JPS588988A - 溶融冶金スラグの処理方法 - Google Patents
溶融冶金スラグの処理方法Info
- Publication number
- JPS588988A JPS588988A JP56106547A JP10654781A JPS588988A JP S588988 A JPS588988 A JP S588988A JP 56106547 A JP56106547 A JP 56106547A JP 10654781 A JP10654781 A JP 10654781A JP S588988 A JPS588988 A JP S588988A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- bedding
- molten
- moving bed
- pallet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/08—Treatment of slags originating from iron or steel processes with energy recovery
Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、溶融状態の高炉スラグ、転炉スラグ等の冶
金スラグを移動床によ染連続的に冷却処理するとともに
、その冶金スラグの保有熱を効果的に回収する方法に関
する。
金スラグを移動床によ染連続的に冷却処理するとともに
、その冶金スラグの保有熱を効果的に回収する方法に関
する。
溶融状態の高炉スラグ、転炉スラグ等は、一般にスラグ
ヤードと称するスラグ塊が敷かれた広いヤードへ流し出
し、冷却後ブルドーザ等で凝固スラグを砕き、酔い先後
のスラグを掻取る方法で処理されている。この方法では
、溶融スラグの保有熱を放散させる関係上、スラグ保有
熱はほとんど回収できない。
ヤードと称するスラグ塊が敷かれた広いヤードへ流し出
し、冷却後ブルドーザ等で凝固スラグを砕き、酔い先後
のスラグを掻取る方法で処理されている。この方法では
、溶融スラグの保有熱を放散させる関係上、スラグ保有
熱はほとんど回収できない。
一方、溶融スラグの保有熱の回収を主成として、無限軌
道上を回動する直線形の移動床により溶融スラグを冷却
処理する方法がある。この方法は、両端側に設けたホイ
ールに係合されてモータ駆動される無端パレットコンベ
ヤーより構成された直線形の移動床の上に、冷却用スラ
グからなる床敷層を形成させ、この床敷層の上に溶融ス
ラグを注入して凝固させ、凝固完了後移動床の終〜端よ
抄凝固スラグおよび床敷スラグを排出させるとともに１
凝固過程および凝固後のスラグから熱回収する方法であ
る。この方法は、溶融スラグ凝固時の放出熱を床敷スラ
グに吸収させ得る仁と、床敷スラグが断熱材の役割を果
たすためパレットが保−されるといつ喪利点を有する反
面、多量の溶融スラグを処理する場合には、パレットの
面積を大きくしなければならないこと、パレットの耐久
性、耐熱性を考慮するとパレットの重量が大きくなるこ
と郷の、設備上配慮しなければならない点がいくつかあ
つ九。従って、直線形の場合は、無限軌道上を回動する
パレットの数はできるだけ少々い方がよく、かつ重量の
重い数多くのパレットを連続して安定に回動させ得るコ
ンベヤーシステムであること勢の条件を充たさなければ
ならなかった。
道上を回動する直線形の移動床により溶融スラグを冷却
処理する方法がある。この方法は、両端側に設けたホイ
ールに係合されてモータ駆動される無端パレットコンベ
ヤーより構成された直線形の移動床の上に、冷却用スラ
グからなる床敷層を形成させ、この床敷層の上に溶融ス
ラグを注入して凝固させ、凝固完了後移動床の終〜端よ
抄凝固スラグおよび床敷スラグを排出させるとともに１
凝固過程および凝固後のスラグから熱回収する方法であ
る。この方法は、溶融スラグ凝固時の放出熱を床敷スラ
グに吸収させ得る仁と、床敷スラグが断熱材の役割を果
たすためパレットが保−されるといつ喪利点を有する反
面、多量の溶融スラグを処理する場合には、パレットの
面積を大きくしなければならないこと、パレットの耐久
性、耐熱性を考慮するとパレットの重量が大きくなるこ
と郷の、設備上配慮しなければならない点がいくつかあ
つ九。従って、直線形の場合は、無限軌道上を回動する
パレットの数はできるだけ少々い方がよく、かつ重量の
重い数多くのパレットを連続して安定に回動させ得るコ
ンベヤーシステムであること勢の条件を充たさなければ
ならなかった。
この発明は、これらの点を解決するためになされたもの
であり、その要旨は次のとおりである。
であり、その要旨は次のとおりである。
すなわち、この発明は、移動床の上に床敷スラグ層を形
成させ、該スラグ層の上に溶融スラグを注入し、移動床
を移動させながら溶融スラグを凝固させ九後、凝固スラ
グおよび床敷スラグを取出して両スラグから熱回収する
方法であって、前記移動床が水平円形軌道上を回動する
パレットコンベヤーで構成され、床敷スラグ量に対し重
量比で０１４倍の溶融スラグを注入することを特徴とす
るものである。
成させ、該スラグ層の上に溶融スラグを注入し、移動床
を移動させながら溶融スラグを凝固させ九後、凝固スラ
グおよび床敷スラグを取出して両スラグから熱回収する
方法であって、前記移動床が水平円形軌道上を回動する
パレットコンベヤーで構成され、床敷スラグ量に対し重
