JPS59107095A - 加工性、耐衝撃性にすぐれた亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板 - Google Patents

加工性、耐衝撃性にすぐれた亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板

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JPS59107095A
JPS59107095A JP21630582A JP21630582A JPS59107095A JP S59107095 A JPS59107095 A JP S59107095A JP 21630582 A JP21630582 A JP 21630582A JP 21630582 A JP21630582 A JP 21630582A JP S59107095 A JPS59107095 A JP S59107095A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加工性、耐衝撃性にすぐれた亜鉛−ニッケル
電気合金めつき鋼板に関するものである。
従来、鋼板の耐食性向上のための金属めっきとして、亜
鉛めっきが広く一般に行われてきた。亜鉛めっきは溶融
めっきあるいは電気めっきによって処理され、その製品
は広範な分野で数多くの用途に使用されている。しかし
、亜鉛めっきは亜鉛の犠牲防食によって鋼板の腐食を防
止Tるものであり、耐食性は亜鉛の付着量に依存する。
すなわち、高耐食性を得ようとすれば亜鉛付着量を増加
しなければならず、その場合、必要亜鉛量の増加による
コストアップあるいは溶接性の低下など。
いくつかの問題を避けることができない。
近年、耐食寿命向上のための自動車車体への防錆用めっ
き鋼板の適用の拡大にともない、少ないめっき付着量で
耐食性の良好なめっきが改めて種々検討されている。こ
のような中で、亜鉛−ニッケル合金電気めっきが、ニッ
ケル含有率約10〜16%のγ単相の領域で耐食性3こ
優れ、同じ目付量の亜鉛めっきに比べ数倍の耐食性を示
すことから、既に実用の域を拡大しつつある。しかし、
亜鉛−ニッケル合金めっきは、耐食性の優れるNi含有
率10〜16%においてはめつき層の内部応力が大きく
、硬度も、l(vで約300〜600と極めて硬く脆い
。このため、プレスなどの加工や塗装後に石はね等によ
って衝撃を受けると、めっき皮膜に大きい亀裂を生じた
り、めっき剥離が起り易し)。このような亀裂やめつき
剥離を生じた部分は、当然のことながら耐食性も劣化す
る。
本発明はこの問題点を解決し、加工性、耐衝撃性に優れ
た亜鉛−ニッケル合金電気めっき鋼板を得ることを目的
とする。
本発明によれば、鋼板の少なくとも片面に5f/−以上
の亜鉛−ニッケル合金めっき層を有し、かつそのめっき
層のNi含有率が鋼板界面では7チ以下、めっき表面で
は10〜16%であり、鋼板界面からめつき表面に向っ
て連続的にニッケル含有率を増加させることにより、上
記目的を達成することができる。
以下に本発明による方法の具体的効果、適正範囲等につ
き詳細に説明する。第1a図は亜鉛−ニッケル合金めっ
き鋼板のめつき層のNi含有率と硬度の関係を示したも
のである。また、第1b図はそれぞれNl含有率の異な
る目付量201/rrlの亜鉛−ニッケルめっき鋼板に
、カチオン電着塗装(20ft)を行った後、デュポン
衝撃試験(′4゜500 f、  50tyn)を行い
、セロテープでめっき剥離の有無を調べた結果である。
これらの図力)ら、Ni含有率の上昇とともにめっき層
の硬度は太幅に上昇し、それに伴ってめっき皮膜の耐衝
撃性力S劣化することがわかる。また、第1b図からN
i含有率が7%以下の場合に耐衝撃性が優tしてG)る
ことかわかる。第1b図の実験に用l/)たのと同59
角板をエリクセン加工し、表面を電子顕微鏡観察したと
ころ、めっき層中Ni含有率が低くなるとめつき層の亀
裂が明らかに少なくなること力S認められた。従って、
Ni含有率の低下(こよる耐衝撃性、加工性の向上は、
