JPS59101435A - アルキルフエノ−ル類の製造方法 - Google Patents

アルキルフエノ−ル類の製造方法

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JPS59101435A
JPS59101435A JP57209831A JP20983182A JPS59101435A JP S59101435 A JPS59101435 A JP S59101435A JP 57209831 A JP57209831 A JP 57209831A JP 20983182 A JP20983182 A JP 20983182A JP S59101435 A JPS59101435 A JP S59101435A
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JP
Japan
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selectivity
reaction
catalyst
phenol
pfa
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JP57209831A
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Makoto Imanari
今成 真
Takashi Yokoi
隆 横井
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フェノール類の改良されたアルキル化方法に
関するものである。
本発明の方法によれば、アルキルフェノール類を温和な
る条件下に収率よく製造することができる。
フェノール又は置換フェノール等のフェノール類のオル
ソ及びパラ位を選択的に核メヂル化等の核アルキル化す
る反応は、安定剤、添加剤、有機薬品の中間体等の合成
に有用である。例えば、安定剤として有用な2,6−シ
ーtert−ブチルp−クレゾールは、一般にFip−
クレゾールから合成されているが、通常、p−クレゾー
ルはm−クレゾールとの混合物の状態で人手されるので
、これら混合物から純粋のP−クレゾール全分離するか
、或いは前記混合物をtert−ブチル化した後、p−
クレゾールのtert−ブチル化誘導体を分離する必要
がある。従って分離コストがかかるとともに、副生ずる
m−クレゾール又はm−クレゾールのtert−ブチル
化誘導体の消費先が問題となり、両者ノ需結バランスが
とれていないと高価につく欠点がある。フェノールを出
発原料とすhば、このような心配はなく、例えばフェノ
ールを公知の方法に従い、2,6−シーtert−ブチ
ル化した後に4〜メチル化する方法を収率よく行うこと
ができれば、前記方法にとって替ることが出来る。フェ
ノールの核メチル化剤としてメタノールを用いる方法は
知られているが、通常はかなりの高温度で反応を行う必
要があり、tert−ブチル基やアルコキシ基のように
熱的にはずれ易い基を有するフェノール類の核メチル化
には向いていない。
一方、アルキルフェノールを得る為、アルキル化部とし
てアルデヒド類を用いる方法も公知である。例えば米国
特許第2401608号、同第2909568号、特公
昭35−15359号各公報に開示されている。しかし
これらの方法は、塩基性触媒を用いるもので副反応が多
く、目的物の収率が不充分であったり工程が長く複雑で
あるなどの問題があり、未だ満足すべき方法とけ言えな
かった。
上記塩基性触媒を用いる方法を改良する酸性触媒を用い
る方法が、特開昭52−153920号公報に開示され
ている。この発明は適当な強度の酸を触媒として用いる
ことを提案しており、その酸強度の範囲がpKaで0.
1〜5.0、好ましくは1.0〜4.0の有機酸又は無
機酸の一種または二種以上を用いる。具体例として酢酸
、プロピオン酸などの低級脂肪酸、モノクロル酢酸、ジ
クロル酢酸などのハロ低級脂肪酸、シュウ酸、コハク酸
、安息香酸々どの有機酸、塩酸、リン酸などの無機酸を
挙げている。そして酸強度の弱い酸を用いると反応速度
が遅く、また酸強度の強過ぎるものを用いると、原料フ
ェノール類のメチレン架橋生成物の副生が多くなるので
適当な酸強咋の酸を用いるのが好ましく例えば、酸とし
て低級脂肪酸のみを用いた場合には、反応の選択性は良
いが反応速度が遅い欠点があり、一方、ハロ低級脂肪酸
のような酸強度の強い酸のみを用いると、反応速度は早
いが選択性がやや悪い欠点があるので、最も好ましいの
け低級脂肪酸と、それより酸強度の強い有機酸、例えば
ハロ低級脂肪酸を混合して用いる場合であると述べてい
る。
これらはいずれも液体酸の例であり、これらの液体酸の
