JPS5899968A - 貯血槽 - Google Patents

貯血槽

Info

Publication number
JPS5899968A
JPS5899968A JP56197875A JP19787581A JPS5899968A JP S5899968 A JPS5899968 A JP S5899968A JP 56197875 A JP56197875 A JP 56197875A JP 19787581 A JP19787581 A JP 19787581A JP S5899968 A JPS5899968 A JP S5899968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
reservoir according
screen filter
container body
blood reservoir
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP56197875A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS628183B2 (ja
Inventor
深沢 弘道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP56197875A priority Critical patent/JPS5899968A/ja
Publication of JPS5899968A publication Critical patent/JPS5899968A/ja
Publication of JPS628183B2 publication Critical patent/JPS628183B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工 発明の背景 技術分野 本発明は貯血槽に関する。 さらに拝しくけ、血液の体
外循環人工心肺回路中に用いる貯血槽(関する。
先行技術 近年、模型人工肺を用いた体外循環回路システムが盛ん
に用いられている。
従来用いられている人工心肺体外循環回路システムとし
ては、第1図に示されるような1−ポンフシステムと、
第2図に示されるような2−ポンプシステムとがある。
1−ポンプシステムにおいては、患者の静脈から、落差
によって脱血された血液と、術計からの吸引面を一旦カ
ーディオトミー貯血摺に貯留し、そこで消泡された血液
とが、貯血槽1に導かれ、その後、血液ポンプPによっ
て1人工肺りおよび熱交換器を通り、患者の動脈罠送血
される。
2−ポンフシステムにおいては、IEl示のように、送
血ラインと人工肺りとの間に、第2の貯血槽1゛と血液
ポンプP′とが別途付加設置され、第1の貯血4111
と第2の貯血槽1′とは連通される。
このような体外循環回路システムにおいて、貯血槽1.
1′を設ける理由は、体外循環中の血流量の変動、例え
ば脱血量が減少したり、送血量を増加させたいときの対
応のために、常時ある程度の血液量を回路中に貯えてお
くことにある。
また、他の理由は、回路中圧て発生した気泡を効果的に
除去せんがためである。
開心術中等において、脱血カテーテルの血管内留置が不
十分であったときや、あるいは抜去時などに脱血チュー
ブ内に気泡が混入することがある。
このようにして混入する気泡が、回路中で十分除去でと
ないときには、脳を中心とした各臓器の微小血管に栓塞
をおこし、術後の脳障害、ひいては生命の危機忙さらさ
れることになる。
このような気泡の除去効果は、貯血槽の容量を。
大きくすればそれだけ増大する。 しかし、貯血槽の容
量を大きくすることは、回路の1ライミング量を増大さ
せてしまい、その結果輸血量が増大し、術後肝炎の発生
の可能性が茜くなろ。 また、血液の節減という点から
も好ましくない。
これに対し、実開昭55−180536号公報には、容
器体内部にスクリーンフィルターの筒体を配置し、この
スクリーンフィルター筒体の下端開口部内に血液流入口
を開口し、しかも油体の上端目10端を容器体の上部に
設けた脱気(Jに指向させた貯血槽が開示されている。
この貯血槽では、気泡が混入したとと、気泡をスフ11
−ンフイルターに付着させ、しかもスクリーンフィルタ
ーでは、次第に付着される気1が膨大化し、ついには分
離浮上し、脱気口から除去されることになる。 このた
め気泡除去能にすぐれ。
しかも小型化することができるものである。
しかし、特に、脱血流徽が多いときには、貯血槽内で、
強い回転流あるいは渦流が発生する結果、気泡がこの流
れの中にとりこまれ、流出口から流れでてしまうという
欠点がある。
夏 発明の目的 本発明は、このような実状に蓋みなされたものであって
、血液流入口より混入した気泡をより一層効果的に除去
できる貯血槽を提供することな主たる目的とする。
本発明者は、このような目的につき鋭意検討をくりかえ
