JPS5893718A - 共重合ポリエステル - Google Patents

共重合ポリエステル

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JPS5893718A
JPS5893718A JP19069181A JP19069181A JPS5893718A JP S5893718 A JPS5893718 A JP S5893718A JP 19069181 A JP19069181 A JP 19069181A JP 19069181 A JP19069181 A JP 19069181A JP S5893718 A JPS5893718 A JP S5893718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymerized polyester
nucleating agent
hydrocarbon group
general formula
polyester
Prior art date
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Pending
Application number
JP19069181A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kawachi
河内 進
Katsuyuki Nakamura
克行 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP19069181A priority Critical patent/JPS5893718A/ja
Publication of JPS5893718A publication Critical patent/JPS5893718A/ja
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は共重合ポリエステルに関する。爽に詳ししくけ
溶融加工安定性を改良した結晶性ポリエステル組成物に
関するもの、である。特にポリエチレンテレ7タレート
は結晶化速度が遅い為に、射出成形用プラスチックとし
て用いる場合に金型温度を150℃以上にする必要があ
り、通常使用する100℃以下の金型温度では金型内で
の結晶化が十分でなく、得られた成形品の表面光沢や寸
法安定性が悪く、実用上問題があった。ポリエチレンテ
レフタレートの結晶化速度の低い理由は融液状態から結
晶状aに移行する場合の結晶核生成の活性化エネルギー
が大きく、−核の生成に大きな過冷却度を要し、さらに
はそのような過冷却状態ではセグメントの運動性が低く
な9、結晶の生成速度が遅くなる為であることが知られ
ている。
このため、これまでもポリエチレンテレフタレートの結
晶化身促進させ、このような欠点を改良すべく抛々の対
策がなされてきた。例えば、メルク等゛の無機粒子、有
機カルボン類の金属塩等を配合する方法(特公昭44−
7542号公報、特公1184g−4097号公%)や
ポリエチレンテレフタレートの末端部をイオン化する方
法(特開昭56−82911号公報)等が知られている
。しかしながら、このような方法ではポリエチレンテレ
フタレートの結晶化促進には限度があ如、成形時の金型
温度が100 ℃以下まで下げる事は困難であり、さら
に、低分子有機促進剤を配合する方法(特開昭54−1
58452号臥@)ニよって補われているが、これらの
配合時や溶融加工時にポリエチレンテレフタレートの劣
化を引き起したシ、低分子有機促進剤が揮発する等の問
題を伴うものであった。
本発明者等は、ポリエチレンテレフタレートの結晶化速
度を向上する方法として、溶融状態から結晶状態に移行
する際の結晶核生成の活性化エネルギーを小さくする方
法が有効ではないかと考木洩々検討を行ってきた。すな
わち、溶融状態から冷却過程においてポリエチレンテレ
フタレー)O凝集過程、ここに結晶核剤を添加したとき
の凝集過程の有効性、結晶核生成の活性化エネルギーと
の関係、結晶成長への影響などについて鋭意研究を行っ
