JPS5892504A - ベニヤ単板のカ−ル矯正方法 - Google Patents
ベニヤ単板のカ−ル矯正方法Info
- Publication number
- JPS5892504A JPS5892504A JP19248281A JP19248281A JPS5892504A JP S5892504 A JPS5892504 A JP S5892504A JP 19248281 A JP19248281 A JP 19248281A JP 19248281 A JP19248281 A JP 19248281A JP S5892504 A JPS5892504 A JP S5892504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- roller
- straightening
- rubber roller
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の目的）
本発明は小径硬質のローラーバーにより大径軟質のゴム
ローラーにベニヤ単板を押圧当接してその当接面に微細
な割裂を形成する、ことによってこれを平坦に矯正する
ベニヤ単板のカール矯正方法の改良に係るも゛のであっ
て、従来のこ □の種ローラーバーによるベニヤ単板の
折り曲げ矯正工法は、木材工学上の弾性余効にも似た、
即ち弾性体である木材の歪みが外力の除去とともに消失
するのに時間が掛る物理現象にも似た、ベニヤ単板のカ
ールの矯正にも時間が掛る物理現象が惹起されて、高速
搬送下の１回だけの短時間折り曲げ矯正工法では充分に
そのカールを除去し得なかったから、これを低速にして
充分矯正時間をとって平坦に矯正する便法が一般に採用
されていたため、その工程能率は低位なものであり、場
合によっては再度処理をする２度掛は作業も余儀なくさ
れていたものである。
ローラーにベニヤ単板を押圧当接してその当接面に微細
な割裂を形成する、ことによってこれを平坦に矯正する
ベニヤ単板のカール矯正方法の改良に係るも゛のであっ
て、従来のこ □の種ローラーバーによるベニヤ単板の
折り曲げ矯正工法は、木材工学上の弾性余効にも似た、
即ち弾性体である木材の歪みが外力の除去とともに消失
するのに時間が掛る物理現象にも似た、ベニヤ単板のカ
ールの矯正にも時間が掛る物理現象が惹起されて、高速
搬送下の１回だけの短時間折り曲げ矯正工法では充分に
そのカールを除去し得なかったから、これを低速にして
充分矯正時間をとって平坦に矯正する便法が一般に採用
されていたため、その工程能率は低位なものであり、場
合によっては再度処理をする２度掛は作業も余儀なくさ
れていたものである。
本発明は上記従来工法の鑓点を払拭することを目的とし
たものであって、高速搬送下の１回だけの短時間折り曲
げ矯正工法であっても、実質的には低速時の長時間折り
曲げ矯正工法をしのぐ矯正効果を発揮出来るように、１
本のゴムローラーに対し、例えば２木のローラーバーを
対峙させてそのＭＭ個所で連続してカールの矯正動作を
行わせることによって、−挙に矯正機能の大巾な拡大を
図ったものである。
たものであって、高速搬送下の１回だけの短時間折り曲
げ矯正工法であっても、実質的には低速時の長時間折り
曲げ矯正工法をしのぐ矯正効果を発揮出来るように、１
本のゴムローラーに対し、例えば２木のローラーバーを
対峙させてそのＭＭ個所で連続してカールの矯正動作を
行わせることによって、−挙に矯正機能の大巾な拡大を
図ったものである。
（発明の構成）
本発明はその実施の一例を図示するように、小径硬質の
２本のローラーパー１ａ、１１）、例えば曲率半径５〜
１５％程変の鉄製の２本のローラーパ１ ａ 、 １
”Ｏ’ｅ大径軟’Ｊｌのゴムローラー２．例えば曲率半
径１００〜１５０￥ｎ程度の鉄ｏ−ラ−２ａに硬度４０
〜６ｏ度程度ノゴム２ｂをライニング加工したゴムロー
ラー２の外周に押圧当接自在に、該ローラ−パー１ａ、
１ｂ＝２支承部材３に並列状に支承してパックローラー
４、例えば鉄ローラ−４ａに硬質ウレタン樹脂４ｂをラ
イニング加工したパックローラー４上にこれを載置する
ものである。前記ローラーパー１ａ、１ｂとゴムローラ
ー？の間には裏割れ５ａのため上向きにカールしている
ベニヤ単板５が適宜のコンベア等により搬入されて来て
噛み込まれる。そして前記ゴムローラー２とパックロー
ラー４の間に作用している押圧・カ、例えば別に装置さ
れているエアーシリンダー等の加圧機構に連結された前
記ゴムローラー２の押圧力によって、該ベニヤ単板５が
ローラーパー１ａ、１ｂの曲率半径に応じて２回に渉っ
て繰返される小曲率半径の折り曲げ作用を受けてその上
