JPS59104043A - 給湯機付風呂釜の制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、給湯機付風呂釜の制御回路に関するものであ
る。

従来例の構成とその問題点 従来の給湯機付風呂釜に２いては風呂釜の運転操作を行
なう風呂運転スイッチは、給湯機の運転スイッチと共に
リモコン操作部に収められ、台所等に取りつけられたも
の、あるいは、給湯機の運転スイッチとは別に、浴槽取
付専用のサブリモコンに収められたものが一般的であっ
て、いづれの場合も、風呂釜の運転操作は一箇所でしか
行なえなかったｏしたがって前者の場合には、入浴中に
湯温を調節したい時に、不便が生じ、捷だ、後者の場合
には、予め風呂を追い焚きしておくために、わざわざ浴
槽まで行く必要がある、という問題点があった○ さらに、浴槽内にサブリモコンを取り付ける場合には、
絶縁保護を完全に行なう必要があり、特に、商用電源（
Ａ　Ｃ１００Ｖ　）にて構成する場合は、感電等の危険
を防止するため、複雑なリモコン構成となる、などの問
題もあった。

発明の目的 本発明は上記の問題点に鑑み、風呂釜の運転操作を複数
箇所で行なえるような制御を簡単でしかも低圧の回路構
成によって実現することを目的とするものである。

発明の構成 上記目的を達成するための本発明の基本的な構成は、風
呂釜の運転操作を行なう独立したスイッチを複数個設け
、これらを並列に接続し、これらスイッチ群の接点のい
ずれかひとつが閉成されているときに、抵抗を介して電
圧比較器の一方の入力電位を変化させ、一方、前記電圧
比較器の他方の入力には、前記風呂釜の湯温を検知する
サーミスタと直列抵抗により作られる電位を与え、この
電圧比較器の出力により風呂釜の運転、停止を制御する
ようにするものである。

上記構成とすることによって、風呂釜の操作を複数の場
所から行なうことができ、使い勝手が向上する。また、
回路構成も簡単で、低圧回路で構成できるため、浴槽内
に風呂釜の運転スイッチを取り付ける場合にも、安全性
、及び工事性が向上する。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図は、１缶１水路の給湯機付風呂釜の縦断面図で、
１は、上面部に給水人口２と給湯出口３を備えた給湯機
で、この給湯機１内の水は燃焼装置４によって沸き上げ
られる。５は温水循環回路、６は、熱交換ケース、了は
循環ポンプ、８は熱変換器で、この循環ポンプ°７の動
作により前記給湯機１で加温された湯が温水循環回路６
を通って熱交換器８に導かれ、熱交換ケース内の水を加
温する。加温さｔた湯は、浴槽９内の水と自然対流し、
これによって浴槽９内の水が加温される構造となってい
る。

尚、１ｏは、前記熱交換ケース６の壁面に取シ付けられ
、内部の湯温を検出するサーミスタである。

第２図は本実施例の風呂釜（循環ポンプ７）の制御回路
図で、１１は電圧比較器（コンパレータ）１２は独立し
た第１の風呂釜運転スイッチ、１３は同じく独立した第
２の運転スイッチで、前記風呂釜運転スイッチ１２と１
３は並列に接続されている。１４はこの第１の風呂釜運
転スイッチ１２に直列に接続され、風呂釜の湯温調節を
行なう可変抵抗器、１５．１６は前記並列接続された風
呂釜運転スイッチ１２．１３に対し直列に接続された抵
抗で、これらの回路により、電圧比較器１１の■入力電
位が設定される０１０は前述の湯温サーミスタ、１７は
湯温サーミスタ１０の直列抵抗で、これによね電圧比較
器１１のｅ入力、電位が設定される。１８は、電圧比較
器の出力によって駆動さｎる直流リレーで、これの接点
によって１００Ｖ回路側で循環ポンプ７が駆動されるよ
うな構成とする（図示せず）。

また、１９はＬＩＣＤ、２０は保護抵抗で、風呂釜運転
スイッチ１２．、１３の並列回路と直列に接続されてい
る。

第３図は、本実施例のリモコン外観図で、Ａはメインリ
モコ／、Ｂはサブリモコンである。メインリモコンＡ内
には、前述の第１の風呂釜運転スイッチ１２、可変抵抗
器１４、ＬＥＤｌ　９が収められ、他に、給湯機の運転
スイッチ２１、温調用可変抵抗器２２なども収められて
いる。

一方、サブリモコンＢには、前述の第２の風呂釜運転ス
イッチ１３が収められている。

そして、これらリモコンは、リモコンケーブル２３．２
４により、給湯機本体に設けられた制御装置（図示せず
）と接続され制御装置部において風呂釜運転スイッチ１
２．１３は並列に接続される０ 次に、本実施例の動作を説明する。

