JPS5898143A - オレフイン酸化用触媒の製法 - Google Patents

オレフイン酸化用触媒の製法

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JPS5898143A
JPS5898143A JP56195746A JP19574681A JPS5898143A JP S5898143 A JPS5898143 A JP S5898143A JP 56195746 A JP56195746 A JP 56195746A JP 19574681 A JP19574681 A JP 19574681A JP S5898143 A JPS5898143 A JP S5898143A
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恭二 大段
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浅田 宏之
Mizuho Oda
水穂 小田
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、目的生成物を高収率で、かつ高い空時収量
で製造することができる機械的強度のすぐれたオレフィ
ン酸化用触媒の製法に関するものである。
さらに詳しくは、この発明は、プロピレン、イソブチレ
ンなどのオレフィンを触媒の存在下に高温気相で、酸化
してアクロレイン、メタクロレインなどの不飽和アルデ
ヒドを製造したり、アンモ酸化してアクリロニトリル、
メタクリロニトリルなどを製造したりする際に好適に使
用できるMO−Co/N1−Fe−Bi−V/Te−T
i−(At)−(Y)−〇糸(Y−アルカリ金属)のオ
レフィン酸化用触媒の製法に関するものである。
従来オレフィンを触媒の存在下に高温気相で、   、
酸化して不飽和アルデヒドを製造したり、アンモ酸化し
て不飽和ニトリルを製造したりする際に使用するオレフ
ィン酸化用触媒およびその製法はすでに種々知られてい
る。
また工業用触媒としては、(1)触媒の機械的強度が高
<、(2)触媒寿命、ユーティリティーなどに大きな影
響を与える最適反応温度が低く、(3)目的生成物を高
い空時収量で、(4)かつ高収率で製造できる。(5)
再現性のすぐれた触媒が要求されるが、これらの諸条件
を満足させるような触媒を製造することは非常に困難で
あり、これらの諸条件をそなえた触媒の開発が強く望ま
れている。
またこの発明の出願人は、特開昭55−38330号公
報においてr Mo−Co/Ni−Fe−B1.−v/
Te−Ti−0系触媒および特開昭55−87736号
公報において+ Mo−Co/Ni−Fe−B1−Al
 −Ti−(A)−〇系(A−アルカリ金属)触媒など
を提案した。これら公報で提案した触媒によると。
上記諸条件をかなりの程度満足させることができ。
高収率で目的生成物を製造することができる。なお、こ
れら公報には、触媒成分元素を含有する化合物を水の存
在下に混合した混合溶液またはスラリーを加熱乾燥させ
て固形物にし、粉砕後に成形。
焼成して触媒を製造する方法が開示されている。
しかしながら、これら公報に記載の方法で触媒を製造す
る場合、(1)粉砕物の成形性が悪<、(2)また触媒
性能の再現性に若干問題があり、常に高い収率で目的生
成物を得ることができる触媒が得られないことがある。
(1)の点は粉砕物にセルロース。
ポリビニルアルコールなどの有機物質を加えて成形した
り、成形機を調節して成形したりする方法である程度改
善できる。(2)の点は十分にその原因が解明されてい
ないが、混合溶液またはスラリーを加熱乾燥させる際、
蒸発する水とともに混合浴itたはスラリー中のコバル
トイオン、ニッケルイオンなどが、得られる固形物の表
面に移動し。
表面にコバルト、ニッケルなどが偏在し、固形物中で触
媒成分の不均一性が生じるためではないかと推考される
この発明者らは、特開昭55−38330号公報、特開
