JPS589209B2 - 深層軟弱地盤改良処理機 - Google Patents
深層軟弱地盤改良処理機Info
- Publication number
- JPS589209B2 JPS589209B2 JP12378780A JP12378780A JPS589209B2 JP S589209 B2 JPS589209 B2 JP S589209B2 JP 12378780 A JP12378780 A JP 12378780A JP 12378780 A JP12378780 A JP 12378780A JP S589209 B2 JPS589209 B2 JP S589209B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing machine
- soft ground
- ground improvement
- jack
- deep soft
- Prior art date
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- Expired
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は深層軟弱地盤改良処理機に関するものであり、
特に処理機先端部の傾斜制御ができるようにしたもので
ある. 深層軟弱地盤改良工法による軟弱地盤の改良処理は、非
常に細長い処理機によって行なわれる。
特に処理機先端部の傾斜制御ができるようにしたもので
ある. 深層軟弱地盤改良工法による軟弱地盤の改良処理は、非
常に細長い処理機によって行なわれる。
このため軟弱地盤の深い所を処理しようとするとき、処
理機が地盤や架装船から外力を受けて傾斜、曲り等が発
生し易く、精度のよい硬化壁の施工は困難であった。
理機が地盤や架装船から外力を受けて傾斜、曲り等が発
生し易く、精度のよい硬化壁の施工は困難であった。
また処理機に傾斜、曲りが生じた場合の修正として、処
理機を吊っている船を傾斜させて、すなわち細長い処理
機の上部をつかみ、前後左右に動かす方法で傾斜を制御
していた。
理機を吊っている船を傾斜させて、すなわち細長い処理
機の上部をつかみ、前後左右に動かす方法で傾斜を制御
していた。
この方法であると、処理機が地盤中にある程度貫入して
しまった状態では、軟弱士の拘束力が強く処理機の傾斜
制御が困難であった。
しまった状態では、軟弱士の拘束力が強く処理機の傾斜
制御が困難であった。
そこで本発明は、処理機の攪拌軸先端部の傾斜あるいは
曲げの修正を可能にし、しかも処理機の曲げに対する剛
性を非常に大きくし、それにより常に処理機を垂直ある
いは所定の方向に貫入して軟弱地盤の硬化処理精度を向
上することを目的とする。
曲げの修正を可能にし、しかも処理機の曲げに対する剛
性を非常に大きくし、それにより常に処理機を垂直ある
いは所定の方向に貫入して軟弱地盤の硬化処理精度を向
上することを目的とする。
次に第1,2図により本発明の処理機を説明する。
深層軟弱地盤処良処理機1は、架装船2上のやぐら3か
らワイヤ4を介して昇降可能に吊り下げられる。
らワイヤ4を介して昇降可能に吊り下げられる。
処理機1は回転駆動装置5の下に数本の長い攪拌軸6が
垂設され、該攪拌軸6の下部に数枚の攪拌羽根7が取付
けられる。
垂設され、該攪拌軸6の下部に数枚の攪拌羽根7が取付
けられる。
攪拌軸6は回転駆動装置5の下方に伸びる支持筒8に軸
受を介して回転可能に支痔され、該支持筒8は攪拌羽根
7の付近に届くまでの長さを有する。
受を介して回転可能に支痔され、該支持筒8は攪拌羽根
7の付近に届くまでの長さを有する。
さらに攪拌羽根7の付近に硬化剤の吐出口9が位置する
よう硬化剤供給パイプ10が支持筒8に保持され、該硬
化剤供給パイプ10の上端は図に記さない硬化剤供給装
置に連通される。
よう硬化剤供給パイプ10が支持筒8に保持され、該硬
化剤供給パイプ10の上端は図に記さない硬化剤供給装
置に連通される。
なお、硬化剤の供給はこの方法に限定されるものではな
く、攪拌軸を通し、攪拌軸の先端や攪拌羽根から吐出す
るものでもよい。
く、攪拌軸を通し、攪拌軸の先端や攪拌羽根から吐出す
るものでもよい。
支持筒8の上下端部に同一直線上で上下で対となるブラ
ケツト11,11’を突出する。
ケツト11,11’を突出する。
処理機の前後、左右方向への曲げ等を修正するためブラ
ケット11の数は土下端の4分割線上にそれぞれ合計8
つ取付けるのが一般的な使用であるが、第6図および第
7図のように支持筒8が2本の処理機の場合には、1つ
の支持筒8に上下で6つのブラケット11を設け、合計
では12取付ける。
ケット11の数は土下端の4分割線上にそれぞれ合計8
つ取付けるのが一般的な使用であるが、第6図および第
7図のように支持筒8が2本の処理機の場合には、1つ
の支持筒8に上下で6つのブラケット11を設け、合計
では12取付ける。
上側の各ブラケット11にはジャッキ12の基部が軸支
され、該ジャッキ12の先端にロツド13又はワイヤを
取付けその他端を下側の同一線上のブラケット11′に
ピンを介して取付ける。
