JPS5895581A - 廃水処理における懸濁物の分離方法と装置 - Google Patents
廃水処理における懸濁物の分離方法と装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、廃水中の懸濁物を急速分離して処理する方
法と装置に関する。
法と装置に関する。
生活廃水や工場廃水を処理するのに、廃水中に鉄粉等の
感磁性粉体と凝集剤を混入することにより、感磁性粉体
に懸濁物を付着させて共凝集体とし、この共凝集体を磁
石に吸着させることにより懸濁物を水と分離させる方法
が知られている。
感磁性粉体と凝集剤を混入することにより、感磁性粉体
に懸濁物を付着させて共凝集体とし、この共凝集体を磁
石に吸着させることにより懸濁物を水と分離させる方法
が知られている。
この方法を実施するにあたり、従来は共凝集体が混在す
る槽内に永久磁石を取付けた円板やベルト状物の一部分
を浸漬設置して、回転しまたは運行することにより、円
板やベル）状物に吸着された共凝集体な、槽外で掻落す
などしてスラッジを回収していたものであるが、これで
は槽内の一庫個所を運行する磁石に付着した共凝集体の
みが回収され、磁石より遠い位置にあるものは磁石に段
着されることなく、いつまでも槽内に残存することとな
り、たとえ槽内を攪拌しても全部の共凝集体を回収する
ことはできず、放流される処理済水の中に混じって出る
もので、十分な浄化機能をもつものではなかった。
る槽内に永久磁石を取付けた円板やベルト状物の一部分
を浸漬設置して、回転しまたは運行することにより、円
板やベル）状物に吸着された共凝集体な、槽外で掻落す
などしてスラッジを回収していたものであるが、これで
は槽内の一庫個所を運行する磁石に付着した共凝集体の
みが回収され、磁石より遠い位置にあるものは磁石に段
着されることなく、いつまでも槽内に残存することとな
り、たとえ槽内を攪拌しても全部の共凝集体を回収する
ことはできず、放流される処理済水の中に混じって出る
もので、十分な浄化機能をもつものではなかった。
本発明は、重力および磁着を利用して、迅速。
確実に共凝集体を捕捉し、急速沈降と強制分離を可能に
するもので、以下添付の実施例示図に基づいて説”明す
る。
するもので、以下添付の実施例示図に基づいて説”明す
る。
内槽（１）と外槽（２）からなる分離槽の底（３）を下
向の円錐状として底面内側に磁石（４）を敷設し、内槽
（１）の底面を、磁石（４）に比較的近く配置して通液
路（５）を構成し、底の中央を開口部（６）として、内
槽（１）の上方に、別のａＩ整槽や曝気酸化槽に連なる
送水管（７）から供給される懸濁物が、感磁性粉体に付
着した共凝集体を含む廃水が通液路（６）を通って外槽
に出るとき、磁石（４）が感磁性粉体を含む共凝集体を
吸着することにより外槽（２）内を上昇する廃水は浄化
されて放出管（８）より放流されるものである。
向の円錐状として底面内側に磁石（４）を敷設し、内槽
（１）の底面を、磁石（４）に比較的近く配置して通液
路（５）を構成し、底の中央を開口部（６）として、内
槽（１）の上方に、別のａＩ整槽や曝気酸化槽に連なる
送水管（７）から供給される懸濁物が、感磁性粉体に付
着した共凝集体を含む廃水が通液路（６）を通って外槽
に出るとき、磁石（４）が感磁性粉体を含む共凝集体を
吸着することにより外槽（２）内を上昇する廃水は浄化
されて放出管（８）より放流されるものである。
一方、通液路（５）内には磁石（４）面に接する１枚ま
たは数枚の掻板（９）が内槽（１）の中心にあって動力
で回転する回転軸Ｑｌに取付けられて回転することによ