面の不特定個所に新たな表割れ５ｂが微細に形成され、
それによって最初の裏割れ５ａによる上向きのカールが
略平坦に矯正されるようになる。この場合２本のローラ
ーパー１ａ。
２本のローラーパー１ａ、１１）、例えば曲率半径５〜
１５％程変の鉄製の２本のローラーパ１ ａ 、 １
”Ｏ’ｅ大径軟’Ｊｌのゴムローラー２．例えば曲率半
径１００〜１５０￥ｎ程度の鉄ｏ−ラ−２ａに硬度４０
〜６ｏ度程度ノゴム２ｂをライニング加工したゴムロー
ラー２の外周に押圧当接自在に、該ローラ−パー１ａ、
１ｂ＝２支承部材３に並列状に支承してパックローラー
４、例えば鉄ローラ−４ａに硬質ウレタン樹脂４ｂをラ
イニング加工したパックローラー４上にこれを載置する
ものである。前記ローラーパー１ａ、１ｂとゴムローラ
ー？の間には裏割れ５ａのため上向きにカールしている
ベニヤ単板５が適宜のコンベア等により搬入されて来て
噛み込まれる。そして前記ゴムローラー２とパックロー
ラー４の間に作用している押圧・カ、例えば別に装置さ
れているエアーシリンダー等の加圧機構に連結された前
記ゴムローラー２の押圧力によって、該ベニヤ単板５が
ローラーパー１ａ、１ｂの曲率半径に応じて２回に渉っ
て繰返される小曲率半径の折り曲げ作用を受けてその上
面の不特定個所に新たな表割れ５ｂが微細に形成され、
それによって最初の裏割れ５ａによる上向きのカールが
略平坦に矯正されるようになる。この場合２本のローラ
ーパー１ａ。
１ｂと１本のゴムローラー２によるベニヤ単板５の矯正
時には、該ゴムローラー２の外周がローラーパーｊａ、
１ｂにより押圧されて２個所に渉って凹凸状を呈するこ
とになるので、その２個所の凹凸の前後の周速に速度差
を生じ、そのために前後２回の折シ曲げ作用により発生
したベニヤ単板５の弾性を越えた微細な表割れ５ｂおよ
び最初からある切削時の裏割れ５ａに対して前後２回に
渉る引張力が作用してその割裂を２回も繰返し伸長して
その復元力を抑制することに機能することになる。
時には、該ゴムローラー２の外周がローラーパーｊａ、
１ｂにより押圧されて２個所に渉って凹凸状を呈するこ
とになるので、その２個所の凹凸の前後の周速に速度差
を生じ、そのために前後２回の折シ曲げ作用により発生
したベニヤ単板５の弾性を越えた微細な表割れ５ｂおよ
び最初からある切削時の裏割れ５ａに対して前後２回に
渉る引張力が作用してその割裂を２回も繰返し伸長して
その復元力を抑制することに機能することになる。
尚、本発明は上記の構成に限定されることなく、例えば
ローラーパーのそれぞれに対し各別にゴムローラーを押
圧当接することも可能であり、場合によってはこれを軸
方向に千鳥状に配設しても同様機能を期待し得ることは
勿論である。
ローラーパーのそれぞれに対し各別にゴムローラーを押
圧当接することも可能であり、場合によってはこれを軸
方向に千鳥状に配設しても同様機能を期待し得ることは
勿論である。
（発明の効果）
本発明は叙上のように小径硬質のローラーパー１ａ、１
ｂの大径軟質のゴムローラー２に対する抑圧作用を複数
個所で連続して行うカールの矯正工法に構成したもので
あるから、その複数個所に渉って行われる不特定個所に
対する微細な表割れ５ｂの形成および該表割れ５ｂと最
初からある切削時の裏割れ５ａの複数回に渉る引張力の
作用による割裂の復元力の抑制機能によって、ベニヤ単
板５０弾性余効にも似たカールの矯正に時間が掛る物理
現象もこれをよく克服することが出来、高速搬送下にあ
ってもただ１回だけの短時間折９曲げ矯正工法によって
、実質的には低速搬送下の長時間折り曲げ矯正工法をし
のぐ矯正効果を発揮させることが出来たものであり、こ
の種従来工法の低位な工程能率や余分な２変掛は作業の
難点を悉く払拭し得た実施効果の顕著な発明である。
ｂの大径軟質のゴムローラー２に対する抑圧作用を複数
個所で連続して行うカールの矯正工法に構成したもので
あるから、その複数個所に渉って行われる不特定個所に
対する微細な表割れ５ｂの形成および該表割れ５ｂと最
初からある切削時の裏割れ５ａの複数回に渉る引張力の
作用による割裂の復元力の抑制機能によって、ベニヤ単
板５０弾性余効にも似たカールの矯正に時間が掛る物理
現象もこれをよく克服することが出来、高速搬送下にあ
ってもただ１回だけの短時間折９曲げ矯正工法によって
、実質的には低速搬送下の長時間折り曲げ矯正工法をし
のぐ矯正効果を発揮させることが出来たものであり、こ
の種従来工法の低位な工程能率や余分な２変掛は作業の
難点を悉く払拭し得た実施効果の顕著な発明である。
図は本発明の実施の一例を示す側面図である。
１ａ、１’ｂ・・・ローラーパー、２−・−ゴムローラ
