JPS5897122A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS5897122A JPS5897122A JP19563781A JP19563781A JPS5897122A JP S5897122 A JPS5897122 A JP S5897122A JP 19563781 A JP19563781 A JP 19563781A JP 19563781 A JP19563781 A JP 19563781A JP S5897122 A JPS5897122 A JP S5897122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- head
- amorphous alloy
- magnetic head
- wear resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/147—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores being composed of metal sheets, i.e. laminated cores with cores composed of isolated magnetic layers, e.g. sheets
- G11B5/1475—Assembling or shaping of elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は比較的に低い温度での磁気ギャップの接合を可
能にするとともに、ガラスによる磁気ギャップ接合法と
同等以上の耐摩耗性を有する補強面の作製を可能にした
磁気ヘッドに関する。
能にするとともに、ガラスによる磁気ギャップ接合法と
同等以上の耐摩耗性を有する補強面の作製を可能にした
磁気ヘッドに関する。
従来より磁気ヘッドの作製において、ギャップ面の接合
にはガラスを溶融して接合する方法や、ハンダ付は等に
よる方法がとられていた。前者は500℃以上の高温で
行なわねばならない点に問題があり、後者は補強強度が
あまり強くない欠点と、センダスト等には用いられても
、フェライトには用いることが出来ない欠点があった。
にはガラスを溶融して接合する方法や、ハンダ付は等に
よる方法がとられていた。前者は500℃以上の高温で
行なわねばならない点に問題があり、後者は補強強度が
あまり強くない欠点と、センダスト等には用いられても
、フェライトには用いることが出来ない欠点があった。
又、オーディオ用磁気ヘッドに用いられる手段として樹
脂を流し込んで固める接合法があるが、これは耐摩耗性
がさほど良好でない為、テープと接触する樹脂部が偏摩
耗する問題点があった。本発明はこれらの問題点を解決
し、特にVTR用磁気ヘッドに用いると効果的な磁気ヘ
ッドの構成に関するものである。
脂を流し込んで固める接合法があるが、これは耐摩耗性
がさほど良好でない為、テープと接触する樹脂部が偏摩
耗する問題点があった。本発明はこれらの問題点を解決
し、特にVTR用磁気ヘッドに用いると効果的な磁気ヘ
ッドの構成に関するものである。
近年非晶質合金の研究が盛んに表され、高磁束密度B、
と耐摩耗性に優れた軟磁性材料が開発されるようKなっ
た。しかしながらこれらの材料は400〜500℃の結
晶化温度を有する為、磁気ヘッドのギャップ形成時にガ
ラスによる接合方法を用いることが困難である。したが
って現在非晶質合金を用いたオーディオ用磁気ヘッドが
市販されているが、上記の問題の為一般には樹脂により
100〜200℃でギャップ形成と接合がなされている
。これらに用いられる樹脂はエポキシ系樹脂であるが耐
摩耗性に乏しくVTR使用には耐えられない。そこで種
々の実験の結果、上記樹脂中に耐摩耗性に優れたセラミ
ックの粉末を混入し、これをギャップ形成時の接合に用
いる事によりテープに接する磁気ヘッド前面樹脂部の偏
摩耗及び耐摩耗性が著しく改善される事を見出した。本
発明は非晶質合金のように接着時に温度があまり上げら
れない材料を接合して耐摩耗性の必要なVTR用磁気ヘ
ッドを構成する際、極めて有効である。以下具体的な実
施例により本発明の効果を述べるととKする。
と耐摩耗性に優れた軟磁性材料が開発されるようKなっ
た。しかしながらこれらの材料は400〜500℃の結
晶化温度を有する為、磁気ヘッドのギャップ形成時にガ
ラスによる接合方法を用いることが困難である。したが
って現在非晶質合金を用いたオーディオ用磁気ヘッドが
市販されているが、上記の問題の為一般には樹脂により
100〜200℃でギャップ形成と接合がなされている
。これらに用いられる樹脂はエポキシ系樹脂であるが耐
摩耗性に乏しくVTR使用には耐えられない。そこで種
々の実験の結果、上記樹脂中に耐摩耗性に優れたセラミ
