JPS588946B2 - 前輪フオ−クの製造方法 - Google Patents
前輪フオ−クの製造方法Info
- Publication number
- JPS588946B2 JPS588946B2 JP54041228A JP4122879A JPS588946B2 JP S588946 B2 JPS588946 B2 JP S588946B2 JP 54041228 A JP54041228 A JP 54041228A JP 4122879 A JP4122879 A JP 4122879A JP S588946 B2 JPS588946 B2 JP S588946B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- shoulder
- stem
- insertion tube
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自転車の前フォークとフオークステムとを前
フォーク肩に溶着して得られる前輪フォークの製造方法
に関するものである。
フォーク肩に溶着して得られる前輪フォークの製造方法
に関するものである。
従来は、前フォーク肩の両側空所にフォークを嵌入する
と共に中央のフオークステムの挿入管にフオークステム
を挿入し、前フォーク肩の内壁と両フォーク及びフォー
クステムの隙間に溶着用のろう剤を外部から入れて接合
を行っていたが、この方法では、ろう剤が外側に食み出
し易く、また食み出したろう剤を取り除く作業をしなけ
ればならず、見た目が悪いばかりか作業工程を複雑にし
ていた。
と共に中央のフオークステムの挿入管にフオークステム
を挿入し、前フォーク肩の内壁と両フォーク及びフォー
クステムの隙間に溶着用のろう剤を外部から入れて接合
を行っていたが、この方法では、ろう剤が外側に食み出
し易く、また食み出したろう剤を取り除く作業をしなけ
ればならず、見た目が悪いばかりか作業工程を複雑にし
ていた。
本発明は、以上の点に鑑みて発明されたもので、フォー
ク肩の内部にろう剤を存置しておき、このフォーク肩に
、フォーク及びフォークステムを取り付けた後、フォー
ク肩全体を外部から加熱し、内部のろう剤を溶解させて
フォーク肩とフォーク及びフオークステムの隙間にろう
剤を毛細管現象によって侵み込ませることによって溶着
を行うもので、ろう剤を必要量だけ入れておくことによ
って余分のろう剤を外部に出さないようにしたものであ
る。
ク肩の内部にろう剤を存置しておき、このフォーク肩に
、フォーク及びフォークステムを取り付けた後、フォー
ク肩全体を外部から加熱し、内部のろう剤を溶解させて
フォーク肩とフォーク及びフオークステムの隙間にろう
剤を毛細管現象によって侵み込ませることによって溶着
を行うもので、ろう剤を必要量だけ入れておくことによ
って余分のろう剤を外部に出さないようにしたものであ
る。
本発明の実施例を図面に従って説明すると、本発明に使
用する前フォーク肩1は、第4図に示すように、イ,イ
′図のように、両端部位に略半円状の張出部2,2を形
成し、又前後縁に凹部3及び該凹部をはさんで直線部を
具えた打抜素材aを設け、この打抜素材を絞り加工する
ことによって、両側壁4,4、前後壁5,5及び肩部6
,6を形成し、底部を開放すると共に該底部の両端部位
にフォーク挿入用の空所を形成し、かつ上面中央にフオ
ークステム挿入孔及び該挿入孔に連通ずる挿入管を前後
壁間に整形し、更に両側壁4,4及び前後壁5,5を下
方へ延長して厚みを落し、口,d図に示すものを作り、
更に前後両側の接続片11,11(打抜素材aの直線部
の変形)の形を整えハ図のような前フォーク肩の原型を
成形する。
用する前フォーク肩1は、第4図に示すように、イ,イ
′図のように、両端部位に略半円状の張出部2,2を形
成し、又前後縁に凹部3及び該凹部をはさんで直線部を
具えた打抜素材aを設け、この打抜素材を絞り加工する
ことによって、両側壁4,4、前後壁5,5及び肩部6
,6を形成し、底部を開放すると共に該底部の両端部位
にフォーク挿入用の空所を形成し、かつ上面中央にフオ
ークステム挿入孔及び該挿入孔に連通ずる挿入管を前後
壁間に整形し、更に両側壁4,4及び前後壁5,5を下
方へ延長して厚みを落し、口,d図に示すものを作り、
更に前後両側の接続片11,11(打抜素材aの直線部
の変形)の形を整えハ図のような前フォーク肩の原型を
成形する。
次に空所10,10と挿入管9,9との間隙に、溶着に
必要な量だけの板状の溶着ろう剤12,12を逆U字状
に折曲げて存置させ、接続片11,11を内側に折曲げ
突合せてろう剤をフォーク肩に固定したものである。
必要な量だけの板状の溶着ろう剤12,12を逆U字状
に折曲げて存置させ、接続片11,11を内側に折曲げ
突合せてろう剤をフォーク肩に固定したものである。
本発明は、以上のようにして得られた前フォーク肩1の
空所10,10にフォーク13,13を、また挿入管9
にフオークステム8を各々挿入し、フォーク肩全体を加
熱して内部のろう剤12,12を溶解させ、溶けたろう
剤が前フォーク肩1とフォーク13,13及びフオーク
ステム8の隙間に毛細管現象によって流入して溶着を行
うようにしたものである。
空所10,10にフォーク13,13を、また挿入管9
にフオークステム8を各々挿入し、フォーク肩全体を加
熱して内部のろう剤12,12を溶解させ、溶けたろう
剤が前フォーク肩1とフォーク13,13及びフオーク
ステム8の隙間に毛細管現象によって流入して溶着を行
うようにしたものである。
尚ろう剤は溶着に必要な量だけにしてあるから余分の溶
解したろう剤が外部へ流れ出すことはない。
解したろう剤が外部へ流れ出すことはない。
又加熱方法は、どのような方法でもよいが、コンベアに
前輪フォークAを乗せ、加熱装置の中を通過するように
すれば人手を使うことなく自動的に溶着作業を行うこと
ができる。
前輪フォークAを乗せ、加熱装置の中を通過するように
すれば人手を使うことなく自動的に溶着作業を行うこと
ができる。
両端部位に半円状の張出部を、また前後縁に凹部及び凹
部なはさんで直線部を具えた打抜素材を、絞り加工する
ことによって両側壁、前後壁、肩部を有し、底部を開放
すると共に底部の両端部位にフォーク挿入用の空所を形
成し、かつ上面中央にフオークステム挿入用の孔及びフ
オークステム挿入管を形成したフォーク肩の原型金具を
設け、次に該空所と挿入管との間隙に、溶着に必要な量
だけの板状の溶着用ろう剤を逆U字状に折曲げて存置さ