され、該ジャッキ12の先端にロツド13又はワイヤを
取付けその他端を下側の同一線上のブラケット11′に
ピンを介して取付ける。
ジャッキ12の伸縮操作は図に記さないが架装船上の油
圧制御装置の操作により行う。
圧制御装置の操作により行う。
また支持筒8の傾斜角および曲りを測定する傾斜測定器
14,14’が支持筒の上下部に取付けられるが、さら
に攪拌軸6の前後、左右への曲げを修正するため支持筒
において90°離した2個所に傾斜測定器が取付けられ
、該傾斜測定器は頑斜角を電気的に変換しで架装船上に
送信する。
14,14’が支持筒の上下部に取付けられるが、さら
に攪拌軸6の前後、左右への曲げを修正するため支持筒
において90°離した2個所に傾斜測定器が取付けられ
、該傾斜測定器は頑斜角を電気的に変換しで架装船上に
送信する。
以上の深層軟弱地盤改良処理機を使用して軟弱地盤を処
理するときは、攪拌軸6を回転しつつ軟弱地盤中に貫入
する。
理するときは、攪拌軸6を回転しつつ軟弱地盤中に貫入
する。
処理機の貫入が進むにつれて順次傾斜測定器1 4 ,
1 4’から送信される信号により、処理機の貫入が
垂直あるいは所定の方向になっているかどうかを確認す
る。
1 4’から送信される信号により、処理機の貫入が
垂直あるいは所定の方向になっているかどうかを確認す
る。
この信号により、処理機1の先端部に傾斜あるいは曲り
が生じていることを知ったとき、例えば第3図のように
傾斜したときは右側のジャッキ12aを縮小し、左側の
ジャッキ12bを伸長すれば、処理機1の傾斜は修正さ
れて第4図に示すように処理機1は真直となる。
が生じていることを知ったとき、例えば第3図のように
傾斜したときは右側のジャッキ12aを縮小し、左側の
ジャッキ12bを伸長すれば、処理機1の傾斜は修正さ
れて第4図に示すように処理機1は真直となる。
なお処理機1が真直か否かは支持筒8の上下に取付けた
傾斜側定器14,14’の測定値が一致することにより
確認される。
傾斜側定器14,14’の測定値が一致することにより
確認される。
また処理機の頑斜を修正するため、修正すべき方向に処
理機をジャッキ12a,12bの伸縮により曲げて貫入
させ、それにより傾斜の修正を行うことができる。
理機をジャッキ12a,12bの伸縮により曲げて貫入
させ、それにより傾斜の修正を行うことができる。
このように処理機1の傾斜を修正しつつ処理機1を軟弱
土中に貫入して精度よく軟弱土を硬化処理する。
土中に貫入して精度よく軟弱土を硬化処理する。
以上の処理機1が傾斜した場合の修正を、処理機の曲げ
に対する剛性という点から第5図により考えてみると次
のようになる。
に対する剛性という点から第5図により考えてみると次
のようになる。
支持筒8の剛性をEI(Eはヤング率、■は支持筒の断
面2次モーメント)とすると、処理機1の上部を固定と
考えで下部に横荷重Wが作用した状態を考えると、下部
のたわみ量v1傾斜角iは、 v=wl3/3EI一■,i =Wl2/2EI一■と
なる。
面2次モーメント)とすると、処理機1の上部を固定と
考えで下部に横荷重Wが作用した状態を考えると、下部
のたわみ量v1傾斜角iは、 v=wl3/3EI一■,i =Wl2/2EI一■と
なる。
?たジャッキ12を作動させて緊張し、力Pを発生させ
たときのたわみ、傾斜角はブラケット11の長さをaと
して、v =Pal2/2 E I一■i=Pal/E
I−■となる。
たときのたわみ、傾斜角はブラケット11の長さをaと
して、v =Pal2/2 E I一■i=Pal/E
I−■となる。
Pはどの様な値でも採用可能であるが、今仮に■式で示
す処理機1の傾斜角を0に修正するために必要なジャッ
キ12の力Pを求めると、■,■式から、 Pal/E■=Wl2/2E■ となり P−Wl/2a■が求まる。
す処理機1の傾斜角を0に修正するために必要なジャッ
キ12の力Pを求めると、■,■式から、 Pal/E■=Wl2/2E■ となり P−Wl/2a■が求まる。
この場合のたわみ量■は、■式を■式に代入してv−P
al2/2EI−Wl3/4E■となる。
al2/2EI−Wl3/4E■となる。
結局Wl”/’3EIだけたわんでいたものがWl3/
4EIだけ戻されることになるので、v−Wl3/3
E I −Wl3/4 E I =VJ.l3/12
E I一■となって、■式で示す元のたわみに比較して
1/4とな?、剛性が4倍上った計算になる。
4EIだけ戻されることになるので、v−Wl3/3
E I −Wl3/4 E I =VJ.l3/12
E I一■となって、■式で示す元のたわみに比較して
1/4とな?、剛性が4倍上った計算になる。
このように処理機1の上下部をロンド等で緊張すること
により、見かけ上、処理機の剛性を大きくすることがで
きる。
により、見かけ上、処理機の剛性を大きくすることがで
きる。
従って処理機には曲げが生じに<<、処理機1を真直状
に保って軟弱土中に貫入できる。
に保って軟弱土中に貫入できる。
以上の通り本発明の処理機は、その先端部の傾斜をジャ
ッキ操作により修正することができるようにしたので、