使用に際しては装置の腐食がかな抄問題となる事が知ら
れている。特に上記公報で推奨されている低級ハロ脂肪
酸は、本発明者らの実験結果によれば、反応中その一部
が分解してハロゲン化水素を放出することが確駅された
。この様な反応系には高価なハステロイを使用する必要
があり、製造設備が非常に高価になるという欠点がある
更に、この低級ハロ脂肪酸は反応中に一部メチルエステ
ルとなることが見出された。このことはホルムアルデヒ
ドの有効利用率の低下、更には触媒の失活につながるも
のであり、実用上大きな問題となるものである。
固体酸を使用できれば少くとも腐食の問題を回避しり若
ばかりでなく、触媒の分離も全く容易となりその工業的
価値は大きい。本発明者らはこの様な要望に答えるもの
として、既に特願昭57−43744号において上記反
応に使用する触媒として陽イオン交換樹脂と第■族金属
とを用いる方法を提案した。即ち該提案の方法において
用いられる陽イオン交換樹脂のpKaは約−2(Jou
rnalof tbe American chemi
cal 5ociety 、 101.4F+01 (
1979)参照)であり、好ましい溶媒としてメタノー
ル、エタノール、ブタノール、ヘキサノール等の低級ア
ルコール類、メチラール等のホルムアルデヒドのアセタ
ール類、テトラヒドロフラン等のエーテル類及び水を挙
げ、アルデヒド類/フェノール類のモル比が4以上好ま
しくけ6〜10の範囲で反応すると比較的低温で、収率
よ〈アルキルフェノール類を製造できる。
上記方法は、腐食の問題を解決したものであるが溶媒を
アルコール類又はアセタール類とした場合、アルキルフ
ェノール類は収率よく得られるが原料の一つであるアル
デヒド類の利用効率が低い、即ち、原料として添加した
アルデヒドの半分以上が相当するアルコールに水添され
る事が、又、溶媒として水を用いた場合にはホルムアル
デヒドを使用するとカニツアロ反応が併発する事が判明
した。
本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意検討を行い、
強酸による装置の腐食の問題がなく、生成物と触媒との
分離も容易でしかも原料アルデヒド類の有効利用率も高
いアルキルフェノール類の製造方法を見い出し本発明を
完成した。
即ち、本発明け、フェノール類とアルデヒド類を水素の
存在下接触的に反応させてアルキルフェノール類を製造
する方法において、触媒として有機スルホン酸型陽イオ
ン交換樹脂に第■族金属を含有させた固体を、反応溶媒
としてpKa (25℃)が4以上の有機カルボン酸又
は加水分解して該有機カルボン酸を生成する化合物を用
いることを特徴とするアルキルフェノール類の製造方法
を提供するものである。
本発明の方法に用いられる有機スルホン酸型陽イオン交
換樹脂は、具体例としては、スルホン酸基を有するスチ
レン−ジビニルベンゼン共it合体、スルホン酸基含有
過フッ素化重合体などがある。
前者では芳香族核にさらに他の基、例えばアルキル基や
ハロゲンなどを導入したものも本発明の範囲内のもので
ある。後者はデュポン社より商品名[Nafion J
として市販されているものが代表例であるが勿論これだ
けに限られるものでは無い。
本発明の方法に用いられる第■族金属は、パラジウム、
白金、ルテニウム、イリジウム、ニッケル、コバルトな
どがあり、特にパラジウムが好ましい。
上記第■族金属は前述の有機スルホン型陽イオン交換樹
脂に含有させることが必要である。該第■族金属は通常
の担持、イオン交換等の操作により該陽イオン交換樹脂
に含有させることができる。
第■族金属特にパラジウムを有機スルホン酸型陽イオン
交換樹脂に含有させるととにより、別々の形態で触媒と
して併用するよシも目的生成物の収率は向上し、触媒と
生成物との分離も容易となる。
本発明の方法に用いられる溶媒は、pKa(25℃)が
4以上の有機カルボン酸又は反応中に生成する水によっ
て加水分解してpKa (25℃)が4以上の有機カル
ボン酸を生成する化合物である。
前者の例としては酢酸、プロピオン酸等の飽和脂肪酸、
β−ヒドロキシプロピオン酸等の電子供与性官能基を有
する有機カルボン酸等があり、後者の例としてけγ−ブ
チロラクトン等のラクトン類、エチレンジアセテート、
酢酸n−ブチル等のエステル類等がある。
pKaが4未満の有機カルボン酸又は加水分解して該有
機カルボン酸を生成する化合物を溶媒として用いると、
溶媒自身がメチルエステル化されたり原料アルデヒド類
の有効利用率が低く力るなどの欠点がある。
本発明の方法においては上記特徴の他に原料のアルデヒ
ド類とフェノール類の仕込みのモル比を予め調整して反
応させることが好ましい。即ち、アルデヒド類/フェノ
ール類のモル比が1〜4の範囲で反応させるのが好まし
い。アルデヒド類/フェノール類のモル比が1より小さ