昭55−87736号公報などに開示されている触媒を
さらに改良するため、触媒組成。
触媒の製法などについて鋭意研究を行なった結果。
この発明に到った。
この発明は、オレフィン酸化用触媒が2次の一般組成式
MoaCobNicFedBi6 XfTig Ath
 YICJ〔式中のMOはモリブデン+COi;l:コ
バ/L/ l−、N iはニッケル+  Fe1i:鉄
+  B11dビスマス、xHバナジウムおよび/捷た
はテルル、Tlはチタン。
Atハアルミニウム、Yはアルカリ金属および0は酸素
を示し、添字のa−jは原子数を示し、aを10とする
と、b=0〜10+c=0〜10゜b 十c = 1〜
10.好ましくは4〜9. d=0.12〜10.h=
0〜10.好1しくは1〜5,1−〇〜4.好ましくは
0.005〜0.5で、3は酸素以外の前記元素の原子
価からおのずと定まる値であり、jは通常ろろ、2〜1
04.5の値をとる。〕で表わされる組成物になるよう
に、触媒成分元素を含有する化合物を混合した混合溶液
またはスラリーを加熱し、濃縮および/または乾燥して
粘土状捷たは粉末状物にい該粘土状または粉末状物(乾
燥物基準)に対して含窒素有機化合物の添加量が1〜1
0重量係、好1しくけ2〜8重量係になるように有機溶
媒に溶解させた含窒素有機化合物を添加混合し、得られ
た混合物を成形した後。
焼成することを特徴とするオレフィン酸化用触媒の製法
に関するものである。
この発明で得られるオレフィン酸化用触媒は。
固定床反応器でプロピレン、イソブチレンなどのオレフ
ィンを、触媒の存在下にアンモニアおよび酸素と高温気
相でアンモ酸化反応を行なってアクリロニトリル、メタ
クリロニトリルなどの不飽和ニトリルを製造する際に使
用する触媒として、また固定床反応器でプロピレン、イ
ソブチレンなどのオレフィ/を、触媒の存在下に酸素と
高温気相で酸化反応を行なってアクロレイン、メタクロ
レインなどの不飽和アルデヒドを製造する際に使用する
触媒としてすぐれた効果を発揮する。またこの触媒は、
微小粒子にすると流動床反応器でも使用することができ
る。
この発明によると、触媒の成形性および触媒性能の再現
性がよく、また得られた触媒は、これを上記不飽和ニト
リルや不飽和アルデヒドの製造用触媒として使用すると
、比較的に低い反応温度で高収率および高い空時収量で
目的生成物を製造できるだけでなく、触媒の機械的強度
が高いので。
触媒を反応器に充填したり、触媒を移動させたりすると
きに粉化したり、また使用中に崩壊したりすることもほ
とんどなく、安定した触媒性能を発揮させることができ
るという大きな特長がある。
こ゛の発明においては、触媒が前記一般式で表わされる
組成物になるように触媒成分元素を含有する化合物を混
合した混合溶液またはスラリーを加熱し、濃縮および/
または乾燥して粘土状または粉末状物にし、該粘土状ま
たは粉末状物(乾燥物基準)に対して含窒素有機化合物
の添加量が1〜10重量褒、好捷しくけ2〜8重量係に
なるように有機溶媒に溶解させた含窒素有機化合物を添
加混合し、得られた混合物を成形した後、焼成すること
が必要かつ重要である。
この発明において、触媒成分元素を含有する化合物とし
ては9例えばモリブデン酸、モリブデン酸アンモニウム
、三酸化モリブデンなどのモリブデン化合物、硝酸コバ
ルト、炭酸コバルト、酸化コバルト、四三酸化コバルト
、水酸化第一および第二コバルト、シュウ酸コバル+−
,塩化コバルトなどのコバルト化合物、硝酸ニッケル、
炭酸ニッケル、酸化ニッケル、四三酸化ニッケル、水酸
化第一および第二ニッケル、酢酸ニッケル、シーウ酸ニ
ッケル、塩化ニッケルなどのニッケル化合物。
硝酸第一および第二鉄、酸化第一および第二鉄。
水酸化第一および第二鉄、炭酸第一鉄、塩化第一および
第二鉄などの鉄化合物、硝酸ビスマス、三酸化ビスマス
、二塩化ビスマス、三塩化ビスマス。
五酸化ビスマス、酸化硝酸ビスマス、水酸化ビスマスな
どのビスマス化合物、硝酸アルミニウム。