てきた。その過程においである種のアミドをポリエチレ
ンテレフタレートの末端部に結合せしめると成形後の熱
収縮率が小さく、寸法安定性を向上させる事が可能とな
ったばかりでなく、溶融加工安定性をも向上できること
など実用上極めて望ましい事が見い出され、またポリエ
チレンテレフタレートばかりでなく、他のポリエステル
においても有効であることがわかり、更に研究を重ねた
結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明の第1発明は、 一般式(I) R−X−Ar+Y−A;−) H(I)n で表わされる化合物をポリエステルの重合時に全ジカル
ボン酸成分に対して0.1〜1重量%添加してなる、固
有粘度が0.4以上である共重合ポリエステル(式中、
Rは炭素数2以下の炭化水素基または水素、Xはエステ
ル結合、Yはアンド結合、鼾、帰は芳香環またはシクロ
ヘキサン環を表わし、nは1〜3の数である。)である
本発明で用いる一般式(I) R−X −Ar + Y −M +rLH(I )(式
中、Rは炭素数2以下の炭化水素基または水素、Xはエ
ステル結合、Yはアミド結合、Ar g斜は芳香環また
はlクロヘキサン環を表わす。)で表わされる化合物は
、例えば、 等である。これらのポリエステルの重合時に添加する量
は0.05−1重量−が好ましく、0.05重量−より
少ないと添加効果が小さく溶融加工安定性、熱収縮率の
改善は不十分であ抄、1重量−より多いとポリエステル
の分子量が小さくなり好ましくない。
本発明で用いるポリエステルはポリアルキレンテレフタ
レートが好ましい。仁のようなポリアルキレンテレフタ
レートはテレフタル酸成分が全酸成分の曽モル嘔以上か
らなるものが、熱安定性や結晶性などの点から望ましい
例えば、これらの例としてポリエチレンテレフタレート
、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフ
タレート、ポリなどのホモポリマーやコポリ賃−でおる
が、特に本発明で効果的に用いられるものは、ポリエチ
レンテレフタレートホモポリマー、エチレンテレフタレ
ート繰り返し単位が70モルチ以上からiる量の他のポ
リエステルとの混合物であり、該ポリエステルの固有粘
度゛がフェノール対テトラクロルエタンが重量比で6対
4である混合溶媒中、35℃で求めた固有粘度が0.4
以上である事が望ましい。
本発明を更に効果的に用いるためには、上記ポリエステ
ルに結晶核剤を添加し、射出成形用の組成物に用いる・
方′法であり、それ数本発明の第2発明は、 一般式(I) R−X−Ar+Y−)h;+nH(I)で表わされ1化
合物(A)をポリエステルの重合時に全ジカルボン酸成
分に対して0.1〜1重t9g添加してなり、固有粘度
が0.4以上である共重合ポリエステル100重量部に
対し結晶核剤(B)を0.110重量部配合してなる射
出成形用共重合ポリエステル組成物 (式中、Rは炭素数2以下の炭化水素基または水素、X
はエステル結合、Yはアミド結合、訃。
Alは芳香環またはシクロヘキサン環を表わし、nは1
〜3の数である。)である。
本発明で(B)成分として用いる結晶核剤け、従来公知
の種々の化合物、例えば文献Plastlcs Age
Noマー92 (1981)に記載の物などが用いられ
る。例示するならば、アルミニウムシリケート、アル々
ニウムカルシウJシリケート、金属酸化物、マイカ等の
無機粉末、ステアリン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウ
ム、テレフタル酸モノメチルナトリウム、エチレンとア
クリル酸またはメタクリル酸との共重合物のナトリウム
塩、スチレンと無水マレイン酸との共重合物のナトリウ
ム塩等の有機カルボン酸のナトリウム塩等であり、好ま
しくは(1)アミド結合の2個以上で連結され、かつ2
70℃以下で融解または分解し々いボリア建ド類(li
)  一般式(IF)、(1) で表わされる有機酸の金属塩 (式中、M、M’は同一または相異なるアルカリ金属で
