JPS588987Y2 - 伝達機構 - Google Patents
伝達機構Info
- Publication number
- JPS588987Y2 JPS588987Y2 JP1977000592U JP59277U JPS588987Y2 JP S588987 Y2 JPS588987 Y2 JP S588987Y2 JP 1977000592 U JP1977000592 U JP 1977000592U JP 59277 U JP59277 U JP 59277U JP S588987 Y2 JPS588987 Y2 JP S588987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- drive
- spring
- transmission
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転を伝達する機構、さらに詳しくいえば変動
する負荷に正しい回転速度を伝達することができ負荷側
が駆動側に対して先行しないようにした回転伝達機構に
関する。
する負荷に正しい回転速度を伝達することができ負荷側
が駆動側に対して先行しないようにした回転伝達機構に
関する。
カムなどに回転力を伝達するとき、カム軸は、従動側に
仕事を与えるときと、従動側から仕事が与えられるとき
がある。
仕事を与えるときと、従動側から仕事が与えられるとき
がある。
このようなカム軸をクラッチ機構を介して力を伝達する
とき、正しい回転が伝達されず、ゆるみや滑りが生じる
ことがある。
とき、正しい回転が伝達されず、ゆるみや滑りが生じる
ことがある。
カム従動子側が与えられた回転に対応して常に正しい位
置を保つ必要がある場合にずれが生ずると不都合が生じ
る。
置を保つ必要がある場合にずれが生ずると不都合が生じ
る。
カードセレクタのカードホッパにおけるカード送出装置
を例にして詳しく説明する。
を例にして詳しく説明する。
、カード送り出し機構をカム軸をばねクラッチ機構を介
して1回転させ、カム軸に設けられているカムのストロ
ークでカードを一枚送シ出すように構成するとき、カム
軸に動力を伝達する機構とカム軸との間の滑りが生じる
ことがある。
して1回転させ、カム軸に設けられているカムのストロ
ークでカードを一枚送シ出すように構成するとき、カム
軸に動力を伝達する機構とカム軸との間の滑りが生じる
ことがある。
これは一方向の回転を伝達するばねクラッチとカムの斜
面に原因するものである。
面に原因するものである。
カムの斜面で従動子を押す場合にばばねクラッチは原動
側と従動側を強く連結し正しい回転力を伝達するが、カ
ムの斜面が従動子側から力を受けて回転を先行しようと
するときは、前記ばねクラッチは無力でありカムが原動
側よりも先行してし15ことになる。
側と従動側を強く連結し正しい回転力を伝達するが、カ
ムの斜面が従動子側から力を受けて回転を先行しようと
するときは、前記ばねクラッチは無力でありカムが原動
側よりも先行してし15ことになる。
このような現象が生じるとカード送り出し機構の動作が
不確実になるので問題である。
不確実になるので問題である。
本考案は負荷が変動する従動回転軸をばねクラッチ機構
を介して正しく回転させることのできる改良された伝達
機構を提供することを目的とする。
を介して正しく回転させることのできる改良された伝達
機構を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本考案による伝達機構は、
ばねクラッチ機構を介して、負荷が変動する従動回転軸
を回転させる伝達機構において、従動回転軸と、前記従
動回転軸と一体に設けられている伝達ハブと、前記従動
回転軸に一体に設けられている逆止めハブと、前記従動
回転軸に前記伝達ハブと逆止めハブ間で回転可能に設け
られている駆動・・ブと、前記駆動ハブの第1の方向の
回転を前記伝達ハブに伝達する方向に前記駆動ハブと伝
達ハブに巻付げられている駆動ばねと、前記逆止めハブ
と前記駆動ハブに、前記駆動ハブよりも前記従動回転軸
が前記第1の方向で先行しようとするときに前記逆止め
・・ブと前記駆動・・ブを締付ける方向で巻付けられて
いるばねとを含み前記従動回転軸を滑りなく回動させる
ように構成されている。
ばねクラッチ機構を介して、負荷が変動する従動回転軸
を回転させる伝達機構において、従動回転軸と、前記従
動回転軸と一体に設けられている伝達ハブと、前記従動
回転軸に一体に設けられている逆止めハブと、前記従動
回転軸に前記伝達ハブと逆止めハブ間で回転可能に設け
られている駆動・・ブと、前記駆動ハブの第1の方向の
回転を前記伝達ハブに伝達する方向に前記駆動ハブと伝
達ハブに巻付げられている駆動ばねと、前記逆止めハブ
と前記駆動ハブに、前記駆動ハブよりも前記従動回転軸
が前記第1の方向で先行しようとするときに前記逆止め
・・ブと前記駆動・・ブを締付ける方向で巻付けられて
いるばねとを含み前記従動回転軸を滑りなく回動させる
ように構成されている。
前記構成によれば、ばねクラッチを使用しているにもか
かわらず、駆動・・ブの回転は正確に従動軸に伝達され
、従動軸はあたかも駆動ハブに固定されたように一体に
回転し、その間に、ずれは生ぜず、本考案の目的は完全
に達成される。
かわらず、駆動・・ブの回転は正確に従動軸に伝達され