し、本発明をなすに至った。
すなわち本発明は、容器体と、該容器体の上部に設けた
脱気口と、該容器体内部に連通する血液流入口および血
液流出口とを有し、 罰記芥器体内部側に、前記血液流
入口が2つ以上の開口を有し、 しかも前記容器体内部
にスクリーンフィルターを設け、 該スクリーンフィル
ターによってAil記血液流入口の開口と、前記血液流
出口の開口とを実質的に岬]て、前記血液流入口から流
入する血液中に含まれる気泡の前記血液流出口への通過
を阻1F、し、しかも該スクリーンフィルターによって
、この阻止された気泡の前記脱気口に至る浮上路を形成
してなることを特徴とする貯血槽である。
また、本発明の実施態様は、このような目的をより有効
に達成する具体的構成に関するものであって、以下のと
おりである。
i)血液流入口がチューブ体をなし、該チューブ体は光
漏が封1ヒされ、封止端近傍に、複数個の側口を設けて
開口とした本発明の貯血槽。
皿i)開口が4イ一以上である本発明または上記i)の
貯血槽。
ii) t’l止端近傍に形成した関口のうち、その少
な(とも一部が、チューブ体軸方向KGって配列されて
いる上記I)またはi)の貯血槽。
iv)チューブ体軸方向に泪って配夕1jされた一口列
を複数個有する上記的の貯血槽。
リ 開口の開口面積の和か、チューブ体の断面積よりも
大である上記i)ないしiv)のいずれかの貯血槽。
■)容器体内部において、血液流入口上方と血液流入口
上方とが、スクリーンフィルターによって隔てられてい
ない本発明または上記i)ないしV)のいずれかの貯血
槽。
■I)スクリーンフィルターが、それ自体筒状をなすか
、容器体内壁と一緒になって筒状をなし、この筒状体の
上方先端が脱気口に向けて開口し、しかも該筒状体内に
血液流入口開口が位置し、該摘−状体の外側に血f/I
L流出口を配置してなる本発明または上記i)ないしv
i)のいずれかの貯血槽。
vii)スクリーンフィルターがスクリーンメツシュで
ある本発明または上記i)ないし■)のいずれかの貯血
槽。
ix)スクリーンメツシュの平均開孔が、100μ愼未
満である上記vii)の貯血槽。
X)平均開孔が、30〜95μ鴨である上記i)の貯血
槽。
xi)容器体がoJとう性である本発明または上記l)
〜X)のいずれかの貯血槽。
厘 発明の具体的構成 以下1本発明の具体的構成を第3図および第4図に示さ
れる実施例に従い詳細に説明する。
本発明の貯血槽1の容器体2は、それ自体町とう性の材
質から構成してもよく、また剛性の材質から構成しても
よい。 この場合、その材部としては、血液を変質させ
ることがな(、溶出物を含有しないものであることが好
ましく、例えばシーリコーンゴム、ポリ塩化ビニル、ポ
リカーボネート。
エチレン−酢酸ビニル共重体等の血液適合性材料を用い
ることが好ましい。
このような場合、容器体2は、6丁とぅ性材質から、図
示のように、袋状に形成する、ことが好ましい。 この
とき、貯血量が変化しても容器体内部に空気相が存在す
ることなく、容器体2の膨みKより貯血量が増減し、血
液と空気との接触による血中蛋白等の変質が減少するか
らである。
このような容器体2の上部には、脱気口33が形成され
る。
この脱気口3.3は、容器体2内部にて分離除去された
気泡を系外に除去するためのものであり、その他混注お
よびサン1リング用の口部としても機能し、図示の例に
おいては、2つの口部として形成されている。
一方、容器体2には、その内sK連通するように、血液
流入口4と、血液流出口5とが配設される。 また、必
要に応じ、連通口5が配設される。
これらは1通常、容器体2丁部に配設され、チューブ状
をなす。
この場合、本発明においては、血液流入口4は。
容器体2内部@において、2つ以上の開口を有する。 
 2つ以上の複数の開口をもつことにより、流入する血
液の回転流ないし渦流は小さくなり、また、複数の回転
流は互いに打ち消しあうことKなる。
なお、このように構成せずに、血液流入口を先端を開口
した直管状チューブとするかぎり、本発明の効果は実現
せず、気泡除去能は十分ではない。
血液流入口4の開口として2つ以上の開口を設けるには
、攬々態様があり、チューブ状の流入口を分岐したり、
チューブ先端を如雨露状としたりすることが可能である
ただ、製造の容易性と、十分な脱血量を確保するという
観点からすると、図示のように、血液流入口4をチュー
ブ体とし、チューブ体先端を封止し、この期上端近傍に
複数個の側口41.41を設けて開口することが好まし
い。
このような場合、開口は2個以上あれば・よいが、%に
4個以上、より好ましくは8〜20個程度あることが好
ましい。
また、脱血量を確保するためには、開口の開口面積の総
和が、チューブ体の断面積よりも大、一般に、1.5〜
4倍程度あることが好ましい。
さらに、開口を側口41としてチューブ体封止端近傍に
設ける場合、複数個の側口の少なくとも一部が、チュー
ブ体軸方向に沿って、縦一列に配列されていると好まし
