JPS5891932A - ラチエツト機構 - Google Patents

ラチエツト機構

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Publication number
JPS5891932A
JPS5891932A JP18983281A JP18983281A JPS5891932A JP S5891932 A JPS5891932 A JP S5891932A JP 18983281 A JP18983281 A JP 18983281A JP 18983281 A JP18983281 A JP 18983281A JP S5891932 A JPS5891932 A JP S5891932A
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JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
transmission
gear
protrusions
ratchet mechanism
Prior art date
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Granted
Application number
JP18983281A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6261813B2 (ja
Inventor
Akihiko Isaka
明彦 伊坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18983281A priority Critical patent/JPS5891932A/ja
Priority to US06/438,188 priority patent/US4570769A/en
Publication of JPS5891932A publication Critical patent/JPS5891932A/ja
Publication of JPS6261813B2 publication Critical patent/JPS6261813B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/12Freewheels or freewheel clutches with hinged pawl co-operating with teeth, cogs, or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一方向に回転を伝達するラチェット機構、
具体的には、互いに当接する部材の少なくとも一方を合
成樹脂製としたラチーット機構に関する。
タイマー装置やオルゴール等のように比較的負荷の小さ
い装置に用いられるラチェット機構に、合成樹脂製の部
品を珀いることは、部品点数の減少、組立作業の容易性
、加工コストの低減等種々のメリットがある。そして、
回転部材及び伝達片等を合成樹脂で形成したラチェット
機構は既にいくつか提案されている。
例えば、実公昭55−34342号公報に示されたラチ
ェット機構は、上記メリットを期待できるものであるが
、未だ問題が残っている。それは、回転部材と歯車との
保合部が1ケ所であるために、回転伝達時に、互いの保
合部1ケ所のみに荷重が掛かり、駆動側、従動側の何れ
か一方式いは双方が互いに偏心してしまう欠点がある。
次に、実公昭56−17871号公報には、複数の弾性
腕を有するラチェット機構が開示されているも、歯車と
弾性腕との係合は上記例と同様に一ケ所であるため、伝
達時の荷重が偏寄るという問題が残っている。
□  また、合成樹脂製の回転体に設けられる例えば伝
達片と、これに係合する保合部のそれぞれの間隔は、強
度的に1どうしても広く設定せざるを得ない。また、強
度的に見て、それぞれの形状が太く大きくならざるを得
ない。従って、合成樹脂製の部品を用いたラチェット機
構にあっては、回転体を薄形小径にし難く且つ細かいス
テップを設定できないという欠点がある。
本発明は・′、前記メリットを生かしつつ且つ上記欠点
を全て除去したラチェット機構を提供することを目的と
する。
かかる本発明の目的は、合成樹脂からなる回転部材と、
この回転部材と同軸に設けられていて、その一部が該回
転部材に嵌入する回転体とを有するラチーット機構にお
いて、上記回転部材′又は上記回転体の何れか一方に、
保合部を備えた複数の弾性を有する合成樹脂製の伝達片
を等間隔に配置し、上記回転体又は回転部材の何れか一
方に、上記伝達片の係合部に保合・する複数の突起を等
間隔に配置し、上記伝達片と上記突起のそれぞれの数を
、一方が他方の非整数倍とし且つ「1」以外の公約数を
有するように設定したことを特徴とするラチーット機構
によって達成される。
そして、本発明のラチェット機構によれば、回転部材と
回転体とが、等間隔で且つ複数箇処で互いに係合するこ
とになるので、回転伝達時にこれらが偏心することがな
い。
また、回転部材と回転体が、互いに複数箇処で係合する
ということは、両者の保合による荷重が複数箇処に分散
されることになり、個々の伝達片を細くできるので、こ
れら部材を小径且つ薄く形成することが可能となる。荷
重が分散されるということは、伝達片の折損という不具
合が減少する。
更に、伝達片を細くできると共に荷重の分散によって、
細かいステップの設定が可能となる。
以下、図宗の実施例によって本発明の詳細な説明する。