り、磁石（４）に吸着された共凝集体を掻くことにより
、円錐斜面に添って円錐底中央に落し、スラッジ取出管
αηから槽外に取出すものである。
たは数枚の掻板（９）が内槽（１）の中心にあって動力
で回転する回転軸Ｑｌに取付けられて回転することによ
り、磁石（４）に吸着された共凝集体を掻くことにより
、円錐斜面に添って円錐底中央に落し、スラッジ取出管
αηから槽外に取出すものである。
このように本発明方法と装置を使用すれば、磁石（４）
は槽の底にあるので、共凝集体が自然重力によって沈降
するのに加えて、磁力が共凝集体を吸引するので大巾に
沈降速度を早め、しかも共凝集体を含んだ廃水は必らず
磁石（４）に面した狭い通路（５）を通らねばならない
から、共凝集体は強制的に磁石（４）に吸着されること
になって、外槽（２）内を上昇する廃水は懸濁物を含ま
ない清浄水となって上端から放出管（８）を通って放流
され、磁石（４）に吸着された共凝集体は、掻板（９）
によって常時掻落されるから、磁石（４）面は常時新し
く機能するものである。
は槽の底にあるので、共凝集体が自然重力によって沈降
するのに加えて、磁力が共凝集体を吸引するので大巾に
沈降速度を早め、しかも共凝集体を含んだ廃水は必らず
磁石（４）に面した狭い通路（５）を通らねばならない
から、共凝集体は強制的に磁石（４）に吸着されること
になって、外槽（２）内を上昇する廃水は懸濁物を含ま
ない清浄水となって上端から放出管（８）を通って放流
され、磁石（４）に吸着された共凝集体は、掻板（９）
によって常時掻落されるから、磁石（４）面は常時新し
く機能するものである。
こうして取出された共凝集体スラッジはポンプによって
再び曝気酸化槽に戻して循環するものである。
再び曝気酸化槽に戻して循環するものである。
本発明の効果の一つである高速沈降の度合を比較実験し
た結果、第２図に示すような顕著な成果が得られた。
た結果、第２図に示すような顕著な成果が得られた。
すなわち、（４）は廃水のみの沈降曲線、（Ｂ）は感磁
性粉体として鉄粉を８０００ ＰＰＭ 添加した重力の
みによる沈降曲線、（０）は（Ｂ）と同じく感磁性粉体
として鉄粉を８０００ ＰＰＭ 添加したものを、容器
の底に磁石を敷いて重力＋磁力による沈降曲線を示した
もので、この図で明らかな如く、（ム）では懸濁物の比
重が軽いため沈降は極ゆで緩慢であり、（Ｂ）では感磁
性粉体の比重が大きいことにより沈降は大巾に早まって
いる。さらに、（０）では磁力による吸引が加わって急
速沈降が果され、（Ｂ）で８時間後にやつと５０％沈降
のものに比べ、（０）では約２０分で２０％の沈降飽和
の状態に達し得た。
性粉体として鉄粉を８０００ ＰＰＭ 添加した重力の
みによる沈降曲線、（０）は（Ｂ）と同じく感磁性粉体
として鉄粉を８０００ ＰＰＭ 添加したものを、容器
の底に磁石を敷いて重力＋磁力による沈降曲線を示した
もので、この図で明らかな如く、（ム）では懸濁物の比
重が軽いため沈降は極ゆで緩慢であり、（Ｂ）では感磁
性粉体の比重が大きいことにより沈降は大巾に早まって
いる。さらに、（０）では磁力による吸引が加わって急
速沈降が果され、（Ｂ）で８時間後にやつと５０％沈降
のものに比べ、（０）では約２０分で２０％の沈降飽和
の状態に達し得た。
尚、装置の製作にあたって、円錐面に磁石を貼る時、小
型の磁石を多数並べる場合が多し）ので、表面を平滑と
するために薄いステンレス板とか、耐磨性のプラスチッ
クで磁石面を覆う場合もある。
型の磁石を多数並べる場合が多し）ので、表面を平滑と
するために薄いステンレス板とか、耐磨性のプラスチッ
クで磁石面を覆う場合もある。