い結果を得る。 このとき、流入する血液の回転流はよ
り一層小さくなり、気泡除去能はより一層良好となる。
また、このような場合において、チューブ体軸方向に縦
一列に配列された匈口列を、第3図に示されるように、
複数個設けると、気泡除去能はさらに向上する。
なお、容器体2内部に連通ずるように設けられる血液流
出口5、そして連通口6等は、通常、先端を開口したチ
ューブ状をなす。
また、連通口6を設ける場合、貯血槽1をどのように用
いるかに応じ、術計からの出血を吸引し、貯留、除去す
るためのカーディオドミー貯血槽との連通口、2−ポン
プシステムにおける第2または第1の貯血槽との連通口
等として、連通口を1個ないし2個以上設けることが可
能である。
他方、容器体2内部には、スクリーンフィルター″7が
設けられる。
このスクリーンフィルター7は、血液流入口4の開口4
1と血液流出口5とを実質的に隔て、血液流入口4から
流入する血液中に含まれる気泡が血液流出口に通過する
ことを阻止し、しかもこのように阻止した気泡を、脱気
口3.3へ浮上させるための浮上路を形成するためのも
のである。
用いるスクリーンフィルター7としては、種々のものが
使用可能であるが5%に1例えばモノフィラメントを網
目状に織ったもの、メンブランフィルタ−1不織布等の
スクリーンメツシュを用いるのが好適である。
用いるスクリーンメツシュの材質としては、親水性であ
っても、疎水性であってもよく、ポリエステル、ナイロ
ン、ポリエチレン等いずれも好適に使用される。
この場合、スクリーンフィルター7、特にスクリーンメ
ツシュの平均開口径は% 100μ嘱未満であることが
好ましい。
平均開口径が100μm以上となると、気泡除去能がき
わめて高くなる。
ところで、前記した実開昭55−180536号明細書
における貯血槽では、血液流入口が先端を開口した直管
状チューブであるため、容器内に強い回転流が生じる。
 このような血液回転流′に対しては、スクリーンメツ
シュ筒体の開孔は、その通過に際し抵抗として働き、血
液が通過しにくくなる。 このため、メツシュの開孔を
大きくせざるを得す、同明細書では、平均開孔は、10
0〜500μmであることが好ましいとしている。
しかし、このような同明細書の貯血槽は、回転流にjり
気泡がメツシュ筒体上部にまで巻きあげられ、流出口か
ら流出することがあり、またメツシュ開孔が大きいため
、メツシュを通過してしまうものもあり、気泡除去能は
低いものとなる。
これに対し、本発明の一貯血槽lの皿1g訛人口2は、
2つ以上の開口をもち、異なる方向の回転流が互いに打
ち消しあい、ゆるやかな流れとなるため、スクリーンフ
ィルター上部をこえて流出口に至る気泡はなくなり、ま
たゆるやかな流れとなる結果、開孔径ハ小さいメツシュ
を用いることが可能となり、メツシュを通過する気泡量
も減少し、きわめて高い気泡除去能が示されることにな
る。
なお、スクリーンメツシュの平均開孔径としては、30
〜95μ鵠であることが好ましい。  95swh以下
となると気泡除去能はきわめて高くなり、また30μ−
以上では、血球損傷が減少するからである。
このようなスクリーンフィルター7は、脱気口3に至る
気泡浮上路が形成され、血液流入口4と血液流出口5と
を実質的に隔離するかぎりにおいて、撞々の態様で配設
することができる。
ただ、血液fig口″4の上方と血液流出口5の上方と
は、図示のようにスクリーンフィルター7によって隔て
られていないことが好ましい。
このトキ、スクリーンフィルター7の外側に存在する気
泡も、脱気口3に導かれることになり、気泡除去能がさ
らに向上するからである。
このよ5に1.て、スクリーンフィルター7を配設する
には、調光ばスクリーンフィルターを、先端を躇放した
筒状となし、この筒状体下端に血液流入口5を配列し、
筒状体の先端開放端を脱気口3に指向させ″Cもよい。
あるいは、図示のように、スクリーンフィルター7を平
膜状とし、容器体2内壁と一緒になり【筒状をなし、こ
°の筒状体内に血液流入口4が位置し、その外側に血液
流出口5が位置し、筒状体の脱気口3側が開口するよう
に構成してもよい。
なお、このようにスクリーンフィルター7を配設する場
合、上記連通口6の開口は種々の配置とすることができ
る。
例えば、連通口6をカーディオドミー貯血槽との連通口
とするときには、通常は、図示のようにこれを血液流出
口5とスクリーンフィルター7により隔離する。
また、連通口6を嬉1または票2の貯血槽との連通口と
するときKは、通常は、これを血液流入口4とスクリー
ンフィルターiKより′隔離する。
なお、スクリーンフィルターを容器体2内部に設けるに
は、容器体2と融着する勢によればよい。
■ 発明の具体的作用 本発明の貯血槽lは、第1図に示されるようなl−ポン
プシステムの貯血槽1または第2図に示されるような2
−ポンプシステムの第1もしくは第2の貯血槽1.1’
として用いて有用である。
