JPS5888051A - 噴霧装置 - Google Patents
噴霧装置Info
- Publication number
- JPS5888051A JPS5888051A JP18756381A JP18756381A JPS5888051A JP S5888051 A JPS5888051 A JP S5888051A JP 18756381 A JP18756381 A JP 18756381A JP 18756381 A JP18756381 A JP 18756381A JP S5888051 A JPS5888051 A JP S5888051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collision
- impingement
- outer peripheral
- peripheral edge
- liquid
- Prior art date
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- Pending
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- Evaporation-Type Combustion Burners (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、加湿器、噴霧乾燥装置、液体燃料燃焼装置
などに用いられる噴霧装置に関するもので、特に霧化効
率と微粒化特性の改善を目的としたものである。
などに用いられる噴霧装置に関するもので、特に霧化効
率と微粒化特性の改善を目的としたものである。
衝突体を用いた衝突微粒化方式は、極めて簡単な構造で
比較的粒径の小さい噴霧が得られるので、噴霧装置とし
ては好適である。しかし、衝突体に衝突しだ液体噴流は
、その全量が微粒子となるわけではなく、一部は衝突体
に付着して、衝突体下方に粗大粒子となって滴下する。
比較的粒径の小さい噴霧が得られるので、噴霧装置とし
ては好適である。しかし、衝突体に衝突しだ液体噴流は
、その全量が微粒子となるわけではなく、一部は衝突体
に付着して、衝突体下方に粗大粒子となって滴下する。
また、生成される噴霧粒子径は、例えば二流体噴射弁な
どに較べるとかなり大きくなる。
どに較べるとかなり大きくなる。
これらの欠点を改善するため、従来は噴流の噴出速度の
高速化や、ノズル細孔の小径化を行うことが多いが、こ
れらの手段は高圧ポンプや、高精度に加工されたノズル
が必要となり、コスト的に不利な上に、その効果もそれ
ほど顕著なものではない。また、消極的な手段として、
衝突体からの滴下分を回収したシ、適当な粒径選別手段
を用いて、微小粒子のみを選択する方法もあるか、これ
らは積極的に微粒化特性を改善するものではない。
高速化や、ノズル細孔の小径化を行うことが多いが、こ
れらの手段は高圧ポンプや、高精度に加工されたノズル
が必要となり、コスト的に不利な上に、その効果もそれ
ほど顕著なものではない。また、消極的な手段として、
衝突体からの滴下分を回収したシ、適当な粒径選別手段
を用いて、微小粒子のみを選択する方法もあるか、これ
らは積極的に微粒化特性を改善するものではない。
本発明は、この様な従来の衝突噴霧装置の微粒化特性を
改善するためになされたものであって、霧化効率と微粒
化特性の悪さが衝突体の衝突面に滞留する液膜に起因す
ることをつきとめ、その滞留量が過大になることを防止
することによって、霧化効率と微粒化特性の極めて良好
な噴霧装置を提供したものである。
改善するためになされたものであって、霧化効率と微粒
化特性の悪さが衝突体の衝突面に滞留する液膜に起因す
ることをつきとめ、その滞留量が過大になることを防止
することによって、霧化効率と微粒化特性の極めて良好
な噴霧装置を提供したものである。
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
先ず、第1図は従来の衝突噴霧装置で、タンク1から供
給されだ液体は、加圧ポンプ2で加圧され、ノズル3の
細孔4から噴出して、ノズル3の下流に設けられた円板
形状の衝突体5に衝突して微粒化される。このときの微
粒化の様子を第2図に示す。ノズル3の細孔から噴出し
た噴流は、最初は平滑流であるが、しだいに振動しはじ
め、ついには振動の節からなされて分裂して液滴になる
。衝突体5へは、これらの液滴が衝突するのであるが、
衝突しだ液滴はクラウン6aを形成し、その先端から微
粒化すると同時に、衝突面上の液膜に波状の振動を誘起
し、これらの波頭6bカiらも微粒子を発生させる。波
動は同心円状に広がり、衝突面にそって流れるが、衝突
面のエツジの影響で、液体の表面張゛力によって液膜が
盛り上がってしまう。この様な、外周部の盛り上り6C
によって、衝突面上には必要以上に厚い液膜が形成され
ることになり、そのため前記の波頭6bから微粒化する
粒子を微細化することができない。
給されだ液体は、加圧ポンプ2で加圧され、ノズル3の
細孔4から噴出して、ノズル3の下流に設けられた円板
形状の衝突体5に衝突して微粒化される。このときの微
粒化の様子を第2図に示す。ノズル3の細孔から噴出し
た噴流は、最初は平滑流であるが、しだいに振動しはじ
め、ついには振動の節からなされて分裂して液滴になる
。衝突体5へは、これらの液滴が衝突するのであるが、
衝突しだ液滴はクラウン6aを形成し、その先端から微
粒化すると同時に、衝突面上の液膜に波状の振動を誘起
し、これらの波頭6bカiらも微粒子を発生させる。波
動は同心円状に広がり、衝突面にそって流れるが、衝突
面のエツジの影響で、液体の表面張゛力によって液膜が
盛り上がってしまう。この様な、外周部の盛り上り6C
によって、衝突面上には必要以上に厚い液膜が形成され
ることになり、そのため前記の波頭6bから微粒化する
粒子を微細化することができない。
まだ、生成した噴霧ば、噴流に誘引されて発生する気流
によって、外周方向へ搬送されるが、このとき外周部の
盛り上り6Cによって一部が阻害されて、全量が飛散せ
ず、このために霧化効率が低下してしまう。
によって、外周方向へ搬送されるが、このとき外周部の
盛り上り6Cによって一部が阻害されて、全量が飛散せ
ず、このために霧化効率が低下してしまう。
本発明は、上記の様な微粒化特性を悪化させる衝突面の
液膜の過大な滞留を排除できる様に、衝突面付近に粗面
加工、例えばショツトブラスト加工を施したもので、以