あ抄、nおよびmは1tたは雪である)(至)タルクの
いずれか1種または2種以上であり、特に好ましくは上
記(1) 、 (1)でありこれらの核剤拡、本発明(
A)成分であるポリエチレンテレフタレートが溶融状態
から金型内で冷却するとき、長い誘導期間を要すること
表く結晶化を起せしめる効果が強い事や、(C)成分と
の相乗的な結晶化促進効果が強い事、またこれらの核剤
を用いる時に(ム)成分のポリエチレンテレフタレート
の劣化が少ない事等の効果に優れている〇こむで、上記
(1)のポリアミド類とは、−■−Arc −CO− −Nu −Axg −Nu − −CO−Arm−CO− 一皿−Ar4 −CO−Ars (式中のAr1 g ArB a Arcは2価の炭化
水素基、Ar4 # k@は1価の炭化水素基である)
で表わされるアセト形成基の1種以上がアミド結合で連
結されたポリアミド類であって、該ポリアミド類の分子
中のアζド結合の数が2以上、がっ!70 ’C以下で
融解および分解しないポリアミド類である。
こζでArlの例としては、好ましくは−CHfiCH
,−、−CHj−乙\−,−CHfi−θ”  、 −
CHg−/’T’\−C11=−。
−4;’−、、7−などであり、Ag 、 Ar10例
としては、好ましくは÷CHrh *−1乙\−1・1
、”、、” 、−□ ○)CHl ′v¥−。
−/:a>NH(F’; 、式8゛、−岡一く〈\−、
−qso、4℃。
−<”)’、X−G’= −、−■−1−どL’+−0
−’に’ −、−CH「、、、’lに’ −CHl−特
に好ましくはArl e Ay婁およびArcのいずれ
も8価の芳香族炭化水素基でToヤ、Ar4 e Ar
cが共K1価の芳香族炭化水素基の場合であり、Ar4
 、 ArBが共E1価の芳香族炭化水素基の場合であ
り、核剤としての効果とともに熱安定性の点でも優れて
いるO これらのボリアtド類社ホ毫ポリマー、ランダムコポリ
マー、プルツクコポリ!−のいずれでも良く、マた他の
ポリマーとのブロック−ポリマー、グラフトコポリマー
であっても良いが、該ボリア々ドO融解あるいは分解は
10℃以下で起らないもの、q#に好ましくは300℃
以下で融解または分解しないものである◇ ポリアミド類の分子中のアミド結合の数の和は3以上で
あり、上限はqIgK表い。ただし、これら結晶核剤の
ポリアンド類は(A)成分ポリエチレンテレフタレート
中に極めて微小な状態に分散されることが必要であり、
機械的に粉砕したポリアンド類を用いメルトブレンドし
た沙、核ポリアミド類の溶液を共沈殿剤と共に沈殿させ
分散し易くして(A)成分とブレンドする方法、ポリア
ミド類の溶液を(A)成分ポリエチレンテレフタレート
の溶液を溶液ブレンドする方法などがあるが、ポリアミ
ド類の分子中のアセト結合の数が2〜6のオリゴアミド
については強力な混線機、例えば2軸スクリユーが同方
向または異方向に回転する混線機によって、直接メルト
ブレンドできる。
次に上記ポリアミド類の代表例を示すならば、く抄返し
単位として (÷CBz+、IJ’Hco−@−CHj−Co−。
−洲+Cll1÷、)JHCo−CH意べ◇−CH5−
CO−。
−皿+CHI÷、NHco(◇−CO−1−■+C−÷
6N■co−0−co−。
−[+鳴÷5)ii[CO−@−ca2 CO−#−冊
+Cu、+、■co−c虻〇−鳴窃)−wl−0−NH
co−@−co−、−NH−@−NuCo−■−CO−
個−o−■co @−cu=−c()−#−NH−Oo
−■C0−00 (ト#−冊−〇−洲−〇−頴トΦ−c
o−。
−NH−Qo −訃0−N11 ccs■−CHj−C
o−。
−Nilべ’;D Q−NHCO−CHl−0−CHl
−CO−。
−Nu−Qo−;q−()−Na Co−〇−co−。
−NH−()−N−N−0−WITCO−■−co−。
−訃0−NwN−O−NHco−O−CH3−CO−。
−NH(E)−MN−O−NHCO−CH2−00−C
H2−Co−。
−NH−0−Qo−NHCO−QO−CO−。
−NH−O−0−NHCO−CHj−@−CHfi−C
O−。
−NH−CH,−■−CH2−NHCO℃−CO−。
