JPS5910211Y2 - ブルド−ザ,モ−タ−グレ−ダ等のブレ−ド - Google Patents

ブルド−ザ,モ−タ−グレ−ダ等のブレ−ド

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Publication number
JPS5910211Y2
JPS5910211Y2 JP15710478U JP15710478U JPS5910211Y2 JP S5910211 Y2 JPS5910211 Y2 JP S5910211Y2 JP 15710478 U JP15710478 U JP 15710478U JP 15710478 U JP15710478 U JP 15710478U JP S5910211 Y2 JPS5910211 Y2 JP S5910211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wing
pin
blade
ball
blade body
Prior art date
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Expired
Application number
JP15710478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5576263U (ja
Inventor
漠 高野
功 長谷部
俊行 青山
Original Assignee
日本「ほ」道株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本「ほ」道株式会社 filed Critical 日本「ほ」道株式会社
Priority to JP15710478U priority Critical patent/JPS5910211Y2/ja
Publication of JPS5576263U publication Critical patent/JPS5576263U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5910211Y2 publication Critical patent/JPS5910211Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はブルドーザ,モータグレーダ等のブレードに
関する。
従来、ブルドーザやモータグレーダ等を運転操作し、そ
れらのブレードで土砂の掘削、押上、材料の敷きならし
等の作業を行う場合に、ブレードの左右両端より土砂や
材料等が押し出されていた。
そのため、作業能率の低下や材料の損失等が生じ、作業
上支障をきたす例が多かった。
この考案は上記不都合を改善したブルドーザ,モータグ
レーダ等のブレードを提供することを目的とする。
以下、この考案をモータグレーダに適用した一実施例に
ついて説明する。
第1図〜第7図において、本体8は運転席9前方の複数
のコントロールレバー91の操作により昇降、シフトお
よび回動するようになっている。
ウイング1は本体8の両端に後述するように水平面内お
よび垂直面内の2つのモードで回動できるように取り付
けられている。
本体8の左右両端にはブラケット6および球面受座2が
溶接等により固定して取り付けられている。
ウイング1はほぼ矩形に形或されている。ウイング1に
はブラケット5が溶接等により固定して取り付けられて
いるとともに、ボール10を有するロツド101 ,
102がこれも溶接等で固定して取り付けられている。
ブラケット5,6には対応する位置に貫通孔51.61
がそれぞれ形威されている。
この貫通孔51.61にピン7を挿通することにより、
ブラケット5がブラケット6に係合されている。
ボール10は球面受座2に球面対偶に係合されている。
したがって、ウイング1は球面受座2およびピン7を中
心にして水平面内で回動できるようになっている。
ウイング1の回動輪はピン7の中心軸と一致している。
ボール10のロツド101にはレバー3が一体に形威さ
れており、レバー3の自由端には油圧シリンダ4のピス
トン41の駆動端が係合されている。
シリンダ4は本体8に取り付けられており、前述のコン
トロールレバー91の操作のもとに、レバー3を揺動さ
せ、その結果、ウイング1を回動駆動できるようになっ
ている。
つぎに、動作について説明する。
まず、ウイング1を水平面内で回動させる場合について
説明する。
この場合、ピン7はブラケット5,6の貫通孔51.6
1に装着されたままにしておく。
第3〜第5図において、コントロールレバー91(第1
図参照)を操作して油圧シリンダ4を制御し、ピストン
41を所定のストロークに設定すると、レバー3が所定
の角度位置まで揺動する。
その結果、ウイング1がボール10およびピン7を中心
として所定の角度位置まで水平面内で回動する。
例えば、ピストン41をほぼストローク一杯に押し出せ
ば、第3図に示すような角度位置にウイング1を設定で
きる。
この場合、本体8が前方(矢印a方向)に土砂等をなら
しながら進行する際に、本体8の左右両端から後方に逸
失していく土砂等をウイング1で保持できるため、作業
性を向上でき、また土砂等、材料の損失を減少させるこ
とができる。
また、ピストン41を第3図の状態から全ストロークの
ほぼ半分の位置まで引き戻したときには、ウイング1は
第4図に示す角度位置に設定される。
さらに、ピストン41をほぼ一杯に引き戻したときには
、ウイング1は第5図に示す角度位置に設定される。
すなわち、コントロールレバー91の操作により、ウイ
ング1を水平面内で所定の角度位置に回動させることが
でき、本体8の両端から後方に逸失する土砂等を作業に
応じた所望の量だけ保持し、作業性を向上させ、また土
砂等の損失を減少させることができる。
なお、第5図に示す角度位置にウイング1を回動させた