、従動軸はあたかも駆動ハブに固定されたように一体に
回転し、その間に、ずれは生ぜず、本考案の目的は完全
に達成される。
以下図面を参照して本考案をさらに詳しく説明する。
第1図は本考案による伝達機構の正面図、第2図は側面
図である。
図である。
第3図および第4図はそれぞれ第1図A−A、B−Bの
示す線で切断して示した断面図である。
示す線で切断して示した断面図である。
カム軸1は壁2に固定されている軸受3により受けられ
ている。
ている。
そして軸受3側から伝達ハブ4、駆動ハブ9、逆止めハ
ブ11が挿入され伝達・・フと逆止めハブ11はそれぞ
れねじ13,12によりカム軸1に固定されている。
ブ11が挿入され伝達・・フと逆止めハブ11はそれぞ
れねじ13,12によりカム軸1に固定されている。
駆動・・ブ9にはVプーリ6が固定されており、ノ・プ
9の内側にはオイルレスメタル8が圧入されておりオイ
ルレスメタル8の内径で軸1に接するようになっている
。
9の内側にはオイルレスメタル8が圧入されておりオイ
ルレスメタル8の内径で軸1に接するようになっている
。
伝達・・ブ4の4a部と駆動・・ブ9の9a部は等しい
外径を有し、それ等に駆動ばね5が巻付けられている。
外径を有し、それ等に駆動ばね5が巻付けられている。
駆動ばね5の一端は、第3図に示されているように伝達
・・ブ4に設置すられている溝に挿入されており他端は
ばね5にゆるくかぶせられているカラーIに設けられて
いる溝に挿入されている(第4図参照)。
・・ブ4に設置すられている溝に挿入されており他端は
ばね5にゆるくかぶせられているカラーIに設けられて
いる溝に挿入されている(第4図参照)。
このばね5の巻付は方向は第1図矢印の方向から見て、
Vプーリ6を時計方向に回転したときばね5が伝達・・
ブ4の4a部と駆動・・ブ9の9a部を締めつげる方向
になっている。
Vプーリ6を時計方向に回転したときばね5が伝達・・
ブ4の4a部と駆動・・ブ9の9a部を締めつげる方向
になっている。
駆動ハブ9の9b部と逆止めハブの11b部は同一の外
径であり、これ等に逆止めばね10が前記ばねと同方向
に巻付けられている。
径であり、これ等に逆止めばね10が前記ばねと同方向
に巻付けられている。
カム軸1には偏心カム19が固定されており、このカム
19の回転は従動ローラ18を介して、支軸15に枢止
されているレバー16の揺動運動に変換される。
19の回転は従動ローラ18を介して、支軸15に枢止
されているレバー16の揺動運動に変換される。
揺動するレバー16にばばね17により反時計方向(第
2図)の回動力が与えられており、カム軸トはレバー1
6側(負荷側)から不均一な力を受ける。
2図)の回動力が与えられており、カム軸トはレバー1
6側(負荷側)から不均一な力を受ける。
すなわち、カム19が従動子18を押し上げるときは、
相当な回転力を軸1に与えなげればならないが、従動子
18がカムの斜面を下るときはレバー16から軸10回
転を加速するむきの力が与えられる。
相当な回転力を軸1に与えなげればならないが、従動子
18がカムの斜面を下るときはレバー16から軸10回
転を加速するむきの力が与えられる。
カラー7は第4図に示されているような切欠部が設けら
れており、この切欠部に係合可能にクラッチレバ−14
が設けられている。
れており、この切欠部に係合可能にクラッチレバ−14
が設けられている。
このクラッチレバ−14は図示しないソレノイドプラン
ジャによって制御されカラ一方向に移動させられ切欠部
と係合したときに、前記駆動ばね5がゆるめられ、■プ
ーリ6は時計方向(矢視)に空転し軸1には回転力が伝
達されないようになっている。
ジャによって制御されカラ一方向に移動させられ切欠部
と係合したときに、前記駆動ばね5がゆるめられ、■プ
ーリ6は時計方向(矢視)に空転し軸1には回転力が伝
達されないようになっている。
以上のように構成された伝達機構においてクラッチレバ
−14をカラー7に結合させた状態で時計方向に回転さ
せると、カラーγの回転が阻止されているために駆動ば
ね5がゆるみ駆動ハブ9の回転力は伝達ノ・ブ4に伝達
されない。
−14をカラー7に結合させた状態で時計方向に回転さ
せると、カラーγの回転が阻止されているために駆動ば
ね5がゆるみ駆動ハブ9の回転力は伝達ノ・ブ4に伝達
されない。
一方ばね10もゆるみ勝手になっているので逆止め・・
プ11にも回転は伝達されない。
プ11にも回転は伝達されない。
次にクラッチレバ−14をカラー7からはずすと、駆動
ばね5が駆動ハブ9と伝達ハブ4に強く結合して駆動・
・ブ9の回転をカム軸1に伝達する。
ばね5が駆動ハブ9と伝達ハブ4に強く結合して駆動・
・ブ9の回転をカム軸1に伝達する。
カム19が回転を続け、カム19が従動ローラ18から
力を受けるようになり、今までの慣性もあって、伝達ハ
ブ4が駆動・・プ9より先行しそうになると、ばね5は
ゆるみ勝手になりこれを阻止することができないが逆止
め・・ブ11と駆動・・ブ9との間に巻付けられている
逆止めばねがし1ジ、先行は阻止される。
力を受けるようになり、今までの慣性もあって、伝達ハ
ブ4が駆動・・プ9より先行しそうになると、ばね5は
ゆるみ勝手になりこれを阻止することができないが逆止
め・・ブ11と駆動・・ブ9との間に巻付けられている
逆止めばねがし1ジ、先行は阻止される。
