JPS59100503A - 電磁装置 - Google Patents
電磁装置Info
- Publication number
- JPS59100503A JPS59100503A JP57209241A JP20924182A JPS59100503A JP S59100503 A JPS59100503 A JP S59100503A JP 57209241 A JP57209241 A JP 57209241A JP 20924182 A JP20924182 A JP 20924182A JP S59100503 A JPS59100503 A JP S59100503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- bobbin
- magnetic core
- core
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 23
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、樹脂製等のボビンを用いて巻線が形成された
電源用トランス等の電磁装置に関する。
電源用トランス等の電磁装置に関する。
従来、この種の装置さして第1図の構成のものが知られ
ている。この電磁装置は、例えば複写機の高圧電源装置
用の高圧出カドランスとして数回の2次電圧を発生する
ものである。同図において、1は日の字形の磁心でけい
素鋼板やフェライト等で形成されている。2はボビンで
、筒状の巻取部21.22とこの巻取部の長手軸線に対
して巻取部に直角に取付けられたフランジ(ツバ部)2
3゜24、.25とを含み、巻取部はフランジ24によ
って1次巻線巻取部21および2次巻線巻取部22に区
切られている。このボビン2は、1次巻線3および2次
巻線4が巻回され、筒状巻取部の中空部に磁心1の脚部
11が挿通されるとともに、フランジ23.25の外側
面は磁心1の基部12と当接または近接している。
ている。この電磁装置は、例えば複写機の高圧電源装置
用の高圧出カドランスとして数回の2次電圧を発生する
ものである。同図において、1は日の字形の磁心でけい
素鋼板やフェライト等で形成されている。2はボビンで
、筒状の巻取部21.22とこの巻取部の長手軸線に対
して巻取部に直角に取付けられたフランジ(ツバ部)2
3゜24、.25とを含み、巻取部はフランジ24によ
って1次巻線巻取部21および2次巻線巻取部22に区
切られている。このボビン2は、1次巻線3および2次
巻線4が巻回され、筒状巻取部の中空部に磁心1の脚部
11が挿通されるとともに、フランジ23.25の外側
面は磁心1の基部12と当接または近接している。
ところで、このような高圧出カドランスにおいては、一
般に、2次巻線4は1次巻線3から遠い側すなわちフラ
ンジ23側がハイボテンシャルに設定されている。その
ため、上述のようなフランジ23の外側がフラットに形
成されたボビン構造を用いた場合、ボビン2表面に沿っ
ての2次巻線4と磁心1の基部12との間の沿面距離が
数mm程度と短かく、かつボビン2と磁心1との接触面
積が太きいため、2次巻線4から磁心1ヘポビン2の沿
面を介してリークするおそれがあった。また、このよう
なリークの防止等のため、樹脂等の絶縁充填材を真空含
浸して絶縁を強化しようとしても、磁心1とボビン2の
フランジ23外側面との間隙は、通常、数μと非常に小
さいため絶縁充填材が流入しにくり、絶縁強化の効果も
少なかった。
般に、2次巻線4は1次巻線3から遠い側すなわちフラ
ンジ23側がハイボテンシャルに設定されている。その
ため、上述のようなフランジ23の外側がフラットに形
成されたボビン構造を用いた場合、ボビン2表面に沿っ
ての2次巻線4と磁心1の基部12との間の沿面距離が
数mm程度と短かく、かつボビン2と磁心1との接触面
積が太きいため、2次巻線4から磁心1ヘポビン2の沿
面を介してリークするおそれがあった。また、このよう
なリークの防止等のため、樹脂等の絶縁充填材を真空含
浸して絶縁を強化しようとしても、磁心1とボビン2の
フランジ23外側面との間隙は、通常、数μと非常に小
さいため絶縁充填材が流入しにくり、絶縁強化の効果も
少なかった。
本発明は、上述の従来形における問題点に鑑みてなされ
たもので、巻線形成用にボビンを用いた電磁装置におい
て、特にボビン沿面によるリークを抑え絶縁性を向上さ
せることを目的とする。
たもので、巻線形成用にボビンを用いた電磁装置におい
て、特にボビン沿面によるリークを抑え絶縁性を向上さ
せることを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、中空部および゛フ
ランジを有するボビンと、このボビンの中空部を挿通し
た脚部およびフランジに近接対向した基部を有する磁心
とを具備し、前記ボビンはフランジの少なくとも前記磁
心との対面部に段部を有しフランジの外縁部と前記磁心
との間に間隙を設けたことを特徴とする。このように構
成された本発明によると、ボビン−磁心間に沿面、空間
距離が確保され、絶縁性が向上する。また、ボビン−磁
心間の間隙が大きいため、絶縁充填材がよく流入し、強
