JPS5889325A - 延伸フイルムの製造方法 - Google Patents
延伸フイルムの製造方法Info
- Publication number
- JPS5889325A JPS5889325A JP18776881A JP18776881A JPS5889325A JP S5889325 A JPS5889325 A JP S5889325A JP 18776881 A JP18776881 A JP 18776881A JP 18776881 A JP18776881 A JP 18776881A JP S5889325 A JPS5889325 A JP S5889325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- carboxylic acid
- unsaturated carboxylic
- polypropylene
- stretched
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D7/00—Producing flat articles, e.g. films or sheets
- B29D7/01—Films or sheets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(以
下EVAOHともいう)よりなる延伸された層を右する
延伸フィルムの製造方法に関する。
下EVAOHともいう)よりなる延伸された層を右する
延伸フィルムの製造方法に関する。
EVAOHフィルムは、優れた酸素ガスバリヤ−性を有
することから、他のフィルムに酸素ガスバリヤ−性を付
与する目的でラミネートされることがある。
することから、他のフィルムに酸素ガスバリヤ−性を付
与する目的でラミネートされることがある。
例えば、二軸延伸ポリプロピレンフィルムは、透明性、
強度、耐水性、耐油性等に優れる反面、酸素ガスバリヤ
−性が劣るために、EVAOHフィルムのラミネートが
行われる。
強度、耐水性、耐油性等に優れる反面、酸素ガスバリヤ
−性が劣るために、EVAOHフィルムのラミネートが
行われる。
従来、EVAOHフィルムのラミネート方法としては、
押出ラミネート法、ドライラミネート法、接着樹脂との
共押出ラミネート法などの方法が一般に実施されていた
。
押出ラミネート法、ドライラミネート法、接着樹脂との
共押出ラミネート法などの方法が一般に実施されていた
。
しかし、これらの方法では、ラミネート層の厚みを薄く
することに限界があるため、冑られる積層フィルムのE
V A O8層が必要以上に厚くなり、該積層フィル
ムの厚みの増大のみならず経済的にも非常に不利である
という問題を生ずる。このような問題を改良する−こと
を目的として、これら積層フィルムを延伸し、EVAO
HIの薄肉化を図る方法が提案されている。
することに限界があるため、冑られる積層フィルムのE
V A O8層が必要以上に厚くなり、該積層フィル
ムの厚みの増大のみならず経済的にも非常に不利である
という問題を生ずる。このような問題を改良する−こと
を目的として、これら積層フィルムを延伸し、EVAO
HIの薄肉化を図る方法が提案されている。
ところが、E V A OHは分子間の水素結合力が強
いため、延伸することによりEVAOHIにクラックが
生じたり、白濁を生じ、得られろ積層フィルムの商品価
値が著しく低下する。そのため、EVAOHにグリセリ
ン、エチレングリコール等の可塑剤の添加による延伸性
の改良、あるいは延伸時にEVAOHIを赤外線、^周
波等により極部加熱することによる延伸性の改良等が試
みられているが、これらの方法によってもEVAOHI
の延伸性の改良が充分でなく、場合によってはEVAO
Hが有するガスバリヤ−性の低下を招くという併置もを
生ずる。従って、EVAOHよりなる延伸された層を有
する延伸フィルムをEVAOHIのクラック、或いは白
濁を生じることなく製造する方法の確立は、従来からの
大きな!IIIとされていた。
いため、延伸することによりEVAOHIにクラックが
生じたり、白濁を生じ、得られろ積層フィルムの商品価
値が著しく低下する。そのため、EVAOHにグリセリ
ン、エチレングリコール等の可塑剤の添加による延伸性
の改良、あるいは延伸時にEVAOHIを赤外線、^周
波等により極部加熱することによる延伸性の改良等が試
みられているが、これらの方法によってもEVAOHI
の延伸性の改良が充分でなく、場合によってはEVAO
