JPS589933A - 連続焼鈍による深絞り性と2次加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造法 - Google Patents
連続焼鈍による深絞り性と2次加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造法Info
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- JPS589933A JPS589933A JP10686681A JP10686681A JPS589933A JP S589933 A JPS589933 A JP S589933A JP 10686681 A JP10686681 A JP 10686681A JP 10686681 A JP10686681 A JP 10686681A JP S589933 A JPS589933 A JP S589933A
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- Japan
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- rolled steel
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/02—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
- C21D8/04—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips to produce plates or strips for deep-drawing
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は深絞シ性と2次加工性の優れた高強度冷延鋼板
の連続焼鈍による製造法に関するものである。
の連続焼鈍による製造法に関するものである。
車体重量の低減や安全性の向上のため、自動車用冷延鋼
板は高強度鋼板への転換が急速に進められている。最近
の自動車への高強度冷延鋼板の採用は、強度部材のみな
らず外板、内板のかな9成形性の厳しい部品へと移行し
つつある。従って、内・外板等に用いられる鋼板として
要求される材質特性は、低降伏点であること、降伏点伸
びが軽いこと、張出し性、深絞シ性が優れていること、
2次加工性に優れていること、さらには塗装焼付硬化性
に優れていることが条件となる。ここで、2次加工性と
は、深絞夛加工品に2次的な゛加工を施す際に脆性的な
破壊が生じるか否かという材料が生じない傾向を2次加
工性に優れているとよぶ。
板は高強度鋼板への転換が急速に進められている。最近
の自動車への高強度冷延鋼板の採用は、強度部材のみな
らず外板、内板のかな9成形性の厳しい部品へと移行し
つつある。従って、内・外板等に用いられる鋼板として
要求される材質特性は、低降伏点であること、降伏点伸
びが軽いこと、張出し性、深絞シ性が優れていること、
2次加工性に優れていること、さらには塗装焼付硬化性
に優れていることが条件となる。ここで、2次加工性と
は、深絞夛加工品に2次的な゛加工を施す際に脆性的な
破壊が生じるか否かという材料が生じない傾向を2次加
工性に優れているとよぶ。
また、塗装焼付硬化性とは、プレス成形時には低降伏点
であり□、成形加工後のm装うインにおける200℃前
後O熱処理によりて降伏点が上昇する材料特性を示すも
めで、その降伏点の上昇量が多いほど塗装焼付硬化性に
優れているとよぶ。塗装焼付硬化性をよくするには、焼
鈍後に固溶のC1Nを適量残存させることが有効である
が、CとNの拡散の活性化エネルギーはCの方が高く、
固溶Cを利用する方がより好ましい。
であり□、成形加工後のm装うインにおける200℃前
後O熱処理によりて降伏点が上昇する材料特性を示すも
めで、その降伏点の上昇量が多いほど塗装焼付硬化性に
優れているとよぶ。塗装焼付硬化性をよくするには、焼
鈍後に固溶のC1Nを適量残存させることが有効である
が、CとNの拡散の活性化エネルギーはCの方が高く、
固溶Cを利用する方がより好ましい。
ところで、鋼を強化する方法としては、固溶体強化が最
も安価な方法である。従来の固“溶体強化による高強度
冷延鋼板としてP添加し友ものがあり、例えば特公昭5
0−31090号公報において提案されている。これは
p t−o、o s〜0.25%含有させて強度とn値