化絶縁による効果とも相俟って絶縁性はさらに向上させ
ることができる。
ランジを有するボビンと、このボビンの中空部を挿通し
た脚部およびフランジに近接対向した基部を有する磁心
とを具備し、前記ボビンはフランジの少なくとも前記磁
心との対面部に段部を有しフランジの外縁部と前記磁心
との間に間隙を設けたことを特徴とする。このように構
成された本発明によると、ボビン−磁心間に沿面、空間
距離が確保され、絶縁性が向上する。また、ボビン−磁
心間の間隙が大きいため、絶縁充填材がよく流入し、強
化絶縁による効果とも相俟って絶縁性はさらに向上させ
ることができる。
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
なお、従来例と共通または対応する部分については同一
の符号で表わす。
の符号で表わす。
第2図は、本発明の1実施例に係る出力1−ランスのボ
ビン巻線部上面における断面図である。また、第3およ
び第4図は第2図におけるボビン構造の正面および側面
図である。
ビン巻線部上面における断面図である。また、第3およ
び第4図は第2図におけるボビン構造の正面および側面
図である。
第2図の出力1〜ランスは、第1図の出カドランスに対
し、ボビン2におけるフラッジ23の構造を変更したも
のである。すなわち、フランジ23外側面の従来(第1
図)は磁心1と当接していた部分に凹部すなわち段部5
を設け、フランジ23の外縁を含むフランジ23外側面
の大部分を磁心lと離隔せしめて間隙を確保するように
している。
し、ボビン2におけるフラッジ23の構造を変更したも
のである。すなわち、フランジ23外側面の従来(第1
図)は磁心1と当接していた部分に凹部すなわち段部5
を設け、フランジ23の外縁を含むフランジ23外側面
の大部分を磁心lと離隔せしめて間隙を確保するように
している。
なお、前記段部5は少なくともバイポテンシャル側フラ
ンジ23の外側面に設けれは足りるが、他方のフランジ
25を同一形状にしてもよいことは勿論である。
ンジ23の外側面に設けれは足りるが、他方のフランジ
25を同一形状にしてもよいことは勿論である。
第5および6図は本発明の他の実施例に係るボビン構造
を示す。同図に示すように、フランジ23の全周に亘っ
て凹部5を設けてもよい。
を示す。同図に示すように、フランジ23の全周に亘っ
て凹部5を設けてもよい。
第7図は本発明の他の実施例に係る磁心装置例えはイン
ダクタの磁心上面における断面図、第8図は第7図の磁
心装置のボビンの正面図である。
ダクタの磁心上面における断面図、第8図は第7図の磁
心装置のボビンの正面図である。
このように本発明はいかなる形状の磁心を用いる場合に
も適用することができる。
も適用することができる。
第9図はさらに他の実施例に係るボビン構造の正面図で
ある。第3〜6図に示したボビンにおいてはフランジ2
3に凹部を設けてフラッジ23の外側面外縁部と磁心と
を離隔せしめているのに対し、この第9図のボビンにお
いてはフランジ23外側面の中央寄りに突起6を設け、
この突起6を磁心1の基部12に当接せしめることによ
り、フランジ23と磁心1との間に間隙を確保するよう
にしている。
ある。第3〜6図に示したボビンにおいてはフランジ2
3に凹部を設けてフラッジ23の外側面外縁部と磁心と
を離隔せしめているのに対し、この第9図のボビンにお
いてはフランジ23外側面の中央寄りに突起6を設け、
この突起6を磁心1の基部12に当接せしめることによ
り、フランジ23と磁心1との間に間隙を確保するよう
にしている。
以上のように本発明によるとボビンのフランジ外側の磁
心と対面する部分に段部を設け、フランジの中央部のみ
で磁心と接触させるようにしたため、ボビンのフランジ
沿面を介しての磁心−巻線間の沿面距離がフランジ外縁
からフランジ中央部の磁心と接触する部分までの分たけ
長くなるので沿面リークが抑えられ絶縁性を向上させる
ことができる。また、磁心とフランジ間は段部によって
充分な間隙が確保されているので絶縁充填材が充分に流
入し、さらに絶縁の強化を図ることができる。
心と対面する部分に段部を設け、フランジの中央部のみ
で磁心と接触させるようにしたため、ボビンのフランジ
沿面を介しての磁心−巻線間の沿面距離がフランジ外縁
からフランジ中央部の磁心と接触する部分までの分たけ
長くなるので沿面リークが抑えられ絶縁性を向上させる
ことができる。また、磁心とフランジ間は段部によって
充分な間隙が確保されているので絶縁充填材が充分に流
入し、さらに絶縁の強化を図ることができる。
なお、上述においては本発明のボビン構造を高圧用カド
ランスに適用した例について説明したが、本発明のボビ
ン構造はこのようなトランス以外に例えは巻線が比較的
バイポテンシャルの箇所に接続される磁心入りインダク
タ等に適用することもてきる。
ランスに適用した例について説明したが、本発明のボビ
ン構造はこのようなトランス以外に例えは巻線が比較的
バイポテンシャルの箇所に接続される磁心入りインダク
タ等に適用することもてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボビン構造を用いた高圧出カドランスの
ボビン上面における断面図、第2図は本発明の1実施例