Hが有するガスバリヤ−性の低下を招くという併置もを
生ずる。従って、EVAOHよりなる延伸された層を有
する延伸フィルムをEVAOHIのクラック、或いは白
濁を生じることなく製造する方法の確立は、従来からの
大きな!IIIとされていた。
本発明者等は、上記課題を達成すべく鋭意研究を重ねた
。その結果、EVAOHよりなるフィルム又はシートの
両面に特定なポリプロピレンよりなる層を積層して特定
なポリプロピレンよりなる層を積層して特定の延伸温度
で延伸することにより、前記特殊な延伸方法を行うこと
なく、EVAOHIのクラック或いは白濁のない優れた
延伸フィルムが得られることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
。その結果、EVAOHよりなるフィルム又はシートの
両面に特定なポリプロピレンよりなる層を積層して特定
なポリプロピレンよりなる層を積層して特定の延伸温度
で延伸することにより、前記特殊な延伸方法を行うこと
なく、EVAOHIのクラック或いは白濁のない優れた
延伸フィルムが得られることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
本発明は、エチレン−酢酸ビニルケン化物よりなるフィ
ルム又はシートの両面に、エチレン含有量(C3’)が
0.6重饅%以下、MFIが250 /10分以下で且
つ100MFJ≦1.4(1−(C2’ ) )の関係
式を満足する不飽和カルボン酸グラフトポリプロピレン
よりなる層を積層して145℃以上で且つ該不飽和カル
ボン酸クラフトポリプロピレンが溶融する温度以下の延
伸温度で延伸することを特徴とする延伸フィルムの製造
方法である。
ルム又はシートの両面に、エチレン含有量(C3’)が
0.6重饅%以下、MFIが250 /10分以下で且
つ100MFJ≦1.4(1−(C2’ ) )の関係
式を満足する不飽和カルボン酸グラフトポリプロピレン
よりなる層を積層して145℃以上で且つ該不飽和カル
ボン酸クラフトポリプロピレンが溶融する温度以下の延
伸温度で延伸することを特徴とする延伸フィルムの製造
方法である。
本発明において、EVAOHは公知の方法で製造された
ものが特に制限なく使用される。とくにエチレン含有量
が15〜50モル%、好ましくは20〜45モルのもの
が延伸性が良好であり好ましい。また、ケン化度が90
%以上、好ましくは99%以上のものが、酸素ガスバリ
ヤ−性に優れ好適に使用される。
ものが特に制限なく使用される。とくにエチレン含有量
が15〜50モル%、好ましくは20〜45モルのもの
が延伸性が良好であり好ましい。また、ケン化度が90
%以上、好ましくは99%以上のものが、酸素ガスバリ
ヤ−性に優れ好適に使用される。
本発明において、不飽和カルボン酸グラフトポリプロピ
レンは、公知の方法で製造することができる。例えば特
公昭43−274214に示される如く溶融状態で反応
を行う方法、特公昭44−15422号に示される如く
溶液状態で反応を行う方法、特公昭43−18144号
に示される如く、スリラー状態で反応を行う方法、特開
昭50−77493号に示される如く気相状態で反応を
行う方法などが挙げられる。ポリプロピレンにグラフト
させる不飽和カルボン酸としては、例えばアクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シ
トラコン酸、或いはこれらの酸無水物、エステル、アミ
ド、イミド、金属塩等が用いられるが、就中、無水マレ
イン酸が好適である。
レンは、公知の方法で製造することができる。例えば特
公昭43−274214に示される如く溶融状態で反応
を行う方法、特公昭44−15422号に示される如く
溶液状態で反応を行う方法、特公昭43−18144号
に示される如く、スリラー状態で反応を行う方法、特開
昭50−77493号に示される如く気相状態で反応を
行う方法などが挙げられる。ポリプロピレンにグラフト
させる不飽和カルボン酸としては、例えばアクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シ
トラコン酸、或いはこれらの酸無水物、エステル、アミ
ド、イミド、金属塩等が用いられるが、就中、無水マレ
イン酸が好適である。
かかる不飽和カルボン酸の使用量は特に限定されないが
、一般にポリプロピレン100重量部に対して0.01
〜20重口部、好ましくは0.03〜5重量部である。