の向上を図り、一方P含有による2次加工性の劣化を防
ぐのにC’ii0.02〜0.10 %と比較的多く含
有させるとともに、B。
も安価な方法である。従来の固“溶体強化による高強度
冷延鋼板としてP添加し友ものがあり、例えば特公昭5
0−31090号公報において提案されている。これは
p t−o、o s〜0.25%含有させて強度とn値
の向上を図り、一方P含有による2次加工性の劣化を防
ぐのにC’ii0.02〜0.10 %と比較的多く含
有させるとともに、B。
Ad、S1’i含有させ九もので、高強度で2次加工性
のすぐれた冷延鋼板である。しかし、冷延後、箱焼鈍を
した場合も、連続焼鈍をした場合も引張9強度のみなら
ず降伏点が高く、深絞シ性が十分にあるとはいえなかっ
た・ 1 一般に深絞9性、張出し性を要求される馬連・度冷延鋼
板は箱焼鈍されるが、該箱焼鈍では冷却速度が非常に遅
いので、焼鈍錆鋼板中の固溶Cが極めて低く塗装焼付硬
化性を具備させることは困難である。また、焼付きの点
から700℃以上の温度で焼鈍することは離しく、深絞
り性が確保し゛にくい。さらには生産効率上にも問題が
ある。
のすぐれた冷延鋼板である。しかし、冷延後、箱焼鈍を
した場合も、連続焼鈍をした場合も引張9強度のみなら
ず降伏点が高く、深絞シ性が十分にあるとはいえなかっ
た・ 1 一般に深絞9性、張出し性を要求される馬連・度冷延鋼
板は箱焼鈍されるが、該箱焼鈍では冷却速度が非常に遅
いので、焼鈍錆鋼板中の固溶Cが極めて低く塗装焼付硬
化性を具備させることは困難である。また、焼付きの点
から700℃以上の温度で焼鈍することは離しく、深絞
り性が確保し゛にくい。さらには生産効率上にも問題が
ある。
ところで、連続焼鈍法でPを含有した高強度冷延鋼板の
T値(深絞〕性)を高めるには炭素含有蓋を低減するこ
とが有効な方法の1つであるが、Pは鋼を脆化させ、こ
の脆化は特に炭素含有量が少ないほど顕著であるといわ
れてお9、例えばN、P・ム11@!Iによる鉄の機械
的性質に及ぼす溶質元素の影響(Iron and I
ts Dilut@5olld S@1utioiis
、1963年、271〜314頁)に関する報文がある
。
T値(深絞〕性)を高めるには炭素含有蓋を低減するこ
とが有効な方法の1つであるが、Pは鋼を脆化させ、こ
の脆化は特に炭素含有量が少ないほど顕著であるといわ
れてお9、例えばN、P・ム11@!Iによる鉄の機械
的性質に及ぼす溶質元素の影響(Iron and I
ts Dilut@5olld S@1utioiis
、1963年、271〜314頁)に関する報文がある
。
そこで、本発明者らは炭素含有量を0.01−以下に低
減したAjキルド鋼にPを強化元素として含有しても、
2次加工性の問題がなく、連続焼鈍によって深絞シ性に
優れ、かつ塗装焼付硬化性屯良好な高強度冷延鋼板を製
造する方法につ龜検討し ゛たところ、BをN量と
関係をもたせて含有せしめNを固定して非時効化する一
方、固溶Bとして存在させ、熱間圧延の捲取温度および
その後の冷却速度を規定してB炭化物の形成を防ぎ固溶
Bを確保すると、2次加工性が非常咳改善されてよくな
ることが明らかとなった。まえ、その熱間圧延以降の工
程条件味深絞シ性の向上という相乗効果も有する。
減したAjキルド鋼にPを強化元素として含有しても、
2次加工性の問題がなく、連続焼鈍によって深絞シ性に
優れ、かつ塗装焼付硬化性屯良好な高強度冷延鋼板を製
造する方法につ龜検討し ゛たところ、BをN量と
関係をもたせて含有せしめNを固定して非時効化する一
方、固溶Bとして存在させ、熱間圧延の捲取温度および
その後の冷却速度を規定してB炭化物の形成を防ぎ固溶
Bを確保すると、2次加工性が非常咳改善されてよくな
ることが明らかとなった。まえ、その熱間圧延以降の工
程条件味深絞シ性の向上という相乗効果も有する。
本・発明の要旨とするところは以下の通りである。
C: 0.01 S以下、Mn : 0−10〜1−5
0 %、Sl:1.01以下、P : 0.04〜0.
12 %、B : 0.015襲以下、酸可溶AJ:0
.005〜0.070チ、N:0.0060 S以下、
” −−N’I” < BS < 14 N +4 0.0601残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼
を鋼片とした後、ム13点以上の温度で仕上げ圧延し、
続いて20 Va・・以上の冷却速度で冷却し、680
℃以下で巻取り、その後酸洗し、50チ以上の圧下率で
冷間圧延した後、700−Aa。
0 %、Sl:1.01以下、P : 0.04〜0.
