JPS589862A - 軽量気泡コンクリ−ト製造法 - Google Patents

軽量気泡コンクリ−ト製造法

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JPS589862A
JPS589862A JP10692981A JP10692981A JPS589862A JP S589862 A JPS589862 A JP S589862A JP 10692981 A JP10692981 A JP 10692981A JP 10692981 A JP10692981 A JP 10692981A JP S589862 A JPS589862 A JP S589862A
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JP
Japan
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weight
cement
temperature
slurry
cellular concrete
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Pending
Application number
JP10692981A
Other languages
English (en)
Inventor
竹内 恒夫
飯島 英雄
吉川 正訓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 を一定時間保持し、その後、急速に硬化せしめて作業性
及び生産性の改善、向上を図る軽量気泡コンクリートの
製造に関する。
従来からセメント起泡剤を混練時に使用して、軽量気泡
コンクリートを製造することは知られているが、そのス
ラリーがある程度硬化して、次の作業工程へ移行できる
ようになる時間は、通常の空気導入量の極めて少ない普
通コンクリートより長くなり、しかもその時間は空気導
入量が多くなるに従って倫奥礎修奉合曇;配套益表4ご
さらに長くならざるを得ない。これを補う方法として、
蒸気養生あるいはオートクレーブ−生などがあるが、気
泡コンクリートの場合は、前養生時間が長くなり、さら
に温度あるいは圧力勾配も低くする必要があるなど、い
ずれにしても養生時間を長くとらざるを得ない。また、
凝結作用を促進させるいわゆるセメント急結剤などを併
用することもあるが、この場合、注水直後からスラリー
の粘性が急に上昇したり、また短時間に段階的な上昇が
あるなど、打設作業に必要な時間内で流動性を一定に保
つことは現状では困難である。か\る状況から、軽量気
泡コンクリートを製造する場合の作業性は悪くなり、ま
た生産性も低くならざるを得ないし、また最近はエネル
ギーコスト上昇の問題もある。これに対して、本発明に
よる方法は、従来通りの軽量気泡コンクリートを製造す
る際、そのスラリーに一定時間流動性を保持させ、その
後、急速に硬化して作業性を著しく改善する製造法を提
供するもので、セメント起泡剤及び(−0蔗糖、グルコ
ン酸塩、酒石酸塩及びリグニンスルホン酸iから成る群
から選んだ少なくとも一種と、(す炭酸ナトリウムを必
ず含む他、アルミン酸ナトリウム及び硫酸アルミニウム
の両者から成る群から選んだ少なくとも一種および/ま
たは炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、酸性炭酸ナトリ
らム、珪弗化す) IJウム、カリ明ばん、鉄明ばん、
アンモニウム明ばんのような明ばん類、水酸化アルミニ
ウム、塩化カルシウム、カルシウムシアナミド、酢酸カ
ルシウム、蟻酸カルシウム、酢酸亜鉛のような既知の凝
結促進化合物の一種以上を任意に加えることができ、ま
た他の凝結促進化合物を使用してもよく、・(イ)の(
すに対する重量割合が//J−///30である添加物
(以下、凝結調整硬化剤という)を混線時に混和するも
ので、従来−昼夜またはそれ以上を要していた養生時間
を大巾をこ短縮し、その作業性及び生産性を著しく改善
、または向上させるものである。しかして、上記(系に
おけるに分の組合せ比は、(t)m酸ナトリウムのみ、
(2)炭酸ナトリウム60〜90重量%およびアルミン
酸ナトリウム70〜70重量%、(3)炭酸す) IJ
ウムto−to重量%および硫酸アルミニウム110 
N20重量%、(4)炭酸ナトリウム20〜go重量%
および各々同重量%のアルミン酸ナトリウムと硫酸アル
ミニウムであり、更に(5)上記(2)および(3)の
場合、炭酸ナトリウムとアルミン酸ナトリウム、または
硫酸アルミニウムとの合計lr3〜95重量%に対し、
上記既知凝結促進化合物!;−/3重量%である。なお
、上記凝結調整硬化剤は本出願人の特願昭!;j−10