処理機が軟弱土中に真直に保たれて貫入でき、施工精度
を高めることができる。
ッキ操作により修正することができるようにしたので、
処理機が軟弱土中に真直に保たれて貫入でき、施工精度
を高めることができる。
また、ジャッキとロンド等からなる貫入方向制御装置を
処理機の上下間に設けたので、処理機の曲げに対する剛
性を高めることができる。
処理機の上下間に設けたので、処理機の曲げに対する剛
性を高めることができる。
そのため処理機に傾斜あるいは曲げが生じにくく、軟弱
土の施工精度をさらに上げることができる。
土の施工精度をさらに上げることができる。
第1図は本発明の深層軟弱地盤改良処理機を架装船に装
備した全体概略図、第2図はその処理機の拡大正面図、
第3図は先端部が傾斜した処理機の正面図、第4図は第
3図の処理機を修正した状態の正面図、第5図は処理機
の剛性を計算するための説明図、第6図および第7図は
支持筒が2本の場合の処理機の正面図および横断面図で
ある。 1・・・・・・処理機、6・・・・・・攪拌軸、8・・
・・・・支持筒、11・・・・・・ブラケット、12・
・・・・・ジャッキ、13・・・・・・ロツド。
備した全体概略図、第2図はその処理機の拡大正面図、
第3図は先端部が傾斜した処理機の正面図、第4図は第
3図の処理機を修正した状態の正面図、第5図は処理機
の剛性を計算するための説明図、第6図および第7図は
支持筒が2本の場合の処理機の正面図および横断面図で
ある。 1・・・・・・処理機、6・・・・・・攪拌軸、8・・
・・・・支持筒、11・・・・・・ブラケット、12・
・・・・・ジャッキ、13・・・・・・ロツド。
Claims (1)
- 1 下部に攪拌羽根を取付けた長い攪拌軸を長い支持体
に回転可能に取付け、該攪拌軸の上端が回転駆動装置に
連結され、さらに攪拌羽根部分に硬化剤を吐出させる硬
化剤供給装置を有する深層軟弱地盤改良処理機において
、支持筒の土下端外周に適数個のブラケットを対になる
ように突設し、上下の対のブラケットをそれぞれジャッ
キを介して連結手段により連結し、ジャッキの伸縮制御
により処理機先端部の軟弱土中への貫入方向を修正でき
ることを特徴とする深層軟弱地盤改良処理機,
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12378780A JPS589209B2 (ja) | 1980-09-06 | 1980-09-06 | 深層軟弱地盤改良処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12378780A JPS589209B2 (ja) | 1980-09-06 | 1980-09-06 | 深層軟弱地盤改良処理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5748016A JPS5748016A (en) | 1982-03-19 |
JPS589209B2 true JPS589209B2 (ja) | 1983-02-19 |
Family
ID=14869281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12378780A Expired JPS589209B2 (ja) | 1980-09-06 | 1980-09-06 | 深層軟弱地盤改良処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589209B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222362A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 真空容器 |
JPH033633Y2 (ja) * | 1985-10-23 | 1991-01-30 | ||
JPH08302669A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-19 | Takenaka Komuten Co Ltd | 大深度対応の地盤改良工法及び地盤改良装置 |
JP3747281B2 (ja) * | 2002-02-27 | 2006-02-22 | 株式会社竹中土木 | 地盤改良処理機のワイヤー式掘削精度制御装置 |
JP3695433B2 (ja) * | 2002-08-08 | 2005-09-14 | 株式会社竹中土木 | ワイヤー式掘削精度制御装置を備えた地盤改良処理機 |
JP6881720B2 (ja) * | 2019-09-20 | 2021-06-02 | 株式会社丸徳基業 | 多軸掘削機 |
-
1980
- 1980-09-06 JP JP12378780A patent/JPS589209B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5748016A (en) | 1982-03-19 |
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