JPS5891848A - ジエツト插入織機のノズル制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジェット挿入織機、特にトラベリング区域と、
挿入通路に清って配置された主ノズルおよび補助ノズル
とを有する空気挿入織機の少なくとも一つのノズルに対
する制御装置にして、よこ糸挿入媒体、たとえば空気を
ノズルに分配する固定子および回転子よりなるジェット
分配器を備えた制御装置に関する。

この種の普通の制御装置（Ｐイッ公開明細書２．１４５
，２５６および２，６４２，７５４　）においては回転
子が直接固定子上において、すなわち固定子と接触して
回転するようになっている。したがって回転子内に配置
された孔は織機の作動サイクルと同期して、固定子、す
なわちそれに連結された種々のノズルに対する制御管を
有する固定子の中の単数または複数の孔の上を通る。も
し各ノズルの吹込みの開始および（または）終了、なる
べくはその持続時間を制御せんとする場合には、たとえ
ば回転子をその軸線に対する異なる角度位置において装
着し、またはその位置を変え、かっこれを広いまたはせ
まい分配孔を有する他の回転子と取替えねばならぬ。あ
るいはこの代りに固定子を異なる孔を備えた他の固定子
と交換することができる。これら部品の調節または交換
はこれを行うとすれば作業中に行う必要があり、相当の
費用を伴う。

本発明の目的は特に前記の点を改良した制御装置を供す
ることである。

本発明は固定子と回転子との間に少なくとも一つのエレ
メントを設け、それによってジェットの供給を制御せん
とするものである。本発明によれば各ノズルにおける吹
込みの開始および（または）終了、かつなるべくはノズ
ル吹込みの持続時間を簡単な態様で制御することができ
る。このような制御が必要とされるのは、重量の異なる
または表面構造および”手ざわり″の異なるよこ糸材料
を、異なる挿入速度で織機のひ道に挿入せんとする場合
である。なお織製作業の実際的な経験に基因する他の理
由によって、作業員は屡々種々のノズルの吹込みの開始
および（または）終了または持続時間を変える必要にせ
まられる。したがって織製作業は特に空気の消費に関し
て最適の状態で行われるようにされる。

次に添付図面によって本発明の詳細な説明する。

第１図に示された制御装置は固定子として固定された圧
力容器３（英国特願８０　１０５９６７参照）を有して
いる。この固定子３の中には回転子として中空軸８が装
架され、この中空軸を通して矢印１８によって示される
ように圧縮空気が供給される。中空軸８にはいくつかの
タペット１３（第１図にはその一つだけを示す）が装着
されている。・タペット１３は溝孔１５を備えた回転制
御スライｌ’１４を一緒に動かす（矢印２０）。回転子
ユニットは実質的に前記制御スライＰ１４、中空軸８お
よびタペット１３よりなっている。前記部材３，１４は
全体が１０で表わされた制御装置のジェット分配器を形
成している。

制御スライド１４と固定子３との間には二つのシェル形
セグメン１−５１．５２が挿入され、該セグメントは円
筒形を形成し、はぼ１６０度にわたって延びている。圧
力シリンダ３内の切除部分５３を通って外方に突出した
ビン５４（第１図にはその一つだけを示す）はセグメン
）５１．５２と装着されている。前記ぎン５４には作動
棒５５゜５６が連結され、該作動棒は矢印５７．５８の
方向に移動することができ、かつ本例の場合は織機上の
いくつかのジェット分配器１０の上を延びている。

セグメント５１．５２は６１において櫛状に係合し、大
きさを調節し得る溝孔６２を形成している。特に第２図
によって明らかな如く、関連ノズル（図示せず）の噴射
空気供給ラインの対応する連結部材６３ａの前に前記溝
孔６２ａが位置している。第１図に示される如く、連結
部材６３ａは圧力容器３上のうず巻線上に配置されてい
る。

作業が行われる時には回転子ユニツ）８，１３゜１４が
織機（図示せず）を同期して回転し、１８において中空
軸内に導入された圧縮空気が中空軸内の孔２２を通って
圧力容器３内に流入するようになっている（矢印６５）
。この回転が行われる時に、回転スライｌ”１４の溝孔
１５が次々に溝孔６２ａの上に案内され、６３ａにおい
て連結されたノでルに次々に空気が供給され、よこ糸の
挿入速度またはひ道内のよこ糸先端の前進にしたがって
吹込みを行い、ひ道の全体を通して糸を搬送する。