、一般にポリプロピレン100重量部に対して0.01
〜20重口部、好ましくは0.03〜5重量部である。
尚、本発明において、不飽和カルボン酸グラフトポリプ
ロピレンとは、前記不飽和カルボン酸グラフトポリフル
ロピレンのみならず、これに−未変性のポリプロピレン
を混合したものをも総称するものである。この5− 場合、未変性のポリプロピレンの添加割合は、不飽和カ
ルボン酸グラフトポリプロピレン100重量部に対して
5000重量部以下、好ましくは10〜2000重」部
が適当である。
ロピレンとは、前記不飽和カルボン酸グラフトポリフル
ロピレンのみならず、これに−未変性のポリプロピレン
を混合したものをも総称するものである。この5− 場合、未変性のポリプロピレンの添加割合は、不飽和カ
ルボン酸グラフトポリプロピレン100重量部に対して
5000重量部以下、好ましくは10〜2000重」部
が適当である。
本発明に使用する不飽和カルボン酸グラフトポリプロピ
レンは、エチレン含有量(Cz’)が6重量%以下、好
ましくは0.4重量%以”F、MFI(メルトフローイ
ンデックス)が25g/10分以下、好ましくは1.0
〜20g/10分で且つ100MFI≦1.4ri−(
ci’))の関係式を満足することが極めて重要である
。エチレン含有量及びMFIが上記要件を満足しない場
合は、後述する如く、EVAOHフィルム又はシートに
積層して延伸してもEVAOHliのクラック或いは白
化を充分防止することができない。不飽和カルボン酸グ
ラフトポリプロピレンのエチレン含]及びMFIを前記
範囲に調節する手段は特に制限されない。例えば、不飽
和カルボン酸をグラフトさせるポリプロピレンをwJ3
!tする際、エチレン含有量及びMFIを調節する方法
、或いは前記未変性ポリプロピレンの添加口により全体
のエチレン含有量、及びMFIを調節する方法が一般6
− 的である。
レンは、エチレン含有量(Cz’)が6重量%以下、好
ましくは0.4重量%以”F、MFI(メルトフローイ
ンデックス)が25g/10分以下、好ましくは1.0
〜20g/10分で且つ100MFI≦1.4ri−(
ci’))の関係式を満足することが極めて重要である
。エチレン含有量及びMFIが上記要件を満足しない場
合は、後述する如く、EVAOHフィルム又はシートに
積層して延伸してもEVAOHliのクラック或いは白
化を充分防止することができない。不飽和カルボン酸グ
ラフトポリプロピレンのエチレン含]及びMFIを前記
範囲に調節する手段は特に制限されない。例えば、不飽
和カルボン酸をグラフトさせるポリプロピレンをwJ3
!tする際、エチレン含有量及びMFIを調節する方法
、或いは前記未変性ポリプロピレンの添加口により全体
のエチレン含有量、及びMFIを調節する方法が一般6
− 的である。
本発明において後述するEVAOHフィルム又はシート
との積層の際、不飽和カルボン酸グラフトポリプロピレ
ンの接着強度を上げるため、これにエチレン−プロピレ
ン共重合体エラストマー、低密度ポリエチレン、直鎮状
低密度ポリエチレン等を添加することは好適な態様であ
る。上記、添加物の添加量は不飽和カルボン酸ポリプロ
ピレン100重量部に対して5〜100重量部、好まし
くは10〜50重量部が好適である。
との積層の際、不飽和カルボン酸グラフトポリプロピレ
ンの接着強度を上げるため、これにエチレン−プロピレ
ン共重合体エラストマー、低密度ポリエチレン、直鎮状
低密度ポリエチレン等を添加することは好適な態様であ
る。上記、添加物の添加量は不飽和カルボン酸ポリプロ
ピレン100重量部に対して5〜100重量部、好まし
くは10〜50重量部が好適である。
本発明の方法において、EVAO)lよりなるフィルム
又はシートの両面に前記不飽和カルボン酸ポリプロピレ
ンよりなる層を積層して、延伸温度145℃以上で且つ
該不飽和カルボン酸ポリプロピレンが溶融する温度以下
、好ましくは150〜180℃で延伸することが重要で
ある。延伸温度が上記範囲より低いと得られるフィルム
のEVAOH層にクラックが生じ易く、また高いとEV
AOH層が白化する傾向がある。また、EVAOHより
なフィルム又はシート片面のみに該不飽和カルボン酸ボ
リプOピレンよりなる層を積層しても本発明の効果は全
く発揮されない。EVAOHよりなるフィルム又はシー
トは両面に前記不飽和カルボン酸ポリプロピレンよりな
る層が存在していればよく、これらの積層体に更に他の
フィルム、例えばポリプロピレンフィルムを積層して延
伸することは、特に制限な〈実施できる。