12 %、B : 0.015襲以下、酸可溶AJ:0
.005〜0.070チ、N:0.0060 S以下、
” −−N’I” < BS < 14 N +4 0.0601残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼
を鋼片とした後、ム13点以上の温度で仕上げ圧延し、
続いて20 Va・・以上の冷却速度で冷却し、680
℃以下で巻取り、その後酸洗し、50チ以上の圧下率で
冷間圧延した後、700−Aa。
の温度範囲内で10秒〜10分間均熱し、冷却すること
を特徴とする連続焼鈍による鐵絞り惟と2次加工性に優
れた高強度冷延鋼板の製造法0次に本発明の限定理由に
ついて述べる・CはP添加による2次加工”性の劣化を
防ぐ九めに有効な元素といわれているがその量が増える
とr値を劣化させるために上限を0.01 %とする。
を特徴とする連続焼鈍による鐵絞り惟と2次加工性に優
れた高強度冷延鋼板の製造法0次に本発明の限定理由に
ついて述べる・CはP添加による2次加工”性の劣化を
防ぐ九めに有効な元素といわれているがその量が増える
とr値を劣化させるために上限を0.01 %とする。
とくに本発明のP添加Ajキルド鋼においては炭素量を
できるだけ低減し、高7値を確保するためKは0.00
84未満の炭素含有量が好ましい。そして、炭素量を低
減したことによる2次加工脆性の問題は、Bの添加や製
造条件との組み合せによって解決するものでこの点につ
いては後に述べる。
できるだけ低減し、高7値を確保するためKは0.00
84未満の炭素含有量が好ましい。そして、炭素量を低
減したことによる2次加工脆性の問題は、Bの添加や製
造条件との組み合せによって解決するものでこの点につ
いては後に述べる。
Muは苧による粒界の脆化を防止するためmo、x。
−以上を必要とする。Mnは高強度化のために有効な元
素であるが、多過ぎると7値を劣化させるので上限を1
.50−とする・なお強度の点からは0.45〜1.0
−の含有が好ましい。
素であるが、多過ぎると7値を劣化させるので上限を1
.50−とする・なお強度の点からは0.45〜1.0
−の含有が好ましい。
81は有効な強化元素であシ、延性を向上させる効果も
ある・しかし、添加量が多過ぎると2次加工脆化を促進
させるとともに塗装後の耐食性を劣化させるために上限
を1.0−とする。
ある・しかし、添加量が多過ぎると2次加工脆化を促進
させるとともに塗装後の耐食性を劣化させるために上限
を1.0−とする。
Pは安価に強度を確保できる最も有効な固溶体強化元素
であり、強度付与のためには0.04−以上が必要であ
る。しかし、多過ぎると2次加工脆化の危険性を増し、
fII接性も損なうために上限を0.12襲とする・ Ajは酸素による脆化を防ぐため、酸可溶AJとして最
低o、o o s−は必要テあり、0.07096を超
えるとアル電す系介在物が増加して清浄度を劣化させる
。
であり、強度付与のためには0.04−以上が必要であ
る。しかし、多過ぎると2次加工脆化の危険性を増し、
fII接性も損なうために上限を0.12襲とする・ Ajは酸素による脆化を防ぐため、酸可溶AJとして最
低o、o o s−は必要テあり、0.07096を超
えるとアル電す系介在物が増加して清浄度を劣化させる
。
NFi固溶状態にあると塗装焼付硬化性には有効である
が、室温での時効劣化が大きくなるため、Bによって固
定する必要がある。しかし、0.0060St超えると
固溶Nが残存しがちとなるので0.00601Gt上限
とする。好ましくは0.0040−以下とすることが望
ましい。
が、室温での時効劣化が大きくなるため、Bによって固
定する必要がある。しかし、0.0060St超えると
固溶Nが残存しがちとなるので0.00601Gt上限
とする。好ましくは0.0040−以下とすることが望
ましい。
Bは本発明の重要な構成要件であシ、その第1の作用効
果であるNの固定のためにNと化学量論的に嶋価なりを
添加する必要がある。#I2の作用効果である2次加工
性の改善のためにはBを固溶状態としてPよシも優先的
に結晶粒界、に偏析させる必要がある・しかじ、あまり
多量の添加は深絞り性を劣化させる。従ってBの添加量
はnN*<B*く、、N+0.0060%に規制する。
果であるNの固定のためにNと化学量論的に嶋価なりを
添加する必要がある。#I2の作用効果である2次加工
性の改善のためにはBを固溶状態としてPよシも優先的
