JPS58904B2 - 遠心機 - Google Patents

遠心機

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Publication number
JPS58904B2
JPS58904B2 JP13001580A JP13001580A JPS58904B2 JP S58904 B2 JPS58904 B2 JP S58904B2 JP 13001580 A JP13001580 A JP 13001580A JP 13001580 A JP13001580 A JP 13001580A JP S58904 B2 JPS58904 B2 JP S58904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
rotor
signal
refrigerator
heater
Prior art date
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Expired
Application number
JP13001580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5753265A (en
Inventor
永田明郎
西沢康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP13001580A priority Critical patent/JPS58904B2/ja
Publication of JPS5753265A publication Critical patent/JPS5753265A/ja
Publication of JPS58904B2 publication Critical patent/JPS58904B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Control Of Temperature (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠心機に係り、特に微小粒子を分離・精製する
ロータの温度制御を行うようにしてなる遠心機の改良に
関するものである。
まず、第1図ないし第3図を用いて従来技術について説
明する。
第1図は遠心機の全体構成図。第2図は第1図のロータ
周囲部分の拡大部分断面図である。
第1図において、1はロータ室2を構成している鋼リン
グ、3はドア、4はロータ、5はロータ4を回転駆動す
る駆動部、6はロータ室2内を真空にする真空ポンプ、
7はロータ4の周囲に設けたロータ4を冷却または加熱
するためのボウルで、このボウル7の外周には、冷凍機
8から送り込まれた冷媒を蒸発させる冷却バイブ9とト
ランス10から電力が供給されているヒータ11とが巻
きつけである。
12は冷凍機8とヒータ11を制御する制御器である。
制御器12は。第2図に示すように、ロータ4の底部に
設けたベース13の上に取り付けた2重円筒状のアダプ
タ14の内部に設けた感温リング15で検知した温度に
応じた温度検知信号によって、冷凍機8またはヒータ1
1をオン、オフさせ、ロータ4の温度制御を行う。
ところで、従来、制御器12は、感温リング15で検知
した温度がある設定温度より高いときは、第3図aに示
すように、冷凍機8をオン(作動)させるオンレベルの
温度制御信号を出力し、逆に設定温度より低いときは、
冷凍機8をオフ(停止)させ、かつ、ヒータ11をオン
(加熱)させるオフレベルの温度制御信号を出力するよ
うに構成してあった。
したがって、冷凍機8は、第3図すに示すように、温度
制御信号がオンレベルになる時間間隔でオンし、冷凍機
8がオンしている時間は、温度制御信号がオンレベルに
なる時間と一致しでいる。
すなわち、T11=T21.T12=T22.T13=
T23.・・・・・・となる。
しかし、この場合は、T11<T12<T13となると
、T21<T22<T23となり、ロータ4の温度が第
3図dに示すように、設定温度からの温度振幅が次第に
大きくなる傾向を示すに至る。
なお、第3図cはヒータ11のオン、オフの状態を示し
ており、ヒ−タ11を設けてない遠心機においては、上
記のような問題は起らない。
このようtこロータ4の温度振幅が大きくなると。
高精度の分離をするとき問題になることがある。
T11<T12<T13となり、ロータ4の温度振幅が
大きくなる原因は、冷凍機8の容量が大きいためである
冷凍機8の容量を小さくすれば上記の問題を解決できる
が、遠心機においては、ロータ4を最初20〜30℃の
常温のときにロータ室2に入れ、ロータ室2内でロータ
4を冷却しながら0〜4℃位に保持する場合があり、こ
のときに冷凍機8の容量が小さいと、0〜4℃まで冷却
できないという不都合を生じる。
また、冷凍機8の容量が大きいと、第2図において、ボ
ール7が冷却されてロータ4の側面を冷却するが、ロー
タ4の側面からロータ4の底部に設けたアダプタ14に
かけて温度勾配が生じているため、アダプタ14の温度
を検知する感温リング15がその温度を検知して、これ
により温度制御信号を出力するようにしても、このとき
ロータ4の側面近傍には過分の冷却エネルギー、また加
熱エネルギーが与えられでしまい、上記したようにロー
タ4の温度振幅が大きくなってしまうという欠点が生じ
る。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、ロータの温度制御精度を向上し、高精度の遠
心分離を可能とすることができる遠心機を提供すること
にある。
本発明の特徴は、ロータの温度が所定値になるように冷
凍機とヒータとをオン・オフ制御する制御器の温度制御
回路に、上記ロータの温度を検知する温度検知手段から
の温度検知信号の大きさによってオン・オフ信号を発生
する第1の手段と、所定時間間隔でオン、オフするオン
・オフ信号を発生する第2の手段と、上記第1.第2の
手段からのオン・オフ信号の論理積条件が成立したとき
のみ上記冷凍機をオンさせる信号を発生する第3の手段
とを具備させた点にある。
以下本発明を第4図に示した実施例および第5図を用い
て詳細に説明する。
第4図は本発明の遠心機の制御器の温度制御回路の一実
施例を示す回路図である。
第4図においで、21は第2図の感温リング15を用い