又はシートの両面に前記不飽和カルボン酸ポリプロピレ
ンよりなる層を積層して、延伸温度145℃以上で且つ
該不飽和カルボン酸ポリプロピレンが溶融する温度以下
、好ましくは150〜180℃で延伸することが重要で
ある。延伸温度が上記範囲より低いと得られるフィルム
のEVAOH層にクラックが生じ易く、また高いとEV
AOH層が白化する傾向がある。また、EVAOHより
なフィルム又はシート片面のみに該不飽和カルボン酸ボ
リプOピレンよりなる層を積層しても本発明の効果は全
く発揮されない。EVAOHよりなるフィルム又はシー
トは両面に前記不飽和カルボン酸ポリプロピレンよりな
る層が存在していればよく、これらの積層体に更に他の
フィルム、例えばポリプロピレンフィルムを積層して延
伸することは、特に制限な〈実施できる。
EVAOHよりなるフィルムに不飽和カルボン酸グラフ
トポリプロピレンよりなる層を積層する方法は、公知の
方法が特に制限な〈実施される。例えば、上記3層聚共
押出する方法、EVAOHよりなるフィルムの両面にカ
ルボン酸クラフトポリプロピレンを押出ラミネートする
方法、あるいは不飽和カルボン酸クラフトポリプロピレ
ンフィルムに他の二層を順次押出ラミネートする方法等
ル一般的である。また、積層するカルボン酸クラフトポ
リプロピレンの厚みは一般に5〜500μ程度で充分で
ある。
トポリプロピレンよりなる層を積層する方法は、公知の
方法が特に制限な〈実施される。例えば、上記3層聚共
押出する方法、EVAOHよりなるフィルムの両面にカ
ルボン酸クラフトポリプロピレンを押出ラミネートする
方法、あるいは不飽和カルボン酸クラフトポリプロピレ
ンフィルムに他の二層を順次押出ラミネートする方法等
ル一般的である。また、積層するカルボン酸クラフトポ
リプロピレンの厚みは一般に5〜500μ程度で充分で
ある。
本発明において、延伸倍率は特に制限されない。本発明
の方法によれば、8倍〜15倍という延伸を行っても得
られるフィルムのEVAOH層のクラック及び白化は全
くない。従ってガスバリヤ−性に優れ、且つ透明性が良
好な延伸フィルムを得ることができる。
の方法によれば、8倍〜15倍という延伸を行っても得
られるフィルムのEVAOH層のクラック及び白化は全
くない。従ってガスバリヤ−性に優れ、且つ透明性が良
好な延伸フィルムを得ることができる。
以下、本発明を更に具体的に説明するため実施例を示す
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない
。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない
。
なお、本明細書中の諸物性の測定は、以下の方法により
測定した。
測定した。
・MFI
ASTM D 1238−52Tにより230℃にお
いて2160gの荷重により測定した。
いて2160gの荷重により測定した。
・無水7レイン酸」
熱プレスにより厚さ0.1m−のフィルムを成形し、赤
外線吸収スペクトルを測定し、1780cm の無水マ
レイン酸の吸収ピーク強度から無水マレイン酸量を定量
した。グラフト反応無水マレイン酸量は、厚さ0.1m
mのフィ、ルムを6時間アセトン抽出した後、50℃の
温度で24時間真空乾燥とだ試料の無水マレイン酸量と
した。
外線吸収スペクトルを測定し、1780cm の無水マ
レイン酸の吸収ピーク強度から無水マレイン酸量を定量
した。グラフト反応無水マレイン酸量は、厚さ0.1m
mのフィ、ルムを6時間アセトン抽出した後、50℃の
温度で24時間真空乾燥とだ試料の無水マレイン酸量と
した。
残留未反応無水マレイン酸量は全無水マレイン酸量から
グラフト反応無水マレイン酸量を差し引いた値とした。
グラフト反応無水マレイン酸量を差し引いた値とした。
・ヘイズ
JISK−6714により測定した。
9−
実°施例1〜1〇
三層押出T−ダイを設置した口径651IIIllφと
45mmφの押出機に、表1に示した不飽和カルボン酸
グラフトポリプロピレン(以下ADPPと略す)にエチ
レン−プロピレン共重合体エラストマー(EPR)の所
定量を追加した組成物とエチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物(EVAOH)をそれ≠れ別途に投入し、AD
PPの組成物は280℃で、EVAQHは240℃で溶
融した後、240℃に設定した上記の三層押出T−ダイ
を通して、表1に示した厚さのADPP/EVAOII