に結晶粒界、に偏析させる必要がある・しかじ、あまり
多量の添加は深絞り性を劣化させる。従ってBの添加量
はnN*<B*く、、N+0.0060%に規制する。
Sは粒界を脆化させるため上限を0.0151とする。
Sはできるだけ少ない方が好ましく、0.010 n以
下にするとよい。なお、8の固定はMu以外にRFJ&
、Ca 、 Zrのような硫化物形成元素の添加が有
効である。
下にするとよい。なお、8の固定はMu以外にRFJ&
、Ca 、 Zrのような硫化物形成元素の添加が有
効である。
次に製造工程条件の限定理由を述べる。
本発明鋼は、転炉等によシ溶製されたのち真空脱ガス処
理によって成分調整され、連続鋳造法または造塊−分塊
法によりてスラブとされる。該スラブは熱間圧延におい
てAr3点以上の温度で仕上げ圧延され、その後20
Vmes以上の冷却速度で冷却され、680℃以下で巻
取られる。仕上げ温度はムr5点未満では冷延−焼鈍後
の深絞シ性に好ましい集合組織が発達しにくくなる。仕
上げ圧延後の冷却速度と巻取温度は、熱延板のフェライ
ト粒の粗大化による深絞り性に有害な集合組織の発達を
抑えるため及びB炭化物の生成をできるだけ回避し固#
IBを確保するとともに7値を向上させるために圧延後
の冷却速度は20 C/as・以上、巻取温度は680
℃以下を必要とする。冷却速度が20 Vs@e未満、
巻取温度が680Cを超えると深絞p性が劣化し、2次
加工性に対するBの効果が発揮されない。なお、冷却方
法は仕上圧延後ホ、トランテーブルの前半部でできるだ
叶急冷するのが好ましい。冷間圧延の圧下率は深絞シ性
を得るために501!以上を必!とする。できるだけ高
い7値を得るkは75〜85%の圧下率で冷延すること
が′好ましい。冷延の方法としてはレバース方式よりも
タンデム方式の方が高7値の確保には好ましい。
理によって成分調整され、連続鋳造法または造塊−分塊
法によりてスラブとされる。該スラブは熱間圧延におい
てAr3点以上の温度で仕上げ圧延され、その後20
Vmes以上の冷却速度で冷却され、680℃以下で巻
取られる。仕上げ温度はムr5点未満では冷延−焼鈍後
の深絞シ性に好ましい集合組織が発達しにくくなる。仕
上げ圧延後の冷却速度と巻取温度は、熱延板のフェライ
ト粒の粗大化による深絞り性に有害な集合組織の発達を
抑えるため及びB炭化物の生成をできるだけ回避し固#
IBを確保するとともに7値を向上させるために圧延後
の冷却速度は20 C/as・以上、巻取温度は680
℃以下を必要とする。冷却速度が20 Vs@e未満、
巻取温度が680Cを超えると深絞p性が劣化し、2次
加工性に対するBの効果が発揮されない。なお、冷却方
法は仕上圧延後ホ、トランテーブルの前半部でできるだ
叶急冷するのが好ましい。冷間圧延の圧下率は深絞シ性
を得るために501!以上を必!とする。できるだけ高
い7値を得るkは75〜85%の圧下率で冷延すること
が′好ましい。冷延の方法としてはレバース方式よりも
タンデム方式の方が高7値の確保には好ましい。
冷延され九コイルは次に連続焼鈍されるが、まず均熱温
度は700−A、の範囲内とする。7o。
度は700−A、の範囲内とする。7o。
℃未満では再結晶が不十分であシ、延性が劣る0850
℃を超えると深絞シ性に好ましい集合組織が無秩序化さ
れ、T値が劣化する。次に保定時間は10秒〜10分と
するが、10秒未肩の保、定では再結晶が十分でなく、
また1o分を超えると結晶粒が粗大化し引張強さを低下
させるためである。
℃を超えると深絞シ性に好ましい集合組織が無秩序化さ
れ、T値が劣化する。次に保定時間は10秒〜10分と
するが、10秒未肩の保、定では再結晶が十分でなく、
また1o分を超えると結晶粒が粗大化し引張強さを低下
させるためである。
連続焼鈍後は通常、過時効処理される。調質圧延は必要
によシ施されるが、その圧下率は0.5〜1.5−が好
ましい。
によシ施されるが、その圧下率は0.5〜1.5−が好
ましい。
本発明による方法で製造した冷延原板あるいは冷延鋼板
は亜鉛メッキ鋼竺その他の表面処理鋼板の素材としても
利用できる。
は亜鉛メッキ鋼竺その他の表面処理鋼板の素材としても
利用できる。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例
第1表の化学成分からなる鋼を同表に示すような熱延条
件、冷延条呻およ4び連続焼鈍条件にょシ板厚0.8−
の冷延鋼板を製造した。調質圧延は、いずれも1.21