以下説明する実施例は、オルゴールの全舞巻上げ機構に
本発明を適用したものである。
第1図乃至第3図において、符号1は合成樹脂製の回転
部材としての一番歯車を、同2は回転体としての、−香
臭と称される巻軸をそれぞれ示している。
上記歯車1の外周端縁には、図示されないドラム体の二
番歯車が喰み合う歯部3が形成されている。歯車1の中
央部には、巻軸2の軸部4を回転自在に嵌合支承する軸
孔5を有する軸孔部6が形成されていて、該軸孔部6は
4つの放射状棧7で外周部と連結されている。軸孔部6
の端面は、歯車1の端面′より一段凹んでいて、該凹み
部6αには、後述する巻軸2の波状ヒレ部8が嵌入する
上記各放射状棧7の長手方向の略中央部には、時計方向
へ向けて伝達片9がそれぞれ形成されている。伝達片9
は、周壁10に沿って延伸する彎曲部11と、折り返え
された折返し部12と、折返し部の先端に形成された保
合部13とからなっていて、何らの負荷も加えられてい
ない状態(第1図参照)にあっては、該伝達片9の自由
端部は周壁10、放射状棧7の何れにも接触しない装置
にある。また、上記伝達片9は、当該回転部材が合成樹
脂で形成されていることにより、上記状態へ復帰する弾
性を有していて、上記保合部13は、後述する波状ヒレ
部8の突起の回動軌跡上に位置している。
上記巻軸2は、軸4と、図示されない全舞の一端を係止
する係止片14と、突起15を有する波状ヒレ部8と、
巻鍵が螺合するネジ部16とからなっている。図示の巻
軸2は、金属製であって、上記突起15は6個設けられ
ている。
そして、上記巻軸2は、第2図及び第3図に示すように
、その軸部4を歯車1の軸孔5に嵌合させられる。この
とき、波状ヒレ部8は、第3図に示すように、凹み部6
α内に嵌入している。また、6個ある突起15のうち、
軸心を中心にして対称位置にある突起15αと15dは
、4個ある伝達片9のうちの互いに対称位置にある伝達
片9α、 9cの係合部13α、13Cにそれぞれ係合
している。なお、巻軸2には、図示されていない全舞に
よって時計方向(第2図において)への回動習性が与え
られているとする。
一方、上記以外の伝達片9と係合部13とは、互いに離
間している。
さて、以上のように構成された本発明の作用を、全舞巻
上時と歯車駆動時の2つのモードに分けてそれぞれ説明
する。
■、全全巻巻上モー ド4図において、巻軸2が反時計方向すなわち図示され
ない全舞を巻き上げる向きに回動させられると、突起1
5が、伝達片9の折返し部12の側端部12αに衝合し
て該伝達片9をその弾性習性に抗して外方へ撓わませる
。このとき、伝達片9は、彎曲部11の外側部11αを
周壁10に押しつけられたのち、更に彎曲部12を半径
方向外方へ撓わませられる。そして、突起15が第4図
に示す位置からさらに回動させられ、第2図に示す位置
まで来ると、彎曲部12の側端部12αと突起15との
摺接が解除される。これにより、伝達片9は、自身の有
する弾性によって無負荷の状態に復帰し、係合部13を
突起15の回動軌跡中に位置させる。このとき、巻軸2
への巻き上げが止められると、第2図に示すように、突
起15(Lは、図示されない全舞によって時計方向への
比較゛的強い回動力が作用しているので、該突起が保合
部13に衝合する。
突起15αで押圧された伝達片9は、その基端部分を中
心に反時計方向へ撓わませられて、その彎曲部11の外
側部11αを周壁10に当接させられる。
このような、突起15αと係合部13との係合とこれに
伴なう伝達片9の撓みは、これらと対称位置に設けられ
ている突起15dと係合部13cとの間でも同様に生じ
迅。すなわち、巻軸2に作用している全舞による回動力
は、対称位置においてその習性を阻止している。
■、歯車駆動モード オルゴールの鳴奏時に、歯車1に連なる歯車列に対する
制動作用が解除されると、巻軸2に加えられている全舞
のトルクが、互いに係合している突起15αと保合部1
〜および突起15dと係合部13cを介して歯車1に伝
達される。このとき、伝達片9は、その可撓性により彎
曲部11の外側部11αが周壁10に当接させられるこ
とによって、放射状棧7と一体的な剛性を与えられるこ
とになって歯車l゛を回転させる。
図示の実施例の場合、伝達片9が4個(゛90°4等配
)、突起15が6個(60j06等配)設けられている
ので、第5図に示す模式図に表わすように、対称位置に
おいて2ケ所で係合してトルク伝達を行なうと共に、全
舞の巻上げ時には、30°(12分割)毎にラチェット
が働くことになる。第5図(α)は、突起15α、15
dが伝達片9α、 9cにそれぞれ係合した状態を示し
ていて、この状態において、巻軸2を反時計方向へ回動
させると、30°回動させたとき、同図(h)に示すよ
うに、突起15h、15eが伝達片95.9dにそれぞ
れ係合し逆止作用が働く。
すなわち、突起15と伝達片9との間には、それぞれの
設置個数間に、一方が他方の非整数倍であって、且つ「
1」以外の公約数(図示の例の場合「2」)を有する如
き関係が設定されている。そして、上記公約数[2,1
が突起と伝達片の係合箇処の数である。
従って、伝達片と突起のそれセれの設定個数を変えるこ
とによって、トルク伝達時の保合箇所とラチェットの動
作角度を選択することが可能となる。
伝達片と突起の者数、トルク伝達時における相互の保合
箇所(伝達片と突起の数の公約数である)及びラチェッ
トの動作角度の関係を次表に示す。
上記表の値は代表例を示したものである。そして、一般
的には、伝達片と突起のそれぞれの分割角の最大公約数
がラチェット動作角度となり、最小公倍数がトルク伝達