/ADPPの3層フィルムを作−成した。
45mmφの押出機に、表1に示した不飽和カルボン酸
グラフトポリプロピレン(以下ADPPと略す)にエチ
レン−プロピレン共重合体エラストマー(EPR)の所
定量を追加した組成物とエチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物(EVAOH)をそれ≠れ別途に投入し、AD
PPの組成物は280℃で、EVAQHは240℃で溶
融した後、240℃に設定した上記の三層押出T−ダイ
を通して、表1に示した厚さのADPP/EVAOII
/ADPPの3層フィルムを作−成した。
次いでこの三層フィルムを表1に示した温度に設定した
オープン式延伸機で表1に示した倍率に延伸した。
オープン式延伸機で表1に示した倍率に延伸した。
得た延伸フィルムの延伸結果は、表1に示した様にいず
れも白濁あるいはEVAOH層の割れも認められず良好
であった。
れも白濁あるいはEVAOH層の割れも認められず良好
であった。
10−
比較例1〜5
表2に示したEPRを添加したADPPとEVAOHを
用いて実施例1と同様にして三層フィルムを作成した。
用いて実施例1と同様にして三層フィルムを作成した。
次いでこの三層フィルムをオーブン式延伸機を用いて表
2に示した条件で延伸した。
2に示した条件で延伸した。
得たフィルムの延伸結果は、表2に示した様に、いずれ
も白濁あるいはEVAOH層に割れを生じた。
も白濁あるいはEVAOH層に割れを生じた。
実施例11
実施例2においてオーブン式延伸機のかわりに、180
℃に設定した連続式延伸機を用いて、50w7mのライ
ン速度で延伸した以外は実施例2と同様に行った。
℃に設定した連続式延伸機を用いて、50w7mのライ
ン速度で延伸した以外は実施例2と同様に行った。
得たフィルムの延伸結果は、ヘイズ3.1%で外観は良
好であった。
好であった。
12−
実施例12
実施例2において三層共押出T−ダイを用いるかわりに
、すでに作成しておいた厚さ40μのEVAOHフィル
ムの両面にT−ダイを装置した口径60−1φを用いて
、28℃で溶融したEPRを追加したADPPを厚さ1
00μに押出ラミネートする以外は、実施例2と同様に
行った。
、すでに作成しておいた厚さ40μのEVAOHフィル
ムの両面にT−ダイを装置した口径60−1φを用いて
、28℃で溶融したEPRを追加したADPPを厚さ1
00μに押出ラミネートする以外は、実施例2と同様に
行った。
得たフィルムの延伸結果は、ヘイズ2.9%で外観は良
好であった。
好であった。
実施例13
M F I = 1.1or/10m1nのポリプロピ
レンを290℃に設定したT−ダイを装置した口径60
s蒙φの押出機に投入し、厚さ2mmのシートを得た。
レンを290℃に設定したT−ダイを装置した口径60
s蒙φの押出機に投入し、厚さ2mmのシートを得た。
次いで該シートをロール表面温度を155℃に設定した
ロール式延伸機で縦方向に5倍延伸した。
ロール式延伸機で縦方向に5倍延伸した。
得た一軸延伸シートに実施例2で用いたEPRを添加し
たADPP、EVAOHを実施例2と同様に設定した二
層共押出T−ダイを用いてADPP20μ/EVA O
l−140μ/ADPP20μの厚さに押出ラミネート
した。この積■シートを150℃に設定したオープン成
紙−1+− 伸槻で横方向に10倍延伸した。
たADPP、EVAOHを実施例2と同様に設定した二
層共押出T−ダイを用いてADPP20μ/EVA O
l−140μ/ADPP20μの厚さに押出ラミネート
した。この積■シートを150℃に設定したオープン成
紙−1+− 伸槻で横方向に10倍延伸した。
得たフィルムの結果は、ヘイズ3.2%で外観は良好で
あった。
あった。
実施例14
実施例6においてADPPに添加するエラストマーをエ
チレン−ブテン−1共重合体エラストマーに代えた以外
は、実施例6と同様に行った。
チレン−ブテン−1共重合体エラストマーに代えた以外
は、実施例6と同様に行った。
得たフィルム延伸結果はヘイズ2.5%で外観は良好で
あった。
あった。
比較例6
実施例11において設定m度190℃にした以外は、実
施例11と同様に行った。
施例11と同様に行った。
得た延伸フィルムの延伸結果は、ヘイズ9.3%でやや
白濁していた。
白濁していた。
特許出願人
捻山IIi達株式会社
−18〜
Claims (1)
- 1、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物よりなるフ