めっき層の硬度の低下、延性の増大に起因するものと判
断される。
一方、亜鉛−ニッケル合金めっきの耐食性はNi含有率
が10〜16%の時Iこ最も優れていることが知られて
いる。すなわち、 Nl含有率が10チ未満ではη+γ
の、また16チを超えるとd十γの、いずれも2相析出
となり、2相間で局部電池を形成するので耐食性が劣化
するといわれてl/)る。
従って、いか(こ加工性、耐衝撃性が良好であっても、
Nl含有率が7%未満の亜鉛−ニッケル合金めっきは耐
食性が劣るので、耐食材料としての利用価値は少ないと
思われる。
本発明者等は、以上の事実に基づき、加工性、耐衝撃性
および耐食性のいずれも満足する亜鉛−ニッケル合金め
っき鋼板について検討した結果、めっき層中のNi含有
率が鋼板界面では7チ以下、めっき表面では10〜16
9Gであり、鋼板界面からめつき表面lこ向って連続的
にNi含有率を増加させることによって、本目的を達成
できることを見出したものである、 (円板界面側を低いNi含有率にするのは、加工性、耐
衝撃性を確保するためであり、この部分のNi含有率が
7チを超えると加工性、耐衝撃性が劣化下る。また、め
っき表面側のNi含有率を10〜16%としたのは耐食
性を確保するためであり。
この範囲以外のNi含有率では前述した如く十分な耐食
性が得られない。
めっき層中のNi含有率を連続的に分布させる理由は、
これによりNi含有率の低いめっき層の耐食性劣化が起
らず、全体としてNi1O〜16チの耐食性を維持する
からである。この理由は不明であるが1例えば、めっき
層がNi含有率の異なる2層あるいは3層のような単純
な階段構造とした場合には、加工部の耐食性は十分でな
い。これは、加工によって生じためつき層の亀裂がその
境界に到達した時に、電位の差に基づくめっき層内の腐
食反応が激しくなり、耐食性を悪くするものと考えられ
る。Ni含有率が連続的に変化していることによって%
22層の局部電池の形成はなくなるし、表面層で形成さ
れた保護皮膜が常に効果的に働くものと考えられる。な
お、工業的に本発明のzn−1yJi合金めつき鋼板を
製造する場合、後述するように多数のめつき槽を配置し
、順次Ni含有率が高くなるように各種の条件を設定し
、めっきするが、めっき層中のNi含有率を4層以上の
漸増層にしておけば、確実に本発明の目的を達すること
がわかった。さらに2層めっきでの問題として、例えば
下地lこ亜鉛−ニッケル合金より卑な金属をめつきする
という考えがあるが、亜鉛などを下地めっきした場合に
は、腐食環境によっては下地層の腐食が激しく、上層を
剥離する現象があるので好ましくない。
なお、めっき目付量は5f/lr/以上必要であり。
これ未満の場合は耐食性が不十分である。
次に、本発明のNi含有率が銅板界面からめつき表面に
かけて連続的に増加する亜鉛−ニッケル合金電気めっき
鋼板の製造方法につき説明する。
本発明において用いる鋼材の種頌等は限定されず、常法
に従って脱脂、酸洗、水洗などの前処理を行なう。これ
らの前処理に続いて順次Ni含有率が上昇していくよう
にzn−Ni合金めつき処理する。その一つの方法は、
多数のめつき槽を配置し、そのめっき槽中のNiモル濃
度(Ni  /Ni+ zn”、モル濃度百分率)が順
次高くなるように設定して、めっきを行うものである。
めっき方式としては、水平式、縦型式、ラジアルセル式
などの既知の方式を適用できる。めっき浴としては、硫
酸塩浴、塩化物浴またはこれらの混合浴などが用いられ
、硫酸塩浴では例えば%Niモル濃度10〜80チ% 
pH1〜41浴濡40〜70℃%電流密度5〜150 
k/di%液流速5〜150 m /―の′条件でめっ
きされる。また、塩化物浴では例えば。
Niモル濃度10〜6(1,pH2〜4、浴m40〜7
0℃、電流密度5〜200 A/dイ、液流速5〜15
0m/mの条件でめっきされる。さらに硫酸塩と塩化物
の混合浴でも、Niモル濃度10〜80%でめっき条件
は上記硫酸塩浴や塩化物浴とほぼ同様な条件でめつきす
ることができる。いずれの場合においても、めっき層の
Ni含有率力ζ鋼板界面では7%以下、めっき表面では
10〜16チとなるようζこ、鋼板界面からめつき表面