このとき、血液流入口4から流入する血液は。
2つ以上の開口から分散して流入し、しかもそれぞれ生
じる回転流は互いに打ち消しあうので、スクリーンフィ
ルター7による気泡捕促効率は高くなる。
スクリーンフィルター7によって、捕促された気泡は、
しだいK11ll大化し、つい罠は分離浮上し、脱気口
3から除去される。
そして血液流出口5からは、気泡の除去された血液が流
出する。
第5図には、第1図に示されるようなl−ポンプシステ
ムに本発明の貯血槽lを適用した例が示される。
第5図において、貯血槽1は、ケーシング10G内に収
納され、脱血された血液は、架台9に懸架されたチュー
ブT1から貯血槽lに送血され、また、貯血槽lはカー
ディオドミー貯血槽8とチューブT6を介し連通される
。  なお、術計の血液はチューブT5、T7.を介し
、ポンプP6、PbKより、カーディオドミー貯血槽8
の消泡部81に導かれる。
一万、貯血槽lからの血液は、ポンプPKより。
人工肺LK導かれ、チューブT2により送血される。 
また、チューブT1とチューブT2とには、これらを連
通ずる細路チューブT、が設けられている。
マ 発明の具体的幼果 本@明によれば、気泡の除去効率のきわめて高い貯血槽
が実現する。 すなわち、脱血量が多くなったとき、回
転fILKよる気泡の貯血槽からの流出がきわめて少な
くなる。
そして、このような除去能は、槽容量を小さくしても、
十分大きいものである。このため、輸血量の節減ができ
る。
また、従来は安全のため、送血ラインにエアートラップ
を配置する必要があったが、その必要がなくなり、この
ためプライミング量が減少する。
そして、このような効果は、血液流入口4の開口を2つ
以上設けること、およびスクリーンフィルター7を嘴定
のごとく配設することというきわめて簡易な構成により
実現される。
なお、このような構成を採用しないときには、後記実験
例からも明らかになるであろうように、本発明所定の効
果は実現しない。
このような場合、上記実施態様i)に従い、チューブ先
端を封止し、この封止庸近傍に複数個の側口を設ければ
、製造が容易となる。
実施態様五1)に従い、開口を4個以上とすれば気泡除
去能はきわめて高いものとなる。
実施態様ii)、iv) K従い、側口の少なくとも一
部を軸方向に配列し、またこのような鯛口列を複数個設
ければ、血液の流れはより一層ゆるやかになり、気泡除
去能が向上する。
実施態様りに従い、豪数個の開口面積の総和を、チュー
ブ体断面積よりも大とすれば、十分な脱血量な確保でき
る。
実施j!1様■)K従い、容器体内部上方においてスク
リーンフィルターを配列しないときには、気泡除去能が
向上する。
実施態様vii)に従い、スクリーンフィルターを用い
、筒状に血液流入口4を蝋えば、構造が簡易となり、気
泡除去能も十分高いものが得られる。
実施態様vii)に従い、スクリーンメツシュラ用いれ
ば、構造が簡易となる。
実施態様ix)に従い、スクリーンメツシュの平均開孔
を100μ−未満とすれば、気泡除去能はきわめて高く
なる。
そして、実施態様x)<従い、30〜95μ鶴の平均開
孔とすれば、血球損傷がきわめて少なく、気泡除去能の
きわめて高い貯血槽が実現する。
実施l11様xi)<従い、可とう性材質から容器体を
形成すれば、血液と空気との接触が少なくなり、血液変
性が防止される。
本発明者は、本発明の効果を確認するため楕々実験を行
った。 以下にその1例を示す。
実験例 第3図および第4図に示されるような160X170箇
のポリ塩化ビニル製の可とう性袋状の容器体を有する貯
血!#11を作製した。
この場合、そのうちの2つは、血液流入口4を先端を開
口した、l〇−径の直管状チューブとし、また残りは、
先端を封1ヒした、10■径で、45■径の側口を16
個有するチューブとした。
さらに、スクリーンフィルターとしては、下記表1に示
されるような平均開孔径を有するポリエステル製スクリ
ーンメツシュを用い、あるいは、このフィルターを用い
ずに、貯血槽とした。
次いで、この各貯血槽を水を貯留した檜と接続し、落差
により貯血槽に水を流入させ、貯血槽後段に配置したポ
ンプにより、5t/minの流量にて儂環し、その際、
貯血槽前段において、200 ccの空気を連続的に注
入した。
各貯血槽の血液流出口から流出した気泡量を測定した。
結果を表IK示す。
表   1 平均開口径     (cc ) 直管              6.4直管    
  8的J−3,0 例口(16個)    −4,0 〃100as      2.0 〃80μ、0.2 ii!IK示される結果から、本発明の効果が明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ、本発明の貯血槽を適
用する人工心肺回路システムを示す模式図である。 第
3図は1本発明の実施例を示す斜視図であり、第4図は
、第3図のトi線断面図である。 第5図は、本発明の