くなる程フェノール類の転化率が低くなり、かつ有用で
ないビスフェノール類の副生率が高くなる。又、4.4
’−メチレンビス(2,6−シーtert−ブチルフェ
ノール)も副生ずるが、この物質はそれ自体有用な酸化
防止剤であり少量の副生は許容されるものであるが、本
来目的とする化合物ではないので少量に抑える事が望ま
しい。アルデヒド類とフェノール類のモル比が4を越え
るほどアルデヒドの水添によりアルコールが出来るとい
う副反応が多くなり、結局アルデヒド類からの目的生成
物への選択率が低下するので好ましくない。
本発明の方法に用いられる原料フェノール類としては、
核アルキル化可能なものであって、そのため、少なくと
も芳香核に直結した水素原子を有するものである。かか
るフェノール類は、種々の置換基を有するものであって
もよく、また、1価フェノールのみならず多価フェノー
ルであってもよい。具体例としては、フェノール、ナフ
トール、クレゾール、キシレノール、エチルフェノール
、プロピルフェノール、ブチルフェノール、オクチA/
フェノール、ノニルフェノール、シフチルフェノール、
シクロヘキシルフェノール、フェニルフェノール、クミ
ルフェノールなどの炭化水素置換フェノール、カテコー
ル、レゾルシン、ヒドロキノン、ビスフェノールA1 
ジヒドロキシナフタリンなどの多価フェノール、メトキ
シフェノール、エトキシフェノール、ジメトキシフェノ
ールなどのアルコキシ置換フェノール、クロルフェノー
ル、ブロムフェノール、ジクロルフェノールなどのノー
ロゲン化フェノールなどがある。
本発明の方法で使用されるアルデヒド類としては、1〜
10個の炭素を有するアルデヒドがある。
具体的には、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
ロピオンアルデヒドなどの他、パラホルムアルデヒド、
トリオキサン、パラアルデヒドなども用いられる。
アルキル化がメチル化である場合、特に好ましいモノは
パラホルムアルデヒドであり、それも含有水分量の少な
いものが好ましい。
本発明の方法において、反応は任意の圧力下に行える。
一般に、1気圧以上で実施可能であり、5〜50気圧が
好ましいが経済性も考慮すると5〜10気圧が特に好ま
しい。低圧の場合は生成物の選択率が低くなり好ましく
ない。
反応温度は通常50〜200℃の温度範囲で選べるが反
応速度、選択性の面から80〜150℃が好ましい。
反応型式は、固定床流通式、けんだく床流通式、けんだ
く床回分式、泡鐘塔式等任意のものが選択できるが、本
発明の方法が適用される反応は固体−液体一気体の三相
系であるのでこれらの接触が充分に行なわれるものが好
ましい。
以下に実施例、比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
実施例1 塩化パラジウム0.167 f、蒸留水50−およびス
ルホン酸基を有する陽イオン交換樹脂(米国ローム・ア
ンド・)・−ス社製商品名[アンバーリスト15−1、
球状0.4〜0.5 m径)10Fをクラブに秤取し、
90℃1時間攪拌した。次に温度を60℃に保ち攪拌し
つつ氷衣を20t/時間の流速で上記懸濁液中に2時間
吹き込んだ。常温まで冷却した後、蒸留水で洗浄濾過を
行い濾過した固体ヲ、ロータリーエバポレーターで80
℃、2時間吸引乾燥し9.59の触媒を得た。分析の結
果、陽イオン交換樹脂中に0.9重8%のパラジウムを
含んでいることが分った。
上記触媒0.33 F、 2.6−シーtert−ブチ
ルフェノール10.3 y (50ミリモル)およびパ
ラホルムアルデヒド2.5 y (ホルムアルデヒド〈
以下FAと略記する〉として80ミリモル)、酢酸10
2を100ゴのオートクレーブに仕込み水素加圧30気
圧、130℃で1時間30分攪拌しつつ反応を行なった
。この間、調圧弁を通じて水素を供給することにより全
圧を一定に保持した。反応終了後オートクレーブを水中
にて冷却し、目的の2゜6−ジーte rt−ブチル−
p−クレゾールの結晶を含む油層と、触媒層の2層に分
離している反応液を得た。ガスクロマトグラフィーと液
クロマトグラフイーにより分析した結果、2,6−ジー
tert −ブチル−p−クレゾール40.5ミリモル
、未反応の2.6−シーtert−ブチルフェノール5
.0ミリモヘ4,4′−メチレンビス(2,6−シーt
ert−ブチルフェノール) 0.4ミリモル、ビスフ
ェノール類1.4ミリモル、未反応ハラホルムアルデヒ
ド(ホルムアルデヒドとして)20.8ミリモル、酢酸
メチル10.5ミリモルが得られた。ここで2,6−シ
ーtert−ブチルフェノール(以下DTBPと略記す
る)転化率と、2,6−シーtert−ブチル−p−ク
レゾール(以下BHTと略記する)選択率、および4.
