JPS5910296A - 銅張積層板の製造方法 - Google Patents
銅張積層板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5910296A JPS5910296A JP11919082A JP11919082A JPS5910296A JP S5910296 A JPS5910296 A JP S5910296A JP 11919082 A JP11919082 A JP 11919082A JP 11919082 A JP11919082 A JP 11919082A JP S5910296 A JPS5910296 A JP S5910296A
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- Japan
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- paper
- copper
- heating
- laminated board
- castor oil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特定のクラフト原紙を使用することによる反り
の少ない銅張積層板の製造方法に関する。
の少ない銅張積層板の製造方法に関する。
紙基材フェノール樹脂銅張積層板もしくはエポキン樹脂
積層板は比較的安価なため民生用電子機器に多量に使用
されている。特に最近は印刷回路板の加工方法が多様化
しかつ加工ラインの自動化、省力化が勢力的に検討され
ており、特に銅張積層板の加工工°程中での反り挙動の
改良に関しては各方面より強く要求されている。
積層板は比較的安価なため民生用電子機器に多量に使用
されている。特に最近は印刷回路板の加工方法が多様化
しかつ加工ラインの自動化、省力化が勢力的に検討され
ており、特に銅張積層板の加工工°程中での反り挙動の
改良に関しては各方面より強く要求されている。
従来銅張積層板の反り挙動の改良については多数の報告
がなされており、大別して次の二つに絞られる。
がなされており、大別して次の二つに絞られる。
(1)反りの変化量を小さくする一銅張積層板に使用さ
れる原紙に収縮率の小さい、クラフトバルブ紙を使用す
る。(特開昭5l−73579)(2)反りの挙動を加
工ラインにあったように調整する一銅箔下に収縮率の大
きいリンター紙、混抄紙等を使用して他は収縮率の小さ
いクラフト紙を使用し、バイメタル効果をもって反りレ
ベルをフラット方向へ移行させる。(実開昭53−11
7584等) (1)に関してはクラフト原紙のみのだめ、反りレベル
を移行できぬ問題があり、(2)に関しては加工ライン
中での銅箔側遠赤ランプ照射等の片面側の強烈加熱に対
し、反りについては逆効果となる問題が生じている。
れる原紙に収縮率の小さい、クラフトバルブ紙を使用す
る。(特開昭5l−73579)(2)反りの挙動を加
工ラインにあったように調整する一銅箔下に収縮率の大
きいリンター紙、混抄紙等を使用して他は収縮率の小さ
いクラフト紙を使用し、バイメタル効果をもって反りレ
ベルをフラット方向へ移行させる。(実開昭53−11
7584等) (1)に関してはクラフト原紙のみのだめ、反りレベル
を移行できぬ問題があり、(2)に関しては加工ライン
中での銅箔側遠赤ランプ照射等の片面側の強烈加熱に対
し、反りについては逆効果となる問題が生じている。
本発明はこれらの欠点を解消するためになさわ、だもの
である。すなわち本発明は表裏のヒマシ油浸透度比〔裏
(ワイヤ面)7表(フェルト面)〕が1.5以上のクラ
フト原紙にフェノール系樹脂もしくはエポキシ系樹脂を
含浸、加熱乾燥(−2で得た加工紙を表(フェルト面)
を上に所定枚数積み重ね、その上に銅箔を施して加熱加
圧する反りの少ない銅張積層板の製造方法を提供するも
のである。
である。すなわち本発明は表裏のヒマシ油浸透度比〔裏
(ワイヤ面)7表(フェルト面)〕が1.5以上のクラ
フト原紙にフェノール系樹脂もしくはエポキシ系樹脂を
含浸、加熱乾燥(−2で得た加工紙を表(フェルト面)
を上に所定枚数積み重ね、その上に銅箔を施して加熱加
圧する反りの少ない銅張積層板の製造方法を提供するも
のである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用されるクラフト原紙は、その表裏のヒマ7
油浸透度比が1.5以−ヒのクラフト原紙である。ここ
でクラフト原紙の表とはフェルト面、裏とはワイヤ面と
する。ヒマシ油浸透度とは粘g!:6.5±0.3(2
5℃)、比重0.945±0.006(25℃)、屈折
率1.1179十0.001(25℃)の特性を有する
ヒマシ油を30±5℃に一別に保ち、その液面に対し水
平に、JISP−8110「試験用紙採取方法」に従い
、かつ。]TSP−8] 1 ] [試験用紙の前処
理」を施した1インチ直径の円形ザンブルを浮かせ全面
にヒマシ油が浸透する捷での秒数を言う。
油浸透度比が1.5以−ヒのクラフト原紙である。ここ
でクラフト原紙の表とはフェルト面、裏とはワイヤ面と
する。ヒマシ油浸透度とは粘g!:6.5±0.3(2
5℃)、比重0.945±0.006(25℃)、屈折
率1.1179十0.001(25℃)の特性を有する
ヒマシ油を30±5℃に一別に保ち、その液面に対し水
平に、JISP−8110「試験用紙採取方法」に従い
、かつ。]TSP−8] 1 ] [試験用紙の前処
理」を施した1インチ直径の円形ザンブルを浮かせ全面
にヒマシ油が浸透する捷での秒数を言う。
ヒマシ油浸透度比が1.5未満では効果はない。
本発明に使用されるフェノール系樹脂としてはフェノー
ル、クレゾール、ブチルフェノール、オクチルフェノー
ル、ノニルフェノールまだはこれらの混合物にホルマリ
ン、バラホルムアルデヒド等とアミン触媒を用い常法に
従い合成したもの、もしくは予めフェノール類と桐油を
酸性下で反応させた後、ホルマリン、パラホルムアルデ