に向ってNi含有率が連続的lこ上昇下るように、任意
の条件を選択することができる。
上述しためつき方法は、各めっき槽の浴組成を個別に管
理しなければならず、そのため装置費。
作業費の増大を招くという問題がある、そこで、本発明
においては、以下に述べる他の方法によりNi含有率が
めつき表面にかけて逓増するNi−Zn合金めつき鋼板
を製造することもできる。第2図は、硫酸ニッケルおよ
び硫酸亜鉛を主成分とするめつき浴で、鋼板に目付量2
01/イの亜鉛−ニッケル合金めっきを行った場合の、
電流密度とめつき層中のN1含有率を示したものである
。この図から、めっき層中のN1含有率は電流密度と明
らかな相関を示し、電流密度を低くすることによりN1
含有率を容易に下げうることがわかる。従って、複数の
めつき槽を用いて亜鉛−ニッケル合金めっき処理下るに
当り、各めっき槽の電流密度を順次高くしていけば良い
ことが判った。上述した処から明らかなよう番こ、初期
にめっきを行うめつき楕の電流密度はNi含有率が7%
以下lこなるよう設定し、めっき表面層を形成するめつ
き槽の電流密度はNi含有率が10〜16%となるよう
設定下る必要がある。めっき条件等は最初に述べためつ
き方法とほぼ同様で良い。
以下、本発明を、浴濃度を変えてめっきを行う場合の好
適実施例および比較例を挙げて説明する。
〔実施例1〕 脱脂、酸洗、水洗等の前処理を行った0、8調厚の5P
CC鋼板に、10槽からなるめっき槽を用い、下記条件
でZn −N1合金めっきを施した。
(1)めっき浴: 第1槽  300   270  54.8第2槽  
     255  56.2第3槽       2
40  57.9第4槽       230   5
8.8第5槽         220   60.0
第6槽       210  61.0第7槽   
      200   62.3第8槽      
 190  63.3第9槽 第10槽 なお、いずれの槽にもNa ! So 4を40f/を
添加し、浴pHは1.8.浴温は60℃で一定とした。
Q)電流密度: 80 k/、irr?(3)液流速:
 7 Q ??! / vh(4)めっき付着i:20
r/m’ (6槽で21/イずつ析出) (5)めっき層中のNi含有率:第1槽で析出しためつ
き層は7%、第8槽以降で析出しためつき層は13チで
あり、その間は連続的に分布していた。
・ 上記めっき条件で得られた亜鉛−ニッケル合金めっ
き鋼板を、エリクセン7論加工およびデュポン衝撃試験
(!/2“、1000f、50rJn)に供し、この加
工部の耐食性を塩水噴霧試験(JISZ2371)によ
って調べた。また、アニオン電着塗装20μ、カチオン
電着塗装20μおよびカチオン層着塗装+中塗り十上塗
りの3コート(全膜厚120μ)をそれぞれ行った後、
デュポン衝撃試験(坏’、  500 f、  50c
1n)$よび石はね試験(大理石約3f/個を300個
、10秒間5に9/C−の圧力であてる)に供し、試験
部分のめつき伯+ 1!IIの有無をセロテープ剥離テ
ストによって調べた。これらの結果は、他の実施例およ
び比較例の場合とともに第1表fこ示す。
〔実施例2〕 実施例1と同様lこして、下記の条件で7.n−Ni合
金めつきを施した。
(1)めっき浴: 第1槽  200  230  33.2第2槽   
    230   33.2第3槽       2
20   34.3第4槽       210  3
5.5第5槽       200   36.4第6
槽       190   37.7第7槽    
   180   38.9第8槽       17
0   40.2第9槽 第10槽 なお、いずれの槽にもNa、So、を409/を添加し
、浴pHは3.0、浴温は50℃で一定とした。
(2)  ’に流密度: 120 A/drr?(3)
液流速’ 80 m / swk(4)めっき付着i:
20f/m’ (6槽で2tフイずつ析出) (5)めっき層中のNi含有率:第1檜で析出しためつ
き層は5%、第8槽以降のめつき槽で析出しためつき層
は12チであり、その間は連続的に析出していた。
〔実施例3〕 実施例1と同様にして下記の条件でZn −Ni合金め