ときには、ウイング1のないブレードとほぼ同様な働き
となる。
つぎに、ウイング1を垂直面内で回動させる場合につい
て説明する。
第6図において、まずピン7をブラケット5,6の貫通
孔51.61から取り外す。
なお、ウイング1の水平面内での角度位置を例えば第4
図に示したものとした。
そののち、コントロールレバー91を操作し、ピストン
41を引き戻すと、ウイング1はボール10を中心にし
て垂直面内で回動していき、通常の位置より上方に偏寄
され、ウイング1の下端が地面等から離間する。
したがって、本体8をかたい土砂等の中に押し込む必要
がある場合にも、ウイング1にわずらわされることなく
作業を行うことができる。
すなわち、かたい土砂を掘削するような場合には、一般
にブレード本体8の土砂への食込みを良好にするために
、これの前後の傾斜度合を強めるが、この場合、ウイン
グ1が第3図のようにブレード本体8の前方に突き出し
ていること、これから掘削される土にウイング1が関係
してブレード本体8の掘削上への食込みを悪化させ、ま
たウイング1が第4図のようにブレード本体8の側方に
突き出していると、ウイング1にブレード本体8と同様
な強い掘削力が加わってこわれるおそれがあるとともに
、さらにまたウイング1が第5図のようにブレード本体
8の後方に突出していると、ブレード本体8の傾斜によ
ってウイング1が土中に入るようになって、,やはりブ
レード本体8の掘削土中への食込みをより一層阻害する
という欠点を免れ得ないが、第7図の状態ではウイング
1が上方に回動して土から離れているので、上記のよう
な障害を全く生じることがない。
以上、一実施例について説明したように、この考案によ
れば、2つのウイングをブレード本体の左右両端にそれ
ぞれ取付け、コントロールレバー等の操作のもとに水平
面内および垂直面内の2つのモードで回動できるように
し、前記板状部材を水平面内の所定の角度位置に設定す
ることにより、前記ブレード本体の両端から逸失する土
砂等を所望なだけ保持できるようにし、さらに、前記板
状部材を垂直面内の所定の角度位置に設定することによ
り、前記板状部材を前記ブレード本体に対し相対的に上
方に偏寄させることができるようにしているため、作業
性の向上および材料の損失の減少を実現でき、さらにか
たい土砂等の掘削等にも最適なものとすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第2図は同
側面図、第3図〜第5図は要部の構戊を動作状態ごとに
示す平面図、第6図および第7図は同正面図である。 1・・・・・・ウイング、2・・・・・・球面受座、3
・・・・・・レバー、4・・・・・・油圧シリンダ駆動
装置、5,6・・・・・・ブラケット、7・・・・・・
ピン、8・・・・・・本体、9・・・・・・運転席、9
1・・・・・・コントロールレバー、10・・・・・・
ボール、101,102・・・・・・ロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 球面受座2とブラケット6を備えたブレード本体8の端
    部に、ボール10を有するロツド101 , 102と
    ブラケット5を備えたウイング1が、上記ボール10を
    上記球面受座2に嵌め入れかつ上記一組のブラケット5
    ,6をピン7で枢着して取り付けられ、上記ロツド10
    1,102には、上記一組のブラケット5,6がピン7
    で枢着された状態において上記ウイング1をブレード本
    体8に対し上記ピン7と上記ボール10を中心にほぼ水
    平な面内で回動させ、また上記一組のブラケット5,6
    からピン7が引き抜かれた状態において上記ウイング1
    を上記ボール10を中心にほぼ垂直な面内で回動させる
    駆動装置4が付設されて戊ることを特徴とするブルドー
    ザ、モーターグレーダ等のブレード。
JP15710478U 1978-11-15 1978-11-15 ブルド−ザ,モ−タ−グレ−ダ等のブレ−ド Expired JPS5910211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15710478U JPS5910211Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 ブルド−ザ,モ−タ−グレ−ダ等のブレ−ド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15710478U JPS5910211Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 ブルド−ザ,モ−タ−グレ−ダ等のブレ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5576263U JPS5576263U (ja) 1980-05-26
JPS5910211Y2 true JPS5910211Y2 (ja) 1984-03-30

Family

ID=29147700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15710478U Expired JPS5910211Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15 ブルド−ザ,モ−タ−グレ−ダ等のブレ−ド

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227554Y2 (ja) * 1981-03-31 1987-07-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5576263U (ja) 1980-05-26

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