ヒド等をアミン触媒を用いて合成した油変性フェノール
樹脂であり、さらにはそのフェノール系樹脂にハロゲン
系難燃剤、リン系難燃剤1だはチノ素系難燃剤を添加し
だ難燃性フェノール樹脂である。
ル、クレゾール、ブチルフェノール、オクチルフェノー
ル、ノニルフェノールまだはこれらの混合物にホルマリ
ン、バラホルムアルデヒド等とアミン触媒を用い常法に
従い合成したもの、もしくは予めフェノール類と桐油を
酸性下で反応させた後、ホルマリン、パラホルムアルデ
ヒド等をアミン触媒を用いて合成した油変性フェノール
樹脂であり、さらにはそのフェノール系樹脂にハロゲン
系難燃剤、リン系難燃剤1だはチノ素系難燃剤を添加し
だ難燃性フェノール樹脂である。
エポキシ系樹脂としてはビスフェノール系エポキシ樹脂
、ビスフェノール系臭素化エポキシ樹脂に無水クロレン
デノク酸を加えテトラブロモビスフェノールAまだはテ
トラブロモジフェニルエーテル等の臭素系難燃剤を添加
した難燃性エポキシ樹脂が挙げられる。
、ビスフェノール系臭素化エポキシ樹脂に無水クロレン
デノク酸を加えテトラブロモビスフェノールAまだはテ
トラブロモジフェニルエーテル等の臭素系難燃剤を添加
した難燃性エポキシ樹脂が挙げられる。
かかる樹脂をクラフト原紙に含浸させ加熱乾燥した加工
紙を用いて銅張積層板を製造するには、加工紙の表(フ
ェルl−而)を上にし所定枚数積み重ね、その上に銅箔
を施し加熱加圧するのは常法の通りである。
紙を用いて銅張積層板を製造するには、加工紙の表(フ
ェルl−而)を上にし所定枚数積み重ね、その上に銅箔
を施し加熱加圧するのは常法の通りである。
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1
表(フェルト面)のヒマシ油浸透度が12秒、裏(ワイ
ヤ面)のヒマ/油浸透度が19秒の]0ミルスフラフト
原紙(ヒマシ油浸透度比1.58)に油変性フェノール
樹脂を塗布含浸せしめ加工紙を得る。
ヤ面)のヒマ/油浸透度が19秒の]0ミルスフラフト
原紙(ヒマシ油浸透度比1.58)に油変性フェノール
樹脂を塗布含浸せしめ加工紙を得る。
加工紙の表を上にして8枚積み重ね、その上に接着剤付
銅箔を重ね合せ、170℃、150Kg/c7Iにて加
熱加圧成形しフェノール系銅張積層板を得だ。
銅箔を重ね合せ、170℃、150Kg/c7Iにて加
熱加圧成形しフェノール系銅張積層板を得だ。
比較例1
表のヒマシ油浸透度が15秒、裏のヒマシ油浸透度が1
8秒の一般的10ミルスクラフト原紙(ヒマシ油浸透度
比1滓)に実施例1と同様の油変性フェノール樹脂を塗
布含浸せしめて加工紙を得、その加工紙を実施例1と同
様に処理してフェノール系鋼張積層板を得た。
8秒の一般的10ミルスクラフト原紙(ヒマシ油浸透度
比1滓)に実施例1と同様の油変性フェノール樹脂を塗
布含浸せしめて加工紙を得、その加工紙を実施例1と同
様に処理してフェノール系鋼張積層板を得た。
実施例1および比較例1のフェノール系銅張積層板につ
いて爾後の加工工程における反りの状況を第1図に示す
。なおこの反りの測定は第2図の如くして行なった。
いて爾後の加工工程における反りの状況を第1図に示す
。なおこの反りの測定は第2図の如くして行なった。
第1図は各工程におけるフェノール系銅張積層板の反り
の状況を示すグラフ、第2図は反りの測定方法を示す。 1 ・・銅張積層板 2 ・・銅 箔 特許出願人 東芝ケミカル株式会社 代理人 弁理士 伊 東 彰
の状況を示すグラフ、第2図は反りの測定方法を示す。 1 ・・銅張積層板 2 ・・銅 箔 特許出願人 東芝ケミカル株式会社 代理人 弁理士 伊 東 彰
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 表裏のヒマン油浸透度比〔裏(ワイヤ而)7表(フェル
ト面)〕が1.5以上のクラフト原紙にフェノール系樹
脂もしくはエポキシ系樹脂を含浸、加熱乾燥して得た加
工紙を、表(フェルト面)を上に所定枚数積み重ね、そ
の上に銅箔を施して加熱加圧することを特徴とする反り
の少ない銅張積層板の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11919082A JPS5910296A (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | 銅張積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11919082A JPS5910296A (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | 銅張積層板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5910296A true JPS5910296A (ja) | 1984-01-19 |
JPH0243352B2 JPH0243352B2 (ja) | 1990-09-28 |
Family
ID=14755138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11919082A Granted JPS5910296A (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | 銅張積層板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910296A (ja) |
-
1982
- 1982-07-10 JP JP11919082A patent/JPS5910296A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0243352B2 (ja) | 1990-09-28 |
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