JP2007111164A - 便座装置 - Google Patents

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Kazuya Kondo
和也 近藤
Yuji Yamamoto
融士 山本
Noboru Okui
昇 奥井
Hidetoshi Amaya
英俊 天谷
Shinji Fujii
眞司 藤井
Mitsuhiro Fukuda
充浩 福田
Hiroshi Nagasato
洋 永里
Takemi Yoshinaga
健実 吉永
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Abstract

【課題】省エネルギー性に富み、使い勝手の良い便座装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の第一の熱源11と、複数の第二の熱源12と、着座検知手段14と、前記熱源へ供給する交流電源電圧のゼロ点を検出するゼロクロス検出回路13と、前記熱源11及び着座検知手段14とを制御する制御手段15とを備え、制御手段15は着座検知を行うとゼロクロス検出回路13の出力に同期して、着座の電力供給タイミングで複数の熱源への電力供給をした後、非着座を検知すると保温の電力供給のタイミングにて複数の熱源11に電力供給するように波数制御することにより、省エネルギー性に富み、使い勝手の良い便座装置を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、便座表面を暖房する便座装置に関するものである。
従来、この種の暖房便座では、図5に示すように内部に空洞部101を持つ便座102の着座部103を透明ポリプロピレン樹脂で構成し、着座部103の表面に輻射熱吸収層104を設置し、空洞部101にはランプヒータ105を設置していた。ランプヒータ105からの輻射熱は透明ポリプロピレン樹脂製の着座部103を透過し、表面の輻射熱吸収層104で熱に変換され、着座部103を昇温させるというものであった。臀部が接触する輻射熱吸収層104で熱の発生が行われるので、便座102の内部からコードヒータなどを用いて熱伝導で加熱される方式と比較すると短時間で臀部の暖房が可能となる。また、温度制御はランプヒータ105の近傍に置かれたサーモスタット106で行い、温度ヒューズ107で異常加熱の危険性を防ぐようにしていたものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−14598号公報
しかしながら、前記従来の構成では、一本の高出力のランプヒータであるため、人が着座した場合に、空気よりも人の比熱が大きいことにより、座った部分の便座の温度が低下するために起こる温度ムラに対して局所的に暖房できないために、省エネルギー性の効率が低下するという課題も有していた。
上記従来の課題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、省エネルギー性に富み、使い勝手の良い便座装置を提供することにある。
前記従来の課題を解決するために、本発明の便座装置は、制御手段は着座検知を行うとゼロクロス検出回路の出力に同期して、着座の電力供給タイミングで複数の熱源への電力供給をした後、非着座を検知すると保温の電力供給のタイミングにて複数の熱源に電力供給するように波数制御する。
これにより、省エネルギー性に富み、使い勝手の良い便座装置を提供することができる。
本発明の便座装置は、速暖性能を有し、かつ使い勝手の良い省エネルギー性に富んだ便座装置を提供することができる。
第1の発明は、大腿部、臀部に接触する部分を暖房する複数の第一の熱源と、大腿部、臀部に接触しない部分を暖房する複数の第二の熱源と、前記熱源へ供給する交流電源電圧のゼロ点を検出するゼロクロス検出回路と、使用者の着座を検知する着座検知手段と、前記熱源及び着座検知手段とを制御する制御手段とを備え、前期制御手段は着座検知を行うと前記ゼロクロス検出回路の出力に同期して、着座検知中は着座の電力供給タイミングで前記熱源への電力供給をした後、非着座を検知すると前記複数の熱源への保温の電力供給のタイミングにて電力供給するように波数制御することにより、大腿部、臀部に接触する
ことで人体への熱伝達により温度が低下するために大容量の電力供給が必要な第一の熱源と、大腿部、臀部に接触しないことで放熱量が少なく大容量の電力供給が必要としない複数の第二の熱源への電力供給を別に制御することが可能となるため、着座時の便座に温度ムラがなくなり、省エネルギー性に富み、使い勝手の良い便座装置を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、さらに便座温度検出手段を有し、着座の電力供給タイミングを便座温度によって決定することにより、便座の暖房に必要な最適な電力を供給することとなり、より温度ムラのない省エネルギー性に富み、使い勝手の良い便座装置を提供することができる。
第3の発明は、特に第2の発明において、さらに便座の温度により同時に電力を供給する熱源の数を決定することにより、瞬間的な電力量の変動を抑制することで、トイレ室内に装備されている他の製品の製品性能が低下したり、室内照明の輝度が低下することなく、省エネルギー性に富んだ便座装置となる。
第4の発明は、特に第1の発明において、便座の消費電力を検知する電流検知手段と、熱源への電力の供給タイミングおよび電流検知手段の出力から熱源の故障を判定することにより安全な便座装置となる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における便座装置のブロック図を示すものであり、図2は本発明の実施の形態1における熱源への電力の供給タイミングを表したグラフである。
図1に示すとおり、便座10のうち大腿部、臀部に接触する部分を暖める複数の第一の熱源11と大腿部、臀部に接触しない部分を暖める複数の第二の熱源12と交流電源電圧のゼロ点を検出するゼロクロス検出回路13と着座を検知する着座検知手段14を制御する制御手段15と便座の消費電流を検知する電流検知手段16と熱源の故障を判定する故障判定手段17から構成されている。
以上のように構成された便座装置について、以下その動作、作用を説明する。
第一の複数の熱源11は11a、11b、11cの3つに分割されており、便座10の大腿部と臀部に接触する両側部と後部の内部に配設されており、それらは全て直列に接続されており常に同一の制御がなされる、また、第二の複数の熱源12も第一の熱源と同様に12a、12b、12cの3つに分割されており、便座10の大腿部と臀部に接触しない便座10の両側後部の内部に配設されており、、は便座10の大腿部と臀部に接触しない部分の内部に配設されており、それらは全て直列に接続されており常に同一の制御がなされる。第一および第二の熱源11、12の発熱によって便座10が暖められる。着座検知手段14は便座に使用者が座っているか否かを検出し、制御手段15に対して着座の有無を信号として出力する。ゼロクロス検出回路13は便座の電源である交流電源電圧のゼロ点を検出する回路であり、交流電圧がゼロになるタイミングで制御手段15に信号を出力する。
制御手段15はマイクロコンピュータ及び周辺回路にて構成されており、着座検知手段14の出力信号をもとにゼロクロス検知回路の出力に同期して第一および第二の熱源11、12への電力供給の制御を行う。
図2に示すとおり、制御手段15は、着座検知手段13にて着座を検知すると、人体の臀部および大腿部にふれる便座の局所位置のみを暖房する第一の便座の電力供給を他の部
分を暖房する第二の熱源よりも延ばすことで、空気よりも比熱の大きな人体が接したときの便座温度の低下を防ぐことができ、快適な便座装置を提供することができる。また、非着座時には、第一および第二の熱源への供給電力を同じにすることで、非着座時の便座の温度ムラをなくすことができる。
また、図2のIのタイミングの時の消費電流は第一の熱源の消費電流を示し、IIのタイミングは第二の熱源の消費電流を示しているため、各熱源へ電力を供給するタイミングに応じて、消費電流を検知することで、各熱源にごとの消費電力を測定することができ、その消費電力と、設計値である消費電力を比較することで、故障反転手段は各熱源の断線やショートによる故障を使用者に通知することができ、安全な便座装置を提供することができる。このとき制御手段は、熱源への電力供給を停止することで、便座の局所的な異常温度上昇を防ぐこともできる構成とするとなお安全な便座装置となる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における便座装置のブロック図を示すものである。実施の形態1と同一符号のものは同一の構成とし再度の説明は省略する。
実施の形態1と異なる点は、第一の熱源11の3つの部分11a、11b、11cが独立して制御できるように制御手段20に並列に接続してある、また、第一の熱源と同様に第二の熱源12も3つの部分12a、12b、12cが独立して制御できるように制御手段20に並列に接続してある。
図3に示すとおり、便座10の大腿部、臀部に接触する部分の温度を検出する第一の便座温度検出手段18と大腿部、臀部に接触しない部分の温度を検出する第二の便座温度検出手段19を有し、制御手段20は、第一および第二の便座温度検出手段18、19において検出した便座の温度に応じて第一および第二の熱源11、12へ各熱源11a、11b、11cおよび12a、12b、12cへの電力の供給タイミングを決定する。
例えば、着座検知時に第一の便座温度が第二の便座温度より低い時である図4の(1)場合、11a、11b、11cの通電時間を3倍に延ばし、全体で非着座時の2倍の電力を供給しつつ、消費電流波形をひずませない制御を行う、そして、第一の便座温度が第二の便座温度が同じとなる図4の(2)とき、11a、11b、11cの通電時間を2倍に延ばし、全体で非着座時の1.5倍の電力を供給しつつ、消費電流波形をひずませない制御を行うことで、トイレ室内に装備されている他の製品の製品性能が低下したり、室内照明の輝度が低下することなく、省エネルギー性に富んだ便座装置を実現している。
なお、本実施の形態においては、第一および第二の便座温度検出手段18、19は便座内部設置したが、これに限るものではなく、便座の表面部等便座の表面温度と相関性の高い位置であれば同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる便座装置は、省エネルギー性に富んだ熱源の制御が可能となるので、他の暖房器具等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における便座装置のブロック図 本発明の実施の形態1における熱源への電力の供給タイミングを表したグラフ 本発明の実施の形態3における便座装置のブロック図 本発明の実施の形態3における熱源への電力の供給タイミングを表したグラフ 従来の便座装置の要部断面図
符号の説明
10 便座
11 第一の熱源
12 第二の熱源
13 ゼロクロス検知回路
14 着座検知手段
15、20 制御手段
16 電流検知手段
17 故障判定手段
18 第一の便座温度検出手段(便座温度検出手段)
19 第二の便座温度検出手段(便座温度検出手段)

