JPS5910593Y2 - ロ−ドセル - Google Patents

ロ−ドセル

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Publication number
JPS5910593Y2
JPS5910593Y2 JP1976035655U JP3565576U JPS5910593Y2 JP S5910593 Y2 JPS5910593 Y2 JP S5910593Y2 JP 1976035655 U JP1976035655 U JP 1976035655U JP 3565576 U JP3565576 U JP 3565576U JP S5910593 Y2 JPS5910593 Y2 JP S5910593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
elastically deformable
fixing plate
deformable portion
elastic deformation
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976035655U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52127475U (ja
Inventor
喜治 西村
成二 鈴木
徹 北川
等 二村
Original Assignee
東芝テック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝テック株式会社 filed Critical 東芝テック株式会社
Priority to JP1976035655U priority Critical patent/JPS5910593Y2/ja
Publication of JPS52127475U publication Critical patent/JPS52127475U/ja
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Publication of JPS5910593Y2 publication Critical patent/JPS5910593Y2/ja
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  • Measurement Of Force In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ロードセル秤等に用いられるロードセルに
関するものである。
一般に、この種のものは、ビームの弾性変形部に異形孔
を形或して片側二個づつの歪部を形或し、これらの歪部
の外面にそれぞれブリッジ回路を形或する歪ゲージを固
定し、ビームが外力を受けて歪む度合いをブリッジ回路
が検出して電気的に重量測定等を行うものである。
そして、各歪ゲージが湿気により酸化したり塩化物を生
じたりすると抵抗値が狂って正確な測定がなされず、こ
れにより、湿度の高い所やその他有害な雰囲気中で使用
することはできないものである。
そのために、ビーム全体を密封する構造のものが存する
が、このようなものは、構造が大型化複雑化して実用化
しにくく、また、外部回路に接続される端子板や抵抗ブ
ロックまで密封されてしまうものである。
したがって、零点調整のため抵抗値を調整することがき
わめて面倒となり、時には零点調整をするために密封構
造を破壊しなければならないものである。
この考案は上述のような欠点を解決しうるロードセノレ
をうろことを目白勺とするもので゛ある。
この考案は、歪ゲージが取付けられた弾性変形部と支持
部とよりなるビームを設け、このビームの前記弾性変形
部の基部にその弾性変形部より大径の段部を形威し、こ
の段部に外周が円状の固定板を気密的に固定し、一端が
前記固定板の外周に気密的に固定され他端が前記弾性変
形部の先端付近に気密的に固定されてその弾性変形部の
大部分を覆うベローズを設けたことを特徴とするもので
ある。
したがって、歪ゲージはベローズにより外気と遮断され
るためいかなる雰囲気中で使用しても抵抗値が狂うこと
がなく、また、歪ゲージ以外の回路部品まで覆われるこ
とがないため経時変化に基づく零点再調整を簡単に行う
ことができ、さらに、弾性変形部をベローズで覆うだけ
であるため密封構造を簡略化することができ、さらにま
た、歪ゲージは弾性変形部の外面より突出しているもの
であるが、その弾性変形部より大径の段部を支持部に形
或してその段部に固定板を嵌合することにより、弾性変
形部への歪ゲージの取付に関係なく固定板及びベローズ
の装着を可能ならしめるように構威したものである。
この考案の第一の実施例を第1図ないし第4図に基いて
説明する。
1はビームで、このビーム1はフレーム(図示せず)に
取付けられる取付孔2を有する支持部3と、この支持部
3に連設された側方に突出するアーム状の弾性変形部4
とよりなる。
この弾性変形部4の先端には外力を印加する受部5が形
或され、中央部には両側を連通ずるよう二つの楕円孔を
ラップさせた形状の異形孔6が形或されている。
この異形孔6を形威したことによる四個の肉薄部はそれ
ぞれ歪部7, 8, 9. 10とされている。
また、前記支持部3の一部、つまり、前記弾性変形部4
の付根にはその弾性変形部4より大径の段部11が形戊
されている。
この段部11にはその段部11の断面積と一致する窓孔
12を有する円状の固定板13が嵌合され、かつその固
定板13の一面は前記支持部3の側面に耐湿性の優れた
接着剤によって接着されている。
つづいて、前記各歪部7, 8, 9, 10の外面に
は歪ゲージ14,15, 16, 17が取付られてい
る。
これらの歪ゲージ14, 15, 16. 17はブリ
ッジ回路を形戒するもので、その接続線18は前記固定
板13に形或した複数のもしくは1ヶの通孔19から引
き出された後前記支持部3の外面に取付けた端子板20
に接続されている。
この端子板20には前記ブリッジ回路への入力電圧を調
整したり、零点補正、ブリッジバランス補正したりする
抵抗ブロック(図示せず)やデジタルリードアウト等の
外部回路(図示せず)が接続されるものである。
また、前記通孔19は前記接続線18を通した後に絶縁
物により埋込まれるものである。
しかして、前記弾性変形部4を囲撓する蛇腹状のべロー
ズ21が設けられている。
このベローズ21は、応力が無視される程小さいか又は
その応力も線形に働らく材料により形或されたものであ
る。
そして、その一端面22には前記弾性変形部4の断面積
ど一致する窓孔23が形或され、他端縁は開口縁24と
されている。
そして、前記窓孔23を前記弾性変形部4の前記受部5
より内側に嵌合した後に、その嵌合部及び前記固定板1
3の外周縁と前記開口縁24との間を耐湿性の優れた接
着剤で封着することにより、前記ベローズ21は前記歪
ゲージ14, 15, 16, 17を外気から遮断し
ている。
このような構或において、ベローズ21は歪ゲージ14
, 15, 16. 17を外気から遮断していること
により、歪ゲージ14, 15, 16, 17は湿気
やその他有害な戊分を含む外気に触れて抵抗値が狂うこ
とがなく、いかなる場所でも正確に測定しうる。