したがってカム軸1と駆動側とはあたかも固定されたよ
うに一体に作動する。
うに一体に作動する。
クラッチレバ−14がカラーTの切欠部に結合すると、
ばね5は強制的にゆるめられ、逆止めばね10は駆動・
・ブ9の時計方向の回転に対してはゆるみ勝手になり、
駆動側だけが空転する。
ばね5は強制的にゆるめられ、逆止めばね10は駆動・
・ブ9の時計方向の回転に対してはゆるみ勝手になり、
駆動側だけが空転する。
以上詳しく説明したように本考案によれば負荷が変動す
る従動回転軸をクラッチ機構を介して、すべりやゆるみ
なく回転させることができ、負荷がある程度の慣性を持
っていてもその回転位置を正しく規制することができる
。
る従動回転軸をクラッチ機構を介して、すべりやゆるみ
なく回転させることができ、負荷がある程度の慣性を持
っていてもその回転位置を正しく規制することができる
。
したがってカードホッパのカード送出機構などに応用す
れば、カード送出機構を正しく作動させることができる
などの秀れた効果が得られる。
れば、カード送出機構を正しく作動させることができる
などの秀れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による伝達機構の正面図、第2図は側面
図、第3図は第1図A−Aの示す線で切断した断面図、
第4図は第1図B−Bの示す線で切断した断面図である
。 1・・・カム軸、2・・・壁板、3・・・軸受、4・・
・伝達・・フ、5・・・駆動ばね、6・・・■プーリ、
7・・・カラー8・・・オイルレスメタル、9・・・駆
動・・フ、10・・・逆止めばね、11・・・逆止め・
・ブ、12,13−・・止めねじ、14・・・クラッチ
レバ−115・−・スタンド、16・・・従動レバー
1T・・・ばね、18・・・従動ローラ、19・・・カ
ム。
図、第3図は第1図A−Aの示す線で切断した断面図、
第4図は第1図B−Bの示す線で切断した断面図である
。 1・・・カム軸、2・・・壁板、3・・・軸受、4・・
・伝達・・フ、5・・・駆動ばね、6・・・■プーリ、
7・・・カラー8・・・オイルレスメタル、9・・・駆
動・・フ、10・・・逆止めばね、11・・・逆止め・
・ブ、12,13−・・止めねじ、14・・・クラッチ
レバ−115・−・スタンド、16・・・従動レバー
1T・・・ばね、18・・・従動ローラ、19・・・カ
ム。
Claims (1)
- ばねクラッチ機構を介して、負荷が変動する従動回転軸
を回転させる伝達機構において、従動回転軸と、前記従
動回転軸と一体に設けられている伝達ハブと、前記従動
回転軸に一体に設けられている逆止めハブと、前記従動
回転軸に前記伝達ハブと逆止めハブ間で回転可能に設け
られている駆動ハブと、前記駆動ハブの第1の方向の回
転を前記伝達ハブに伝達する方向に前記駆動ハブと伝達
ハブに巻付けられている駆動ばねと、前記逆止めハブと
前記駆動ハブに、前記駆動ハブよりも前記従動回転軸が
前記第1の方向で先行しようとするときに前記逆止めハ
ブと前記駆動ハブを締付ける方向で巻付けられているば
ねとを含み前記従動回転軸を滑りなく回動させるように
構成したことを特徴とする伝達機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977000592U JPS588987Y2 (ja) | 1977-01-07 | 1977-01-07 | 伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977000592U JPS588987Y2 (ja) | 1977-01-07 | 1977-01-07 | 伝達機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5395946U JPS5395946U (ja) | 1978-08-04 |
JPS588987Y2 true JPS588987Y2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=28687671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977000592U Expired JPS588987Y2 (ja) | 1977-01-07 | 1977-01-07 | 伝達機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588987Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519312U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-07 |
-
1977
- 1977-01-07 JP JP1977000592U patent/JPS588987Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519312U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5395946U (ja) | 1978-08-04 |
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