JPS5888179A - セラミツクスの熱間静水圧プレス方法 - Google Patents

セラミツクスの熱間静水圧プレス方法

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JPS5888179A
JPS5888179A JP56186566A JP18656681A JPS5888179A JP S5888179 A JPS5888179 A JP S5888179A JP 56186566 A JP56186566 A JP 56186566A JP 18656681 A JP18656681 A JP 18656681A JP S5888179 A JPS5888179 A JP S5888179A
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JP
Japan
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glass
temperature
sintered
hot isostatic
isostatic pressing
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JPS6234711B2 (ja
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正人 守時
隆男 藤川
宮永 順一
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 処理、特に低軟化点のガラス,圧媒ガスを溶解するガラ
スをシール材として用いる前記熱間静水圧処理法のシー
ル性改善方法に関するものである。
ガラスをシール材として用いる熱間静水圧プレス(以下
HIPと略記する)処理方法は異形成形が可能であるこ
と、通常カプセル材として使用される銅,鋼などでは使
用できない高温下でもH工Pすることが可能であるなど
の利点かあり、ガラスカプセル法(特公昭46−2’i
’31号公報参照)、成形体をガラス粒中に埋設する方
法(特開昭55−89405号公報参照)などが公知で
あり、現在,高温構造材料として広くその開発が進めら
れているセラミックス粉末の成形加工に利用されている
ところが耐熱性セラミックス粉末はその焼結温度が高く
、従ってH工P温度の従前の金属粉末成形時に比べ高く
なるところから低軟化点のガラスを用いて窒化珪素(S
j、N、)、炭化珪緊(Sic)などのセラミックスを
処理する際にはH工P温度が1700℃程度になるため
前記ガラス封入方式でもガラス浴方式でも同じ状態とな
り、被処理セラミックス成形体はガラス浴中に浸漬され
た状態で、まわりは溶融ガラスにより覆われることにな
る。そして、この場合、セラミックス成形体は高密度に
なるまでは比重が1.8〜2.1 ’/mとガラスの比
重2.2〜2.3よりも小さい之めガラス浴から成形体
の一部が浮き出てシールが不完全になることがある。こ
れはH工P処理時、圧力媒体としてAt 又[N2  
ガスが使用されるとき、直接成形体に該圧媒ガスが触れ
ることとなり、ガス中に含有される微量酸素とセラミッ
クスとの反応を誘起する。
又、一方、低軟化点ガラスのあるもの例えばパイレック
スガラスにあっては特定の温度、圧力領域では圧媒ガス
を溶解し、成形体のボア部にこのガスが溜って内圧を生
じ、完全にはH工P処理による高密度化が達成されない
場合がある。
しかしながら、このような欠点は有するが、低軟化点の
ガラスは取扱いが容易であること、価格が安いこと等、
多くの利点があり、その利用は極めて工業的であるとこ
ろから前記欠点の改良はひとしく望まれている。
本発明は、かかる時代の趨勢に即応し、前記ガラスの欠
点を克服することにより極めて有用なシール材であるガ
ラスシール材をより有効に活用し得る改善されたシール
方法を提供することを目的とするものである。
即ち、かかる目的を達成する本発明の特徴はセラミック
ス粉末成形体をガラス浴中に浸漬した状態で、高温下、
気体を圧力媒体として加圧焼結するHIP法において前
記成形体の全表面をBN粉末ケ内層として、前記成形体
材料が焼結する温度よりも低い温度で焼結する材料より
なる粉末で覆い、H工P処理途中で、前記被覆材料を先
ず焼結させて気密の層とした後、さらに前記成形体が焼
結する温度まで昇温しH工”P処理する点にある。
以下、更に上記本発明の具体的な実施態様について説明
する。
先ず本発明の基本的な処理法であるH工P処理法ハ、セ
ラミックス粉末成形体をガラスカプセルに封入、ま几は
ガラス粉粒体中に埋設し、ガラス浴中に浸漬し次状態で
、かつ高温下、Ar  、 N!ガスなど不活性ガスを
圧力媒体として加圧焼結する方法である。