4’−メチレンビス(2,6−シーtert−ブチルフ
ェノール(以下BBPと略記する)選択率、ビスフェノ
ール類(以下BPと略記する)選択率を次式のように定
義し、パラホルムアルデヒド(以下PFAと略記する)
転化率と、バラホルムアルデヒド基準でのBHT選択率
(以下BHT(PFA)選択率と略記する)、およびパ
ラホルムアルデヒドの水素化反応で生成したメタノール
と溶媒の酢酸からエステル化反応により生成する酢酸メ
チルの選択率を次式のように定義すると、DTBP転化
率け90チ、BHT選択率90%、RBP選択率1.8
チ、BP選択率6.2チ、PFA転化率74チ、BHT
(PFA)選択率68チ、酢酸メチル選択率18チであ
った。
実施例2 反応温度i15℃、反応時間2時間に変化させた以外は
実施例1と同様の方法で反応を行った。
その結果、DTBP転化率85%、BHT選択率87チ
、BBPBP選択率16チ、BP選択率0.4チ、PF
A転化率63%、BHT(PFA)選択率73チ、酢酸
メチル選択率10チであった。
実施例3 1.5%のパラジウムを含有させた陽イオン交換樹脂触
媒を0.339用いた以外は実施例1と同様の方法で反
応を行った結果、DTBP転化率84チ、B)(T選択
率94チ、BBPBP選択率3チ、BP選択率0.7チ
、PFA転化率70%、BHT(PFA)選択率71%
、酢酸メチル選択率19チであった。
実施例4 62ミリモルのFAを含むP F A 2.2 yを用
い、反応時間1時間とした以外は実施例1と同様の方法
で反応を行った結果、DTBP転化率77チ、BHT選
択率90%、BBPBP選択率7%、BP選択率0.7
チ、PFA転化率93%、BIT(PFA)選択率60
チ、酢酸メチル選択率23チであった。
実施例5 102ミリモルのFAを含むPFA3.6fを用い、反
応時間1時間とした以外は実施例1と同様の方法で反応
を行った結果、DTBP転化率94チ、BHT選択率8
4チ、BBPBP選択率7%、BP選択率1.0チ、P
FA転化率64%、B I T(PFA)選択率60チ
、酢酸メチル選択率25チであった。
実施例6 実施例1の触媒を3 f、DTBP 10.3り(50
ミリモル)、および102ミリモルのFAを含むPFA
3.6f、  γ−ブチロラクトン109を100m1
オートクレーブに仕込み水素加圧30気圧130℃で1
時間、反応した。その結果、DTBP転化率98%、B
HT選択率88チ、BBPBP選択率2チ、BP選択率
2.1%、PFA転化率95チ、BHT(PFA)選択
率44%であった。
実施例7 実施例1の触媒12、DTBPlo、3f(50ミリモ
ル)、および102ミリモルのFAを含むPFA3.6
p、エチレンジアセテート102を100−オートクレ
ーブに仕込み水素加圧30気圧、130℃で1時間反応
した結果、DTBP転化率81%、BHT選択率95チ
、BBPBP選択率0チ、BP選択率1.4チ、PFA
転化率95チ、BHT (PHA)選択率40チであっ
た。
比較例1 40ミリモルのFAを含むPFAl、25fを用いた以
外は実施例1と同様の方法で反応を行った結果、DTB
P転化率62%、B H,T選択率72チ、BBPBP
選択率5チ、BP選択本18.7%、PFA転化率10
0チ、BHT (PFA)選択率56%、酢酸メチル選
択率11.3%であった。
比較例2 5重量%パラジウム担持活性炭(日本エンゲル行った結
果、DTBP転化率95%、B)(T選択率71チ、B
BP選択率22チ、BP選択率j係、PFA転化率96
%、BHT (PFA)選択率44チ、酢酸メチル選択
率17%であった。
比較例3 5重量%パラジウム相持活性炭(日本エンゲルハルト社
製)o、s、if、モノ−クロル酢酸3.7F。
酢酸5FXD、TBPlo、3F (50ミIJ−Eル
)、102ミリモルのFAを含むPFA3.6fを10
0−オートクレーブに仕込み、水素加圧30気圧、13
0℃で5時間反応した結果、DTBP転化率90%、B
IT選択率87%、BPP選択率2.5チ、BP選択率
0.5%、PFA転化率100%、BHT (PFA)
選択率39%、酢酸メチル選択率17%、PFA基準で