まず、給湯機側の運転を運転スイッチ２１により開始す
ると、燃焼装置４が燃焼を行ない、給湯機１内の水を加
温する。次に風呂釜運転スイッチ１２オたは１３をＯＮ
すると、これと直列に接続された抵抗１５，１６、可変
抵抗器１４（スイッチ１２の場合）による電圧が電圧比
較器１１の■入力に印加される。一方、熱交換ケース６
内の水は低温状態にあるから、サーミスタ１０の抵抗値
は充分高く、したがって、直列抵抗１７との分圧で作ら
れる電圧比較器１１のｅ入力は高い電位となり、出力が
ＯＮ　（Ｌ）となり、リレー１８が駆動され、循環ポン
プ７が運転を開始する。そして、給湯機１で加温された
湯が温水循環回路５を通って熱交換器８に導かれ、熱交
換ケース６及び浴槽９内の水を加温する。こうして、サ
ーミスタ１ｏの検出温度が上昇してゆき、その抵抗値が
減少すると、電圧比較器１１のｅ入力電位が低下し、遂
には■入力電位以下になる。そして出力が０ＦＦ（Ｈ）
となり、リレー１８がＯＦＦして、循環ポンプ７が停止
し、浴槽内の水の加温も止まり、沸き上りに達する。

さらに、スイッチ１２のみがＯＮの場合には、可変抵抗
器１４を変化させることによって電圧比較器１１の■入
力電位が変化し、沸き上りの温度を自由に設定すること
ができる。

しかも、この状態でスイッチ１３をＯＮすれば、可変抵
抗器１４によって設定できる最高の沸き上り温度（抵抗
値がゼロ）に自動的に設定を切り換えることができる。

なお、ＬＥＤｌ　９は、風呂釜運転スイッチ１２または
１３のいずれかがＯＮのときにのみ点灯するため、との
ＬＥＤの点灯により、風呂釜の運転がセットされている
か、そうでないかが、確認できる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、風呂釜の運転操作が複
数箇所で行なえるため、給湯機の運転操作部を収めたメ
インリモコンに、第一の風呂釜運転スイッチ、ＬＥＤお
よび可変抵抗器を収め、台所に取り付け、一方、第二の
風呂釜運転スイッチを風呂リモコンに収め、浴室に取り
付ける構成にすると、まずあらかじめ、メインリモコン
で、風呂釜の運転を開始しておく。このとき、設定温度
は低めに設定しておくと、後は、サーミスタのはたらき
により、スイッチの切り忘れなどの心配もなしに、設定
湯温に保温さ几る０ そして、入浴時には、浴室で風呂リモコンを操作すると
、風呂釜は再び最高温度に向って沸き上げを開始し、入
浴中に徐々に昇温する、という理想的な制御が得られる
。そして、入浴者の適温で風呂リモコンをＯＦＦすると
、それから後は、再びメインリモコンの設定温度に従っ
て保温を繰り返し、次の入浴に備えるといったように、
使い勝手及び省エネの面で大きな特徴がある。

さらに、回路構成も簡単で、しかもリモコン回路は低圧
回路のため、リモコン工事が簡単で、安全性も高いとい
った、多くの長所を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る給湯機付風呂釜の縦断
面図、第２図は同給湯機付風呂釜の制御回路図、第３図
は同給湯機付風呂釜のリモコン外観図である。 １・・・・・・給湯機、４・・・・・・燃焼装置、７・
・・・・・循環ポンプ、１０・・・・・・サーミスタ、
１１・・・・・・電圧比較器、１２．１３・・・・・・
風呂釜運転スイッチ、１４・・・・・・可変抵抗、１６
，１６．１７・・・・・・抵抗、１９・・・・パ表示器
（ＬＥＤ）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名＠１
図 第２図 Ｊ 第３図 （Ａ＋

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）風呂釜の運転操作を行なう独立したスイッチを複
   数個並列に接続し、これらスイッチ群のいずれかひとつ
   の接点が閉成されているときに、抵抗を介して電圧比較
   器の１方の入力電位を変化さす、一方前記電圧比較器の
   他方の入力には前記風呂釜の湯温を検知するサーミスタ
   と直列抵抗より形成さｎる電位を与え、前記電圧比較器
   の出力により、前記風呂釜の運転、停止を制御するよう
   にしたことを特徴とする給湯機付風呂釜の制御回路。
2. （２）前記電圧比較器は入力側にスイッチ群のいずれか
   ひとつのスイッチと直列に接続した可変抵抗を有し、可
   変抵抗の操作により風呂釜の湯温を可変できるようにし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の給湯機
   付風呂釜の制御回路。
3. （３）独立した一つのスイッチは、スイッチ群と直列に
   接続されたＬＥＤ、ランプ等の表示器を有することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の給湯機付風呂釜の
   制御回路。