に通水する前の予熱に利用でき、熱効率を向
上させることが可能となる。
以下、本発明の実施例を図によシ説明する。一実施例と
して、温水−冷媒熱交換器を有する一型動用吸収式ヒー
トボンブをあげて説明する。本実施例の一型動用吸収式
ヒートボンプは、凝縮器1、再生器2、蒸発器3、吸収
器4、溶液熱交換器5、温水−冷媒熱交換器6、溶液ポ
ンプ7、冷媒ポンプ8により構成されている。
して、温水−冷媒熱交換器を有する一型動用吸収式ヒー
トボンブをあげて説明する。本実施例の一型動用吸収式
ヒートボンプは、凝縮器1、再生器2、蒸発器3、吸収
器4、溶液熱交換器5、温水−冷媒熱交換器6、溶液ポ
ンプ7、冷媒ポンプ8により構成されている。
まず、冷媒ポンプ8にて蒸発器3の伝熱管上にスプレー
された冷媒は、熱源水12より蒸発潜熱を奪って冷媒蒸
気10となる。一方溶液スプレーによって吸収器4の伝
熱管上にスプレーされた濃溶液は、伝熱管内部を通る温
水11によって冷却され、水蒸気分圧を下げると同時に
、蒸発器3からの冷媒蒸気10を吸収して稀溶液となる
。稀溶液は溶液ポンプ7によって溶液熱交換器5を経て
、再生器2へ送られる。再生器2へ送られた稀溶液は、
入熱(蒸気または温水)によって加熱され、冷媒蒸気9
を発生する。冷媒蒸気9は凝縮器1において温水11に
よって冷却され、凝縮して冷媒液となり、冷媒戻り配管
13によシ冷媒−温水熱交換器6へ送られる。冷媒−温
水熱交換器6にて温水により冷却された冷媒液は蒸発器
3に戻される。再生器2において、冷媒蒸気9を発生し
て濃度の濃くなった溶液は、濃溶液戻り配管14によっ
て、熱交換器5を経て吸収器4へ戻され、再び伝熱管上
にスプレーされる。なお図のように温水11は、冷媒−
温水熱交換器6、吸収器4、凝縮器1の順に通水する。
された冷媒は、熱源水12より蒸発潜熱を奪って冷媒蒸
気10となる。一方溶液スプレーによって吸収器4の伝
熱管上にスプレーされた濃溶液は、伝熱管内部を通る温
水11によって冷却され、水蒸気分圧を下げると同時に
、蒸発器3からの冷媒蒸気10を吸収して稀溶液となる
。稀溶液は溶液ポンプ7によって溶液熱交換器5を経て
、再生器2へ送られる。再生器2へ送られた稀溶液は、
入熱(蒸気または温水)によって加熱され、冷媒蒸気9
を発生する。冷媒蒸気9は凝縮器1において温水11に
よって冷却され、凝縮して冷媒液となり、冷媒戻り配管
13によシ冷媒−温水熱交換器6へ送られる。冷媒−温
水熱交換器6にて温水により冷却された冷媒液は蒸発器
3に戻される。再生器2において、冷媒蒸気9を発生し
て濃度の濃くなった溶液は、濃溶液戻り配管14によっ
て、熱交換器5を経て吸収器4へ戻され、再び伝熱管上
にスプレーされる。なお図のように温水11は、冷媒−
温水熱交換器6、吸収器4、凝縮器1の順に通水する。
本実施例のように、凝縮器1にて凝縮した高温冷媒を、
冷媒−温水熱交換器6にて、吸収器に入る前の比較的温
度の低い温水と熱交換させることにより、高温冷媒液の
熱で温水を有効に加熱でき、かつ、冷媒液の自己冷却に
消費される量が減るため、熱源水12よυ熱を奪って蒸
発する冷媒液量が増加するため、熱源水12から回収熱
量が増加し、温水加熱能力を向上させることができる。
冷媒−温水熱交換器6にて、吸収器に入る前の比較的温
度の低い温水と熱交換させることにより、高温冷媒液の
熱で温水を有効に加熱でき、かつ、冷媒液の自己冷却に
消費される量が減るため、熱源水12よυ熱を奪って蒸
発する冷媒液量が増加するため、熱源水12から回収熱
量が増加し、温水加熱能力を向上させることができる。
以上のように本発明によれば、温水−冷媒熱交換器を設
けた吸収式ヒートポンプによって、高温凝縮冷媒液の自
己冷却分が減ることによる熱損失を防げると同時に、温
水加熱量を増加させ、熱効率を向上させることができる
。数値的には吸収式ヒートポンプサイクルにおいて、凝
縮温度91C1蒸発温度22Cの場合では、約8%の温
水加熱能力向上を計ることができる。また同能力向上の
ためコスト温水−冷媒熱交換器のみの増加ですみ、ラン
ニングコスト的には8%熱効率が向上するため、コスト
上有利であると同時に、省エネルギーの観点からも非常
に有効である。
けた吸収式ヒートポンプによって、高温凝縮冷媒液の自
己冷却分が減ることによる熱損失を防げると同時に、温