本発明の要旨は共凝集体を含む廃水を必らず槽の底の狭
い磁石に面した通液路を通すことにあ゛す、このことに
よって従来の方法や装置では果し得なかった懸濁物の分
離を高速沈降と磁着率の向上により浄化効率を大きく高
め、設備の小型化、簡易化を実現し、トータルランニン
グコストを大巾に低減し得て、すこぶる経済的で実際に
即した顕著な効果を発揮し得るものである。
い磁石に面した通液路を通すことにあ゛す、このことに
よって従来の方法や装置では果し得なかった懸濁物の分
離を高速沈降と磁着率の向上により浄化効率を大きく高
め、設備の小型化、簡易化を実現し、トータルランニン
グコストを大巾に低減し得て、すこぶる経済的で実際に
即した顕著な効果を発揮し得るものである。
第１図は本発明方法を実施する装置の一実施例を示す中
央縁断面図、第２図は沈降速度を比較して示した図であ
る。 １・・内槽 ２・・外槽 ８・・底 ４・・磁石５・・
通液路 ６・・開口部 ７・・送水ｔ８・・放水管 ９
・・掻板 ｌＯ・・回転軸 １１・・スラッジ取出管。 （外１名） 第２図 贅 手続補正書（自発） 昭和５７年１月６日 特許庁長官 島田春樹 殿 １、事件の表示 昭和５６年符 許願第１９４１１０号２°発明ｏ名
ｍ 廃水処、、おけ、１゜分離方法、装ヨ８ 補正の内
容 別紙の通り ８、補正の内容 （１） 明細書３頁５行、「磁着を利用して」とある
を「磁力を利用して」と訂正する。 （２）図面。 以上 手続補正書（自発） 昭和５７年１０月６日 特許庁長官 着杉和夫 殿 １ 事件の表示 昭和８６年特 許願第１９４１１０号３ 補正をする
者 事件との関係 特許出願人 ５、 補正命令の日付 自 発。 ６ 補正により増加する発明の数 ０７、補正の対
象 明 細 書 （訂正）１、発明の名
称 廃水処理における懸濁物の分離方法と装置２、特許請求
の範囲 ■ 懸濁物を含む廃水の処理槽内に感磁性粉体す必要に
応じて凝集剤を添加して、懸濁物を感磁性粉体に付着さ
せた共凝集体を、磁石に吸着させることにより水と分離
さ−せる方法において、分離槽の底に磁石を敷設して、
゛流入する廃水中の共凝集体を重力沈降に加えて磁気吸
着により急速沈降させるとともに、この磁石に面して比
較的狭い通液路を形成して、廃水がこの通液路な通過す
ることにより、共凝集体を磁石に吸着させることを特徴
とする、廃水処理における懸濁物の分離方法。 ■ 内外二重に構成した分離槽の外槽の底を下向の円錐
状として底面内側に磁石を敷設し、内槽の裏の中 を開
口するとともに底面を磁石に比較的近く配置して内槽か
ら外槽に出る磁石に面した通液路を構成し内槽に供゛給
される、懸濁物が感磁性粉体に付着した共凝集体を含む
廃水が、通液路な通って外 上 の か 槽外に出
る間に、磁石が吸着した共凝集体を、磁石面に接触して
回転する掻板ｆ：ｌ旦３円錐底中央に掻落し、これを外
部に取出す取出口な円錐底中央に設けたことを特徴とす
る、廃水処理蓼おける懸濁物の分離装置０３、発明の詳
細な説明 この発明は、活性汚泥法または凝集沈澱法によって連続
処理するに当って廃水中の有機または無機懸濁物を急速
分離する方法と装置に関する・生活廃水や工場廃水な処
理するのに、処理槽内に鉄粉等の感磁性粉体と必要に応
じて凝集剤を混入することにより、感磁性粉体に有機ま
たは無機懸濁物を付着させて、共凝集体とし、この共凝
集体を磁石に吸着させることにより懸濁物を水と分離さ
せる方法が知られているが、従来のものは急速沈澱を目
的とするものではなく、共凝集体が混在する槽内に永久
磁石を取付けた円板やベルト状物の一部分を浸漬設置し