箇所の角度(上表の備考欄参照)となる。
次に1、第6図において、歯車に設けられる伝達片の異
なる例を説明する。伝達片90は、放射状棧70から周
壁100に沿って延伸する彎曲部90(Lと、周壁10
0に続く部分円筒内周壁100+zに沿う折曲げ部90
bと、上記周壁100αに続く周壁100bと沿って延
伸する折り返し部90cとからなっている。折り返し部
90cの先端は、突起15が衝合する係合部90dであ
って、前記保合部13と異なり、段部が形成されていな
いことである。また、この第6図に示す例においては、
伝達片90の各部分が、各周壁に沿うように位置させら
れていることが特徴である。更に、この例は、図示され
ない巻軸の巻上方向が第2図に示した例と逆である。
以上説明した実施例においては、伝達片を回転部材たる
歯車に設け、これに係合する突起を回転体たる巻軸に設
けたが、本発明はこれに限られるものではない。すなわ
ち、合成樹脂からなる伝達片を金属製の巻軸にインサー
ト成形し、歯車に突起を設けても1よい。この場合、巻
軸全体を樹脂で形成してもよいこと勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上の平面図、第3図は第2図中のm −■線に沿う断
面図、第4図は第2図の作用を示す部分平面図、第5図
は伝達片と突起の係合の態様を示す模式図、第6図は伝
達片の異なる例を示す回転部材の部分平面図である。 ■・・・歯車(回転部材)、  2−・・巻軸(回転体
)、9・・伝達片、  13・・係合部、  15・・
突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成樹脂からなる回転部材と、この回転部材と同軸に設
    けられていて、その一部が該回転部材に嵌入する回転体
    とを有するラチーット機構において、上記回転部材又は
    上記回転体の何れか一方に、係合部を備えた複数の弾性
    を有する合成樹脂製の伝達片を等間隔に配置し、上記回
    転体又は回転部材の何れか一方に、上記伝達片の保合部
    と係合する複数の突起を等間隔に配置し、上記伝達片と
    上記突起のそれぞれの2数を、一方が他方の非整数倍と
    し且つ「1」以外の公約数を有するように設定したこと
    を特徴とするラチェット機構。
JP18983281A 1981-11-26 1981-11-26 ラチエツト機構 Granted JPS5891932A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18983281A JPS5891932A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 ラチエツト機構
US06/438,188 US4570769A (en) 1981-11-26 1982-11-01 Ratchet mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18983281A JPS5891932A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 ラチエツト機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5891932A true JPS5891932A (ja) 1983-06-01
JPS6261813B2 JPS6261813B2 (ja) 1987-12-23

Family

ID=16247953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18983281A Granted JPS5891932A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 ラチエツト機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5891932A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989002345A1 (en) * 1987-09-15 1989-03-23 Wolter, Peter Ratchet spanner
US5590550A (en) * 1995-08-07 1997-01-07 General Electric Company Washer auger with flexible ratchet drive
JP2012254315A (ja) * 2005-07-28 2012-12-27 Glaxo Group Ltd 薬剤分配器
EP3786474A1 (de) * 2019-08-27 2021-03-03 Hilti Aktiengesellschaft Formschlüssige freilaufkupplung

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WO2021037605A1 (de) * 2019-08-27 2021-03-04 Hilti Aktiengesellschaft Formschlüssige freilaufkupplung

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6261813B2 (ja) 1987-12-23

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