水酸化アルミニウム、塩化アルミニウムなどのアルミニ
ウム化合物、チタン酸、二酸化チタン、三塩化チタンな
どのチタン化合物、メタバナジン酸・メタバナジン酸ア
ンモニウム、蓚酸バナジル、五酸化バナジウムなどのバ
ナンウム化合物、テルル酸、二酸化テルル、酸化テルル
なとのテルル化合物およびアルカリ金属元素の硝酸塩、
炭酸塩、塩化物、水酸化物などを挙げることができる。
触媒成分元素を含有する化合物は、水や酸、アルカリな
どの水溶液に分散、懸濁させたり、溶解させたりして、
触媒成分元素を含有する化合物を混合した混合溶液また
はスラリーを調製する。混合溶液捷たはスラリーを調製
する際の温度は一般には常温〜90℃の温度が適当であ
る。混合溶液またはスラリーは、従来公知の方法で加熱
し、濃縮および/または乾燥して粘土状または粉末状物
にする。
この発明においては、上記粘土状捷たは粉末状物(乾燥
物基準)に対して有機溶媒に溶解させた含窒素有機化合
物を前記の量添加混合した後、成形、焼成する。有機溶
媒に溶解させた含窒素有機化合物の添加混合は、粘土状
物に対して行なっても、粉末状物に対して行なってもよ
いが、粉末状物に対して行なった方が、混合操作が容易
であり。
よりすぐれた触媒性能を有する触媒が得られる。
この発明において、含窒素有機化合物としては。
7、=−978N−メチルアミン、N−エチルアニリン
、  N、N−ジエチルアニリン、  N、N−ジメチ
ルアニリン、N−ベンジルアニリン、ベンジルアミン、
ジベンジルアミン、トルイジン、ジフェニルアミンなど
の芳香族アミン類、メチルアミン、エチルアミン、プロ
ピルアミン、ジメチルアミン。
ジエチルアミン、]・リメチルアミン、トリエチルアミ
ン、エタノールアミンなどの脂肪族アミン類。
ホルムアミド、アセトアミド、グロピオンアミド。
ブチロアミド、ベンズアミド、ニコチンアミド。
ベンズイミド、N、「〜ジメチルホルムアミド、アセト
イミド、アセトアニリド、オキサミドなどの酸アミド類
、ピロリジン、ピリジン、2−エチルピリジン、2−メ
チルピリジン、4−メチルピリジン、ヒロール、ろ−メ
チルビロールア2−エチルピロール、2−メチルビロー
ル、ピペリジ/+4−メチルピペリジン、ろ−メチルピ
ペリジン。
キノリン、モルホリンなどの含窒素複素環化合物類、2
−ピロリドン(γブチロラクタム)、2−ピペリトン(
δ−バレロラクタム)、ε−カクロラクタムなどのラク
タム類などを挙げることができる。
含窒素有機化合物は、1種でも、複数種併用してもよい
が、有機溶媒に溶解させて使用する。
有機溶媒としては、含窒素有機化合物を溶解するもので
あれば、特に制限はないが、メタノール。
エタノール、プロパツール、ブタノール、オクタツール
などの脂肪族1価アルコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコールなどのグリコール類、アセトン、メ
チルエチルケトンなどのケ]・7’JA、 酢酸エチル
、プロピオン酸エチルなどのエステル類などを挙げるこ
とができ、なかでも脂肪族1価アルコール、グリコール
類、ケトン類などが好適である。有機溶媒も含窒素有機
化合物の場(11) 合と同様1種以上であれば、複数種併用してもよい0 この発明において、有機溶媒に溶解させて含窒素有機化
合物を添加混合することによって粘土状物、粉末状物な
どの成形性は著しく改善され、容易に柱状1球状などの
成形物に成形することができ、成形物を焼成することに
よって含窒素有機化合物および有機溶媒は分解、揮散し
2表面に多数の細孔を有する触媒となるっ含窒素有機化
合物は。
これをあtp多量に添加混合すると、得られた触媒はか
えって機械的強度の低い脆弱なものになったり、あるい
は活性の低いものになってしまい。
壕だ少なすぎるとその添加効果が発現されないので、添
加量は粘土状せたは粉末状物(乾燥物基準)に対して1
〜10重量係、好ましくは2〜8重量係にする必要があ
る。有機溶媒の使用量は、粘土状捷たは粉末状物(乾燥
