JPS589741Y2 - 積層型冷媒蒸発器 - Google Patents
積層型冷媒蒸発器Info
- Publication number
- JPS589741Y2 JPS589741Y2 JP1977167436U JP16743677U JPS589741Y2 JP S589741 Y2 JPS589741 Y2 JP S589741Y2 JP 1977167436 U JP1977167436 U JP 1977167436U JP 16743677 U JP16743677 U JP 16743677U JP S589741 Y2 JPS589741 Y2 JP S589741Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- tank
- evaporator
- header
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は上下端部に椀状のタンク部を、中間部に偏平な
蒸発部を形成した管板を対向接合したチューブエレメン
トと、薄板を蛇腹状に折曲げたコルゲートフィンを多数
交互に接続させた積層型冷媒蒸発器において、冷媒が該
蒸発器内を蛇行して流れるように複数のチューブエレメ
ントをユニットに区分した蒸発器に関するもので、部品
点数の削減と組立の簡略化および該蒸発器に接続する冷
媒配管の簡略化と蒸発器収納ケースのデッドスペースを
減少することを目的とするものである。
蒸発部を形成した管板を対向接合したチューブエレメン
トと、薄板を蛇腹状に折曲げたコルゲートフィンを多数
交互に接続させた積層型冷媒蒸発器において、冷媒が該
蒸発器内を蛇行して流れるように複数のチューブエレメ
ントをユニットに区分した蒸発器に関するもので、部品
点数の削減と組立の簡略化および該蒸発器に接続する冷
媒配管の簡略化と蒸発器収納ケースのデッドスペースを
減少することを目的とするものである。
上述の構成を有する積層型冷媒蒸発器は従来から第１図
に示す構成のものが提供されている。
に示す構成のものが提供されている。
すなわち、上下端部に椀状のタンク部１ａ、１ａを有し
、中間部に蒸発部１ｂを形成した管板１を対向接合した
チューブエレメント２と、薄板を蛇腹状に折曲げたコル
ゲートフィン３を交互に積層してなり、上述のタンク部
１ａはそれぞれ隣接するタンク部と通孔１Ｃをもって連
通され、ヘッダを形成している。
、中間部に蒸発部１ｂを形成した管板１を対向接合した
チューブエレメント２と、薄板を蛇腹状に折曲げたコル
ゲートフィン３を交互に積層してなり、上述のタンク部
１ａはそれぞれ隣接するタンク部と通孔１Ｃをもって連
通され、ヘッダを形成している。
さらに隣接する複数のチューブエレメントをユニット（
本実施例ではＡ、Ｂ、Ｃ）に区分する為に、上方もしく
は下方のタンク部１ａの通孔１Ｃの閉鎖された（設けら
れていない）管板４ａ、４ｂを有するチューブエレメン
トを介装している。
本実施例ではＡ、Ｂ、Ｃ）に区分する為に、上方もしく
は下方のタンク部１ａの通孔１Ｃの閉鎖された（設けら
れていない）管板４ａ、４ｂを有するチューブエレメン
トを介装している。
５および６は端板であり、７は端板６を貫通してユニッ
トＣの上方のヘッダ１５に開口する冷媒排出管であり、
８は冷媒導入管でユニツ） Ｂ、。
トＣの上方のヘッダ１５に開口する冷媒排出管であり、
８は冷媒導入管でユニツ） Ｂ、。
Ｃの下方のヘッダ１２．１４を貫通してユニットＡの下
方のヘッダ１０に開口している。
方のヘッダ１０に開口している。
９は膨張弁である。
上記構成の積層型冷媒蒸発器は、膨張弁９により減圧膨
張された冷媒が冷媒導入管８よりユニットＡの下方のヘ
ッダ１０に導入され、ユニッ）Ａの上方のヘッダ１１．
ユニツ）Ｂの上方のヘッダ１３、下方のヘッダ１２、ユ
ニットＣの下方のヘッダ１４、上方のヘッダ１５の順に
流され、この問答ユニットのチューブエレメント２の蒸
発部１ｂで蒸発し、コルゲートフィン３を介して通過空
気を冷却し、最終的には冷媒排出管７から図示しない圧
縮機へ吸引される。
張された冷媒が冷媒導入管８よりユニットＡの下方のヘ
ッダ１０に導入され、ユニッ）Ａの上方のヘッダ１１．
ユニツ）Ｂの上方のヘッダ１３、下方のヘッダ１２、ユ
ニットＣの下方のヘッダ１４、上方のヘッダ１５の順に
流され、この問答ユニットのチューブエレメント２の蒸
発部１ｂで蒸発し、コルゲートフィン３を介して通過空
気を冷却し、最終的には冷媒排出管７から図示しない圧
縮機へ吸引される。
このように冷媒が蒸発器内を蛇行して流れるように複数
のチューブエレメントを二二ットに区分するには、複数
種数の管板を必要とし、その組立に際しても管板の選択
作業を要するものであった。
のチューブエレメントを二二ットに区分するには、複数
種数の管板を必要とし、その組立に際しても管板の選択
作業を要するものであった。
即ち本実施例では上下のタンク部１ａに通孔１Ｃを設け
た管板１、下方のタンク部に冷媒導入管８が開口する管
板４ａ、上下のタンク部１ａのいずれか一方のみに通孔