ー、５・・・ベニヤ単板。 特許出願人 橋本電機工業株式会社
ー、５・・・ベニヤ単板。 特許出願人 橋本電機工業株式会社
Claims (1)
- 小径硬質のローラーバーにより大径軟質のゴムローラー
にベニヤ単板を押圧当接してその当接面に微細な割裂を
形成することに゛よってこれを平坦に矯正するベニヤ単
板のカール矯正方法において、前記小径硬質のローラー
バーの大径軟質のゴムローラーに対する押圧作用全複数
個所で連続して行うようにしたことを特徴とするベニヤ
単板のカール矯正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19248281A JPS5892504A (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | ベニヤ単板のカ−ル矯正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19248281A JPS5892504A (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | ベニヤ単板のカ−ル矯正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5892504A true JPS5892504A (ja) | 1983-06-01 |
Family
ID=16292021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19248281A Pending JPS5892504A (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | ベニヤ単板のカ−ル矯正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5892504A (ja) |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP19248281A patent/JPS5892504A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4558725A (en) | Longitudinal tenderizing of veneer | |
| US4061169A (en) | Apparatus for cutting off a thickness of wood or veneer from logs | |
| US3776253A (en) | Means for preventing deformation of steel tubes | |
| JPS5892504A (ja) | ベニヤ単板のカ−ル矯正方法 | |
| JPS62134123A (ja) | プレス成形品の変形修正方法 | |
| JPH09225531A (ja) | 厚鋼板のローラレベラ | |
| US536841A (en) | Veneer-work | |
| JP2603156B2 (ja) | ロール状突き板の製造方法 | |
| JPS60240303A (ja) | 長尺型材の製造方法 | |
| JPS61120702A (ja) | ベニヤ合板用単板のテンダライジング方法およびテンダライザ | |
| JPH0423602Y2 (ja) | ||
| JPS6126003Y2 (ja) | ||
| JP2709498B2 (ja) | ベニヤレース | |
| JPH09164435A (ja) | コイニング加工方法 | |
| JPH0244605B2 (ja) | ||
| JPS595522Y2 (ja) | 単板乾燥装置における単板移送用ロ−ラ | |
| JPS6126004Y2 (ja) | ||
| US2342534A (en) | Bending and shaping apparatus | |
| JPH0224604B2 (ja) | ||
| US1384897A (en) | Method of making curved printing-plates | |
| SU776963A1 (ru) | Способ транспортировани ферромагнитных листов | |
| JPH0257503B2 (ja) | ||
| JPH0364212B2 (ja) | ||
| JPS6032604A (ja) | ベニヤレ−スにおけるプレッシャ−バ− | |
| JPH0248327B2 (ja) |