ここでセラミックス粉末としては、窒化珪素。
炭化珪素、炭化硼素(B、0 )の何れかを主成分とす
るセラミックスであり、通常、予備成形体あるいはこれ
を予備焼結した予備焼結体として形成され、ガラスカプ
セル内に封入又はガラス粉粒体中に埋設されて爾後のH
IP処理に付される。
これら予備成形、更に予備焼結された被処理成形体は、
セラミックス粉末単独の外、’Yton  粉末。
At*On粉末、 MgO粉などからなる焼結助剤を含
む場合もある。
一部、前記被処理成形体を被覆する手段としてガラスカ
プセル封入方法と、ガラス粉粒体中に埋設する方法があ
るがこれらは何れの場合においてもガラスの軟化点以上
に加熱すれば同じ状態を呈することは前述の通りであり
、唯、前者の場合には封入時に残留空気の影響を避ける
几め脱気密封するに当り脱気部分がカプセル内のみとな
るから脱気が簡単であるのに対し、後者の場合には加熱
炉全体を脱気する必要がある点で多少異なるだけである
なお、本発明で使用するガラスとしてはシリカガラス、
バイコールガラス、パイレックスガラスなどがあるがシ
リカガラスは成形体と反応層を生成することかあ!ll
、又、バイコールガラスは処理後の除去に難があり、従
って急も好適なものとしテハパイレツクスガラスであり
、通常、使用される。又、H工P処理iJH工P炉内で
Ar 、 J  などの雰囲気ガス下において昇温昇圧
して行なわれるが、ガラスカプセルの局部的な歪の発生
を阻止し、あるいはガラス粉粒体が相互に融着して被処
理成形体外面に緻密なガラス層が形成される前に被処理
体内に高圧ガスが侵入しH工P処理を不可能ならしめる
のを防止するため、雰囲気圧力が100気圧以下の状態
で先ず温度をガラスの軟化点以上に昇温してガラスを容
易に塑性流動できる様になし、かつガラス粉粒体を使用
する場合は被処理体外周面に緻密なガラス層を形成させ
ておき、続いて所定のI(IP湿温度圧力に昇温昇圧さ
せるようにする。しかし後述するように本発明において
は、ガラス被覆と、被処理成形体との間に被覆材料が焼
結層を作るので、必らずしも上記HIP方法を採ること
は要求されない。
即ち、本発明は、上述の矩きH工P処理においてシール
の完全性を確保すべく特有の被覆材料を被処理成形体の
全表面を覆って層成することである。
そのため前記ガラスカプセルへの封入、ガラス粉粒体へ
の埋設に先立ち、被処理成形体の外面に、その全外面1
に覆い、成形体焼結温度よりも低い温度で焼結し、かつ
H工P処理温度においても溶融しない材料粉末を層着す
る〇 被覆材料としてはAz、o、、 zro、 、 BNな
どが用いられ、就中、BN 粉末は最も好適であるが、
H工P処理しようとするセラミックス成形体との関連が
あり、必らずしもBN  粉末に限られるものではない
。しかしBN 粉末は離型性が良好であり、被処理成形
体を覆う直接の外面にはBN 粉末層を形成しておくこ
とが必要である。従って、離型性を容易ならしめる之め
のBN  粉末層を内層として、その外面に前記本発明
の特色とする被覆材料が付着される。
この被覆材料では、勿論、金属粉末を除外するものでは
ないが、Mo、Pt、Or  などに限られ、しかもO
r  の場合、処理後の剥離性に難があるので前記材料
が好まれる。
そして、これら被覆材料は、その形態保持の点から、必
要に応じ、例えばゴム型の如き柔軟性シート材からなる
型などを使用し、該型内に被覆材料粉末を充填し、その
中に所要の被処理成形体を埋設して常温下で静水圧処理
等によ9層着する。
なお、この被覆材料の厚さは1層以上で0.3w以上、
好ましくは0.5■以上である。何れにしてもこの被覆
材料dHI P処理途中好ましクハ1200℃程度にお
いて気密焼結層を被処理成形体の外面に形成しH工P処
理による微密化を達成するに足るものでなければならな
い。
因に被覆材料の種類と、それが気密層になるまで焼結さ
れる温度、圧力条件ならびにHIP処理されるセラミッ
クス成形体の種類とH工P温度。
圧力を示せば下記の通りである。
被覆材料 At20. 1200℃  1000覧僧以上zr(h
   1350℃   1000 ttBN    1
650℃  1800//   ttセラミックス成形
体 Si、N、  l’i’50℃  2000 ’Jn以
上Si0    1850℃ B、0  1850℃ かくして上記セラミックス成形体から選ばれる被処理体
−に対し前記被覆材料を選択して処理を行なうときは、
添付図面に示す圧力、温度の曲線をもって先ずA位置で
被覆材料の焼結が行われ、次いでB位置で該被覆材料で
覆われた被処理成形体の焼結が行われる。
従って、このような本3明方法によればガラス浴中で圧
媒ガスを利用し処理するに際し、比重に差があり、処理
途中でガラス浴より浮き上るようなことがあるとしても