もしたとえば吹込みの開始をすべてのノズルにおいて早
い時点で起るようにセットすべき場合にはセグメント５
１（第２図）を矢印５７にしたがって反時計方向に調節
せねばならぬ。したがって縁７１は第２図の左方に動か
され、それによって吹込みの開始は早い時点の方に動か
される。もしセグメント５２を同じ時点において調節し
なければ、セグメント５２の縁は第２図に示されるよう
な位置に取残される。したがって対応するノズルの吹込
みの終了点は同じ時点に取残される。それによってノズ
ルにおける吹込み時間は長くなる。

もしたとえば吹込み時間を短くすべき場合には両方のセ
グメン）５１．５２の縁７１．７２を相互の方向に動か
す必要がある（たとえばセグメント５１を時計方向に回
転し、セグメント５２を反時計方向に回転させる。） 最後にもし吹込みの終りを遅れるようにセットすべき場
合には縁７２を右方に動かす必要があり、すなわちセグ
メント５２を時計方向に動かさねばならぬ。

第１図から３図に示された実施例においては、第６図の
鉛線によって示された円形孔７４は６３ａにおいて連結
された管の中に空気を排出するように仮定されている。

もし第３図の破線によって示される如く、圧力容器３の
中に長円形の切除部分７５を設ければ（第４図参照）、
吹込みの開始および（または）吹込みの終了の調節範囲
および対応するノズルにおける吹込み時間を長くするこ
とができる。第５図および６図に示された設計において
は、軸８ａカ）＋１＆封部材１１２を介して圧力容器３
内に装架されている。軸８ａには空気の通る溝孔１５ａ
を備えた円板形回転子１４ａが装着され、該回転子は密
封部材１１１を介して圧力容器３の中に装架されている
。密封部材１１３を介して軸８ａ上に装架された円板７
８は回転子１４ａと圧力容器３の壁との間に位置決めさ
れ、この円板は回転には関係せずかつ歯車９６によって
調節することができる。前記円板は長さの異なるいくつ
かの切除部分８２−８８を有し、孔１５ａと壁７７内の
空気排出孔６３Ｃとの間を動き得るようになっている。

このようにして各ノズルにおける吹込みの開始、終了お
よび持続時間を調節することができる。

第７図および８図に示された実施例においては、回転子
は単なる中空軸８によって形成されている。

前記回転子と、固定子を形成しかつ連結部材、たとえば
ひ道の外部のよと先側に位置する主挿入ノズルに対する
連結部材との間にはブツシュ７９が配置されている。こ
のブツシュにはたとえば９０度すれるように配置された
４個の切除部分９１−９４が形成されている。前記切除
部分の長さは矢印５５によって示された方向において異
っている。

もしたとえば６３ｂにおいて連結されたノズルによって
特に長い吹込み時間を得んとする場合には切除部分９４
が孔１５ａの前に位置するようにされる。吹込み時間を
短くすべき場合には切除部分９１が孔１５ａの前にくる
ようにする。

第１−３図と異なる実施例においては、溝孔６２ａの前
の孔７４の他に、孔７４ａが配置され、追加連結部材６
３を通して対応する管およびノズルに空気を供給するよ
うになすことができる。

第３図の破線によって示されたうずまき線８０の上には
二つのセグメントの櫛状に係合する崗９２．９３が位冒
し、該セグメントは軸線９５に対して急勾配をなしく第
１図の線８０．９５の間の角度が大）、または勾配が小
となるように（角度が小）することができる。回転スラ
イド１４の溝孔１５もその螺締の勾配を大きくも、小さ
くもすることができ、軸線９５と平行にする必要はない
。この螺旋は螺旋８０よシも軸線９５に対して大きく傾
斜させることができ、または螺旋８０よシ傾斜を小とす
ることもできる。

第９−１１図に示された実施例においては、空気ジェッ
トの供給を制御する２セグメント型制御半リング７８ａ
　、７８ｂが固定子３と回転子１４８との間に配置され
ている。半リング７８　ａ　、　ｚａｂは手動レバー５
４によって、゛圧力容器３の円墳状溝１２１の中で枢動
させることができる。この半リングが設けられているこ
とによって、１５ａにおいて流入しかつ３６ａにおいて
流出する空気吹込みの開始、終了および（または）持続
時間を調節することができる。第９図においては追加ジ
ェット分配器１０を、たとえば中空軸８の右方に配置す
ることができる。