量比で０１４倍の溶融スラグを注入することを特徴とす
るものである。
この発明法において、パレットコンベヤーで構成される
移動床を水平な円形軌道上を回動する方式としたのは、
次の理由による。
移動床を水平な円形軌道上を回動する方式としたのは、
次の理由による。
従来のような直線形の移動床では、移動床のリターン部
が構成されている丸めパレットの溶融スラグ処理に機能
する部分が少ないのに対し、円形軌道上を回動する移動
床の場合は、直線形に比べ、移動床の溶融スラグ処理に
機能する割合が高くなるため、移動床の稼動率がアップ
し、パレット数を大巾に減らすことが可能とな染、設備
構造を簡素化および堅牢化できる上、比較的せまいスペ
ースで効率よく溶融スラグを冷却処理し得るからである
。
が構成されている丸めパレットの溶融スラグ処理に機能
する部分が少ないのに対し、円形軌道上を回動する移動
床の場合は、直線形に比べ、移動床の溶融スラグ処理に
機能する割合が高くなるため、移動床の稼動率がアップ
し、パレット数を大巾に減らすことが可能とな染、設備
構造を簡素化および堅牢化できる上、比較的せまいスペ
ースで効率よく溶融スラグを冷却処理し得るからである
。
また、この発明法において、溶融スラグの注入量を床敷
スラグの０．５〜３倍（重量比）と限定し九のは、次の
理由による。
スラグの０．５〜３倍（重量比）と限定し九のは、次の
理由による。
移動床方式の場合、溶融スラグ量が床敷スラグ量に比べ
て少な過ぎる場合は、スラグ全体の平均温度が低下し、
熱回収面で不利であること、逆に溶融スラグ量が多過ぎ
る場合は、溶融スラグの凝固に時間を要する上、床敷ス
ラグの温度上昇が激し−〈な抄パレットが加熱されやす
くなって耐久性、耐熱性に問題が生じる。従って、床敷
スラグ量と溶融スラグ量は、上記した点を考慮して定め
る必要がある。そこで、この発明では、溶融スラグの注
入量を床敷スラグの０．５〜３倍（重量比）に限定した
のである。
て少な過ぎる場合は、スラグ全体の平均温度が低下し、
熱回収面で不利であること、逆に溶融スラグ量が多過ぎ
る場合は、溶融スラグの凝固に時間を要する上、床敷ス
ラグの温度上昇が激し−〈な抄パレットが加熱されやす
くなって耐久性、耐熱性に問題が生じる。従って、床敷
スラグ量と溶融スラグ量は、上記した点を考慮して定め
る必要がある。そこで、この発明では、溶融スラグの注
入量を床敷スラグの０．５〜３倍（重量比）に限定した
のである。
すなわち、溶融゛スラグの注入量が床敷スラグのＯ，Ｓ
Ｓ以下であると、床敷スラグと凝固スラグの平均温度が
低く、水蒸気等発生に有利な熱風温度（約６００℃以上
）を確保することができず、また溶融スラグの注入量が
床敷スラグの３倍以上であると、床敷スラグの温度上昇
が激しくなり鉄製パレツ）Ｏ隈界温一度である７００℃
−程度以上となってパレットの損傷が著しくなるからで
ある。
Ｓ以下であると、床敷スラグと凝固スラグの平均温度が
低く、水蒸気等発生に有利な熱風温度（約６００℃以上
）を確保することができず、また溶融スラグの注入量が
床敷スラグの３倍以上であると、床敷スラグの温度上昇
が激しくなり鉄製パレツ）Ｏ隈界温一度である７００℃
−程度以上となってパレットの損傷が著しくなるからで
ある。
なお、この発明における善動床上の床敷スラグおよび凝
固スラグの排出方法は、例えば移動床の円形−道の一部
に連続する凹みを設け、この凹みを利用してパレットを
反転させる方法、あるいは円形軌゛道の片側を水平から
次第に高くしてパレットを類１斜させる方法を用いる−
ことによって、パレット上のスラグ全部を排出すること
ができる。
固スラグの排出方法は、例えば移動床の円形−道の一部
に連続する凹みを設け、この凹みを利用してパレットを
反転させる方法、あるいは円形軌゛道の片側を水平から
次第に高くしてパレットを類１斜させる方法を用いる−
ことによって、パレット上のスラグ全部を排出すること
ができる。
図面は、との発明法を実施するための装置構成の一例を
示すもので、（１）は水平な円形軌道上を回動するごと
く設置された複数個のパレット（幻からなる移動床、（
３）は床敷スラグ貯槽、（４）はタンディツシュ、（Ｉ
）はスラグ排出部、（−）は破砕機、（１）は排熱回収
用熱交換器をそれぞれ示す。
示すもので、（１）は水平な円形軌道上を回動するごと
く設置された複数個のパレット（幻からなる移動床、（
３）は床敷スラグ貯槽、（４）はタンディツシュ、（Ｉ
）はスラグ排出部、（−）は破砕機、（１）は排熱回収
用熱交換器をそれぞれ示す。
上記装置において、床敷スラグ貯槽（３）から床敷用ス
ラグが矢印方向に回動中の各パレット（幻に順次供給さ
れ、その床敷スラグ層の上にタンディツシュ（４）から
溶融スラグが注入される。溶融スラグは、移動床（１）
の回動にともなって次第に凝固し、スラグ排出部（５）
に到達すると、各パレットを前記方法で傾斜ｔｉは反転
させて高温の床敷スラグと凝固スラグを取出す。そして
、破砕機（・）で所定の粒度に破砕し先後、排熱回収用
熱交換器（ｎで熱風を得る。
ラグが矢印方向に回動中の各パレット（幻に順次供給さ
れ、その床敷スラグ層の上にタンディツシュ（４）から
溶融スラグが注入される。溶融スラグは、移動床（１）
の回動にともなって次第に凝固し、スラグ排出部（５）
に到達すると、各パレットを前記方法で傾斜ｔｉは反転
させて高温の床敷スラグと凝固スラグを取出す。そして
、破砕機（・）で所定の粒度に破砕し先後、排熱回収用
