JPS5892692A - エリスロマイシンb誘導体 - Google Patents

エリスロマイシンb誘導体

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JPS5892692A
JPS5892692A JP56190397A JP19039781A JPS5892692A JP S5892692 A JPS5892692 A JP S5892692A JP 56190397 A JP56190397 A JP 56190397A JP 19039781 A JP19039781 A JP 19039781A JP S5892692 A JPS5892692 A JP S5892692A
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JP
Japan
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erythromycin
compound
benzyloxycarbonyl
ethythromycin
stirring
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JP56190397A
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JPS6360030B2 (ja
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Takashi Adachi
孝 安達
Shigeo Morimoto
森本 繁夫
Yoko Takahashi
洋子 高橋
Yoshiaki Watanabe
渡辺 慶昭
Sadafumi Omura
大村 貞文
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエリスロマイシンB誘導体に関するものである
。エリスロマイシンBは、米国特許第2806024号
公報に開示されているように、放線菌ストレプトマイセ
ス エリスレウスの培養液中にエリスロマイシンAとと
もに産生されるマクワライド抗生物質であって、次の構
造式%式% (り2デイノース漂) 本発明の目的は、2′位の水酸基を保護するとともに3
′位のジメチルアミノ基が第4級アンモニウム塩に変化
することを阻止するととKよシ、エリスロマイシンBの
エリスロマイシンおよびクラディノース環の水酸基(6
位、11位および4″位)に選択的に化学修飾を行なう
ことができるエリスロマイシンBの新規誘導体を提供す
ることにある。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の目的化合物は、2’−0−ベンジルオキシカル
ボニル−N−ベンジルオキシカルボニルデス−N−メチ
ルエリスロマイシンB(以下、化合物工と称する。)で
ある。
す々わチ、エリスロマイシンBのデソーサミン環の水酸
基がベンジルオキシカルボニル化すレ、さらにN−ジメ
チルのメ¥ル基1個がベンジルオキシカルボニル基と置
換された化合物である。
化合物工は、たとえは次のようにして製造することがで
きる。
すなわち、過剰のカルボベンゾキシクロリドと炭酸水素
ナトリウムまたは炭酸水素カリウムの混合物中にエリス
ロマイシンBを徐々に添加し、室温〜60℃、好ましく
は45℃前後に保って、はげしく攪拌しながら1〜3時
間反応させる。
再結晶、シリカゲル−カラムクロマトグラフィーなどの
常法によシ粗生成物を精製し、化合物■を得ることがで
きる。
なお、ここで不活性溶媒(たとえば、アセトン、メチル
エチルケトンなど)中、塩基の存在下、カルボベンゾキ
シクロリドとエリ子ロマイシンBとを0〜25℃、好ま
しくは5〜10℃で反応させルト、エリスロマイシンB
の2′位の水酸基のみがベンジルオキシカルボニル化さ
れた化合物(以下、化合物■と称する。)を得ることが
できる。
化合物1は、エリスロマイシンBの6位並びに11位お
よび/または41位の水酸基がアルキルされた化合物の
中間体として有用である。
エリスロマイシンBの6位並びに11位および/または
4#位の水酸基をアルキル化した化合物は、エリスロマ
イシンBよシもすぐれた生体内活性を有し、たとえば次
のようにして生成することができる。
すなわち、化合物■を常法によりアルキル化してその6
位苅びに11位および/lたは4″位にアルキル基を導
入し、更にその2’− 0,Nの保護基を接触還元によ
シ脱離した後、ホルマリンを用いて還元的にN−メチル
化を行なう。
次に化合物1の製造例を示す実施例および化合物■の製
造例を示す参季1例を挙げて本発明を具体的に説明する
実施例 カルボベンゾキシクロリド6、0−と炭酸水素ナトリウ
ム4.Ofの混合物中に、攪拌しながら45℃でエリス
ロマイシンB 2. O fを少しずつ添加した。
これをこの温度で1時間半攪拌した後、ジクロルメタン
10−を加え更に約5分間攪拌を続けた。
反応終了後、反応液を炉遇し、残った結晶をジクロルメ
タンで洗滌した。このP液と洗滌液とを合し、減圧下に
濃縮乾固し、得られた残渣をクロロホルム−エーテル混
合溶媒から再結晶して2パー〇−ベンジルオキシカルボ
ニル−N−ベンジルオキシカルボニル−デスーNーメチ
ルエリスロマイシ/Bの無色微細針状結晶2. 6 O
 fを得た。
m.p.   212〜21&5℃ 元素分析値  ( (352 H4F Moleとして
)理論値(%):0 64.24,  H 7.9B,
  N  1.44測定値(%):C  63.96,
  )I 8.03.  N  1.35Mass(m
/e):971(M”) IR シKBrーll+’二 3490,  1754
,  1728,  1  700ax IH − NMR ( ODOt3) δ=2.82,  2.86(3H)、  5.05〜
5.22(4H)。
7、26 〜7.48 ( m 、 1 0H )参考
例 エリスロマイシンB71711vと炭酸ナトリウム31
8wIIとを無水アセトン10−に加えて攪拌し、5〜
10℃でカルボベンゾキシクロリド256Ngを滴下し
た。この反応混合物をこの温度で3時間攪拌後、水に注
加し、次いで酢酸エチルエステルで抽出した。この有機
溶媒層を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液,飽和食塩水の
順に洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、その溶媒
を減圧下に溜去した。
得られた残渣をシリカゲル・ドライカラム(ニー・メル
ク・ダルムシュタット社製;シリカゲル60 7オアー
カラムクロマトグラフイー、70〜250メツシュ;φ
t 7 X 4 0儒)上にのせ、クロロホルム−メタ
ノール(10:1)の混合溶媒で展開、精製した。
これを、更にアセトン−石油エーテル混合溶媒から再結
晶して、2’−0−ベンジルオキシカルボニルエリスロ
マイシンBの無色微細針状結晶726■を得た。
m、p、       107〜110  ℃元素分析
値  (045H73’N014 として)理論値(%
):c 6143.  H8,64,N  164特許
出願人 大正製薬株式会社 代理人 弁理士−北 川 富 造

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)2’−0−ベンジルオキシカルボニル−N−ペンジ
    ルオキシ力ルポニルーデスーN−メチルエリスロマイシ
    ンB
JP56190397A 1981-11-27 1981-11-27 エリスロマイシンb誘導体 Granted JPS5892692A (ja)

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JPS5892692A true JPS5892692A (ja) 1983-06-02
JPS6360030B2 JPS6360030B2 (ja) 1988-11-22

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