貯血槽を1−ポンプシステムに適用したときの例を示す
斜視図である。 1・・−・・・・・・・・・貯血槽   2・・・・・
・・・・・・・容器体3・・・・・・・・・・・・脱気
口4・・・・・・・・・・・・血液流入口5・・・・・
・・・・−・・血液流出口 6・・・・・・・・・・・
・連通ロア・・・・・・・・・・・・スクリーンフィル
ター41・・・・−・・・・側 口 特許出願人 テルモ株式会社 代理人 弁理士 石 井 陽 − 第1図 才2図 オ8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 容器体と、該容器体の上部に設けた脱気口と、該
    容器体内部に連通する血液流入口および血液流出口とを
    有し、 前記容器体内部側に、前記血液流入口が2つ以
    上の開口を有し、 しかも前記容器体内部にスクリーン
    フィルターを設け、 該スクリーンフィルターによって
    、前記血液流入口の開口と、前記血液流出口の開口とを
    実質的に隔て、前記血液流入口から流入する血液中に含
    まれる気泡の前記血液流出口への通過を阻止し、しかも
    該スクリーンフィルターによって、この阻止された気泡
    の前記脱気口に至る浮上路を形成してなることを特徴と
    する貯血槽。 2、 血液流入口がチューブ体をなし、該チューブ体は
    先端が封止され、封止端近傍に、複数個の側口を設けて
    開口とした特許請求の範囲第1項に記載の貯血槽。 3、 開口が4個以上である特許請求の範lff1ai
    1項または第2項に記載の貯血槽。 4、 封止端近傍に形成した側口のうち、その少なくと
    も一部が、チューブ体軸方向に沼って配列されている特
    許請求の範囲第2項または第3項に記載の貯血槽。 5、 チューブ体軸方向に沿って配列された側口列を特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の貯血槽。 6、 開口の開口面積の和が、チューブ体の断面積より
    も大である特許請求の範囲第2項ないし第5項のいずれ
    かに記載の貯血槽。 7、 容器体内部において、血液流出口上方と血液流出
    口上方とが、スクリーンフィルターによって隔てられて
    いない特許請求の範囲第1項ないし@6項のいずれかに
    記載の貯血槽。 8、 スクリーンフィルターが、それ自体筒状をなすか
    、容器体内壁と一緒になって筒状をなし。 この筒状体の上方先端が脱気口に向けて開口し、しかも
    該筒状体内に血液流入口開口が位置し、該筒状体の外側
    に血液流出口を配置してなる特許請求の範囲第1項ない
    し第7項のいずれかに記載の貯血槽。 9、 スクリーンフィルターがスクリーンメソシュであ
    る%、f’F請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか
    に記載の貯血槽。 10、スクリーンメツシュの平均開孔が、100μ−未
    満である特許請求の範囲第9項に記載の貯血槽。 11、平均開孔が、30〜95μ鶴である特許請求の範
    囲第10項に記載の貯血槽。 12、容器体が、’i=fとぅ性である特許請求の範囲
    第1項ないし第11項のいずれかに記載の貯血槽。
JP56197875A 1981-12-09 1981-12-09 貯血槽 Granted JPS5899968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56197875A JPS5899968A (ja) 1981-12-09 1981-12-09 貯血槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56197875A JPS5899968A (ja) 1981-12-09 1981-12-09 貯血槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899968A true JPS5899968A (ja) 1983-06-14
JPS628183B2 JPS628183B2 (ja) 1987-02-21

Family

ID=16381767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56197875A Granted JPS5899968A (ja) 1981-12-09 1981-12-09 貯血槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5899968A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014862A (ja) * 1983-07-08 1985-01-25 川澄化学工業株式会社 大量輸血用セツト