−冊−CH! OCH2−NHco Q、−co−1N
H−CHI−OCHj−NHco−OCH2Co 。
−NH−CH1℃−CHI−NHCO−CH2−O−C
Hl−Co−。
等を有するポリアミド類であり、また分子中のアミド結
合の数が2から6までのオリゴアミドとしては、代表例
として @−co−NBX◇−NHcoK)。
■−NHco(◇−C叶ト9゜ σC0NH−@−CONH−@−NHCO@  。
Q−co NH−■−Nu Co−○−coNH−Qo
−NHco@  。
Qo−xco−Qo−coNI(−Qo−NHco−Q
o−coNH@  。
CXco Nu−O−CONH−+■−co m−0−
y CO−0−NHco@特開昭58− 93718(
5) 0−Q)NE)<E>−!lIC0−Q −Co441
co−Qo −coト○’−4O−NH−■−個一(2
)NH−@−NHQ)−〇(2)−〇−CO訃0−0−
N)t Coつ。
■=CONH−00−NHCO−(Jig−Qo−c)
Ifico−NH@−NHCO@ 。
0→肛O扮−CONH−○−0−rs Co千)−co
陛○。
G師Co−C)−Co NH−0−80fi−(3−N
Hco−■−CO鷹0゜0−NHCo−0−Co NH
−O−CH2つ一冊Co @−Co野@。
0−NHCo−0−Co訃〇−訃0−■coつ−CO聞
−0。
@−N)Ico−0−Co NH−0−N−N−■−N
HCO−<E>−Co計OIOC0NH@ NHCO−
C10−CHI−CONH−O−NHc罎また、一般式
(II)または(nl)で示される芳香族オキシスルホ
ン酸の金属塩の例としては、パラ−フェノールスルホン
酸シナイリウム、2−ナフトール−6−スルホン酸ジナ
トリウム、2−ナフトール−8−スルホン酸ジナトリウ
ム、レゾルシン−41@=ジスルホン酸テトラナトリウ
ム、2.3−ナフタレンジオ−ルー6−スルホン酸トリ
ナトリウムなどがあげられる。上記一般式(I[) t
たは(I[)で示される化合物をポリエチレンテレフタ
レートに配合するには、ポリエチレンテレフタレートの
製造過程において、エステル化反応、エステル交換反応
または重縮合反応時のいずれかの段階において行うこと
が好ましく、ポリエチレンテレフタレートの重縮合完結
後に一般式(II)!、たけ(III)の化合物を配合
しても結晶化速度が余り大きくはならない0 これら結晶核剤の配合量はポリエステル100重量部に
対し、O,OS〜10重量部であり、10重量部を超え
ると溶融粘変が高くなったり、成形上好ましくなく 0
.05重量部以下では結晶化速度があまり速くならない
上述のような本発明の組成物はある種のアミドをポリエ
ステルの末端部に結合せしめる事によってポリエステル
の到達結晶化度が制御されている為か寸法安定性および
加工安定性が改良され、さらに結晶核剤を配合する事に
よって核生成の活性化エネルギーが小さくなっていると
推、察され、結晶化速度が早く100℃付近の金型温度
で成形して本形状安定性の良好かつ溶融加工安定性の良
好な成形品が得られる。
本発明は、ポリエステルと重縮合可能な一般式(I)の
アミド化合物をポリエステルの製造過程において、エス
テル化反応、エステル交換反応または重縮合反応時のい
ずれかの段階において添加する事によって、末端にアミ
ド基を有するポリエステルが得られる。又、結晶核剤と
の組成物を製造するには、押出機によりコンパウンドし
たり、トライブレンドする方法や結晶核剤も重合時に同
時に添加する方法等によって調製する事ができる。
本発明の組成分には、用途、目的に応じて種々の添加剤
、例えば可塑剤、強化充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、滑剤、離形剤、難熱剤、帯電防止剤、着色剤など種
々を配合する事ができる。
例えば、可塑剤としては低分子有機エステル、エーテル
化合物、流動パラフィン等の難揮発性1機化合物である
。これら可塑剤の配合量は、全組成物貰量に対してO,
S〜lO重量部であり、好ましくは1〜8重量部である
。この量が0.5重量部未満では可塑効果が少なく、1