物基準)に対して5〜40重量係、好ましくけ5〜60
重量係の量にするのが適当であり、多すぎたり、少なす
きたりすると。
成形性、目的生成物の収率、空時収量などに悪影(12
) 響かある。
この発明において、含窒素有機化合物および有機溶媒の
挙動は十分に明らかではないが、含窒素有機化合物を有
機溶媒に溶解させて添加混合した場合ハ、オレフィンの
(アンモ)酸化反応においてすぐれた触媒性能を示す触
媒が得られる。しかしながら後記比較例からも明らかで
あるように。
含窒素有機化合物だけを添加混合した場合(比較例2−
2−ピロリドン)、有機溶媒だけを添加混合した場合(
比較例ろ一エチレングリコール)。
含窒素有機化合物以外の有機物質と有機溶媒を添加混合
した場合(比較例4−セルロース」−エタノール)、含
窒素有機化合物および有機溶媒無添加の場合(比較例1
)、含窒素有機化合物(2−ピロIJトン)と水を添加
混合した場合(比較例5)などでは触媒性能が劣り、こ
の発明の目的を達成できるような触媒を得ることが困難
である。
この発明において、有機溶媒に溶解させた含窒素有機化
合物を添加混合することによって得られた混合物は、従
来公知の成形操作によって1例えば打錠機、押出成形機
、転勤造粒機などを使用して、成形物の強度(乾燥させ
た成形物1個当りの圧壊強度)が1〜4Ky/成形物に
なるように成形するのが効果的である。成形物d:、こ
れを焼成すると、成形時よりも機械的強度が一段と向上
し。
固定床反応器で使用するに適した触媒が得られる。
焼成は一般には酸素含有ガス、例えば空気雰囲気下で4
00〜700℃、好寸しくは450〜650℃の温度で
3〜20時間、好筐しくけ5〜10時間行なうのがよく
、焼成温度が高すぎても、低すぎても触媒性能が低下す
る。
次にこの発明のオレフィン酸化用触媒の製法の代表的な
1例を示す。
モリブテン化合物2例えば所定量のモリブデン酸アンモ
ニウムを水に溶解させ、これにチタン化合物2例えは所
定量の二酸化チタンを分散、懸濁させ・次いでバナジウ
ム化合物および/またはテルル化合物2例えば所定量の
メタバナジン酸アンモニウムおよび/捷たはテルル酸を
溶解させる(A液)。またコバルトおよび/捷たはニノ
ケル化合物、ビスマス化合物、鉄化合物、さらにはアル
ミニウム化合物、アルカリ金属化合物1例えば所定量の
上記触媒成分元素を含有する化合物の硝酸塩を水寸たは
硝酸水溶液に溶解させる(B液)。
次いでA液とB液を混合し、混合溶液を攪拌下に加熱し
、a縮乾固させる。得られた乾固物を120〜220℃
で5〜20時間乾燥させた後粉砕して粉末状物にする。
次いで粉末状物に対して1〜10重量%の含窒素有機化
合物を、粉末状物に対して5〜40重量%の有機溶媒に
常温で溶解させて、粉末状物に添加混合し、成形機2例
えば押出成形機で成形物の強度(乾燥させた成形物1個
当りの圧壊強度)が1〜4にり/成形物になるように成
形し、成形物を400〜700℃で空気雰囲気下に3〜
20時間、好捷しくけ450〜650℃で5〜10時間
焼成する。焼成によって目的とする触媒が得られる。
この発明においては、担体を使用してもよい。
担体としては従来オレフィン酸化用触媒の相体として公
知のものが使用でき1例えばンリカ、けいそう土、シリ
コンカーバイド、カーボランダムなどを挙げることがで
きる。
この発明で得られたオレフィン酸化用触媒を使用してプ
ロピレン、イソブチレンなどのオレフィンのアンモ酸化
または酸化反応を実施するにあたり1反応に実質的に不
活性なガスを希釈ガスとして使用することができる。希
釈ガスとしては1例えば水蒸気、窒素ガス、炭酸ガスな
どを挙げることができ、なかでも水蒸気はアクリロニト
リル。
メタクリ口ニトリル、アクロレイン、メタクロレインな
ど目的生成物の選択率を向上させたり、触媒活性を持続
させたりする作用があるので、水蒸気を添加して反応を
行なうのが好ましい。水蒸気の添加tはプロピレン、イ
ソブチレンなど使用するオレフィン1モルに対して0.