JPS6268464A (ja) * 1985-09-24 1987-03-28 東医工株式会社 血液回路用チエンバ−
JPS6331664A (ja) * 1986-07-25 1988-02-10 テルモ株式会社 液体収納容器
JPS6442048U (ja) * 1988-08-30 1989-03-14
US4976708A (en) * 1988-06-21 1990-12-11 Terumo Kabushiki Kaisha Blood reservoir

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT214880Z2 (it) * 1988-08-01 1990-07-04 Campagnolo Spa Elemento di guida del cavo per il deragliatore posteriore di una bicicletta

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55180536U (ja) * 1979-06-15 1980-12-25
JPS5616435U (ja) * 1979-07-16 1981-02-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616435B2 (ja) * 1974-12-27 1981-04-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55180536U (ja) * 1979-06-15 1980-12-25
JPS5616435U (ja) * 1979-07-16 1981-02-13

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014862A (ja) * 1983-07-08 1985-01-25 川澄化学工業株式会社 大量輸血用セツト
JPS6268464A (ja) * 1985-09-24 1987-03-28 東医工株式会社 血液回路用チエンバ−
JPS6331664A (ja) * 1986-07-25 1988-02-10 テルモ株式会社 液体収納容器
JPH0262259B2 (ja) * 1986-07-25 1990-12-25 Terumo Corp
US4976708A (en) * 1988-06-21 1990-12-11 Terumo Kabushiki Kaisha Blood reservoir
JPS6442048U (ja) * 1988-08-30 1989-03-14
JPH044756Y2 (ja) * 1988-08-30 1992-02-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS628183B2 (ja) 1987-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4690762A (en) Apparatus for removing bubbles from a liquid
EP0207304B1 (en) Blood reservoir
EP0350675B1 (en) Blood reservoir
CN1878582B (zh) 脱气设备以及具有这种脱气设备的过滤器的端盖组件
EP2335751B1 (en) A closed venous-cardiotomy reservoir with improved air handling
WO1996035462B1 (en) Soft shell reservoir in a cardiopulmonary system
JPH09108341A (ja) 血液フィルタ及び体外回路
EP1210956A2 (en) Blood reservoir
JPS5899968A (ja) 貯血槽
US5935093A (en) Softshell reservoir with integrated cardiotomy reservoir
JPH0657252B2 (ja) 貯血槽
JPS649023B2 (ja)
JPS62258673A (ja) 貯血槽
JPS59131357A (ja) 貯血槽
JPH027667B2 (ja)
JP3373252B2 (ja) 貯血槽
JPS628184B2 (ja)
JP2583301Y2 (ja) 人工肺回路
JPS6145770A (ja) 貯血槽
US6050968A (en) Two-chambered softshell reservoir
JPS6227965A (ja) 貯血槽
JPH02124170A (ja) 貯血槽
JP4485707B2 (ja) 貯血槽
JPS6058160A (ja) 心内血貯血槽
JPS6334698Y2 (ja)