0重量部以上ではモールドデポジットが発生し成形加工
上好ましくない。又、強化充填剤としては、ガラス繊維
、カーボン繊維、アスベスト#!維、アラミド線維等の
線維状物質やタルク、マイカ等の非繊維状物質である。
これら強化充填剤の中で時に好ましい例はガラス繊維で
ある。これら強化充填剤の配合量は、全組成物重量に対
し、5〜60重量部であり、5重量部未満では形状安定
性の付与が不十分であり、60重量部以上では脆さが大
きくなり実用的価値が低下する。
このようKして得られた本発明の共重合ポリエステル組
成物は高温度金型罠おける成形ではもちろんのこと、1
00℃付近の低温度金型での成形において4優れた成形
性を示し、形状安定性の良好な成形品を与えるとともに
、溶融混線時および成形時の溶融化工安定性に優れた組
成物でおる。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1 N−メチルピロリドンを反応溶媒とし、安息香徹クロラ
イドとP−アミノ安息香酸エチルエステルを反応させて
得られたCXco NH−0−C90C1C6をポリエ
チレンテレフタレート重合時に、すなワチ、テレフタル
酸ジメチル2000部、エチレングリコール1420部
、CXco NH−(◇−C■cfiII、 10部、
酢酸マンガン1.0部、三酸化アンチモ:/ 1.0部
を反応器中に仕込み、窒素気流下190”Cで3時間エ
ステル交換反応を行い、大部分のメタノールを留出させ
た彼、熱安定剤としてトリメチルホスフェートO,OS
部を加え、次いで250℃に昇温減圧し、0.5MHf
の真空下、280℃で4時間重縮合反応を行った。
得られた重縮合物は薄黄色で融点(Tm)251℃、結
晶化温度(Te)xss℃、再結晶化温度(Tea )
120℃であり、フェノール対テトラクロルエタンがi
量比で6対4である混合溶媒中、35℃で求めた固有粘
度が01.6であった。ここでTm 、 Tel・およ
びTcはP@r Kin E1mer社IB型差動熱量
計(6sc 5を用いて、昇降温速度16℃/分で測定
し、降温時の結晶化温度をTcとし、昇温時の結晶化温
度をTceとした。
得られた重縮合物65重1部と長さ3IIJのガラスチ
ョプストランド(rMA4zss」旭ファイバーグラス
社)30重量部およびN、N’−ジフェニルテレフタル
アきド5重量部を回転式ドラムブレンダーで混合し、こ
れを同方向回転二軸押出機(池貝鉄工社PCM3G  
)のホッパーに投入し、シリンダ一温度280−280
−280℃で溶融混練しベレット化した、このベレット
の固有粘度FiO,ssであった。得られたベレットを
140℃で5時間減圧乾燥し、KC−201川ロ鉄工昧
製射出成形機でシリンダ一温度270−180−280
℃、射出圧力30〜60に4/cd、冷却時間19秒、
成形サイクル2S秒、金型温度8G −120℃でAS
TM 1号ダンベル試験片を成形した。離型性は連続3
0シヨツ)tの金型からの突出しによる落下率で表わし
た。加熱収縮率は成形後のダンベル試験片の長さ寸法を
Lo 、エアーオープン中120℃で1部時間加熱処理
後の長さ寸法をLl とし次式より求めた。
L・−Ll 加熱収量率(*)−L、x Zo。
引張強度はASTM−D−6ssrc基づいて測定した
又、成形品の固有粘度は0.55であった。固有粘度の
低下率は、重縮合後の固有粘度をη・、溶融混線後の固
有粘度をη1、成形後のダンベル片の固有粘度をη暑と
し、次式より求めた。
ダ0−ダl Δダl(チ)=−X100 ηO η1−1g! 6971 (チ)=−xlo。
ダl 比較例1 固有粘度0.7のポリエチレンテレフタレートを用いて
、結晶核剤を用いずに実施例1と同様の実験を行った。
この結果を表2に示す。
比較例2 固有粘度0.7のポリエチレンテレフタレートと結晶核
剤としてメルクを用いて実施例1と同様の実験を行った
配合組成を表1K、この結果を表2に示す。
実施例2 結晶核剤であるN、N’−ジフェニルテレフタルアンド
を用いずに実施例1と同様の実験を行った配合組成を表
1に、この結果を表2に示す。