下その一実施例を第3図とともに説明する。
液膜の過大な滞留を排除できる様に、衝突面付近に粗面
加工、例えばショツトブラスト加工を施したもので、以
下その一実施例を第3図とともに説明する。
第3図において、円柱状の衝突体31の円形の衝突面3
oと衝突面3o外周エツジ付近の衝突体側面はショツト
ブラスト加工を施しており、そのだめに毛細管現象によ
って衝突体31表面は常に液体によって濡れている状態
にある。このため、従来の平滑面の衝突体と較べて液体
との親和性が良く、表面張力による液膜の盛り上りを防
止できる。また、衝突面3oの外周のエツジはショツト
ブラスト加工によって丸くなっているだめ、衝突体側面
への液膜の排出Xスムーズに行われる。これらの結果、
従来の噴霧装置の様に衝突面3o外周部での盛り上りが
発生せず、衝突面3o上の液膜も必要以上に厚くなるこ
とがないため、発生する噴霧粒子径を小さくできると同
時に、飛散する噴霧粒子を阻害することがないので、霧
化効率を著しく改善することができる。
oと衝突面3o外周エツジ付近の衝突体側面はショツト
ブラスト加工を施しており、そのだめに毛細管現象によ
って衝突体31表面は常に液体によって濡れている状態
にある。このため、従来の平滑面の衝突体と較べて液体
との親和性が良く、表面張力による液膜の盛り上りを防
止できる。また、衝突面3oの外周のエツジはショツト
ブラスト加工によって丸くなっているだめ、衝突体側面
への液膜の排出Xスムーズに行われる。これらの結果、
従来の噴霧装置の様に衝突面3o外周部での盛り上りが
発生せず、衝突面3o上の液膜も必要以上に厚くなるこ
とがないため、発生する噴霧粒子径を小さくできると同
時に、飛散する噴霧粒子を阻害することがないので、霧
化効率を著しく改善することができる。
この様な効果を得るためには、ショツトブラスト面の粗
度は、十分な濡れ状態が得られ、かつ、衝突面30上の
液膜の拡散速度を過度に低下させない範囲に設定する必
要がある。
度は、十分な濡れ状態が得られ、かつ、衝突面30上の
液膜の拡散速度を過度に低下させない範囲に設定する必
要がある。
なお、本実施例では衝突体31を円柱形状として示した
が、これに限定したものではなく、例えば半球状の衝突
体としても良い0 本発明は、衝突体の少なくとも衝突面に粗面加工を施す
という極めて簡単な加工によって、微粒化特性がよく、
しかも、霧化効率の高い噴霧装置を提供できるものであ
る。
が、これに限定したものではなく、例えば半球状の衝突
体としても良い0 本発明は、衝突体の少なくとも衝突面に粗面加工を施す
という極めて簡単な加工によって、微粒化特性がよく、
しかも、霧化効率の高い噴霧装置を提供できるものであ
る。
第1図A、Bは従来の噴4装置の構成図と要部拡大断面
図、第2図は従来の噴霧装置の要部拡大断面図、第3図
は本発明の一実施例における噴霧装置の要部断面図であ
る。 2・・・・・・加圧ポンプ、3・・・・・・ノズル、4
・・・・・・細孔、30・・・・・・衝突面、31・・
・・・・衝突体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 3 (1)
fAノ1112図 第3図 〉≧2 ] 0 鴫 /3θ χ〉く工よ〉くゴ==:二二二=H
図、第2図は従来の噴霧装置の要部拡大断面図、第3図
は本発明の一実施例における噴霧装置の要部断面図であ
る。 2・・・・・・加圧ポンプ、3・・・・・・ノズル、4
・・・・・・細孔、30・・・・・・衝突面、31・・
・・・・衝突体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 3 (1)
fAノ1112図 第3図 〉≧2 ] 0 鴫 /3θ χ〉く工よ〉くゴ==:二二二=H
Claims (1)
- 細孔より噴出させた噴流が衝突させられる衝突体の少な
くとも衝突面を、粗面加工した噴霧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18756381A JPS5888051A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18756381A JPS5888051A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 噴霧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5888051A true JPS5888051A (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=16208267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18756381A Pending JPS5888051A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 噴霧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5888051A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058255A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 噴霧装置 |
JP2014018794A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-03 | Hitachi Maxell Ltd | ミスト発生装置 |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP18756381A patent/JPS5888051A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058255A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 噴霧装置 |
JP2014018794A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-03 | Hitachi Maxell Ltd | ミスト発生装置 |
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