て、回転しまたは運行することにより、円板やベルト状
物に吸着された共凝集体を、槽外で掻落すなどしてスラ
ッジな回収していたものであるが、これでは槽内の一定
個所を運行する磁石に吸着した共凝集体のみが回収され
、磁石より遠い位置にあるものは磁石に吸着されること
なく、いつまでも槽内に残存することとなり、たとえ槽
内な攪拌しても全部の共凝集体を回収することはできず
、放流される処理済水の中に混じって出るもので、十分
な浄化機能をもつものではなかった。 本発明は、重力および磁力を利用して、迅速。 確実に共凝集体を捕捉し、急速沈降と強制分離を可能に
して連続処理することを目的としたもので、以下添付の
実施偶示図に基づいて説明する。 内槽Ｌｌ）と外槽（２）からなる分離槽の外槽（２）の
底（３）な下向の円錐状として底面内側に永久磁石また
は電磁石（４）を敷設し、内槽（１）の底の中央を開口
部（６）′とするとともに底面な磁石（４）に比較的近
く配置して内槽（１）から外槽（２）に出る通液路（５
）Ｉ構成し、内槽（１）の上方に、別の攪拌槽または曝
気槽等に連なる送水管（７）から供給される懸濁物が四
三酸化鉄の如き感磁性粉体に付着した共凝集体を含む廃
水が、性粉体を含む共凝集体な吸着することにより外槽
（２）内を上昇する廃水は浄化されて外槽上部に設けた
放水管（８）より放流されるものである。 一方、通液路（５）内には磁石（４７（Ｉに接する１枚
ま、たは数枚の掻板（９）が内槽（１）の中心にあって
動力で回転する回転軸（至）に取付けられて回転する仁
とにより、磁石（旬に吸着された共凝集体を掻いて、円
錐ｉ面に添って円錐底中央に落し、円錐底中央に設けた
スラッジ取出管（６）から槽外に取出すものである。 このように本発明方法と装置を使用すれば、磁石（４）
は櫂の底にあるので、共凝集体が自然重力によって沈降
するのに加えて、磁力が共凝集体を吸着するので大巾に
沈降速度を早め、しかも共凝集体を含んだ廃水は必ず磁
石（４）に面した挟い通液路（５）を通らねばならない
から、共凝集体は強制的に磁石（４）に吸着されること
になって、外槽（２）内を上昇する廃水は懸濁物な含ま
ない清浄水となって上端から放水５（８）を通って放流
され、磁石（４）に吸着された共凝集体は、掻板（９）
によって常時掻落されるから、磁石（４）面は常時新し
く機能するものであるＯ こうして取出された共凝集体スラッジは、活性汚泥法に
よる場合はポンプによって再び曝気槽等に戻して循環し
、凝集沈澱法による場合は、脱水した後車処理するもの
ある＠ 感磁性粉体に四三酸化鉄を使用すれば永く廃水中に在っ
ても腐蝕することがないから、長期にわたって使用でき
るものである。 本発明の効果の一つである高速沈降の度合を、活性汚泥
法により比較実験し友結果、第゛２図に示すような顕著
な成果が得られた。 すなわち、（４）は廃水のみの沈降曲線、（２）は感磁
性粉体として鉄粉を８０００２’ＰＭ添加した重力のみ
による沈降曲線、（０）はに）と同じく感磁性粉体とし
て鉄粉ｔ’ ８０００Ｆｍ’Ｍ ＠加したもの【、容器
の底に磁石を敏いて重力士磁力による沈降曲線を示した
もので、この図で明らかな如く、（４）では懸濁物の比
重が軽いため沈降は極めて緩慢であり、―）では感磁性
粉体の比重が大きいことにより沈降は大巾に早まってい
る。さらに、（０）では磁力による吸引が加わって急速
沈降が果され、―）で８時間後にやつと５０≦沈降のも
のに比べ、（０）では約２０分で２０襲の沈降飽和の状
態に達し得＊。 また、凝集沈澱法による場合は、凝集剤を併用すること
により、上記活性汚泥法の場合と近似の結果が得られた
・ 尚、磁石（４）面に、平滑性・耐蝕性・耐磨耗性・安全