を施した・得ら!L良錆鋼板機械的性質、7値、常温で
の時効特性、塗装焼付硬化量および2次加工性を第2表
に示す。ここで、常温での時効特性は、23℃にて6ケ
月経過後に蒜ける鋼板の降伏点伸びの発生程度で評価し
た。塗装焼付硬化量は、引張試験片を予め2−引張り死
時の応力と、除荷後に170Cで20分の塗装焼付処理
に和尚する熱処理を行った後肖U引張った時の降伏応力
との差で示し・た。2次加工性は、施削された円板を適
当な絞り比で3段絞りを行ないこのカップを10℃の温
度に保定した後、直ちにカップの中に円錐台形のポンチ
を押し込み、カップの側壁に脆性的割れが生りるか否か
で判定した。
件、冷延条呻およ4び連続焼鈍条件にょシ板厚0.8−
の冷延鋼板を製造した。調質圧延は、いずれも1.21
を施した・得ら!L良錆鋼板機械的性質、7値、常温で
の時効特性、塗装焼付硬化量および2次加工性を第2表
に示す。ここで、常温での時効特性は、23℃にて6ケ
月経過後に蒜ける鋼板の降伏点伸びの発生程度で評価し
た。塗装焼付硬化量は、引張試験片を予め2−引張り死
時の応力と、除荷後に170Cで20分の塗装焼付処理
に和尚する熱処理を行った後肖U引張った時の降伏応力
との差で示し・た。2次加工性は、施削された円板を適
当な絞り比で3段絞りを行ないこのカップを10℃の温
度に保定した後、直ちにカップの中に円錐台形のポンチ
を押し込み、カップの側壁に脆性的割れが生りるか否か
で判定した。
脆性的mjLが発生しない限界の絞り比が高いほど耐2
次加工性に優れていることになる。
次加工性に優れていることになる。
鋼A−Dは本発明による鋼板であり、引張強さが36〜
47 l1Ii/MPの範囲で深絞り性を示すi値が高
く、常温では降伏点伸びが発生しない。それにもかかわ
らず約5 Kg/d前後の高い塗装焼付硬化量を有し、
かつ2次加工性に優れている。一方?従来法による炭素
含有蓋の多い鋼板Eはi値が低く、極低炭素Aeキルド
鋼にPのみを添加した鋼板Fは2次加工脆化が顕著であ
る。鋼GはB量が不足し2、次加工性はほとんど改善さ
れない。鋼Hは低い仕上温度、熱延後のおそい冷却速度
、高い巻取温度のためにV値が非常に低い。
47 l1Ii/MPの範囲で深絞り性を示すi値が高
く、常温では降伏点伸びが発生しない。それにもかかわ
らず約5 Kg/d前後の高い塗装焼付硬化量を有し、
かつ2次加工性に優れている。一方?従来法による炭素
含有蓋の多い鋼板Eはi値が低く、極低炭素Aeキルド
鋼にPのみを添加した鋼板Fは2次加工脆化が顕著であ
る。鋼GはB量が不足し2、次加工性はほとんど改善さ
れない。鋼Hは低い仕上温度、熱延後のおそい冷却速度
、高い巻取温度のためにV値が非常に低い。
以上のように本発明法によれば、引張強さが35V4/
I12以上で高いr 値と61管程度の高い塗装焼付硬
化性を有し、かつ2次加工性に優れた高強度冷延鋼板が
製造できる0 手続補正書(自発) 昭和56年10月26日 特許庁長官 島 1)春 樹殿 1、 事件の表示 昭和56年特許願第106866号 2、 発明の名称 連続焼鈍による深絞)性と2次加工性に優れた高強度冷
延鋼板の製造法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 (665)新日本製鐵株式會社 代表者 武 1) 豊 5、 補正命令の日付 昭和 年 月 日6、
補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 、 。
I12以上で高いr 値と61管程度の高い塗装焼付硬
化性を有し、かつ2次加工性に優れた高強度冷延鋼板が
製造できる0 手続補正書(自発) 昭和56年10月26日 特許庁長官 島 1)春 樹殿 1、 事件の表示 昭和56年特許願第106866号 2、 発明の名称 連続焼鈍による深絞)性と2次加工性に優れた高強度冷
延鋼板の製造法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 (665)新日本製鐵株式會社 代表者 武 1) 豊 5、 補正命令の日付 昭和 年 月 日6、
補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 、 。
)\。
l)明細書1頁19行「2次加工性の優れ九」を「2次
加工性の優れた実質的にフェライトと・母−2イトの組
織からなる」に補正する。
加工性の優れた実質的にフェライトと・母−2イトの組