１Ｃを設けた管板４ｂの三種類を必要としている。
た管板１、下方のタンク部に冷媒導入管８が開口する管
板４ａ、上下のタンク部１ａのいずれか一方のみに通孔
１Ｃを設けた管板４ｂの三種類を必要としている。
そしてさらに、蒸発器の側面から冷媒排出管７および冷
媒導入管８を各々のヘッダに接続しており、冷媒導入管
８に接続した膨張弁９も蒸発器収納ケース内に納めるた
めには蒸発器の横巾よりもＬだけ広い横巾のケースを必
要としていた。
媒導入管８を各々のヘッダに接続しており、冷媒導入管
８に接続した膨張弁９も蒸発器収納ケース内に納めるた
めには蒸発器の横巾よりもＬだけ広い横巾のケースを必
要としていた。
尚本実施例では一方の端板６側から冷媒排出管７と冷媒
導入管８を接続するために、冷媒導入管８は端板６とユ
ニットＢ。
導入管８を接続するために、冷媒導入管８は端板６とユ
ニットＢ。
Ｃの下方のヘッダ１２ｊ４を貫通してユニッ）Ａの下方
のヘッダ１０に開口させているが、冷媒導入管８を端板
５側からヘッダ１０に接続しても同様である。
のヘッダ１０に開口させているが、冷媒導入管８を端板
５側からヘッダ１０に接続しても同様である。
本考案は上述の事由によりなされたもので、以下図面に
従いその実施例を詳述する。
従いその実施例を詳述する。
第２図において、ユニツ）−Ａ、Ｂの上方のヘッダ１１
と１３の間およびユニッＩ−Ｂ、Ｃの下方のヘッダ１２
と１４の間には両ヘッダを連通する構成の連通部材１６
が介装され、ユニツ）Ａ、Ｂの下方のヘッダ１０と１２
の間およびユニッｌ−Ｂ、Ｃの上方のヘッダ１３と１５
の間には両ヘッダの連通を遮断する構成の接続部材１７
が介装されている。
と１３の間およびユニッＩ−Ｂ、Ｃの下方のヘッダ１２
と１４の間には両ヘッダを連通する構成の連通部材１６
が介装され、ユニツ）Ａ、Ｂの下方のヘッダ１０と１２
の間およびユニッｌ−Ｂ、Ｃの上方のヘッダ１３と１５
の間には両ヘッダの連通を遮断する構成の接続部材１７
が介装されている。
この接続部材１７は第３図に示すように、左右方向の幅
はタンク部１ａと同一の幅を有するとともに前後方向の
側面に冷媒排出管あるいは冷媒導入管を接続する為の継
手２０が接続され、左右方向のいずれか一方の側面に開
口する内部空間２１と連通ずるよう構成されている。
はタンク部１ａと同一の幅を有するとともに前後方向の
側面に冷媒排出管あるいは冷媒導入管を接続する為の継
手２０が接続され、左右方向のいずれか一方の側面に開
口する内部空間２１と連通ずるよう構成されている。
第４図は本考案の積層型冷媒蒸発器の断面図で、上方の
ヘッダの間に正装された接続部材１７には冷媒排出管７
が接続され、下方のヘッダの間に介装された接続部材に
は膨張弁９の装着された冷媒導入管８が接続されている
。
ヘッダの間に正装された接続部材１７には冷媒排出管７
が接続され、下方のヘッダの間に介装された接続部材に
は膨張弁９の装着された冷媒導入管８が接続されている
。
そして冷媒排出管７および冷媒導入管８はいずれも蒸発
器の前面もしくは後面（導入空気が流通する面）に延出
されている。
器の前面もしくは後面（導入空気が流通する面）に延出
されている。
１６はタンク部１ａと同一の幅を有し、両側のヘッダと
通孔１Ｃをもって連通ずる構成の連通部材であり、本実
施例においては該連通部材１６の内部空間に溜まった潤
滑油を冷媒排出管７もしくは圧縮機の吸入側へ導くため
のキャピラリチューブ１９が接続されている。
通孔１Ｃをもって連通ずる構成の連通部材であり、本実
施例においては該連通部材１６の内部空間に溜まった潤
滑油を冷媒排出管７もしくは圧縮機の吸入側へ導くため
のキャピラリチューブ１９が接続されている。
上述のように本考案は、上下端部にタンク部を中間部に
蒸発部を形成した管板を対向接合したチューブニレメン
ｌ−と、コルゲートフィンを交互に接続してなり、上下
端部のタンク部を連通してヘッダを形成したユニットを
複数並設するとともに隣接するユニットはその上下のヘ
ッダのいずれか一方に両ヘッダを連通し、タンク部と同
一の幅を有する連通部材を、他方に両ヘッダの連通を遮
断し、タンク部１ａと同一の幅を有する接続部材を介装
してこれらを一体としているので、タンク部に形成した
通孔の形状あるいは有無或いはタンク部の幅による接種
類の管板からなるチューブエレメントを設けることなく
して蒸発器内の冷媒を蛇行流させることができ、部品点
数の削減と組立時の簡略化を図ることができるものであ
る。
蒸発部を形成した管板を対向接合したチューブニレメン
ｌ−と、コルゲートフィンを交互に接続してなり、上下
端部のタンク部を連通してヘッダを形成したユニットを
複数並設するとともに隣接するユニットはその上下のヘ
ッダのいずれか一方に両ヘッダを連通し、タンク部と同
一の幅を有する連通部材を、他方に両ヘッダの連通を遮
断し、タンク部１ａと同一の幅を有する接続部材を介装
してこれらを一体としているので、タンク部に形成した
通孔の形状あるいは有無或いはタンク部の幅による接種
類の管板からなるチューブエレメントを設けることなく
して蒸発器内の冷媒を蛇行流させることができ、部品点