ィルム又はシートの両面に、エチレン含有量(CS)が
0.6fi量%以下、MFIが25o /10分以下で
、■つlooMF[≦1.4(1(Ca’))の関係式
を満足する不飽和カルボン酸グラフトポリプロピレンよ
りなる層を積層して、145℃以上で且つ該不飽和カル
ボン酸グラフトポリプロピレンが溶融する温度以下の延
伸温度で、延伸することを特徴とする延伸フィルムの製
造
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18776881A JPS5889325A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 延伸フイルムの製造方法 |
US06/443,588 US4472485A (en) | 1981-11-25 | 1982-11-22 | Stretched composite film |
DE19823243462 DE3243462A1 (de) | 1981-11-25 | 1982-11-24 | Gedehnter verbundfilm |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18776881A JPS5889325A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 延伸フイルムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5889325A true JPS5889325A (ja) | 1983-05-27 |
Family
ID=16211865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18776881A Pending JPS5889325A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 延伸フイルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5889325A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5257274A (en) * | 1975-11-07 | 1977-05-11 | Toray Ind Inc | Composite films |
JPS52146487A (en) * | 1976-06-01 | 1977-12-06 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Oriented, laminated films and their mnaufacture |
JPS53142482A (en) * | 1977-05-17 | 1978-12-12 | Gunze Kk | Twooaxis oriented polypropylene series multilayer film and its production method |
JPS5441972A (en) * | 1977-07-12 | 1979-04-03 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Preparation of laminated composite film of biaxially oriented propylene polymer having excellent gas barrier properties |
JPS5522974A (en) * | 1978-08-09 | 1980-02-19 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Manufacturing of composite laminated layer biaxially oriented polypropylene film of excellent gas isolation property |
-
1981
- 1981-11-25 JP JP18776881A patent/JPS5889325A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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