せ、前記打抜素材の直線部から変形された接続片を内側
に曲げ突合せてろう剤をフォーク肩内部に固定し、空所
にフォークを挿入すると共に挿入管にフオークステムを
挿入した後、適宜な方法で前フォーク肩を加熱して内部
のろう剤を溶解し、前フォーク肩にフォーク及びフオー
クステムを接合するようにしたので、フォーク肩製造過
程中にろう剤をフォーク肩内部に固定するから製作に手
間かはぶけ、更に、溶着用のろう剤が外部に食み出すこ
とがなく、また従来の方法に比べて人手が少なくてすみ
作業能率を向上する効果がある。
部なはさんで直線部を具えた打抜素材を、絞り加工する
ことによって両側壁、前後壁、肩部を有し、底部を開放
すると共に底部の両端部位にフォーク挿入用の空所を形
成し、かつ上面中央にフオークステム挿入用の孔及びフ
オークステム挿入管を形成したフォーク肩の原型金具を
設け、次に該空所と挿入管との間隙に、溶着に必要な量
だけの板状の溶着用ろう剤を逆U字状に折曲げて存置さ
せ、前記打抜素材の直線部から変形された接続片を内側
に曲げ突合せてろう剤をフォーク肩内部に固定し、空所
にフォークを挿入すると共に挿入管にフオークステムを
挿入した後、適宜な方法で前フォーク肩を加熱して内部
のろう剤を溶解し、前フォーク肩にフォーク及びフオー
クステムを接合するようにしたので、フォーク肩製造過
程中にろう剤をフォーク肩内部に固定するから製作に手
間かはぶけ、更に、溶着用のろう剤が外部に食み出すこ
とがなく、また従来の方法に比べて人手が少なくてすみ
作業能率を向上する効果がある。
第1図は前輪フォークの正面図、第2図は前フォーク肩
の縦断正面図、第3図は第2図のA −A線断面図、第
4図は前フォーク屑の製造工程を示す。 尚、図中Aは前輪フォーク、aは打抜素材、1は前フォ
ーク肩、2は張出部、3は凹部、4は側壁、5は前後壁
、6は肩部、7は孔、8はフオークステム、9はフオー
クステムの挿入管、10は空所、11は接続片、12は
ろう剤、13はフォークである。
の縦断正面図、第3図は第2図のA −A線断面図、第
4図は前フォーク屑の製造工程を示す。 尚、図中Aは前輪フォーク、aは打抜素材、1は前フォ
ーク肩、2は張出部、3は凹部、4は側壁、5は前後壁
、6は肩部、7は孔、8はフオークステム、9はフオー
クステムの挿入管、10は空所、11は接続片、12は
ろう剤、13はフォークである。
Claims (1)
- 1 両端部位に半円状の張出部を、また前後縁に凹部及
び凹部をはさんで直線部を具えた打抜素材を、絞り加工
することによって、両側壁、前後壁、肩部を有し、底部
を開放すると共に底部の両端部位にフォーク挿入用の空
所を形成し、かつ上面中央にフオークステム挿入用の孔
及びフオークステム挿入管を形成したフォーク肩の原型
金具を設け、次に該空所と挿入管との間隙に、溶着に必
要な量だけの板状の溶着用ろう剤を逆U字状に折曲げて
存置させ、前記打抜素材の直線部から変形された接続片
を内側に曲げ突合せてろう剤をフォーク肩内部に固定し
、空所にフォークを挿入すると共に挿入管にフオークス
テムを挿入した後、適宜な方法で前フォーク肩を加熱し
て内部のろう剤を溶解し、前フォーク肩にフオーク及び
フオークステムを接合することを特徴とした前輪フォー
クの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54041228A JPS588946B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 前輪フオ−クの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54041228A JPS588946B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 前輪フオ−クの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55136671A JPS55136671A (en) | 1980-10-24 |
JPS588946B2 true JPS588946B2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=12602546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54041228A Expired JPS588946B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 前輪フオ−クの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588946B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529541A (en) * | 1975-07-03 | 1977-01-25 | Philips Nv | Automatic sewing machine |
JPS543013A (en) * | 1977-06-04 | 1979-01-11 | Bayer Ag | Polyisocyanate having alofanate group process for preparing same and application method thereof |
-
1979
- 1979-04-05 JP JP54041228A patent/JPS588946B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529541A (en) * | 1975-07-03 | 1977-01-25 | Philips Nv | Automatic sewing machine |
JPS543013A (en) * | 1977-06-04 | 1979-01-11 | Bayer Ag | Polyisocyanate having alofanate group process for preparing same and application method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55136671A (en) | 1980-10-24 |
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