つきを施した。
(1)めっき浴: 第1槽   10  400   2.7第2槽 第3槽    20           5.4第4
槽   40         9.7第5槽  10
0        21.5第6槽  200    
    35・3第7槽       200  52
.4第8槽  300   190   63.3第9
槽 第10槽 なお、いずれの槽にもN□S04を401/を添加し、
また浴pHは1.8.浴温は55℃で一定とした。
し) 電流密度:60A/dぜ (3)  液流速: 70 FF! / 5ak(4)
めっき付着量:20f/イ (6槽で21/r1?ずつ析出) (5)めっき層中のNi含有率:第1槽で析出しためつ
き層は4チ、第8槽以降で析出しためつき層は11%で
あり、その間は連続的に分布していた。
〔比較例1〕 2槽からなるめっき槽を用い、実施例1と同じ鋼板に下
記の条件でZn−Ni合金めつきを施した。
α)めっき浴: 第1槽  300  270  54.Fl第2槽  
300   190   63.3なお、いずれの槽に
もN62SOaを40f/を添加し、浴pHは4,0.
浴温は55℃で一定とした。
(2)電流密度: 80 A/dイ (3)液流速ニア0m/始 (4)めっき付着−昨: 20 f/イ(各種で10 
f /n?ずつ析出) (5)めっき層中のNi含有率:第1槽で析出しためつ
き層は7%、第2槽で析出しためつき層は13qbであ
った。
〔比較例2〕 実施例1と同じ鋼板に1槽のめつき槽で下記条件でzn
 −Ni合金めっきを施した、(1)めつき浴: Ni
SO4・6H20300f/l。
Zn5Oa・7Hz0190 f/ t%Na*5O4
40f/L。
Niモルf5度63.3チ、pH1,8,浴温55℃(
2)電流密度: 80 A/dry?(3)液流速’7
0m/Tlh (4)  めつき付着量:20r/m’(5)めっき層
中のNi含有率:13チさらに1本発明を電流密度を変
えてめっきを行う場合の好適実施例および比較例を挙げ
、このようにして得られたzn−Ni合金めつき一板を
実施例1に記載した種々の試験に供し、その結果をまと
めて第2表に示した、 〔実施例4〕 10槽からなるめっき槽を用い、実施例1と同じ鋼板に
下記条件でZn−Ni合金めつきを施した。
(1)めっき浴: NlSO4・6Ht0300 f 
/ L。
ZnZnSO47)t 190 f / L、 Na2
SO440f / L。
Niモル濃度63.3%、浴PH1,8,浴濡60℃(
2)電流密度(A/lrt? ) :第1槽 20  
 第6槽 60 第2槽 20   第7槽 70 第3槽 30   第8槽 80 第4槽 40   第9槽 90 第5槽 50    第10槽 90 (3)液流速ニア0m/= (4)めっき付着量:20f/rr? (各種で2tyrrrずつ析出) (5)めっき層中のNi含有率:第1.2槽で析出した
めつき層は5チ、第9槽以降で析出しためつき層は13
チであり、その間は連続的に分布していた。
〔実施例5〕 実施例4と同じめっき槽で、電流密度以外は実施例4と
同じ条件でZn−Ni合金めっきを施した。
(1)  電流密度(A/df+?) :@1槽 30
   第6槽 45 第2槽 30   第7槽 50 第3槽 30   第8槽 60 第4槽 35   第9槽 70 第5槽 40    第10槽 70 (2)めっき層中のNi含有率:第1〜3[で析出した
めつき層は6%%第9,10槽で析出しためつき層は1
1%であり、その間は連続的に分布していた。
〔実施例6〕 実施例4と同様にして下記条件でZn −Ni合金めつ
きを施した□ (1)めっき浴: NtCt2・6H*0200 f7
’L、ZnCLtl 70 f/L、Niモル濃度40
,2チ、浴pH3,0、浴温50℃ (2)電流密度(A/dm’ ) : 第1槽 30   第6槽  90 第2槽 30   第7槽 105 第3槽 45   第8槽 120 第4槽 60   第9槽 120 第5槽 75    第10槽 120(3)液流速:
8Q m/ m (4)めつき付着量:20f/イ (5)めっき層中Ni含有率:第1,2槽で析出しため