//!;!r号による「セメントまたはセメント混合物
用添加剤組成物」である。軽量気泡コンクリートは、一
部の構造材、断熱材あるいは充填材等に利用されること
が多いが、本発明による軽量スラリーの製造は通常、セ
メント起泡剤によって行なう。併用される凝結調整硬化
剤の主成分は無機塩類であることから起泡剤のもつ荷電
によっては、すべての場合に適合するとはい\難いこと
もある。即ち、満足な空気量が得られなかったり−、ま
た一部消泡することもあるが、このような場合は、別途
発泡機を用うるなど、泡末として加えることが良い結果
を与えることが多いし、また分子内に非イオン性を有す
るものは適合することが多い。
一方、アルミ粉などを使用する発泡コンクリートにも適
合できるが、この場合、可使時間内に発泡を終了させる
ことが必要である。
次に、本発明による軽量気泡コンクリートの製造方法に
ついて説明する。そのlは、所定量のセメント起泡剤を
含む混練水に凝結調整硬化剤を入れ、高速回転のできる
ミキサーでプレフォーミングした後、セメントまたはセ
メント混合物を加えて均一に攪拌する。その第2は、凝
結調整硬化剤をセメントと同時にプレフォーミングされ
た混練水に加える方法であり、ミキサーの回転数が小さ
いときにはセメント起泡剤は発泡機によってスラリーに
添加されてもよいが、凝結調整硬化剤はセメントと同時
か、またはそれ以前に添加すれば好結果が得られる。本
発明の方法が使用できるセメントの種類は、普通ポルト
ランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポ
ルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低
熱ポルトランドセメント、耐硫酸塩ポルトランドセメン
ト、高酸化鉄型ポルトランドセメント、白色ボ次、トラ
ンドセメント、高炉セメント、シリカセメント等がある
なお、骨材を使用した配合においても使用できることは
いうまでもない。また、通常、モルタルまたはコンクリ
ートに添加使用される多くの物質も、本作用を阻害しな
い限り使用できる。例えば、増粘剤、分散剤、膨張材、
増量材等の通常使用される混和材料および各種繊維など
のようなセメント製品の補強材も使用して差支えない。
以下、本発明の実施例および比較例によって詳細に説明
する。
実施例1 ポリオキシエチレン、アルキルエーテル、硫酸塩から成
るセメント起泡剤を製品としてセメントに対し2重量%
を含む水セメレト比がlIs%の混練水22!00をG
enera4Electric社製5olid 5ta
te Power OontrolMixer (/J
段変速)に入れ、高速でプレフォーミングする。別途、
普通ポルトランドセメントsoogおよび凝結調整硬化
剤として、炭酸ナトリウム10重量%およびアルミン酸
ナトリウム20重量%とこの合計重量の///2のリグ
ニンスルホン酸ナトリウムとの混合品/jg(対セメン
ト重量の3%)を同時に添加し均一になるまで攪拌した
。なお、使用したセメント温度は9°C1混練水の温度
はj4I°Cおよび測定中の気温は72〜19°Cであ
り、また、得られた軽量気泡コンクリートの比重(単位
容積重量)は09に9/lであり、これを別途用意した
直径z、tcmのポリエチレン容量に5ooaaをとり
、その中心に温度計を挿入して、時間経過による温度曲
線を描けば、第1図(I)の通りとなる。即ち、SO分
の可使時間があり、この間スラリーは混練直後と殆ど同
じ流動性を保持しているので、打設作業を行う時間は十
分であり、またスラリーの温度変化も殆どないことを裏
付けている。併し、流動性がなくなる31分から、スラ
リ一温度の上昇勾配が高くなると同時に急速に硬化が進
み、温度がピークになると硬化は完了する。
実施例2 気温は20℃、セメント温度は/z、s”c、混練水の
温度は/Ir、j”Cの条件下で、炭酸す) IJウム
:硫酸アルミニウム:アルミン酸ナトリウム−30;2
g:23重量部と、この合計量の///Jのリグニンス
ルホン酸ナトリウムの混合物から成る凝結調整硬化剤7
3gと他の材料および混練方法については、実施例/と
同様にして第7図CI)に示すように比重が0t7!の
軽量気泡コンクリートを得た。
この結果は、24℃分の可使時間を有した後、急激にス
ラリ一温度は上昇し、約13分間で温度はピークに達し
て硬化は完了する。
゛ 実施例3 凝結調整硬化剤として、炭酸す) IJウム:リグニン
スルホン酸ナトリウム−to:を重量部ノ混合品を/3
.8g、(セメント重量に対して3.0j%)を添加し
た。その時の比重は0.93であり、セメント温度はハ
トC1混練水の温度は19℃、気温は20℃で、それ以
外の条件は、実施例1と同様にして第1図(II)を得