また、歪ゲージ14, 15, 16, 17は抵抗値
を調整した後にベローズ21により覆われるものである
が、経時変化により零点再調整を行う必要がある。
この場合には抵抗ブロックの抵抗値を変えることにより
行うものであるが、歪ゲージ14, 15, 16,
17以外の回路までベローズ21で覆われているわけで
はなく、したがって、零点再調整は密封構造を分解する
ことなくきわめて簡単に行いうる。
また、歪ゲージ14, 15, 16, 17を密封す
る構造もきわめて簡単である。
さらに、歪ゲージ14, 15, 16, 17は弾性
変形部4より突出しているものであるが、固定板13は
弾性変形部4より大径の段部11に取付けられることに
より、歪ゲージ14, 15, 16, 17を取付け
てから固定板13を取付けても固定板13の窓孔12と
歪ゲージ14, 15, 16, 17とが干渉するこ
とがなく、固定板13とベローズ21とを接着した後に
それらをビーム1に取付けることもできて便利である。
ついで、この考案の第二の実施例を第5図に基いて説明
する。
前記実施例と同一部分は同一符号を用い説明も省略する
(以下同様)。
本実施例は弾性変形部4の受部付近にも段部25を形威
したものである。
この段部25の径は弾性変形部4の径より小さめに定め
られている。
もちろん、ベローズ21の窓孔23の大きさはその段部
25の断面積と一致する程のものに定められている。
したがって、ベローズ21の一端面22の封着面積が増
大し、ベローズ21の取付強度が増大する。
また、この考案の第三の実施例を第6図に示すが、本実
施例は支持部3に段部11を形或していないものである
したがって、固定板13の窓孔12の大きさは弾性変形
部4の断面積と一致するものである。
したがって、このような構或においては、固定板13を
ビーム1の支持部3の一端に固定した後に、弾性変形部
4に歪ゲージ14, 15, 16, 17を取付けれ
ばよいものである。
さらに、この考案の第四の実施例を第7図に示すが、本
実施例は受部5を含めて弾性変形部4全体を囲繞するベ
ローズ26を設けたものである。
このような場合には、受部5に連結される荷重伝達棒2
7か貫通する孔28をベローズ26に形成すればよい。
もちろん、この場合にはその孔28と荷重伝達棒27と
の間を気密的に封着するものである。
したがって、ベローズ26は弾性変形部4に干渉するこ
とか゛なく、これにより、ベローズ26の応力が弾性変
形部4の歪み特性に与える影響も少ないため、ベローズ
26の材質選定も広い範囲から行いうる。
この考案は上述のように、ビームの弾性変形部を囲繞す
るベローズを設けたことにより、歪ゲージを外気から遮
断することができ、これにより、いかなる雰囲気中で使
用しても歪ゲージの抵抗値が狂うことがなく正確な測定
を行うことができ、また、ベローズは支持部に固定した
固定板により支持されるため取付強度も強く、弾性変形
部から浮かせて取付けることも可能となり、この場合に
はベローズの応力が弾性変形部の歪み特性にまつたく悪
影響を与えることがないためベローズの材料選定範囲を
広くすることができ、しかも歪ゲージを密封する構造も
きわめて簡略化され、また、歪ゲージ以外の回路部品は
常に露出しているため経時変化による零点再調整をきわ
めて簡単に行うことができ、さらに、固定板を弾性変形
部より大径の段部に嵌合することにより、ビームに歪ゲ
ージを取付けた後でも固定板又は固定板とべローズとの
組立体を装着することができ組立し易くすることができ
る等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一の実施例を示す斜視図、第2図
はその縦断側面図、第3図はその固定板の正面図、第4
図はそのベローズの正面図、第5図はこの考案の第二の
実施例を示す縦断側面図、第6図はこの考案の第三の実
施例を示す縦断側面図、第7図はこの考案の第四の実施
例を示す縦断側面図である。 1・・・ビーム、3・・・支持部、4・・・弾性変形部
、11・・・段部、12・・・窓孔、13・・・固定板
、14〜17・・・歪ゲージ、21・・・ベローズ、2
6・・・ベローズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歪ゲージが取付けられた弾性変形部と支持部とよりなる
    ビームを設け、このビームの前記弾性変形部の基部にそ
    の弾性変形部より大径の段部を形威し、この段部に外周
    が円状の固定板を気密的に固定し、一端が前記固定板の
    外周に気密的に固定され他端が前記弾性変形部の先端付
    近に気密的に固定されてその弾性変形部の大部分を覆う
    ベローズを設けたことを特徴とするロードセル。
JP1976035655U 1976-03-24 1976-03-24 ロ−ドセル Expired JPS5910593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976035655U JPS5910593Y2 (ja) 1976-03-24 1976-03-24 ロ−ドセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976035655U JPS5910593Y2 (ja) 1976-03-24 1976-03-24 ロ−ドセル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52127475U JPS52127475U (ja) 1977-09-28
JPS5910593Y2 true JPS5910593Y2 (ja) 1984-04-03

Family

ID=28494988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976035655U Expired JPS5910593Y2 (ja) 1976-03-24 1976-03-24 ロ−ドセル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2120023B1 (de) * 2008-05-15 2012-04-18 Mettler-Toledo AG Gekapselte Wägezelle mit Eckenlasteinstellung

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49546A (ja) * 1972-04-18 1974-01-07
JPS502850U (ja) * 1973-05-21 1975-01-13

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49546A (ja) * 1972-04-18 1974-01-07
JPS502850U (ja) * 1973-05-21 1975-01-13

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Publication number Publication date
JPS52127475U (ja) 1977-09-28

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