Claims (4)

  1. 便座の着座面のうち、大腿部、臀部に接触する部分を暖房する複数の第一の熱源と、大腿部、臀部に接触しない部分を暖房する複数の第二の熱源と、前記熱源へ供給する交流電源電圧のゼロ点を検出するゼロクロス検出回路と、使用者の着座を検知する着座検知手段と、前記熱源及び着座検知手段とを制御する制御手段とを備え、前期制御手段は着座検知を行うと前記ゼロクロス検出回路の出力に同期して、着座検知中は着座の電力供給タイミングで前記第一および第二の熱源への電力供給をした後、非着座を検知すると前記第一および第二の熱源への保温の電力供給のタイミングにて電力供給するように波数制御する便座装置。
  2. 第一および第二の熱源に対応する複数の便座温度検出手段を備え、制御手段は着座の電力供給タイミングを便座温度より決定する請求項1に記載の便座装置。
  3. 制御手段は便座温度検知手段の出力に応じて、同時に電力を供給する熱源の数を決定し、すべての熱源への電力供給のタイミングを波数制御する請求項2に記載の便座装置。
  4. 便座の消費電流を検知する電流検知手段と、第一および第二の熱源への電力の供給タイミングおよび電流検知手段の出力から熱源の故障を判定する故障判定手段を備えた請求項1に記載の便座装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043024A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 Toto株式会社 便座装置および通信システム
JP2020039482A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 Toto株式会社 便座装置
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