JPS589711B2 - ガラス繊維用ギヤザ−シユ−の洗浄装置 - Google Patents

ガラス繊維用ギヤザ−シユ−の洗浄装置

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Publication number
JPS589711B2
JPS589711B2 JP53083219A JP8321978A JPS589711B2 JP S589711 B2 JPS589711 B2 JP S589711B2 JP 53083219 A JP53083219 A JP 53083219A JP 8321978 A JP8321978 A JP 8321978A JP S589711 B2 JPS589711 B2 JP S589711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
gather
rail
cleaning device
glass fiber
Prior art date
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Expired
Application number
JP53083219A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511018A (en
Inventor
高田勇孝
中山銀蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP53083219A priority Critical patent/JPS589711B2/ja
Publication of JPS5511018A publication Critical patent/JPS5511018A/ja
Publication of JPS589711B2 publication Critical patent/JPS589711B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガラス繊維集束用のいわゆるギヤザーシュー
の自動洗浄装置に関するものである。
ガラスを溶融炉で溶融して、極めて細い単糸(モノフィ
ラメントという)として紡糸金具のブツシングから多数
本(数百本以上の場合がある)のモノフィラメントが引
き出されるが、それらのモノフィラメントを複数本(例
えば1本〜7本)のサブストランドに分割して集束する
ために、ギヤザーシューが用いられる。
この種のギヤザーシューは、両端に該シューを回軸自由
に軸支する軸支部を有する円筒状のカーボン材の周面に
一定の間隔をおいて断面(縦断面)■字形の溝を形成し
、それらの各溝に適当数のモノフィラメントが通過する
際、各溝内のフィラメントはv字溝の溝壁を摺擦して溝
底の鋭角をなす溝底に集るべく一定の張力のもとに進行
せしめられるが、前記ブツシングとギャザーシューの間
でフィラメントが互いに接着するためのサイジング剤(
例えば酢酸ビニル系のエマルジョン)が塗布される。
上記のようにサイジング剤の塗布のためにギャザーシュ
ーの溝部には該剤が付着し、長時間の間には堆積固化し
たサイジング剤のためにサブストインドとして集束され
たガラス繊維に毛羽立ちが発生し、または糸切れ等を生
ずる等の欠陥を逸れなかった。
上記の欠陥を軽減するために、ガラス繊維とギヤザーシ
ューの接触位置を適時変化させて使用する等の方途を講
じていたが、特に有効なものではなかった。
上記の如き事情に対応して、従来人手によりギヤザーシ
ューの洗浄を行っていたが、その洗浄の能率化と自動化
を計るために本発明を完成した。
本発明は、洗浄せんとするギヤザーシューを適当な間隔
をおいてレール上に支持移行せしめ、その移行中に先ず
高圧温水噴出ノズルにより洗浄し、ついでギヤザーシュ
ーの溝面に附着したサイジング剤を溶解する溶液の溶解
槽内へ浸漬した後高圧噴出ノズルにより温水洗浄を行う
ようにした装置で、以下一つの実施例を示す図面につい
て説明する。
第1図は、本発明の前記装置の全体を側面からみた立面
図(1部断面)で、第2図は高圧温水噴出ノズルによる
温水洗浄部を第1図の右方からみた側面図で両図はいず
れも概要図である。
第1図下方の斜線をほどこした部分は床面の断面を示し
、符号Aはギヤザーシューの供給部、Bは予備洗浄部、
Cは溶解洗浄部、Dは洗浄仕上げ部、Eは取出部を示し
ている。
Fは前記の各洗浄部を経由してギヤザーシューを搬送す
るチェーンの回動による搬送装置である,1はギャザー
シューで、その両端の支軸1′は、該支軸1′の間隔に
適応する間隔をおいて左右に並行して設けられたレール
2上に支持される。
前記レール2は第1図に示すように前記の洗浄部各部に
おいて後述する如く屈折、曲折または上昇下降して設け
られる。
4は前記各洗浄部の上方に架設された無端チェーンで、
左右2本が前記左右のレール2の間隔に関連して、レー
ルの間隔より広い間隔を以って(第2図)設けられ、そ
の駆動は電動モータ9によりベルトを介してスプロケッ
ト8を回転することにより行われ、チェーン4の屈曲個
所にはスプロケツ}8’,8”,8”’を配置し、また
各洗浄部におけるギヤザーシューの送行軌跡に沿って前
記チェーンを走行せしめるようこチェーンのガイドロー
ル7,7’,?”,7”′が設けられる。
なお前記チェーン4には適当な間隔をおいて、その走行
方向と直角方向に外方に突出する抑圧バー6の一端を固
定して設け、前記バー6の先端は前記レール2の外側に
沿って走行し、下部各洗浄部を前記バー6がチェーン4
の進行と共に移行する際には、ギヤザーシュ−1の支軸
1′に当接してシュー1をレール2上に沿ってこれを押
圧移行せしめる。
前記A乃至Eの各部における本発明の装置の作動をその
構成と共に説明すると次の如くである。
供給部Aにおいてはレール2は洗浄部Bに向って下降傾
斜し、供給部Aのレール2に洗浄すべきギャザーシュ−
1の両端支軸1′が支持されるように逐次載置されれば
前方(第1図の左方)に向って傾斜レール13上を転勤
下降するが、駆動チェーン4およびレール2が水平をな
すレール14上においてはバー6に当接したギャザーシ
ューがチェーン4の走行速度と同速に緩慢に移行し、該
シューに続くシューは傾斜レール13上にしばらく滞留
せしめられる。
前記のバー6によって前方へ移行せしめられるギヤザー
シューは、予備洗浄部Bへの入口で上方に円弧状に膨出
したレール15を乗り越えてV字状に凹陥するレール2
の下底部16に向ってチェーン4すなわちバー6の進行
よりも早く落ち込み、その際下方に平行し且ギャザーシ
ューを支持する二個の回転ロール10に支えられ、また
該回転ロールは電動モータMによって矢印の方向に回転
せしめられているので、バー6によって前記のレール2