ックの粉末を混入し、これをギャップ形成時の接合に用
いる事によりテープに接する磁気ヘッド前面樹脂部の偏
摩耗及び耐摩耗性が著しく改善される事を見出した。本
発明は非晶質合金のように接着時に温度があまり上げら
れない材料を接合して耐摩耗性の必要なVTR用磁気ヘ
ッドを構成する際、極めて有効である。以下具体的な実
施例により本発明の効果を述べるととKする。
〈実施例1〉
高速スパッター法により厚さ130μmの非晶質合金”
80 Cr7 Mo3Zrl。を作成し、真空中490
℃3分熱処理後、水中急冷して1 kHzで、の透磁率
μ= Boo。
80 Cr7 Mo3Zrl。を作成し、真空中490
℃3分熱処理後、水中急冷して1 kHzで、の透磁率
μ= Boo。
を得た。これを第1図に示すような形状に加工し、磁気
テープと接する磁気ギャップ1を有する部を幅30 A
mとし、上記の加工により削除した部分2に樹脂又はガ
ラスを用いた。なお3はへラドコア、4は巻線用の溝穴
である。そして各種の接合方向によりVTR用磁気ヘッ
ドを作成し、作成された磁気ヘッドの摩鳥試験を行い、
更に録再感度を調べた。耐摩耗試験は、通常のVTR装
置に、作成したヘッドを取付け、ヘッドとテープとの相
対速度を5.6 m/seeとし、100時間後の摩耗
を調べた。なおテープとしては(、rFe2O3+ C
o )テープを用い、実験は温室で行った。ヘッドの出
力は、耐摩耗試験の前に8 MHzにおける基準信号の
自己録再を調べ、同じ形状のガラス接合方式のMn−Z
nフェライト磁気ヘッドとの相対出力比較をdBで表示
した。
テープと接する磁気ギャップ1を有する部を幅30 A
mとし、上記の加工により削除した部分2に樹脂又はガ
ラスを用いた。なお3はへラドコア、4は巻線用の溝穴
である。そして各種の接合方向によりVTR用磁気ヘッ
ドを作成し、作成された磁気ヘッドの摩鳥試験を行い、
更に録再感度を調べた。耐摩耗試験は、通常のVTR装
置に、作成したヘッドを取付け、ヘッドとテープとの相
対速度を5.6 m/seeとし、100時間後の摩耗
を調べた。なおテープとしては(、rFe2O3+ C
o )テープを用い、実験は温室で行った。ヘッドの出
力は、耐摩耗試験の前に8 MHzにおける基準信号の
自己録再を調べ、同じ形状のガラス接合方式のMn−Z
nフェライト磁気ヘッドとの相対出力比較をdBで表示
した。
なお出力比較テストには(7”F1!203 + Co
’テープと抗磁力He = 10500eのメタルテ
ープを用いた。結果を以下に示す。
’テープと抗磁力He = 10500eのメタルテ
ープを用いた。結果を以下に示す。
録
タル
dB
dB
dB
dB
dB
dB
)
なお表中摩耗量のグミ一部とは第1図において2で示さ
れている部分でガラス又は樹脂部のことである。ガラス
接着法は耐摩耗特性において優れているが、高温から徐
冷しなければならず、この為非晶質合金の透磁率が劣化
し出力の低下をきたのキュリ一点Tc以下から200℃
ぐらいまでを急冷しないと透磁率が劣化することが知ら
れており、磁気特性をそこなわない為には200℃以下
の接着温度が望ましい。
れている部分でガラス又は樹脂部のことである。ガラス
接着法は耐摩耗特性において優れているが、高温から徐
冷しなければならず、この為非晶質合金の透磁率が劣化
し出力の低下をきたのキュリ一点Tc以下から200℃
ぐらいまでを急冷しないと透磁率が劣化することが知ら
れており、磁気特性をそこなわない為には200℃以下
の接着温度が望ましい。
〈実施例2〉
片ロールを用いた超急冷法により厚さ30μmのC07
6Mn6Nb14 B4非晶質リボンを作製した。これ
を350℃1時間回転磁場中熱処理をし1 kHzの透
磁率μ= 7,000を得た。次に非晶質リボン11を
センダスト板13でサンドイッチした複合コアを作製し
、やはり実施例1と同様センダストの1部を削除し、こ
こに耐摩耗粉末入り樹脂12を流し込みギャップ部を接
合し磁気ヘッドを作製した。次にセンダストのかわりに
Mn−Znフェライト板を用いて上述と同様の磁気ヘッ
ドを作成した。このようにして得られた磁気ヘッドの耐
摩耗性と自己録再感度を実施例1と同様の試験により評
価した結果を以下に示す。なおヘッド形状は実施例1と
同様なものに加工し、トラッ(表−2) 以上により本発明はガラスによるギャップ接合の困難な
非晶質合金の磁気ヘッドの構成に権めて有効な発明であ
ることがわかる。
6Mn6Nb14 B4非晶質リボンを作製した。これ
を350℃1時間回転磁場中熱処理をし1 kHzの透
磁率μ= 7,000を得た。次に非晶質リボン11を
センダスト板13でサンドイッチした複合コアを作製し
、やはり実施例1と同様センダストの1部を削除し、こ
こに耐摩耗粉末入り樹脂12を流し込みギャップ部を接
合し磁気ヘッドを作製した。次にセンダストのかわりに