数の削減と組立時の簡略化を図ることができるものであ
る。
そしてさらに、該接続部材に冷媒排出管あるいは冷媒導
入管を接続する為の継手を固着することにより、該冷媒
排出管および冷媒導入管は蒸発器の前後面から所定のヘ
ッダに接続されるので、蒸発器の側部のデッドスペース
が削除され、小型の蒸発器収納ケースを用いることが可
能となるものである。
入管を接続する為の継手を固着することにより、該冷媒
排出管および冷媒導入管は蒸発器の前後面から所定のヘ
ッダに接続されるので、蒸発器の側部のデッドスペース
が削除され、小型の蒸発器収納ケースを用いることが可
能となるものである。
尚本実施例において積層型冷媒蒸発器はＡ、Ｂ。
Ｃの３ユニツ１〜から構成されているが、このユニット
の数は本実施例に限定されるものではない。
の数は本実施例に限定されるものではない。
第１図は従来の積層型冷媒蒸発器の断面図、第２図は本
考案の積層型冷媒蒸発器の断面図、第３図は本考案の接
続部材の斜視図、第４図は第２図のＸ−Ｘ矢視図で゛あ
る。 １：管板、１ａ：タンク部、２：チュ・〜ブエレ、メン
１−１７：冷媒排出管、８：冷媒導入管、１０．ｌｉ
、１２，１３゜１４．１５ ：ヘツダ、１６：連通部材
、１７：接続部材、Ａ。 Ｂ、Ｃ：ユニット。
考案の積層型冷媒蒸発器の断面図、第３図は本考案の接
続部材の斜視図、第４図は第２図のＸ−Ｘ矢視図で゛あ
る。 １：管板、１ａ：タンク部、２：チュ・〜ブエレ、メン
１−１７：冷媒排出管、８：冷媒導入管、１０．ｌｉ
、１２，１３゜１４．１５ ：ヘツダ、１６：連通部材
、１７：接続部材、Ａ。 Ｂ、Ｃ：ユニット。
Claims (2)
- （１）上下端部にタンク部１１ａ、ｌａを、中間部に蒸
発部１ｂを形成した管板１を対向接合したチューブエレ
メント２と薄板を蛇腹状にして折曲げたコルゲートフィ
ン３を交互に接続し、該タンク部１ａはそれぞれ隣接す
るタンク部１ａと通孔１Ｃをもって連通され、ヘッダを
形成したユニットを複数並設するとともに、隣接する前
記ユニットの上下のヘッダのいずれか一方に画一・ラダ
を連通し該タンク部１ａと同一の幅を有する連通部材を
介装し、他方に両ヘッダの連通を遮断し、該タンク部１
ａと同一の幅を有し、且つ冷媒排出管７、或いは冷媒導
入管８と接続する接続手段を有する接続部材１７を介装
したことを特徴とする積層型冷媒蒸発器。 - （２）上記接続部材１７に、冷媒排出管７、或いは冷媒
導入管８を接続する接続手段が継手を固着したことであ
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載
の積層型冷媒蒸発器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977167436U JPS589741Y2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | 積層型冷媒蒸発器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977167436U JPS589741Y2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | 積層型冷媒蒸発器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5491774U JPS5491774U (ja) | 1979-06-28 |
| JPS589741Y2 true JPS589741Y2 (ja) | 1983-02-22 |
Family
ID=29167640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977167436U Expired JPS589741Y2 (ja) | 1977-12-13 | 1977-12-13 | 積層型冷媒蒸発器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589741Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827663U (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-22 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 積層型熱交換器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5263251U (ja) * | 1975-11-06 | 1977-05-10 |
-
1977
- 1977-12-13 JP JP1977167436U patent/JPS589741Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5491774U (ja) | 1979-06-28 |
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