性等のために、ステンレス板とかプラスチック等を覆う
場合もある。 本発明の要旨は共凝集体を含む廃水を必ず槽の底の狭い
磁石に面した通液路を通すことにあり、このことによっ
て従来の方法や装置では果し得なかった懸濁物の分＠Ｔ
ｅ高速沈降と磁着率の向上により浄化効率を太き（高め
、設備の小車化１ｗ易化を実現し、シータルランエング
コス）を大巾に低減し得て、すこぶる経済的で実際に即
した顕著な効果を発揮し得るものである。 ４、図面の簡単な説明 第１ｍは本発明方法を実施する装置の一実施例な示す中
央縦断面図、ｆ／Ｍ２図は沈降速度を比較して示した図
である。 １・・内槽 ２・・外槽 ３・・底 ４・・磁石５・・
通液路 ６・・開口部 フ・・送水管 ８・・放水管
９・・掻板 １０・・回転軸 １１・・ ゛スラッジ
取出管＠ 特 許 出願人 清進産業株式会社 ４８２−
央縁断面図、第２図は沈降速度を比較して示した図であ
る。 １・・内槽 ２・・外槽 ８・・底 ４・・磁石５・・
通液路 ６・・開口部 ７・・送水ｔ８・・放水管 ９
・・掻板 ｌＯ・・回転軸 １１・・スラッジ取出管。 （外１名） 第２図 贅 手続補正書（自発） 昭和５７年１月６日 特許庁長官 島田春樹 殿 １、事件の表示 昭和５６年符 許願第１９４１１０号２°発明ｏ名
ｍ 廃水処、、おけ、１゜分離方法、装ヨ８ 補正の内
容 別紙の通り ８、補正の内容 （１） 明細書３頁５行、「磁着を利用して」とある
を「磁力を利用して」と訂正する。 （２）図面。 以上 手続補正書（自発） 昭和５７年１０月６日 特許庁長官 着杉和夫 殿 １ 事件の表示 昭和８６年特 許願第１９４１１０号３ 補正をする
者 事件との関係 特許出願人 ５、 補正命令の日付 自 発。 ６ 補正により増加する発明の数 ０７、補正の対
象 明 細 書 （訂正）１、発明の名
称 廃水処理における懸濁物の分離方法と装置２、特許請求
の範囲 ■ 懸濁物を含む廃水の処理槽内に感磁性粉体す必要に
応じて凝集剤を添加して、懸濁物を感磁性粉体に付着さ
せた共凝集体を、磁石に吸着させることにより水と分離
さ−せる方法において、分離槽の底に磁石を敷設して、
゛流入する廃水中の共凝集体を重力沈降に加えて磁気吸
着により急速沈降させるとともに、この磁石に面して比
較的狭い通液路を形成して、廃水がこの通液路な通過す
ることにより、共凝集体を磁石に吸着させることを特徴
とする、廃水処理における懸濁物の分離方法。 ■ 内外二重に構成した分離槽の外槽の底を下向の円錐
状として底面内側に磁石を敷設し、内槽の裏の中 を開
口するとともに底面を磁石に比較的近く配置して内槽か
ら外槽に出る磁石に面した通液路を構成し内槽に供゛給
される、懸濁物が感磁性粉体に付着した共凝集体を含む
廃水が、通液路な通って外 上 の か 槽外に出
る間に、磁石が吸着した共凝集体を、磁石面に接触して
回転する掻板ｆ：ｌ旦３円錐底中央に掻落し、これを外
部に取出す取出口な円錐底中央に設けたことを特徴とす
る、廃水処理蓼おける懸濁物の分離装置０３、発明の詳
細な説明 この発明は、活性汚泥法または凝集沈澱法によって連続
処理するに当って廃水中の有機または無機懸濁物を急速
分離する方法と装置に関する・生活廃水や工場廃水な処
理するのに、処理槽内に鉄粉等の感磁性粉体と必要に応
じて凝集剤を混入することにより、感磁性粉体に有機ま
たは無機懸濁物を付着させて、共凝集体とし、この共凝
集体を磁石に吸着させることにより懸濁物を水と分離さ
せる方法が知られているが、従来のものは急速沈澱を目
的とするものではなく、共凝集体が混在する槽内に永久