織からなる」に補正する。
2)同5頁l〜2行「熱間圧延の捲取温度およびその後
の冷却速度を」を「熱間圧延後の冷却速度およびその後
の捲取温度を」に補正する。
の冷却速度を」を「熱間圧延後の冷却速度およびその後
の捲取温度を」に補正する。
3)同9頁16行「850℃」を「Aes点」に補正す
る。
る。
4)同10頁3行と4行の間に下記文を挿入する。
「本発明によると連続焼鈍後の鋼板の組織はフェライト
とノ臂−ライトからなシ、フェライト素地中に深絞シ性
を劣化させるマルテンサイト等の焼入組織は生成されて
いない、」 5)同13頁第1表及び第2我中、比較鋼IO欄を全て
削除する。
とノ臂−ライトからなシ、フェライト素地中に深絞シ性
を劣化させるマルテンサイト等の焼入組織は生成されて
いない、」 5)同13頁第1表及び第2我中、比較鋼IO欄を全て
削除する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 C: 0.01−以下、Mll :’0.10〜1.5
0 % 、81:1.0%以下、P : 0.04〜0
.1−218 : 0.015−以下、酸可、溶AJ:
0.OO5〜0.t) 70 %、 N :0.006
0≦以下、B 、 −N%(B≦−N+0.00601
4 14 一1残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼を鋼片と
した後、Ar3点以上の温度で仕上げ圧延し、続いて2
0 t、/s@e以上の冷却速度で冷却し、680℃以
下で巻取シ、その後酸洗し、50s以上の圧下率で冷間
圧延した後、700〜A、3点の温度範囲内で10秒〜
10分間均熱り冷却することを特徴とする連続焼鈍によ
る深絞シ性と2次加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10686681A JPS589933A (ja) | 1981-07-10 | 1981-07-10 | 連続焼鈍による深絞り性と2次加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10686681A JPS589933A (ja) | 1981-07-10 | 1981-07-10 | 連続焼鈍による深絞り性と2次加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS589933A true JPS589933A (ja) | 1983-01-20 |
JPH0123530B2 JPH0123530B2 (ja) | 1989-05-02 |
Family
ID=14444463
Family Applications (1)
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JP10686681A Granted JPS589933A (ja) | 1981-07-10 | 1981-07-10 | 連続焼鈍による深絞り性と2次加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS589933A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077957A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-02 | Kawasaki Steel Corp | 深絞り性に優れた高張力冷延鋼板 |
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-
1981
- 1981-07-10 JP JP10686681A patent/JPS589933A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077957A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-02 | Kawasaki Steel Corp | 深絞り性に優れた高張力冷延鋼板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0123530B2 (ja) | 1989-05-02 |
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