に係る電源トランスのボビン上面における断面図、第3
および4図はそれぞれ第2図の電源トランスにおけるボ
ビン構造の正面および側面図、第5および第6図は本発
明の他の実施例に係るボビン構造を示すそれぞれ正面お
よび側面図、第7図は本発明のさらに他の実施例に係る
電磁装置の磁心上面における断面図、第8図は第7図の
電磁装置におけるボビン構造の正面図、そして第9図は
本発明のさらに他の実施例に係るボビン構造の正面図で
ある。 1・・・・磁心、 2・・・・・ボビン、 3・・
・・・・1次巻線、 4・・・・・・2次巻線、 5
・・・・・凹部、 6・・・・・・突起、 11・・
・・・・脚部、 12・・・・・・基部、21.22
・・・・・巻取部、 23,24.25・・・・・・
フランジ。 特許出願人 東芝電材株式会社 代理人弁理士 伊 東 辰 雄 代理人弁理士 伊 東 哲 也 第1図 第3図 2ス 第2図 第4図 1
ボビン上面における断面図、第2図は本発明の1実施例
に係る電源トランスのボビン上面における断面図、第3
および4図はそれぞれ第2図の電源トランスにおけるボ
ビン構造の正面および側面図、第5および第6図は本発
明の他の実施例に係るボビン構造を示すそれぞれ正面お
よび側面図、第7図は本発明のさらに他の実施例に係る
電磁装置の磁心上面における断面図、第8図は第7図の
電磁装置におけるボビン構造の正面図、そして第9図は
本発明のさらに他の実施例に係るボビン構造の正面図で
ある。 1・・・・磁心、 2・・・・・ボビン、 3・・
・・・・1次巻線、 4・・・・・・2次巻線、 5
・・・・・凹部、 6・・・・・・突起、 11・・
・・・・脚部、 12・・・・・・基部、21.22
・・・・・巻取部、 23,24.25・・・・・・
フランジ。 特許出願人 東芝電材株式会社 代理人弁理士 伊 東 辰 雄 代理人弁理士 伊 東 哲 也 第1図 第3図 2ス 第2図 第4図 1
Claims (1)
- 中空部およびフランジを有するボビンと、このボビンの
中空部を挿通した脚部およびフランジに近接対向した基
部を有する磁心とを具備し、前記ボビンはフランジの少
なくとも前記磁心との対面部に段部を有しフランジ外縁
部と前記磁心との間に間隙を設けたことを特徴とする電
磁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57209241A JPS59100503A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 電磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57209241A JPS59100503A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 電磁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59100503A true JPS59100503A (ja) | 1984-06-09 |
Family
ID=16569693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57209241A Pending JPS59100503A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 電磁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59100503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018120995A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | リアクトル |
WO2019049803A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | Ntn株式会社 | インダクタ |
-
1982
- 1982-12-01 JP JP57209241A patent/JPS59100503A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018120995A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | リアクトル |
WO2019049803A1 (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | Ntn株式会社 | インダクタ |
JP2019047083A (ja) * | 2017-09-07 | 2019-03-22 | Ntn株式会社 | インダクタ |
CN111052273A (zh) * | 2017-09-07 | 2020-04-21 | Ntn株式会社 | 电感器 |
CN111052273B (zh) * | 2017-09-07 | 2022-02-08 | Ntn株式会社 | 电感器 |
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