たが、それによると12分間の可使時間。
を有した後、急激に硬化し始め混練から2j分で硬化は
完了した。
比較例 第2図は上記実施例1〜3と比較した例で凝結調整硬化
剤を使用しないスラリーについて同じ条件で混練し、セ
メント温度を79℃、混練水の温度を20°Cの条件下
において、スラリー比重はi、oを得た。即ち、2)贅
℃から始まったスラリ一温度は2時間後19°Cを記録
してから、僅かな温度勾配によって上昇を始めたが、9
時間後においても2仏6℃であり、指先で軽く押しても
水が滲み出て、まだ硬化は完了していなかった。
上述の通り、本発明による軽量気泡コンクリートは極め
て簡単にその有効性を判定できる。即ち、スラリー化後
の一定時間、例えば30分間はその流動性に変化がない
ので打設作業などは通常の場合と同一に可能である。
何故なら、急結性コンクリートにありがちなスラリーの
流動性が経過時間によって刻々上昇するのではなく、硬
化が開始するものである。例えば、30分までは上述の
通り、スラリー粘度は殆ど一定であり、その後、急速に
硬化し短時間で終結に至る。この過程をスラリーの温度
によって追跡すれば、全く温度と平行して進行していく
ことがわかる。即ち、セメント起泡剤および凝結調整硬
化剤を使用した軽量スラリーは、その混練直後から硬化
開始の前まで、いわゆる可使時間中の温度は殆ど一定で
あり、硬化が開始すると温度は屈曲点を作り、急激に高
い温度勾配となって上昇する。この屈曲点直前でスでラ
リ−は流動性を失い、一般的には10−20分間の温度
上昇が続き、上昇が停止すれば終結する。上記について
、図に示したものが第3図であり、その作用効果は明線
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はスラリ一温度と経過時間との関係図、第2図は
凝結調整硬化剤を使用しないスラリ一温度と経過時間と
の関係図、第3図は本発明の軽量気泡コンクリートの温
度曲線図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメント起泡剤を使用する軽量の七、メント系ス
    ラリーに、(イ)蔗糖、グルコン酸塩、クエン酸塩、酒
    石酸塩及びリグニンスルホンi[から成る群から選んだ
    少なくとも一種及び(す炭酸す上リウムから成り、(力
    の(鴫に対する重量比が//j−///!;0である添
    加物を少なくともセメント重量に対し1%を含み、一定
    時間流動性を保持させ、その後、急速に硬化せしめるこ
    とを特徴とする軽量気泡コンクリートの製造法
  2. (2)  (=’lが炭酸ナトリウム60〜りC重量%
    及びアルミン酸ナトリウム170〜70重量%である特
    許請求の範囲第1項記載の軽量気泡コンクリートの製造
  3. (3)(→が炭酸ナトリウムto−to重量%及び硫酸
    アルミニウム1IO−20重量%である特許請求の範囲
    第1項記載の軽量気泡コンクリートの製造法
  4. (4)  (d)が炭酸ナトリウム20〜ざ0重量%及
    び同重量%のアルミン酸ナトリウムと硫酸アルミニウム
    である特許請求の範囲第1項記載の軽量気泡コンクリー
    トの製造法
  5. (5)  Hが特許請求の範囲第2項、又は第3項記載
    の成分でrs〜9j重量%及び炭酸カリウム、珪酸ナト
    リウム、明ばん類、水酸化アルミニウム、塩化カルシウ
    ム、カルシウムシアナミド、酢酸カルシウム、蟻酸カル
    シウム及び酢酸亜鉛から成る群から選んだ少なくとも一
    種r−/J重量%である特許請求の範囲第1項記載の軽
    量気泡コンクリートの製造法
JP10692981A 1981-07-10 1981-07-10 軽量気泡コンクリ−ト製造法 Pending JPS589862A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6177685A (ja) * 1984-09-20 1986-04-21 宇部興産株式会社 軽量モルタル成形体の製造方法
JPH0735778B2 (ja) * 1983-09-12 1995-04-19 ベックマン インスツルメンツ インコーポレーテッド プランジャ型ポンプのための継手

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735778B2 (ja) * 1983-09-12 1995-04-19 ベックマン インスツルメンツ インコーポレーテッド プランジャ型ポンプのための継手
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