1〜5モル、好マしくは0.5〜4モルが適当である。
反応圧力は普通常圧であるが、低度の加圧または減圧下
でもよい。また反応温度は300〜550℃、Th’7
4L<は320〜500℃が適当である。また接触時間
は0.2〜20秒、好ましくは0.5〜15秒が適当で
ある。
壕だ反応に使用する原料ガスのプロピレン、イソブチレ
ンなどのオレフィンは必ずしも高純度である必要はなく
1反応に実質的に不活性なメタン。
エタン、プロパンなどの炭化水素が若干混入していても
差支えない。不活性な炭化水素の混入量はプロピレン、
イソブチレンなど使用するオレフィン1モルに対して0
.5モル以下、特に0.1モル以下におさえるのがよい
。プロピレン、イソブチレンなどのオレフィンと反応さ
せる酸素は純酸素ガスを使用してもよいが、これも特に
高純度である必要はないので一般には空気を使用するの
が経済的であり、また便利である。
プロピレン、インブチレンなど使用するオレフィンに対
して供給する酸素の割合は、オレフィン1モルに対して
0.8〜4モル、好筐しくは1〜2モルが適当である。
なお、アンモ酸化反応を行なう場合は、酸素とともにさ
らにアンモニアが必要であるが、供給するアンモニアの
割合はプロピレン、インブチレンなど使用するオレフィ
ン1モルに対して0.5〜3モル、好ましくは0.8〜
1.5モルが適当である。
次に実施例および比較例を示し、この発明を説明する。
各例において、プロピレンまたはインブチレンの反応率
(%)、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アク
ロレイン、メタクロレインなどの目的生成物の選択率@
)、アクリロニトリル、メタクリ口ニトリル、アクロレ
イン、メタクロレインナトの目的生成物の収率(支))
は、それぞれ次の定義に従う。
イソブチレンのモル数 インブチレンのモル数 インブチレンのモル数 また各側において、成形物および触媒の圧壊強度(K7
/成形物または触媒)は、平滑な試料台上に成形物また
は触媒1個をのせ、その上から荷重を加えてゆき、成形
物または触媒が圧壊したときの荷重(Kg)を測定する
方式の本屋式硬度計を使用して、成形物または触媒50
個について測定した結果の平均値である。
実施例1 80℃の温水200m1?にモリブデン酸アンモニウム
C(NH4)6MO7024・4H20〕166.1 
fを溶解させ、これにテルル酸(H6Te06) 2.
2 ?および二酸化チタン[TiO2] 37.69を
攪拌下で加えて溶解および懸濁させた。この溶液に、硝
酸コバルト[C0(NO3)26H20] 1ろ6.9
ii’、硝酸ニッケル(Ni(No3)26H20) 
54.8 r、硝酸第二鉄[Fe(No3)・9H20
] 76.17および硝酸アルミニウム[AA(No3
)3H9H20,170,5fを80℃の温水250m
1に溶解させた溶液と硝酸ビスマス[Bi(No3)3
・5H20] 9.12 Si’を15%硝酸水溶液1
omlに溶解させた硝酸酸性溶液とを攪拌下に滴下して
スラリー状の混合溶液を得た。
次いで、この混合溶液を加熱、攪拌しながら蒸発乾固し
て固形物にした。この固形物1007を粉砕し2−ピロ
リドンろ7をエタノールろ07に溶解させて加え、混線
機にて約10分間練った後。
押出成形機にて直径4yim、lfl長さ4〜8TRm
の成形物に成形した。得られた成形物を110℃5時間
乾燥した後、空気雰囲気下で550℃で5時間焼成して
触媒を調製した。この触媒の組成(酸素を除く、原子比
、以下同様)は。
MOIOCO5Ni2 Fe2 Eli−a2 T19
0.I TlS A/=2であった。
このようにして調製した触媒8meを内径8 mm l
のガラス製U字型反応管に充填し、これにプロピレン:
アンモニア;空気:水蒸気のモル比が1:1 :11 
:2の混合ガスをろ20vtl/minの流量で流し2
反応温度400℃、接触時間1.5秒で接触反応を行な
った。反応を開始して2時間経過後に分析を行ない、接
触反応の結果を求めた。
その結果を第1表に示す。このときのアクリ0(19) ニトリルの空時収量は324.Of/1−hrであった
。この成形物および触媒の強度はそれぞれ1.8に9お
よび5.6に9であった。なお、実施例1と同様の触媒
調製を10回くり返したが、触媒性能は実施例1とほと
んど変化がなかった。
実施例2〜4 実施例1と同様の調製法で、触媒の組成が第1表に記載
の組成の触媒を調製い実施例1と同様の反応条件で接触
反応を行なった。ただし、実施例ろ、4ではテルル酸の
代りにメタバナジン酸アンモニウム(NH4VOa )
を所定量使用した。