磁石を取付けた円板やベルト状物の一部分を浸漬設置し
て、回転しまたは運行することにより、円板やベルト状
物に吸着された共凝集体を、槽外で掻落すなどしてスラ
ッジな回収していたものであるが、これでは槽内の一定
個所を運行する磁石に吸着した共凝集体のみが回収され
、磁石より遠い位置にあるものは磁石に吸着されること
なく、いつまでも槽内に残存することとなり、たとえ槽
内な攪拌しても全部の共凝集体を回収することはできず
、放流される処理済水の中に混じって出るもので、十分
な浄化機能をもつものではなかった。 本発明は、重力および磁力を利用して、迅速。 確実に共凝集体を捕捉し、急速沈降と強制分離を可能に
して連続処理することを目的としたもので、以下添付の
実施偶示図に基づいて説明する。 内槽Ｌｌ）と外槽（２）からなる分離槽の外槽（２）の
底（３）な下向の円錐状として底面内側に永久磁石また
は電磁石（４）を敷設し、内槽（１）の底の中央を開口
部（６）′とするとともに底面な磁石（４）に比較的近
く配置して内槽（１）から外槽（２）に出る通液路（５
）Ｉ構成し、内槽（１）の上方に、別の攪拌槽または曝
気槽等に連なる送水管（７）から供給される懸濁物が四
三酸化鉄の如き感磁性粉体に付着した共凝集体を含む廃
水が、性粉体を含む共凝集体な吸着することにより外槽
（２）内を上昇する廃水は浄化されて外槽上部に設けた
放水管（８）より放流されるものである。 一方、通液路（５）内には磁石（４７（Ｉに接する１枚
ま、たは数枚の掻板（９）が内槽（１）の中心にあって
動力で回転する回転軸（至）に取付けられて回転する仁
とにより、磁石（旬に吸着された共凝集体を掻いて、円
錐ｉ面に添って円錐底中央に落し、円錐底中央に設けた
スラッジ取出管（６）から槽外に取出すものである。 このように本発明方法と装置を使用すれば、磁石（４）
は櫂の底にあるので、共凝集体が自然重力によって沈降
するのに加えて、磁力が共凝集体を吸着するので大巾に
沈降速度を早め、しかも共凝集体を含んだ廃水は必ず磁
石（４）に面した挟い通液路（５）を通らねばならない
から、共凝集体は強制的に磁石（４）に吸着されること
になって、外槽（２）内を上昇する廃水は懸濁物な含ま
ない清浄水となって上端から放水５（８）を通って放流
され、磁石（４）に吸着された共凝集体は、掻板（９）
によって常時掻落されるから、磁石（４）面は常時新し
く機能するものであるＯ こうして取出された共凝集体スラッジは、活性汚泥法に
よる場合はポンプによって再び曝気槽等に戻して循環し
、凝集沈澱法による場合は、脱水した後車処理するもの
ある＠ 感磁性粉体に四三酸化鉄を使用すれば永く廃水中に在っ
ても腐蝕することがないから、長期にわたって使用でき
るものである。 本発明の効果の一つである高速沈降の度合を、活性汚泥
法により比較実験し友結果、第゛２図に示すような顕著
な成果が得られた。 すなわち、（４）は廃水のみの沈降曲線、（２）は感磁
性粉体として鉄粉を８０００２’ＰＭ添加した重力のみ
による沈降曲線、（０）はに）と同じく感磁性粉体とし
て鉄粉ｔ’ ８０００Ｆｍ’Ｍ ＠加したもの【、容器
の底に磁石を敏いて重力士磁力による沈降曲線を示した
もので、この図で明らかな如く、（４）では懸濁物の比
重が軽いため沈降は極めて緩慢であり、―）では感磁性
粉体の比重が大きいことにより沈降は大巾に早まってい
る。さらに、（０）では磁力による吸引が加わって急速
沈降が果され、―）で８時間後にやつと５０≦沈降のも
のに比べ、（０）では約２０分で２０襲の沈降飽和の状
態に達し得＊。 また、凝集沈澱法による場合は、凝集剤を併用すること