他の副生成物はメタノール選択率21チ、モノ身クロル
酢酸メチル選択率7%であった。
比較例4 51ミリモルのFAを含むPFAl、8り、反応時間4
時間とした以外は比較例2と同様の方法で反応を行った
結果、DTBP転化率37%、BHT選択*88チ、B
IIP選択率4%、PFA転化率100チ、BHT(P
FA)選択率32チ、酢酸メチル選択率27チ、PFA
基準で他の副生成物はメタノール選択率20チ、モノa
クロル酢酸メチル選択率11%であった。
比較例5 実施例1の触媒52、DTBPlo、39(5゜ミリモ
ル)、408ミリモルを含むPFAl4.42、蒸留水
20dを100−オートクレーブに仕込み、水素加圧1
0気圧、132℃で6時間反応した結果、DTBP転化
率96チ、BHT選択率93チ、BBP選択率0.7 
%、BP選択率0.3 %、PFA転化率50%、BH
T (PFA)選択率22%、PFA基準で他の副生成
物はメタノール選択率53チ、ギ酸選択率21%であっ
た。
比較例6 実施例1の触媒22、DTBPlo、3si5゜ミリモ
ル)、FAとして398ミリモルを含むメチラール30
.4 Fを100−オートクレーブに仕込み、水素加圧
20気圧、130℃で5時間反応した結果、DTBP転
化率82%、BHT選択率93チ、BBP選択率0.5
%、13P選択率0.5 %、FA換算でメチラール転
化率41%、BHT選択率23%、他の副生物はメタノ
ール選択率28チ、メチルエーテル選択率33qbであ
った。
比較例7 5重量%パラジウム相持活性炭(日本エンゲルハルト社
IJ) 0.54 f、酢酸109、DT BPlo、
39(50ミリモル)、102ミリモルのFAを含むP
FA3.6fを1o Om/オ−トクv−フに仕込み、
水素加圧30気圧、130℃で5時間反応した結果、D
TBP転化率14チ、BHT選択率33チ、BBP選択
率0チ、BP選択率58チ、PFA転化率44チ、BI
T(PFA)選択率5.3%、酢酸メチル選択率13%
、PFA基準で他の副生成物はメタノール選択率15%
であった。
特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 代理人 弁理士 長 谷 正 久

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〈1)  フェノール類とアルデヒド類を水素の存在下
    接触的に反応させてアルキルフェノール類を製造する方
    法に訃いて、触媒として有機スルホン酸型陽イオン交換
    樹脂に第■族金属を含有させた固体を、反応溶媒として
    pKa(25℃)が4以上の有機カルボン酸又は加水分
    解して該有機カルボン酸を生成する化合物を用いること
    を特徴とするアルキルフェノール類の製造方法。 (2)  アルデヒド類/フェノール類をモル比1〜4
    の範囲で反応させることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のアルキルフェノール類の製造方法。 (3)第■族金属がパラジウムであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項督ン第2項記載のアルキルフェノ
    ール類の製造方法。 (4)  フェノール類が2.6−シーtert−ブチ
    ルフ史封主垣シ エノールである特許請求の範囲第−争3項記載のアルキ
    ルフェノール類の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018177660A (ja) * 2017-04-06 2018-11-15 エヌ・イーケムキャット株式会社 フェノール誘導体の選択的メチル化方法。

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JP2018177660A (ja) * 2017-04-06 2018-11-15 エヌ・イーケムキャット株式会社 フェノール誘導体の選択的メチル化方法。

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