つき層は5%%第8槽以降で析出しためつき層は12%
であり、その間は連続的に分布していた。
〔比較例3〕 実施例1と同じ鋼板に1槽のめつき槽で下記条件でzn
−N1合金めつきを施した。
(1)めっき浴:NiSO4・6H,0300f/l。
Zn5Oa ・7Hz0190 f / L −Na2
SO440t / t 。
Niモル濃度63.3%、浴pH1,8,浴温55℃(
2)電流密度: 90 A/dt?1′(3)沿流速ニ
アQm/a+# (4)めっき付着域:20f/d (5)めっき層中のNi含有率=13係これらの結果を
才とめて示した第1表および第2表から1本発明をこよ
るZn−Ni合金めっき鋼板が力n工後も良好な耐食性
を示し、かつ塗装後の耐衝撃性にも優れていることが明
らかである。従って、自動車用鋼板のように、プレス、
ペンドなどの厳しい加工を受け、塗装後も石はね等によ
る衝V、を受ける可能性のある部所に使用される表面処
理鋼板として極めて有望である。なお1本発明は英施例
で示したような鋼板以外に各種の鋼材(こ適用しても優
れた効果を発揮するのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
第1a図およびglb図はそれ、ぞれめつき層中Ni含
有率とめっき層硬度および耐街撃性との関係を示すグラ
フ、第2図は電流密度とめつき層中N1含有率との関係
を示すグラフである。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第1図 めっそ層中Ni含有十 (%) 舅2図 電流密度(A /dm’) 手続補正書 1、事件の表示 昭和57年特許願第216305号 2、発明の名称 加工性、耐衝撃性にすぐれた亜鉛−ニッケル合金めっき
鋼板3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 柱 所   兵庫県神戸市中央区北本町通1丁目1番2
8号氏名  (125)川崎製鉄株式会社 4、代理人 〒101   電話258−1868住 
所   東京都千代田区神田須田町2丁目6番2号昭和
58年3月29日 6、補正により増加する発明の数   な し7、補正
の対象 明細書中、「図面の簡単な説明」の欄 8、補正の内容 明細書第22頁の「図面の簡単な説明」の欄で次の通り
補正する。 [4、図面の簡単な説明 第1図はめっき層中Ni含有率とめっき層硬度との関係
(a)およびめっき層中Ni含有率と耐衝撃性との関係
(b)を示すグラフ、第2図は電流密度とめっき層中N
i含有率との関係を示すグラフである。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼板の少なくとも片面に517n?以上の亜鉛−ニッケ
    ル合金めっき層を有し、かつそのめっき層のNi含有率
    が鋼板界面では7%以下、めっき表面では10〜16%
    であり、鋼板界面からめつき表面に向って連続的にニッ
    ケル含有率が増加していることを特徴とする加工性、耐
    衝撃性tこすぐれた亜鉛−ニッケル合金めっき鋼板。
JP21630582A 1982-12-10 1982-12-10 加工性、耐衝撃性にすぐれた亜鉛−ニツケル合金めつき鋼板 Granted JPS59107095A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61194195A (ja) * 1985-02-21 1986-08-28 Sumitomo Metal Ind Ltd 高耐食性二層メツキ鋼板
JPH0211792A (ja) * 1988-06-30 1990-01-16 Nippon Steel Corp 耐チッピング性、溶接部の耐食性に優れたZn−Ni系合金めっき鋼板の製造方法
WO2020130603A2 (ko) 2018-12-19 2020-06-25 주식회사 포스코 표면외관이 우수한 전기도금강판 및 그 제조방법

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