実施例3 、a # 5 結晶核剤として表1に示すオリゴアミドを用いて、実施
例1と同様の実験を行った。
配合組成を表1に、この結果を’A2に示す。なおオリ
ゴアミド0oaO:H◇H8Oの合成は文献高分子論文
集35,629 (197B ) [よって行った。す
なわち、0N−0−COCjと[2Nつ−NOIをN−
メチルピロリドン溶剤中で反応させて得たO!N−@−
Co NH−Q−No  s重量部を塩化第一スス20
重量部、36%塩酸30重量部及びエタノール50鵞量
部を用いて還元しジアミノ化合物とし、次いでジアミノ
化合物の2倍モル量の安息香酸りpライドをN−メチル
ピロリドン中で反応させて合成した。
0−Co Nト9−NHCo−0−Co NH−@−N
Hc餡9  は上記文献に従って合成した。又、0−C
o NH−O−CO’N11− !co NH−0−N
HcoX◇−N)I co−@> は上記文献゛に従い
、01N−0−GoNHX◇−NOlを経て合成したH
IN−、■−CONHへ→−NHI K 02N−O−
COCI  を7tノ基と等モル反応させ得られたジニ
トロ化合物を上記方法によりジアミノ化合物に還元した
後、安息香酸クロライドと反応させ合成した。
実施例6 実施例1で用いた0−co NH−CXcooc工H5
の代工匠5Hs−Oco−■−co m−0−NHco
13 を用いて実施領1と同様の実験を行った。
配合組成を表1に、結果を表2に示す。なお、CHr−
oc→−co NH−Qo −NHC−は、02N−Q
−NH龜○−COctをN−メチルピロリドン中で反応
させて得られ九〇fiN−■−NHco扮  を上記文
献(高分子論文集35,629 (197B)K従って
還元しり(ヴ薬C吃とした。得られたH、N−■−NH
Co(→をcan→C噌−coctとN−メチルピロリ
ドン中で反応させてCHI−OCOイ◇−00皿−〇−
冊(Q−(→ を合成した。一実施例7.g 結晶核剤として上記オリゴアミド(実施例3゜4.5)
を用いて実施例6と同様の実験を行った。
配合組成を表IK、結果を表2に示す。
実施例9 実施例IKおける 0−Co NH−0−CO0C西の
添加量を40部とし他は実施例1と同様にして重縮合を
行った。得られた重縮合物は固有粘度が0.3と低く、
使用に耐えない物であった。
実施例1G 、 11 、12 実施例!におけるN、N’−ジフェニルテレフタルアミ
ドの代ねK  0−Co)Gl−0−聞co(◇−co
禰イ◇−NHC皓  を用いて実施例1と同様の実験を
行った。この時の配合組成を表1に、結果を表2に示す
実施例13 実施例1におけるN、N’ジフェニルテレフタルアンド
の代りにメルクを用い実施例1と同様の実験を行った。
この時の配合組成を表1に、結果を表2に示す。
実施例14 実me+HVCおいて、P−フェノールスルホン酸20
部をさらに重合時に加えて得られた重縮合物とN、N’
−ジフェニルテレフタルアンドを用いずに、実施例1と
同様にして実験した。この時の配合組成を表1に、結果
を表2VC示す。
実施例15 実施例!4で得られた重縮合物と結晶核剤であるタルク
を他の配合剤と共に表IK示す配合組成で実施例1と同
様の実験を行った。この結果を表2に示す。
実施例16 N−メチルピロリドン中で溶液重合したポリ−パラ−フ
ェニレンテレ7タルアミド1Ofi一部(結□晶核剤)
に重縮合反応終了彼、ポリエチレンテレフタレートアジ
ベー)(TAE、:テレフタル酸/アジピン酸/エチに
ングリコール=60/40/100 。
モル比)25重量部をポリ−パラフェニレンテレフタル
アミドを溶液ブレンドし、メタノールで共沈殿した。こ
れをろ過し、メタノールおよび水で”洗浄した後、卸℃
で5時間真空乾燥した0得られた共沈殿物にはポリ−パ
ラフェニレンテレフタルアミドが約5OIs含まれてい
る。この共沈殿物3.5重閂物と他の配合剤を表1K示
す副台で計蓋し、実施例1と同様にしてポリエチレンテ
レフタレートと溶融混合し、ペレット化し評価した。結
果を表1に示す。
実施例17 実施例16のポリパラフェニレンテレ7タルアミドのか
わりにポリエチレンテレフタルアミドを用いて、実施例