て検知されたロータ4の温度検知信号(温度に比例した
信号)、22はロータ4の設定温度信号、23は温度検
知信号21と設定温度信号22との大小関係に応じて第
5図aに示すオン・オフ信号(信号21の方が小さいと
きは“1”レベル、太きいときは“0”レベルの信号)
aを発生する比較器、24.25はインバータ、26は
フリップフロップ回路、27はオン・オフ信号aがオン
レベルのときに導通するトランジスタで、これが導通す
ると、第1図のヒーター1をオンさせるヒータリレー(
図示せず)をオンさせる。
ヒータリレーの動作状態は第5図すに示しである。
28は所定時間間隔でオン、オフするオン・オフ信号c
を発生する冷凍機リレー信号発生回路で、抵抗器29゜
30、コンデンサ31,32.マルチバイブレータ33
等より構成しであり、オンレベルとなる時間t1とオフ
レベルになる時間t2とは、抵抗29゜30の抵抗値を
Ra、Rb、コンデンサ31.32の容量をc1.c2
とすると、それぞれ次式で表わされる。
t1=a(Ra+Rb)(c1+c2)・・・・・・(
1)t2=aRb(c1+02) ここに、a:定数 34はアンド回路で、冷凍機リレー信号発生回路28か
らのオン・オフ信号すとインバータ24からのオン・オ
フ信号がともにオンレベルのときにオン信号を出し、ト
ランジスタ35を導通させ。
第1図の冷凍機8をオンさせる冷凍機リレー(図示せず
)をオンさせる。
冷凍機リレーの動作状態は第5図Cに示しである。
上記した本発明の実施例によれば、第5図に示?したタ
イムチャートのように、温度検知信号21にもとすくオ
ン・オフ信号aがオンレベルのときにヒータリレーがオ
ンしてヒーター1がオン(加熱状態)となり、オン・オ
フ信号aがオフレベルで、インバータ24の出力がオン
レベルとなり、かつ、冷凍機リレー信号発生回路28か
らのオン・オフ信号すがオンレベルのとき冷凍機リレー
がオンして冷凍機8がオンとなるから、この冷凍機8の
オン時間t1とオフ時間t2とをロータ4の温度勾配が
最小になるように決めておけば、冷凍機8がオンしてい
る時間が短かくなり、冷凍機8の容量が小さくなったの
と同じようになり、その結果、第5図dに示すように、
ロータ4の温度の設定温度に対する温度振幅が小さくな
り、高精度の遠心分離が可能になる。
なお、ヒータ11についても冷凍機8と同様にオン、オ
フさせるようにしてもよく、これは同様の手法により容
易に実現することができ、これによりさらにロータ4の
温度制御を良好にすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、ロータの温度制
御精度を向上し、高精度の遠心分離を可能とすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は遠心機の全体構成図、第2図は第1図のロータ
周辺部分の拡大部分断面図、第3図は従来のロータ温度
制御における温度制御信号と冷凍機およびヒータの動作
とロータ温度との関係を示すタイムチャート、第4図は
本発明の遠心機の制御器の温度制御回路の一実施例を示
す回路図、第5図は第4図による場合の温度制御信号と
ヒータリレーおよび冷凍機リレーの動作とロータ温度と
の関係を示すタイムチャートである。 2・・・・・・ロータ室、4・・・・・・ロータ、8・
・・・・・冷凍機、11・・・・・・ヒータ、12・・
・・・・制御器、14・・・・・・アダプタ、15・・
・・・・感温リング、21・・・・・・温度検知信号、
22・・・・・・設定温度信号、23・・・・・・比較
器。 24.25・・・・・・インバータ、26・・・・・・
フロップフロップ回路、27,35・・・・・・トラン
ジスタ、28・・・・・・冷凍機リレー信号発生回路、
34・・・・・・アンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロータの温度を検知する温度検知手段と、前記ロー
    タを冷却する冷凍機と、前記ロータを加温するヒータと
    、前記温度検知手段からの温度検知信号を用いて前記ロ
    ータの温度が所定値になるように前記冷凍機と前記ヒー
    タとをオン・オフ制御する制御器とを備えた遠心機にお
    いて、前記制御器の温度制御回路に前記温度検知信号の
    大きさによりオン・オフ信号を発生する第1の手段と、
    助定時間間隔でオン・オフするオン・オフ信号を発生す
    る第2の手段と、前記第1.第2の手段からのオン・オ
    フ信号の論理積条件が成立したときのみ前記冷凍機をオ
    ンさせる信号を発生する第3の手段とを具備することを
    特徴とする遠心機。
JP13001580A 1980-09-17 1980-09-17 遠心機 Expired JPS58904B2 (ja)

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JP13001580A JPS58904B2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 遠心機

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JP13001580A JPS58904B2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 遠心機

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JPS5753265A JPS5753265A (en) 1982-03-30
JPS58904B2 true JPS58904B2 (ja) 1983-01-08

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JPH0331682Y2 (ja) * 1984-12-21 1991-07-05

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JPH03135460A (ja) * 1989-10-20 1991-06-10 Hitachi Koki Co Ltd 遠心分離機の温度制御方式

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