水加熱量を増加させ、熱効率を向上させることができる
。数値的には吸収式ヒートポンプサイクルにおいて、凝
縮温度91C1蒸発温度22Cの場合では、約8%の温
水加熱能力向上を計ることができる。また同能力向上の
ためコスト温水−冷媒熱交換器のみの増加ですみ、ラン
ニングコスト的には8%熱効率が向上するため、コスト
上有利であると同時に、省エネルギーの観点からも非常
に有効である。
図は本発明を適用した一重効用吸収式ヒートポンプのサ
イクルフロー図である。 1・・・凝縮器、2・・・再生器、3・・・蒸発器、4
・・・吸収器、5・・・溶液熱交換器、6・・・温水−
冷媒熱交換器、7・・・溶液ポンプ、8・・・冷媒ポン
プ、9・・・冷媒蒸気、10・・・冷媒蒸気、11・・
・温水、12・・・熱源水、13・・・冷媒戻シ配管、
14・・・溶液戻り配管。
イクルフロー図である。 1・・・凝縮器、2・・・再生器、3・・・蒸発器、4
・・・吸収器、5・・・溶液熱交換器、6・・・温水−
冷媒熱交換器、7・・・溶液ポンプ、8・・・冷媒ポン
プ、9・・・冷媒蒸気、10・・・冷媒蒸気、11・・
・温水、12・・・熱源水、13・・・冷媒戻シ配管、
14・・・溶液戻り配管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1゜凝縮器、少くとも1個の再生器、蒸発器、吸収器、
溶液熱交換器、溶液ポンプ、及び冷媒ポンプよシなる吸
収式ヒートポンプにおいて、吸収器に通水する前の温水
を、凝縮器を出て蒸発器へ入る凝縮冷媒と熱交換する温
水−冷媒熱交換器を設けたことを特徴とする吸収式ヒー
トポンプ。 2、吸収器に通水する温水を1部分流して、凝縮器から
蒸発器へ流入する冷媒液と熱交換させる熱交換器を設け
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の吸収式
ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21387782A JPS59107158A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 吸収式ヒ−トポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21387782A JPS59107158A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 吸収式ヒ−トポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59107158A true JPS59107158A (ja) | 1984-06-21 |
Family
ID=16646489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21387782A Pending JPS59107158A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 吸収式ヒ−トポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59107158A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006138614A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-06-01 | Ebara Corp | 吸収式ヒートポンプ |
-
1982
- 1982-12-08 JP JP21387782A patent/JPS59107158A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006138614A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-06-01 | Ebara Corp | 吸収式ヒートポンプ |
JP4588425B2 (ja) * | 2004-10-13 | 2010-12-01 | 株式会社荏原製作所 | 吸収式ヒートポンプ |
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