接触反応の結果は第1表に示す。
(20) 実施例5〜19 実施例1の2−ピロリドンおよびエタノールを第2表に
記載の含窒素有機化合物ろグおよび有機溶媒307にか
えたほかは、実施例1と同様にして実施例1と同様の組
成の触媒を調製し、実施例1と同様の反応条件で接触反
応を行なった。その結果を第2表に示す。
第    2    表 比較例1 実施例1の2−ピロリドンおよびエタノールを添加混合
せず、押出成形機にかえて打錠機で5開戸×51nmH
のタブレットに成形したほかは、実施例1と同様にして
実施例1と同様の組成の触媒を調製し、実施例1と同様
の反応条件で接触反応を行なった。なお成形物および触
媒の強度はそれぞれ1 、8 K9および2.0に9で
あった。接触反応の結果は第6表に示す。
比較例2〜9 実施例1の2−ピロリドンおよびエタノールにかえて第
ろ表に記載の量の添加物を添加混合したほかは、実施例
1と同様にして実施例1と同様の組成の触媒を調製し実
施例1と同様の反応条件で接触反応を行なった。なお比
較例2だけは比較例1と同様に打錠機で成形を行なった
接触反応の結果は第ろ表に示す。
第    6    表 実施例20 実施例1の触媒を使用して実施例1のプロピレンをイン
ブチレンにかえ2反応温度を370℃にかえたほかは、
実施例1と同様の反応条件でイソブチレンの接触反応を
行なった。
その結果、インブチレンの反応率は99.0%。
メタクリロニトリルの選択率U84.4%で、メタクリ
ロニトリルの収率は85.6チであった。
実施例21 実施例1の触媒を使用して実施例1のアンモニアを使用
せず1反応温度を650℃にかえたほかは、実施例1と
同様の反応条件でプロピレンの接触反応を行なった。
その結果、プロピレンの反応率は99.2%、アクロレ
インの選択率93.7 %で、アクロレインの収率96
.0%であった。
実施例22 実施例1の触媒を使用して、実施例1のプロピレンをイ
ソブチレンにかえ、アンモニアを使用しなかったほかは
、実施例1と同様の反応条件でインブチレンの接触反応
を行なった。
その結果、インブチレンの反応率1d:、  96.7
%。
メタクロレインの選択率[82,0%で、メタクロレイ
ンの収率は79.3%であった。
比較例10 比較例1の触媒を使用したほかσ、実施例21と同様の
反応条件でプロピレンの接触反応を行なった。
その結果、プロピレンの反応率は919%、アクロレイ
ンの選択率は87.0%で、アク口レインの収率は80
.0%であった。
実施例23 実施例1の混合溶液調製時に硝酸カリウム[KNO3、
] 0.47 fi’を加えて混合溶液を調製したほか
は、実施例1と同様にして1次の組成の触媒。
MOIOCo5 Ni2 Fe2 Bio、2 Teo
、+ Ti5 At2Koosを調製し、実施例1と同
様の反応条件でプロピレンの接触反応を行なった。
その結果、プロピレンの反応率は98.6%、アクリロ
ニトリルの選択率は87.0%でアクリロニトリルの収
率は85.8%であった。
特許出願人  宇部興産株式会社 (27) 218−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 オレフィン酸化用触媒か1次の一般組成式。 MOaCobNi、、 Fe6. Bi。Xf Tig
    AthYi Oj〔式中のMoはモリブデン、COはコ
    バル)、Niはニッケル+  Fe1j:鉄、Blはビ
    スマス、Xはバナジウムおよび/またはテルル、T]は
    チタン。 Atはアルミニウム、Yはアルカリ金属およびOは酸素
    を示し、添字のa−jは原子数を示し、aを10とする
    と、b=0〜10.C−0〜10゜ただしb 十c =
     1〜10.  d、=0.1〜7.θ=0.01〜′
    5.f二0.01〜1.g=1〜15.h−〇〜10,
    1−0〜4で、jは酸素以外の前記元素の原子価からお
    のずと定まる値であり、Jは通常33.2〜104.5
    の値をとる。〕で表わされる組成物になるように、触媒
    成分元素を含有する化合物を混合した混合溶液またはス
    ラリー−を加熱し、濃縮および/または乾燥して粘土状
    または粉末状物にし、該粘土状捷たけ粉末状物(乾燥物
    基準)に対して含窒素有機化合物の添加量が1〜10重
    量係になるように有機溶媒に溶解させた含窒素有機化合
    物を添加混合し、得られた混合物を成形した後、焼成す
    ることを特徴とするオレフィン酸化用触媒の製法。
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