16と同様の実験を行った。この時の配合組成を表IK
、結果を表2に示す。
実施例18 実施例16のボリーパ2フェニレンテレフタルアミドの
代!llにポリバラベンズアミドを用い、実施例16と
同様の実験を行った。この時の配合組成を表IK結果を
表2に示す。
(以下全白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(I) R−X−Ar+Y−Ar−) H(I)で表わされる化
    合物をポリエステルの重合時に全ジカルボン酸成分に対
    して0.1〜1重量%添加してなり、固有粘度が0.4
    以上である共重合ポリエステル (式中、Rは炭素数2以下の炭化水素基または水素、X
    はエステル結合、Yはアミド結合、Ar+Arは芳香環
    tたはシクロヘキサン環を表わし、nは1〜3の数であ
    る。) 2 ポリエステルとして全カルボン酸成分中テレフタル
    酸成分が少なくとも90モルチ以上のポリエステルであ
    る特許請求の範囲第1項記載の共重合ポリエステル 器 一般式(i) R−X−Ar+Y−解−) H(I) で表わされる化合物(A)をポリエステルの重合時に全
    ジカルボン酸成分に対して0.1−1重量%添加してな
    り、(5)有粘度が0.4以上である共重合ポリエステ
    ル100 M置部に対し、結晶核剤(B)を0.1−1
    0重量部配合してなる射出成形用共重合ポリエステル組
    成物 (式中、Rは炭素数2以下の炭化水素基または水素、X
    はエステル結合、Yはアミド結合、Ar 、 Mは芳香
    環またはシクロヘキサン環を表わし1nはl−3の数で
    ある。) 表 結晶核剤(B)が(1)アミド結合の2個以上で連
    結され、かつ270℃以下で融解または分解しなで表わ
    さ・れる有機酸の金属塩、(iii)メルクのいずれか
    1稙ま良はt種以上である特許請求の範囲第3項記載の
    共重合ポリエステル組成物(式中、MおよびM′は、同
    一または相異なるアルカリ金属であシ、nおよびmは1
    または2である。) & 結晶核剤(B)が(:)のポリアミド類であり、該
    ポリアミド類が一般式、 −NH−Ar□−CO− −NH−鼾、 −NH− −COArl  co− −NH−Ar4   および −Co−Arc で表わされるアミド形成基の2種以上がアンド結合で連
    結されたボリアよド類であって、該ポリアンド分子中の
    アミド結合の数が2以上であり、かつ270℃以下で融
    解又は分解しないポリアンド類であるll!!#!FM
    求の範囲第4項又は第5項に記載の共重合ポリエステル
    組成物 (式中、Arl eArB # Arlは2価の炭化水
    素基、Ar4 + ArBは1価の炭化水素基である。 )a 結晶核剤(B)が(1)の一般式において、Ar
    l 5Arc 、 Arlが2価の芳香族炭化水素基、
    Ar4 、 Arlが1価の芳香族炭化水素基である特
    許請求の範囲第3項、第4項及び第5項に記載の共重合
    ポリエステル組成物 7、 結晶核剤(B)が(11)の一般式(If)、(
    III)のう′ちNa −0−■)−8o、Naで表わ
    される芳香族オキシスルホン酸金属塩である特許請求の
    範囲第4項記載の共重合ポリエステル組成物
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014077324A1 (ja) * 2012-11-16 2014-05-22 日産化学工業株式会社 ポリグリコール酸樹脂組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014077324A1 (ja) * 2012-11-16 2014-05-22 日産化学工業株式会社 ポリグリコール酸樹脂組成物

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