第１２図に示された変型実施例においては制御半リング
７８ａ、７８ｂの代りに半リング円板の形をなした制御
ニレメン）７ｇｃ、γ８ｄが使用される。前記セグメン
トは歯９２．９３を有し、この歯によって相互に櫛状に
係合する。

第１２の底部において鎖線によって示された追加［９２
１）、９３ｂによって孔１５１）の前にくる孔６２１）
を調節することができる。制御ニレメン）７８０．７８
（ｌに対しては環状溝１２１を設ける必要がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による制御装置の透視図で、一部分を線
図的に示したもの；第２図は第１図の線■−■に沿って
取られた断面図：第３図は第１図に示された頂部の展開
図；第４図は第２図に示された装置の変型を示す図：第
５図は別の変形の断面図：第６図は第５図に示された装
置の詳細図；第７図は別の変型の断面図：第８図は第７
図の線種−糧に活って取られた断面図；第９図および第
１０図は別の設計の曲、明図；第１１図は第９図の線Ｘ
Ｉ−ＸＩに沿って取られた断面図；第１２図は第９図お
よび第１０図に示された変型の説明図。 ３：圧力容器；８：中空軸、１０ニジエツト分配器；１
３：タペット；１４：制御スライダ１１５：溝孔；５３
．５４：セグメント；５４：ピン０ 代理人　浅　　村　　　皓 外４名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　ジェット挿入織機、特にトラベリング区域と
   、挿入通路に沿って配置された主ノズルおよび補助ノズ
   ルとを有する空気挿入織機の少なくとも一つのノズルに
   対する制御装置にして、よこ糸挿入媒体、たとえば空気
   をノズルに分配する固定子（３）および回転子（８）よ
   りなるジェット分配器を備えた制御装置において、前記
   固定子（３）と回転子（８）との間に配置され、かつ各
   ノズルに対するジェット供給を制御するようになった少
   なくとも一つのエレメント（５１，５２；７９）を有し
   ていることを特徴とする制御装置。 （２Ｊ　　％許請求の範囲第１項記載の制御装置におい
   て、前記ジェット分配器が固定子としてのｒラム圧力容
   器（３）と、回転子としての円筒形制御スライ−（１４
   ）にして前記固定子内に適合しかつ実質的に軸線と平行
   な連枢１５）を有する円筒形スライＶとよりなり、かつ
   制御エレメントとして前記圧力容器（３）と制御スライ
   ド（１４）との間に少なくとも一つの回転方向に調節し
   得る殻型部材（５１，５２）を有し、前記圧力容器（３
   ）に配置されたノズルの連結部材（６３）に対する挿入
   媒体ジェットを制御するようになっている装置。 （３）特許請求の範囲第１項および第２項記載の装置に
   おいて、前記制御エレメントが二つの相互に移動し得る
   セグメント（５１，５２）よりなっている装置。 （４）特許請求の範囲第１項から第３項に記載された装
   置において、前記制御セグメン）（５１゜５２）が櫛形
   の突起（９２，９３）を有し、該突起によって前記制御
   セグメントが相互に係合し得るようになっており、前記
   ノズルの制御管に対する連結部材（６３，６３ａ　）が
   前記櫛の歯によって開かれている隙間（６２，６２ａ）
   の上に配置されている装置。 （５）　　！許請求の範囲第１項から第４項に記載され
   た装置において、前記制御セグメント（５１。 ５２が前記容器（３）から外方に突出する作動エレメン
   ト（５４，５５，５６）、たとえばレバーによって移動
   せしめられるようになっている装＃。 （６）特許請求の範囲第１項から第５項に記載された装
   置において、前記管連結部材（６３）の端部が、管連結
   部材（６２）よシ大きな断面を有する室（７５）内の制
   御エレメント（５１，５２）の方に延びるようになって
   いる装置。 （７）特許請求の範囲第１項記載の装置において、前記
   ジェット分配器が固定子として圧力供給源と連通ずる固
   定ドラム（３）を有し、かつ回転子として前記ドラムの
   中で回転する円板（１４ａ）を有し、ノズルに対するジ
   ェット供給管（６３）が前記ドラム（３）に連結され、
   かつドラム（３）と円板（１４ａ）との間に少なくとも
   一つの円板形制御ニレメン）（７Ｂ）にして回転方向に
   おいて調節し得る円板が設けられ、ドラム（３）（第５
   図および第６図）上に装着されるノズルの管連結部相（
   ６３）に対する挿入媒体ジェットを制御するようになっ
   ている装置。