により、上記活性汚泥法の場合と近似の結果が得られた
・ 尚、磁石（４）面に、平滑性・耐蝕性・耐磨耗性・安全
性等のために、ステンレス板とかプラスチック等を覆う
場合もある。 本発明の要旨は共凝集体を含む廃水を必ず槽の底の狭い
磁石に面した通液路を通すことにあり、このことによっ
て従来の方法や装置では果し得なかった懸濁物の分＠Ｔ
ｅ高速沈降と磁着率の向上により浄化効率を太き（高め
、設備の小車化１ｗ易化を実現し、シータルランエング
コス）を大巾に低減し得て、すこぶる経済的で実際に即
した顕著な効果を発揮し得るものである。 ４、図面の簡単な説明 第１ｍは本発明方法を実施する装置の一実施例な示す中
央縦断面図、ｆ／Ｍ２図は沈降速度を比較して示した図
である。 １・・内槽 ２・・外槽 ３・・底 ４・・磁石５・・
通液路 ６・・開口部 フ・・送水管 ８・・放水管
９・・掻板 １０・・回転軸 １１・・ ゛スラッジ
取出管＠ 特 許 出願人 清進産業株式会社 ４８２−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 懸濁物を含む廃水中に感磁性粉体を添加して懸濁物
を感磁性粉体に付着させた共凝集体を、磁石に吸着させ
ることにより水と分離させる方法において、分離槽の底
に磁石を敷設して、流入する廃水中の共凝集体を重力沈
降に加えて磁気吸着により急速沈降させるとともに、こ
の磁石に面して比較的狭い通液路を形成して廃水がこの
通液路な通過することにより、共凝集体を磁石に吸着さ
せることを特徴とする、廃水処理における懸濁物の分離
方法。 ■ 内外二重に構成した分離槽の底を下向の円錐状とし
て底面内側に磁石を敷設し、内槽の底面を磁石に比較的
近く配置して通液路を構成し、底の中央を開口して内槽
に供給される、懸濁物が感磁性粉体に付着した共凝集体
を含む廃水が、通液路を通って槽外に出る間に磁石が吸
着した共凝集体を、磁石面に接触して一転する掻板によ
り円錐底中央に掻落し、これを外部に取出すようにした
ことを特徴とする、廃水処理における懸濁物の分離装置
。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56194110A JPS5852718B2 (ja) | 1981-12-01 | 1981-12-01 | 廃水処理における懸濁物の分離方法と装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56194110A JPS5852718B2 (ja) | 1981-12-01 | 1981-12-01 | 廃水処理における懸濁物の分離方法と装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5895581A true JPS5895581A (ja) | 1983-06-07 |
| JPS5852718B2 JPS5852718B2 (ja) | 1983-11-24 |
Family
ID=16319084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56194110A Expired JPS5852718B2 (ja) | 1981-12-01 | 1981-12-01 | 廃水処理における懸濁物の分離方法と装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4502958A (ja) |
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