の凹陥下底部16から前方へ持ち上げ移動せしめられる
まで急速に回転せしめられる。
この間に上方に設けられたノズル11から洗浄温水をギ
ャザーシューに噴射して、該シューの溝面を洗浄し付着
物を除去する。
ついでギャザ−シュー1はレール2に沿って前方に送ら
れ溶解液槽3に満たされた溶液中に下降し、液槽3内の
溶液例えばハロゲン化炭化水素の溶剤中を水平に移動し
て、前記シューに付着しているサイジング剤を溶解除去
する。
前記液槽3の末端部ではギヤザーシュ−1はレール2に
沿って上昇せしめられ、前記の予備洗浄部Bと同様の構
成をもった水洗部Dに移行せしめられノズル11からの
温水噴射によりさらに前記溶解槽において溶解付着して
いる溶剤その他の付着物を洗浄した後取出部Eにおいて
レール2の下降レール17に沿って下降し取り出されて
洗浄は完了する。
なお、前記円弧状に膨出したレール15は予備洗浄部B
および洗浄仕上げ部Dにおけるレールのv字状に凹陥す
る下底部の深さが充分に採れる場合は水平でも良い。
前記のように本発明の装置は、ギヤザーシュー1を供給
部Aに多数載置しておけば、該シューを連続的に運行さ
れるチェーン4にとりつけた押圧バー6の押し送りによ
り逐次前記ギャザーシューを前記バー6の進行とそのピ
ッチ間隔に合わせて一個づつ洗浄装置中を移行せしめる
ことにより自動的に洗浄することができると共に、ノズ
ルによる温水洗浄装置においてレールをV字状に凹陥さ
せているため無端チェーンを止めることなくギャザーシ
ューを充分に温水洗浄装置内に滞在させることができギ
ャザーシューの洗浄が確実にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の全体を示す立面図(一部断面図
)、第2図は同装置の温水噴射洗浄部の構成を示す立面
図である。 1・・・・・・ギヤザーシュー、2・・・・・・レール
、3・・・・・・溶解液槽、4・・・・・・無端チェー
ン、6・・・・・・押圧バー、7・・・・・・ガイドロ
ール、8・・・・・・スプロケット、10・・・・・・
回転ロール、11・・・・・・温水噴射ノズル、A・・
・・・・ギヤザーシュー供給部、B・・・・・・予備洗
浄部、C・・・・・・溶解洗浄部、D・・・・・・仕上
洗浄部、E・・・・・・取出し部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス繊維用ギヤザーシューをその両端支軸部にお
    いて支持する左右二本のレールと、該レール上に支持さ
    れたギャザーシューを前記両端支軸部において後方から
    押圧する押圧バーが一定間隔に配設されている無端チェ
    ーンとを設けると共に、該チェーンの下方走行部が前記
    レールに沿ってこれと平行状に走行することにより前記
    ギヤザーシューがレール上を移行せしめられる経路中に
    、ノズルによる温水洗浄装置と、ギャザーシューに附着
    したサイジング剤等の附着物を溶解する溶液中をギャザ
    ーシューが移行せしめられるようにした溶解槽とを設け
    た洗浄装置において、前記温水洗浄装置内のレールをV
    字状に凹陥せしめ、該凹陥部の下底部に前記ギャザーシ
    ューが落下したとき前記ギャザーシューの周面を下方か
    ら支持する駆動回転ロールを設け、かつ前記ノズルを前
    記凹陥部に落下したギャザーシューの上方に設けたこと
    を特徴とするガラス繊維用ギャザーシューの洗浄装置。
JP53083219A 1978-07-08 1978-07-08 ガラス繊維用ギヤザ−シユ−の洗浄装置 Expired JPS589711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53083219A JPS589711B2 (ja) 1978-07-08 1978-07-08 ガラス繊維用ギヤザ−シユ−の洗浄装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53083219A JPS589711B2 (ja) 1978-07-08 1978-07-08 ガラス繊維用ギヤザ−シユ−の洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511018A JPS5511018A (en) 1980-01-25
JPS589711B2 true JPS589711B2 (ja) 1983-02-22

Family

ID=13796195

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JP53083219A Expired JPS589711B2 (ja) 1978-07-08 1978-07-08 ガラス繊維用ギヤザ−シユ−の洗浄装置

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JP (1) JPS589711B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133614A (en) * 1979-04-06 1980-10-17 Fujikura Ltd Jumper unit for transmission line
JPS59140810U (ja) * 1983-03-10 1984-09-20 株式会社小林製作所 内面が中空の筒状コンクリ−ト製品の成形用型枠
JPS59204507A (ja) * 1983-05-07 1984-11-19 日本ゼニスパイプ株式会社 コンクリ−ト管体製造用型枠
JPH0316885B2 (ja) * 1985-03-04 1991-03-06 Noboru Toyoda
JPH06339916A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Chiyoda Tech & Ind Co Ltd 中空コンクリート製品成形用内枠

Cited By (5)

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JPH0316885B2 (ja) * 1985-03-04 1991-03-06 Noboru Toyoda
JPH06339916A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Chiyoda Tech & Ind Co Ltd 中空コンクリート製品成形用内枠

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JPS5511018A (en) 1980-01-25

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