Mn−Znフェライト板を用いて上述と同様の磁気ヘッ
ドを作成した。このようにして得られた磁気ヘッドの耐
摩耗性と自己録再感度を実施例1と同様の試験により評
価した結果を以下に示す。なおヘッド形状は実施例1と
同様なものに加工し、トラッ(表−2) 以上により本発明はガラスによるギャップ接合の困難な
非晶質合金の磁気ヘッドの構成に権めて有効な発明であ
ることがわかる。
第1図は本発明によるヘッドコアの一実施例の構造を示
す図、第2図は本発明によるヘッドコアの他の実施例の
構造を示す図である。 2・・・・・・・・・磁気ギャップの接合を行なう樹脂
もしくはガラスによって構成される部分、 3 ・・・・・・・・・ヘッドコア、 4 爪・・・・
・・巻き線用溝穴、11・・・・・・・・・非晶質合金
、 12・・・・・・・・・磁気ギャップの接合を行な
う耐摩耗粉末入り樹脂、 13・・・・・・・・・センダスト板。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第1 □ 第一0図 □コf− ン冨べ 3 /13
す図、第2図は本発明によるヘッドコアの他の実施例の
構造を示す図である。 2・・・・・・・・・磁気ギャップの接合を行なう樹脂
もしくはガラスによって構成される部分、 3 ・・・・・・・・・ヘッドコア、 4 爪・・・・
・・巻き線用溝穴、11・・・・・・・・・非晶質合金
、 12・・・・・・・・・磁気ギャップの接合を行な
う耐摩耗粉末入り樹脂、 13・・・・・・・・・センダスト板。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第1 □ 第一0図 □コf− ン冨べ 3 /13
Claims (4)
- (1) 対向するヘッドコア間に磁気ギャップを設け
これを接合するタイプの磁気ヘッドにおいて、耐摩耗性
に優れたセラミックの粉体を混入した樹脂により上記接
合がなされていることを特徴とする磁気ヘッド。 - (2) 前記ヘッドの少なくとも磁気テープに接する
磁気ギャップ部のコアが非晶質合金より成ることを特徴
とする特許請求の範囲第(1)項記載の磁気ヘッド。 - (3) 前記へッドコアが、トラック幅に合せて部分
的に削り取られた構造のものであり、前記樹脂は該削り
取られた部分に入れられていることを特徴とする特許請
求の範囲第(1)項記載の磁気ヘッド。 - (4) 特に磁気へラドコア部がフェライトと非晶質
合金もしくはセンダストと非晶質合金より構成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の磁
気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19563781A JPS5897122A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19563781A JPS5897122A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5897122A true JPS5897122A (ja) | 1983-06-09 |
Family
ID=16344474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19563781A Pending JPS5897122A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5897122A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5925621U (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-17 | 古河電気工業株式会社 | Vtr画像用磁気ヘツド |
JPS6038712A (ja) * | 1983-07-04 | 1985-02-28 | エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP19563781A patent/JPS5897122A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5925621U (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-17 | 古河電気工業株式会社 | Vtr画像用磁気ヘツド |
JPS6038712A (ja) * | 1983-07-04 | 1985-02-28 | エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
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