熱交換器（ｎで熱風を得る。
次に、この発明の実施例について説明する。
〔実施−例〕゛
図面に示す装置により、溶融高炉スラグを凝固させ、パ
レットを反転させる方法により床敷スランおよび凝固ス
ラグの全量を排出し、ついで破砕機により約３００の粒
度に破砕した後、熱交換器により排熱を回収した。なお
、移動床の装置諸元は第１表に、操業条件は第２表にそ
れぞれ示した。
レットを反転させる方法により床敷スランおよび凝固ス
ラグの全量を排出し、ついで破砕機により約３００の粒
度に破砕した後、熱交換器により排熱を回収した。なお
、移動床の装置諸元は第１表に、操業条件は第２表にそ
れぞれ示した。
上記の条件で操業した結果、注入した溶融スラグは、ス
ラグ排出時にはすべて凝固していた。また、熱交換後の
スラグ温度は熱交換器入口部で約８００℃であったもの
が１９０℃ 前後まで低下しており、得られた熱風の温
度は６５０〜６９０℃と十分高いことが確認されたつ ちなみに、従来の直線型移動床によると、同じ１ｍ＾炉
スラスラグぼ、同じ髪処理して排熱回収、を行った結果
では、熱交換後の熱風温度は約５００℃であり、本発明
法による方が効率よく排熱回収し得ることが確４できた
。
ラグ排出時にはすべて凝固していた。また、熱交換後の
スラグ温度は熱交換器入口部で約８００℃であったもの
が１９０℃ 前後まで低下しており、得られた熱風の温
度は６５０〜６９０℃と十分高いことが確認されたつ ちなみに、従来の直線型移動床によると、同じ１ｍ＾炉
スラスラグぼ、同じ髪処理して排熱回収、を行った結果
では、熱交換後の熱風温度は約５００℃であり、本発明
法による方が効率よく排熱回収し得ることが確４できた
。
第ｉｍｌ装置賭元
第２１Ｉ！ 操業条件
なお、上記実施例は、高炉スラグを対象にしたものであ
るが、転炉スラグ、電気炉スラグ等の冶金スラグにも適
用できる。また、床敷用のスラグ塊と溶融スラグは、同
一材質のものでよいが、異なる材質のものを選んでも特
に問題はない。
るが、転炉スラグ、電気炉スラグ等の冶金スラグにも適
用できる。また、床敷用のスラグ塊と溶融スラグは、同
一材質のものでよいが、異なる材質のものを選んでも特
に問題はない。
図面はこの発明法を実施するための装置構成の一例を示
す概略図である。 １・・・移動床、２・・・パレット、３・・・床敷スラ
グ貯槽、４・・・タンディツシュ、６・・・スラグ排出
部、６・・・破砕機、７・・・排熱回収用熱交換器。 出願人 住友金属工業株式会社 ｂ ／
す概略図である。 １・・・移動床、２・・・パレット、３・・・床敷スラ
グ貯槽、４・・・タンディツシュ、６・・・スラグ排出
部、６・・・破砕機、７・・・排熱回収用熱交換器。 出願人 住友金属工業株式会社 ｂ ／
Claims (1)
- 移動床の上に床敷スラグ層を形成させ、誼スラグ層の上
に溶融スラグを注入し、移動床を移動させながら溶融ス
ラグを凝固させた後、凝固スラグおよび床敷スラグを取
出して両スラグから熱回収する方法であって、前記移動
床が水平円形軌道、上を回動するパレットコンベヤーで
構成され、床敷スツ°グ量に対し重量比で０．５〜３倍
の溶融スラグを注入することを特徴とする溶融冶金スラ
グの処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56106547A JPS588988A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 溶融冶金スラグの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56106547A JPS588988A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 溶融冶金スラグの処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS588988A true JPS588988A (ja) | 1983-01-19 |
Family
ID=14436379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56106547A Pending JPS588988A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 溶融冶金スラグの処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588988A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015040638A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 凝固スラグ製造装置及び凝固スラグ製造方法 |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP56106547A patent/JPS588988A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015040638A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 凝固スラグ製造装置及び凝固スラグ製造方法 |
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