、シールは全く完全となり、H工P処理による適確な等
方圧綿による高密度イヒが期待できる。
以上の卯<、本発明方法は低軟化点ガラスをシール材と
する特長を活かしつつ、その欠点であるシール性を克服
し、H工P処理の工業的利用に大きく寄与するものであ
る。
なお、圧媒ガスを溶解するガラス、例えばノマイレツク
スガラスをシール材とする場合には、更に加圧焼結終了
後、ガラスに溶解した圧媒ガスを再び気化させ、ガラス
を発泡状態となし、これを冷却することにより小さな機
械的外力で付着したガラスを容易に除去することが出来
、−石二鳥である。
以下、更に本発明を実施例につき説明する。
(実施例) 平均粒径線1μm、α相線70%′のy、QJ2.5%
含有のSi !N、粉末を5000 K9f/7の圧力
で等方圧綿成形し相対密度62%の被処理成形体を得之
この成形体表面に−BN  を0.3■の厚さで塗布し
更にその外面にAt20Jを0.3.の厚さで塗布し、
グラファイトルツボ中にパイレックスガラス中に埋設し
て配置し、H工P装置に挿入した。AZ、O。
は前述の知<1200℃、1000に9で/2ゴ以上で
焼結されるのでH工P途中の該位置(添付図面A位置)
において焼結状態が得られ、引続き昇温。
昇正によりBN も前記所定の温度、圧力で焼結され、
更にSi、N、成形体のH工P処理温度、圧力であるl
 75 o’c、  2000”/cr/1以上(添付
図面B位置)まで昇温昇圧し次。
HIP処理後、圧力をi4000 ”f、会に保持した
まま500℃まで降温し、次いで減圧し放浴した。ルツ
ボからガラスに覆われた成形体を取り出し、電気炉中で
再び1100℃まで昇温し、30分保持し次後、冷却し
た。
成形体を覆っていてガラスはガラス、中に溶解していた
圧媒ガスの気化により発泡ガラスとなっており、シール
材の除去は極めて容易であった。得られた成形体は相対
密度98.5%の高密度焼結体で全体にわたり等方、圧
縮は適確で均質な製品であった。
【図面の簡単な説明】
図はHIP処理時における温度及び圧力の態様を示す図
表である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 Z セラミックス粉末成形体をガラス浴中に浸漬した状
    態で、高温下、圧媒ガスを使用して加圧焼結する熱間静
    水圧プレス方法において、前記成形体の全表面を、BN
    を内層と1.シて前記成形体材料が焼結する温度よりも
    低い温度で焼結し、かつ熱間静水プレス時に溶融しない
    材料からなる粉末で覆い1、前記熱間静水圧プレス処理
    途中で前記被覆粉末材料をまず焼結させて気密性の層と
    した後、さらに前記成形体が焼結する温度まで昇温する
    ことを特徴とするセラミックスの熱間静水圧プレス方法
    。 !、 セラミックス粉末成形体が窒化珪案、炭化珪素、
    炭化硼素の何れかを主成分とする成形体である特許請求
    の範囲第1項記載のセラミックスの熱間静水圧プレス方
    法。 3被覆材料がA/4J 、  ZrO2,B N から
    選ばれた材料である特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載のセラミックスの熱間静水圧プレス方法。 q ガラスがパイレックスガラスである特許請求の範囲
    第1項、第2項又は第3項記載のセラ、ミックスの熱間
    静水圧プレス方法。
JP56186566A 1981-11-19 1981-11-19 セラミツクスの熱間静水圧プレス方法 Granted JPS5888179A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0245812A2 (en) * 1986-05-13 1987-11-19 Asea Cerama Ab Method of manufacturing an object of powdered material by isostatic pressing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0245812A2 (en) * 1986-05-13 1987-11-19 Asea Cerama Ab Method of manufacturing an object of powdered material by isostatic pressing

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JPS6234711B2 (ja) 1987-07-28

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